

順調に周回数をこなし、イニシャルのシステムチェック、ベンチテストと実走行の相関関係などの確認作業を進めるトロロッソ・ホンダですが、初日と2日目のベストタイムはソフトタイヤでマークしたものです。 2日目で3番手のタイムをマークしたマクラーレンは2018シーズンから導入されるハイパーソフトでマークしたものです。HS、US、SSの次の4番目のタイヤでマークしたトロロッソのタイムはマクラーレンから約1秒遅れですが、コンパウンドがHSとSでは1秒以上の開きがあると思うので、マクラーレンがSを装着していたら、どれぐらいのタイムだったのか? ガソリン搭載量の違いもありますがどうなのでしょうか? 今シーズンのトロロッソ・ホンダはこの2日間では順調に周回数をこなしています。信頼性は一定レベル以上はありそうです。 速さについてはまだ未知数です。ガスリーのコメントからも予選計測のアタックはしていないとのことですが、昨年のスペインGPのPPタイムは1分19秒台ですから、約2秒遅れです。それもSタイヤですから、USもしくはSSタイヤで軽いタンクで予選アタックしたら昨年の19秒台を上回りそうですが、今年のマシンは全体的に昨年対比でどれぐらいのタイムの進化をしているのか???
トロロッソ・ホンダのライバルになりそうなFインディア、ルノー、ウィリアムズ、マクラーレンのマシンのポテンシャルが非常に気になるところであります。