

ニコ・ロズベルグが早くも2018年のチャンピオン予測をしました。笑 まだニューマシンも出揃っていないのですが、興味半分で彼のコメントを目にしました。2014年からメルセデスがドライバーズとコンストラクターズのタイトルを獲得しているのですが、シーズンテスト禁止、エンジン使用基数制限のルールがライバル勢の進化のスピードを抑制する形となっていてメルセデスの追い風になっています。昔のようにシーズンテストが出来、エンジン使用基数の制限がなければ、フェラーリやルノー、ホンダの進化はもっと出来たでしょうから、接戦のレース展開がされていたであろうと思われます。タイヤがワンメイクというルールも最速チームにとって有利なレギュレーションであろうと思われます。 1.6LのV6ターボはエンジン本体で600PSほどの出力ですが、MGU-HとMGU-Kのパワーを合計すると900~950PSほどになります。 燃量制限のルールも回転数抑制につながり、リフト&コーストの走行をしないとレース距離を完走することは困難であります。
諸々のルール背景がメルセデス優位な状況になり、ニコの予測は今年もハミルトン。昨年はフェラーリがシーズンを面白くしてくれましたが、2018年に化けそうなチームがレッドブル。そしてもしかして、もしかするとマクラーレン。 残念ながらメルセデスエンジン搭載のウィリアムズとFインディアには本家と互角に渡り合えるリソース(資金力・スタッフ数・開発力)が備わっていないのが実情です。 もしこの2チームにリソースが備わっていればメルセデス本家の脅威になるのですが、メルセデスは驚異的存在になるトップチームへはエンジン供給をしておらず、結果的にフェラーリユーザーもしくは、ルノーユーザー、ホンダユーザーがライバル候補になるのですが、その中で最右翼は今年もフェラーリ本家とレッドブルが順当なところなのでしょうか。。。 2018年のメルセデスは随分と無理をしてきているようなので、信頼性の面で大失敗する可能性があります。そうなった場合、ニコの予測は外れます。
メルセデスが信頼性で失敗した場合、、、、、フェラーリとレッドブルの戦いになるのでしょうか?