

4日間の全チームで最大周回数を走行したトロロッソ・ホンダですが、信頼性は担保されているようで本当に良かったです。ガスリーのコメントによれば昨シーズンのルノーエンジンよりもドライバビリティ(使い易さ)が優れているようです。
おそらくまだ予選アタックモードでの走行は一度もしていないであろうと思われるのですが、それは次のテストプログラムで予定されていることなのでしょう。タイヤもソフトをメインで走行を重ねてきて、ようやく昨日ですがスーパーソフトを装着してタイム計測をしましたが、全開アタックではなく、またガソリン搭載量も未知数での計測タイムですから、ポテンシャルのほどはまだまだ未知数です。
マクラーレンがハイパーソフトを装着して全体2番手のタイムを計測していますが、4日目にハミルトンがミディアムでハイパーソフトのマクラーレンを上回った事実を考えると、もしメルセデスはハイパーソフトを装着していた場合、2秒ぐらいはマクラーレンよりも速いのでは?と思えています。
まだまだ各チームの実力は不明ですが、とりあえずですが、トロロッソ・ホンダは信頼性が確保されているということです。そしておそらく速さの面については中団グループのどのあたりかが気になるところでありますが、シーズン中のマシン開発スピードはワークスチームの利点があるので、カスタマーチームよりも開発力と継続力があるのではないでしょうか?
いまのところ、マクラーレンはルノーにスイッチして正解だったと云っていますし、トロロッソもルノーよりドライバビリティは上でマクラーレンがホンダを切ったのは間違いであったとコメントの応酬を展開しています。
考えてみれば自分が下した決断が間違いであったと認めることなど皆無ですから、順当な展開ですね。笑