

レッドブルチームは2つの大きな問題があります。
1つはパワーユニットの問題。もう1つはリカルドとの契約問題。いずれも2019年に関する事柄です。リカルドにとってルノーとホンダのいずれが良いのかと考えると、やはりノビシロが期待できるホンダが良いのではないかと思うのですが、現時点ではそれは期待値にしか過ぎず、実測値として示してほしいところなのでしょう。ルノー対比ホンダの数値はトロロッソの協力で何とでも入手可能です。ホーナーはこの対比データをリカルドに示して2019年以降もチームの残留するよう説得するのでしょう。
しかし、いまやリカルドは3つのカードを手にしています。
フェラーリ・メルセデス・レッドブルです。
リカルドの頭の中での優先順位はどうなっているのでしょうか。
フェラーリに移籍した場合、ベッテルとチームメイトになるわけです。
メルセデスに移籍した場合、ハミルトンとチームメイトになるわけです。(ハミルトンはまだ2019年の契約をしていませんが)
ファン心理からすると、ハミルトンとのチームメイト対決を見てみたいですね。どちらが速いのか?
リカルドは互角にやり合う自信があるのだと思います。2014年にベッテルに勝っているわけですし、難敵のフェルスタッペンを相手にしても堂々とやりあっていますから、メルセデスに移籍した場合は大いにやりがいのある1年になるのではないでしょうか。