

10年ぶりにフランスGPが復活。
今日、開幕されます。
開催地はマニクールからポールリカールへ戻ってきました。
28年前はセナ・プロが現役で、マクラーレンホンダが全盛の時代でした。
懐かしいです。
当時の日本のF1人気は凄まじく、バブル時代でした。笑
今と違って、いろいろな企業がスポンサー活動に積極的な時代でした。
現在の日本の企業はスポンサー活動に消極的。
サッカーのワールドカップにすらスポンサー参入していない有り様です。
中国はバブル時代の日本を彷彿させるが如く、消費に旺盛で、スポンサー活動にも積極的です。
1990年の頃の日本と2018年の現在の景色・風景は様変わりしましたが、
F1が再び、ポールリカールへ戻ってきました。
そして先日、レッドブルホンダの正式発表がありました。
企業宣伝活動に積極的なレッドブルエナジーが日本の企業(ホンダ)と提携してくれたお蔭で、もしかすると日本国内への広告活動を積極的に展開してくれるかもしれません。
2008年を最後にフランスでF1が開催されなくなって、ちょうど10年の空白期間になります。
といってもフランスの近隣諸国(ベルギー・ドイツ・モナコなど)でF1が開催されているので、車を5,6時間も運転すれば近隣諸国に観戦に行けます。ちょうど関東から鈴鹿に行くような距離感覚です。
今日からフランスで開催される訳ですが、ルノーにとっては顧客を1つ失った訳ですが、自らがコンストラクターとして再出発した時点で、近い将来にレッドブルがルノーと決別することは既定路線でありました。
レッドブルにしてみれば、実質的ワークスの地位から、カスタマーへ格落ちになった訳です。
F1の過去の歴史を振り返れば、ワークスの地位を無くすと、数年先に凋落していったチームは多数あります。
ウィリアムズは2度経験しています。ウィリアムズ・ルノーの決別とウィリアムズ・BMWの決別。いずれも数年後にチームは凋落しました。マクラーレン・メルセデスもそうです。凋落しました。
それを考えるとレッドブルはよく踏ん張ってきたと思いますが、そろそろワークスの地位を取り戻しておかないと、いつまでも持ちこたえられない、という危機感が当然あったわけで、今回のレッドブルホンダの提携に至った訳です。