

2018年のドイツGPはシューマッハー全盛時代を彷彿させる大観衆でありました。ホッケンハイムは財政上の支援がない限り、2019年の開催はないと言い切っています。これはチケット、広告収入では黒字経営できない、つまり莫大な開催権料を回収出来ないということであります。翌年も開催されるのであれば、ドイツGP開催時に公式発表があるはずなのですが、何のアナウンスもありませんでした。今年のホッケンハイムは大観衆でありましたが、チケット価格を大幅に値下げしたことと、しばらくはドイツGPは開催されないだろうという観測から、観戦チケットが完売したものと思われるのですが、完売しても赤字は異常事態です。CVCキャピタルズ時代に締結された開催権契約はイギリスGPやイタリアGPなど、全部、赤字経営になるぐらい莫大な開催権契約になっているようです。
今年からリバティメディア時代になって、この開催権契約も改善していかなくてはならない問題であります。
どうやら鈴鹿は2019年以降の開催権については、明るい見通しになってきたようで何よりです。