トロロッソ・ホンダの2018年エンジン

2018年2月17日
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トロロッソ・ホンダの2018年エンジンがマシンに装填されました。このニューエンジンのスペック(仕様)についてはまだ多くが謎になっておりますが、昨年の正常進化型であるので信頼性という面ではそれなりの品質の水準に達しているのでしょう。気になるのはパワーとMGU-Hです。いろいろなメディア媒体で対メルセデスで100馬力遅れているとか、別の媒体では80馬力だとか数値がバラバラなのですが、パワーUPしていく中で一番のネックになっていたのがマクラーレンからの過剰なリクエスト。コンパクト、低重心、ターボをVバンク内に収納させるとか、いろいろ革新的なことを試みることには価値はあったと思うのですが、それを信頼性を確率させるというレベルには到達させることは出来なかった訳です。1チーム独占供給も足枷になりました。データ収集という面からも他のエンジンサプライヤーは3チームを抱えているので、三分の一しかデータ収集出来ませんでした。せめて2チーム供給ならばデータも収集出来るし、マクラーレンとの対比も出来るので、実際のホンダパワーユニットが他の3メーカーと比較してどれぐらいなのかを量るということも出来たと思うのですが、前最高権力者のロン・デニスの1チーム独占供給が仇となって様々な領域に負の連鎖を引き起こしました。

シーズンテストが実質的に禁止されているレギュレーションも足を引っ張っています。メルセデスが過去4シーズンに渡って席巻しているのはテスト禁止やホモロゲーション、年間使用基数のルールも大きく影響しています。

2003年から1GP1エンジンといったルールが運用され、以後、どんどんエンジン使用基数のルールは厳格化していき、2018年はたったの3基で運用しなければなりません。バージョンアップしたニューエンジンを投入出来るのは実質2回だけなのです。技術的ハンディを背負った側からすれば、このルールではなかなか上位のパワーユニットに対して、追いつき・追い越すといったことは非常に厳しい。

せめて昔のようにエンジンペナルティや使用基数がないルールになれば、毎戦、ニューエンジンを投入出来るようになりますが、、、そこでシーズンテスト禁止のルールが2重の壁として立ちはだかります。

シーズンテストも廃止するか、せめて1シーズンで10日ぐらいはテストをしても良い、といったルールにすれば競争が活性化して、各チームがいろいろなエンジン、パーツなどを投入してくるはずです。

2018年のホンダのエンジンですが、結局、昨年はスペック4を投入するには至らず、技術的問題を克服出来なかったからだとか、いろいろ憶測はありますが、本来、昨シーズンはスペック5まで投入する予定だったホンダ。気になるのがスペック5のパワーはスペック3.8対比でどれぐらいのUPがあったエンジンなのか?ということです。

そして2018年のエンジンはスペック5なのか、それともスペック6なのか?
そこを明らかにしていないのがF1らしい所なのですが。笑