
ニキ・ラウダが航空会社の経営権を取り戻したとの報道がありました。会社の規模はそれほど大きくはありませんが、これは何を意味するのかというと、2020年限りをもってF1の世界から身を引くのかもしれないということです。メルセデスの非常勤顧問という肩書でドライバー(とりわけハミルトン)の教育係を担当していますが、ビジネスの世界に戻っていくのかもしれない。また一人、F1の世界から消え去っていく。。。寂しい限りです。
ニキがメルセデスでの貢献度は非常に大きいと思います。2016年までのハミルトン・ロズベルグ時代は緊張した空気が漂ってしました。何度か接触事故も引き起こし、戦争勃発か!?という危機的状況もありました。その時、ニキのドライバー操縦術(いわゆるお説教)は功を奏しました。トトウォルフだけではとても収めきれなかったと思います。チームが割れて最悪の方向へ流れていったかもしれません。瀬戸際でチームの危機を何度も救ってくれました。
出来ることならば、まだまだF1グランプリの世界に残ってほしい人物です。