

ベッテルは落ち着いています。その根拠(理由)は最大のライバルと目されていたメルセデス(ハミルトン)のマシンが最強・最速ではなさそうであるからです。むしろ、フェラーリのマシンのほうが総合力に秀でている感があるのですが、ライバルはメルセデスだけではなく、チームメイトのライコネンが虎視眈々とその座を狙っています。
フェラーリの契約条項、つまりライコネンの処遇が完全なナンバー2待遇と位置づけられているのか。。。
中国GPでのあからさまなピットインを遅らせるチーム戦略。あれはベッテルを活かせるために、ライコネンを犠牲にした、という見方をする関係者(ジャーナリスト)が多い中、あれほどの冷遇をされながらも、いまのところライコネンからは不平・不満・愚痴といった類の言葉は出てきません。
本来、ライコネンは政治には全く無関心の男です。彼のキャリアを振り返っても、過去に政治的行動や発言などはほとんどしていません。マクラーレンのスペイン人は批判家で政治的行動・発言が大好きですが。笑
ベッテルは少し楽観的に状況を見ているのかもしれませんが、レッドブルもライバルになりえる存在です。
今年は複数のドライバーがタイトル争いに影響を及ぼしそうな気配です。