
66ポイント差でメキシコGPが開幕します。今シーズンも残り3戦です。このメキシコでベッテルはハミルトンに対して17ポイント以上多く獲得しないとハミルトンの2017年チャンピオンが決定します。つまりベッテルは2位以上になる必要があるわけです。ハミルトンがリタイヤもしくはノーポイントの場合ぐらいがチャンピオンが決まらないケース。「たられば」ですが、シンガポール・マレーシア・日本のアジアラウンド3戦のトラブルがなければ大接戦を演じていたはずです。しかしトップ3チームの実力差が拮抗している状況なので来シーズンは大混戦のシーズンになる可能性が大きいです。メキシコは標高が2000mを超える高地です。私もメキシコシティに行った時、空気の薄さを実感しました。メキシコシティはまだ普通に呼吸出来ますし、多少動いても息切れするとかはなかったですが、車でメキシコシティ郊外の山間部を移動している時は若干ですが、空気が薄いな、と感じました。頭が重いというか少し頭痛がするというか、スッキリしない感じでした。サーキットも2000mなので空気の密度が低いのでモンツァを超える最高速がマークされます。ウィングを立てているにも関わらずです。エンジンの燃焼効率なども変わりますし、MAXパワーも当然ながら落ちます。ドライバーはドライビング中、アクセルワークでのパワーロスを実感出来るほどのレベルのはずなのですが、空気密度が低いので、加速率は向上しますから、反比例しますね。
さて、長々と話はそれましたが、メキシコでチャンピオンが決まるのか?