ヘイロー(ハロー)

2017年11月29日
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2018年シーズンから装着が義務化されている、ヘイロー(ハロー)ですが、見た目が悪いの一言に尽きます。FIA会長のジャントッドが強硬的に採決したヘイローですが、採用になった背景に、裁判沙汰になった場合の責任問題をあらかじめ軽減するための措置だと云われています。裁判所から安全問題についてFIAが糾弾された場合に、いわゆる逃げ道(責任回避)を作っておきたい、ということです。2009年ハンガリーでのマッサの事故と、2015年日本GPのビアンキの事故がヘイロー装着に影響を及ぼしているのですが、F1に限らず、オープンホイールのカテゴリーは全てヘイロー装着の流れになっていくのでしょうか? FIAの管轄外のインディもそうなるのでしょうか? 安全性について100%の解答はないと思うのです。 どんな不幸なクラッシュが発生してもドライバーの生命は維持される、ということはありえないと思うのです。 もし、横転事故が発生して、マシンが炎上し、ヘイロー解除が作動せず、ドライバーが炎の中に取り残される、ということは各方面から提唱されていることですが、もし、そういう事態が現実になった場合に大いにこのヘイローというデバイスについて物議を醸すことになりそうです。 その時、このデバイスを承認したFIAとFIA会長はどうするのでしょうか? 
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