
TV放映権料をつり上げて収益を上げる。するとTV局は高額は放映権料を少しでも回収する為に有料放送へシフトせざるをえない状況になる。すると一般の人やライトなF1ファン層の人らはF1をTV観戦出来なくなる。すると人の関心は薄れていって、結果、人気低下になる。
サーキットの開催権料もつり上げる。するとサーキットへの来場者数は減少する。
CVCキャピタルズはファンドなので短期的に収益を上げることしか考えていません。中長期的戦略はないのです。要するにハゲタカファンドなのです。
サーキットも高額な開催権料を少しでも回収せざるをえなくなるので、チケット価格は高くなります。
バーニーエクレストンはF1を世界的スポーツに押し上げた第1功労者ですが、バーニーの最大のミスはCVCキャピタルズにF1を売却してしまったことだと思います。
今後の数年間はリバティメディアは現状を調査し、無料放送の復活や有料放送の継続、DAZNなどのデジタルコンテンツ中継などを融合させていくと思います。サーキット開催権料についても見直しがされていくのだと思います。
今年、チェイスキャリーが来日し、鈴鹿のトークイベントショーにも自ら一人で講演をしてくれました。来日の目的は現状調査と、鈴鹿サーキット関係者やTV局関係者との懇談など、今後の契約見直しについての草案作りの為の来日であったと推測しています。
もし無料放送が復活すれば、日本企業もスポンサーに参入するメリットが大きくなります。要するに視聴者が増えるのでスポンサーする価値があるのです。
無料放送の復活、有料生中継の継続、DAZNなどのデジタルコンテンツ中継の導入、チケット価格の見直し、2021年からの大音量エンジンの復活。
この10年間、TV局、開催サーキット、一般のファン。
この3者のお金はCVCキャピタルズの投資者に流れていってたのです。
早く、昔のような健全なF1に戻ってほしいです。