
ストロール家がフォースインディアを買収したことで、今シーズン中のランス・ストロールのフォースインディアへの移籍が現実味を増しています。放出されるのはオコンであるともっぱらの噂でありますが、オコンはトト・ウォルフに一身上の相談をしているようで、いわゆる「助け」を求めているようです。
一番あり得るのが、オコンとストロールの交代。つまりフォースインディアとウィリアムズでトレードをするというシナリオです。いずれもメルセデスPUを搭載しているチームで、トト・ウォルフからすればいずれのチームにも影響力があるわけです。
このトレードで財政難に喘いでいるウィリアムズは金銭トレードを持ちかけてくることが予測されます。ストロール家にもメルセデスにも要求してくるものと思われます。
金額がどれほどのものになるのか、それはおそらく数億円ではなく、もっと大きな金額になる。例えばウィリアムズに供給しているPUの値下げもありえるでしょう。過去にもウィリアムズはドライバーの契約を金銭で解決したことが何度かあります。それは払ったのではなく、貰った、つまりドライバーの契約を売却したことです。
今回もおそらくウィリアムズは金銭トレードで、フォースインディアとトトウォルフの要求を妥結するはずです。