ヘルムート・マルコの発言では2019年のトロロッソ・ホンダのドライバー候補は10人いるとのことです。その10人の中に日本人ドライバーが含まれるのかに興味があるのですが、現実的に考えてスーパーライセンスポイントを考えると、候補者リストには含まれていないのかな、と。フェルスタッペンが17歳でデビューして3年が経過しましたが、当時、未成年でのスーパーライセンス発給の是非について議論が交わされ、結果的にスーパーライセンス発給の条件が厳しくなり、厳格なポイント制が導入されました。それによってレッドブルジュニアプログラムのドライバーがF1デビューすることが難しくなり、その最たる例が昨シーズン途中でハートレーを呼び戻すという事態を招きました。このポイント制がなければヘルムート・マルコは相変わらず強権的であったと思われます。ダメだったらすぐにドライバーを交代させるということをいまでもやっていたと思います。次のドライバーがいないからマルコも少し大人しくなりました。
日本人ドライバーが2019年にデビューすることは現実的にかなり難しくなってきました。