
最強エンジンのワークスならばまだしも、3番目のカスタマーエンジンです。
どう考えても帳尻があいません。
ホンダが苦戦をし続けた原因はいろいろありますが、まず一番の理由として、1チーム供給であったことです。マイレージを稼ぐことが出来ず、少ない実走行データを頼りに開発を出来なかったこと。そして2015、2016年のエンジンルール、つまりエンジンホモロゲーションです。どんどん改良パーツを持ち込めなかったこと。
つまり、ルールと1チーム供給というハンデでホンダの開発スピードが阻害されたことにあると思います。
80年代後半から90年代前半にかけてのマールボロ・マクラーレンホンダを被せて、復権を待ち望んでいた往年のオールドファンの方にとって、今回の結末は非常に残念なものになってしまいました。
2018年、トロロッソに試運転をしてもらって、ルノーよりもポテンシャルが上になれば、その時にレッドブルが出てくるのは容易に想像が出来ます。早ければ2019年にレッドブルホンダが誕生する可能性があります。
そして長く渇望している日本人ドライバー誕生です。
この10年で新たに日本人ドライバーは1人しか誕生していません。
2013年、2015年、2016年、2017年に渡って日本人ドライバーが不在です。2014年に小林選手がF1に復帰を果たしてくれましたが、後方集団のチームでした。長く、日本人ドライバーが上位で走るレースを観ていません。
日本人ドライバー誕生の朗報が聞ける日を楽しみにしています。