

2018年カナダGPのPPはベッテルです。フリー走行からレッドブルの後塵を拝してきたのですが、見事に軌道修正をしてきました。1ラップ70秒のコースですが、ここでメルセデスが苦戦したことが意外であります。エンジンパワーの寄与率がタイムに及ぼす影響が大きいのですが、この事実からして今年のこれまでのリザルトを振り返ると、もうメルセデスパワーユニットは最強エンジンではなさそうですね。そしてホンダパワーユニットは進歩してきたと思われます。ガスリーは旧式エンジンで予選を戦ったようで、ハートレーとのタイムギャップを比較すると、コンマ3秒~コンマ4秒程度はライバルとの相対で進歩したように感じられます。これまでは決勝レースでオーバーテイクされるシーンを目にしてきたのですが、このカナダで中団のライバル車とどのような戦いを披露出来るのか?ここで中団のライバル勢にオーバーテイクされるようなことがなければ、間違いなく進歩した、という証しになります。そこに注目点をおいて決勝レースを観ようと思います。