メルセデスはこの数年、シンガポール市街地コースを非常に苦手なコースとしていますが、PPに最有力なのはフェラーリ勢であります。普通はレッドブルだろ!と思いがちですが、2018シーズン中盤以降のルノーエンジンのパフォーマンスは停滞気味で、現状では4メーカーで4番目のPUになりつつあります。ホンダPUはルノーPUを追い越した感があります。そのレッドブルがPP争いに絡んでくる可能性は低いと思うのです。いくらレッドブルのシャーシを持ってしてもPUの劣勢をカバーすることは難しい。シンガポールのコースは市街地コース特有の低速90度コーナーが多いのですが、このコースで最もパフォーマンスを発揮するのがフェラーリのような気がします。
そしてこのコースでもしライコネンがベッテルに譲るようなことがないと、おそらく来年の契約はないのでしょう。そこにも注目です。