2020年以降のイタリアGPが開催危機

2018年8月28日
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イタリアGPの2020年以降の開催が危機に瀕しているようです。理由は高騰している開催権料と観客数の減少。

イタリアGPの観客数の減少の大きな理由は、日本と同じように有料チャンネルでしか放送されなくなったこと。日本も2016年から完全有料チャンネルのみの放送になり、F1日本GPの観客数減少を招いた大きな要因です。そして独占契約しているチャンネルでしか映像が使えないのも大きな要因であると想定されます。

現在、日本のフジ地上波ですら、滅多にF1の映像を見なくなって久しくありません。これではライトなファン層から忘れられていってしまうと思うのです。コアなファン層にしか見られない、興味が持たれないコンテンツになってしまった。

これはフジが悪いわけではなく、バーニー時代のFOMがF1映像権や放映権料を常識はずれに値上げしたことが要因になっています。また独占契約した放送局(チャンネル)のみ映像の使用が許可されるという仕組み。。。

つまりTBS放送や朝日放送、ニッポン放送にもニュース番組があり、スポーツニュースコーナーがありますが、そこでF1のレース結果を放送するということが出来ない、ということです。こんなことしたら、一般の人やライトなファン層の目に入る機会が無くなり、結果的にファン数の減少を招きます。

現在、イタリアも日本と似たような状況になっていて、一般の人やライトなファン層の目にF1の映像が入らない、つまり完全有料放送になっているのです。イタリア在住の知人は昔のF1は日本でいうところのNHK(国営放送)が日曜の昼間に無料放送していたけど、現在はなくなってしまった。有料放送でしか見れなくなってしまっていると。

F1からイタリアGPを失くして、その代り、新興国で開催するという手段もありますが、それは出来ればしてほしくない。モンツァにF1を残してほしい。

F1の開催権料と放映権料の問題、つまり桁外れの高騰を招いたのはバーニー時代の負の遺産だと思うのですが、F1にメーカーが参入してきて、自前のチームを持ち出してから、コストが飛躍的に増大し、プライベート系のチームの地位が低下していきました。(ウィリアムズやマクラーレンなど)

プライベートチームでワークス体制を敷くことは非常に難しくなってきています。(来年はレッドブルホンダになりますが)

バジェットキャップで増大するコストをある程度にまで下げれれば、開催権料も値下げ出来るし、放映権料も値下げ出来る、つまり、昔のように無料放送がしやすくなる環境になるということです。

現在、ルノーもメルセデスも自前チームを持っている。
これが、ホンダのようにエンジンサプライヤーとして留まっていたのなら、プライベートチームでもワークスチームになれるし、チーム運営のコストも随分と安く出来る、というものです。

しばらくF1イタリアGPの開催問題は続きそうですね。