

2019年もトップ3チームの顔ぶれは変わらない可能性が徐々に高まってきています。
2017年からトップ3チームの顔ぶれが同じのままですが、来年も継続されると3年連続ということになります。
新鮮さに欠ける、、、といえると思うのですが、どうも最近のドライバー人事の重点項目として、和、つまり協調性を重視する傾向が非常に強いですねぇ。その証拠がアロンソを欲しがらないところ。
アロンソは政治的言動では間違いなく現役ナンバー1のドライバーです。マクラーレンからホンダ追放に一躍を担ったのもアロンソの政治的言動がマクラーレンにプレッシャーを掛け続けた産物です。
アロンソを受け入れた後に、ひとたびチームが不振に陥ると、アロンソのチーム批判が始まり、最悪なケースはチームをガタガタに追い込んでしまいます。それがマクラーレンの凋落ぶりです。
もしアロンソが政治的言動に走らなければ、2018年もマクラーレン・ホンダであったかもしれません。
リカルドは、政治的言動やチーム批判をするドライバーではないので、フェラーリもメルセデスも検討はしてみたと思うのですが、ベッテル&リカルドのラインナップにすると、ドライバー同士の不和が起こるのではないかとフェラーリ上層部が危惧しているのだと思われます。
おなじことがハミルトン&リカルドのラインナップになった場合もそうです。メルセデス上層部が危惧しているということです。
ならば、もう1人のドライバー、つまり明確にセカンドドライバーとしての実力で確実にポイントを稼げるドライバーのほうが都合が良いし、チームの不和もおこりにくい。
確かにリカルドのほうが実力は上だと思うのですが、フェラーリ&メルセデスの上層部はだいたい同じことを考えていて、リカルドを入れた場合のチーム崩壊を恐れているのだと思うのです。
残念ながらリカルドの2019年の居場所は同じの公算が強くなってきています。