
←F1グランプリ(GP)ツアーのプラン案内は
左の画像バナーからご覧ください!
<a href="https://f1world.net/guidance/f1-monaco">F1モナコグランプリ(GP)ツアーの詳細はこちらから!</a>
いまだにフジテレビから2018年のF1中継に関する正式発表がない状態ですが、とりあえずスカパー309の放送は決定している状況。 スカパーだけの放送しかないのだったら、正式発表をしているはず。 発表がない、ということは無料放送(地上波もしくはBS)の再開に向けて交渉をしている、というサインとしか思えないのです。 今春、フジテレビは番組の大改編をするらしいのです。 放映権を握っているFOXスポーツアジアはリバティメディアの子会社です。 2015年秋にFOXスポーツアジアに放映権が渡った時、2016年以降のフジテレビのF1中継は絶望的になり、シーズンオフにはF1レジェンドなどの放送は全くなくなりました。2016年の開幕直前になり、ようやくFOXスポーツアジアから有料放送のみでの放映権を購入した経緯があります。 FOXスポーツアジアとフジテレビの契約は単年なのです。 つまり2016年も単年契約、2017年も単年契約なのです。 もし2018年も単年契約だとすると、昨年の10月には契約をしていたことになります。 そうです、昨年10月時点では少なくとも有料放送の契約を締結していたのです。 本来ならばそこで来年も有料放送”のみ”で放送します、といった正式発表があるはずなのですが、いまだに正式発表がないのです。 2015年の秋にFOXスポーツアジアに放映権が移った時、F1のオーナーはCVCキャピタルズでした。 FOXスポーツアジアはリバティメディアの子会社で、いわゆる、F1オーナーのチェイスキャリー氏の出身会社です。 チェイスキャリー氏の方針は、有料放送で生中継、、無料放送で録画中継、インターネットコンテンツでDAZNなどのような放送を提供するといった考え方をしているのです。 有料放送のみに固執していると、新しいファンやスポンサーを取り込めなくなるといった危機感を持っているのです。 前任のバーニーエクレストンは、積極的に有料放送への移行をする考え方を持っていました。 F1はステイタス性の高い競技にするのだという考え方ですが、それがどういう結果を及ぼしたかというと、ファンやスポンサーの減少、観客数の低下でした。
いまだにフジテレビから正式発表がないということは、無料放送の放映権について、リバティメディア+FOXスポーツアジアと交渉中、ということです。