アブダビのテストでライコネンがザウバーで始動しました。はっきり言って、このテストでのタイムは参考にはならないのですが、いよいよ2019年に向けて動き出したのだな、と実感出来ます。古巣であり、F1デビューのチームでもあるザウバーに移籍するライコネンですが、来季のザウバーがどこまで躍進できるのか?確かに2018シーズンは復調著しかった訳ですが、各チームはしのぎを削っているので、ザウバーが活躍すればライコネン・ファンの人からすれば朗報ではあります。
フェラーリも数年先のドライバー編成を考えると、ライコネン放出は苦肉の策だったのでは?と思えます。ベッテルも来年で32歳ですし、そろそろピークに差し掛かっている。フェラーリ育成プログラムで成長著しいチャールズ(シャルル)をチームに迎え入れる。それは故マルキオンネ会長が亡くなる前にチャールズ(シャルル)と交わした契約が死後も法的に効力が有効であったことも要因の一つではあったのだろうと思います。
いつも契約に関する意思決定や詳細は漏れ伝わってきません。とんでもない噂で伝播したり、といった具合で真実・真相は伝わってこない時が多いのですが、フェラーリが下した決断で2019年のドライバーラインアップ(ベッテル・ルクレール)はメルセデスに対抗出来るのか?
ザウバーと2年契約をしたライコネンは途中で契約を放棄してしまわないか?つまり1年のみザウバーで走って引退してしまったりしないか?
来年はルクレールとベッテルの対決に注目しがちなのですが、ライコネンとジョビナッツィのチームメイト対決にも注目がいきます。
それ以外ではマックスとガスリーの対決も楽しみですね。