2019年プレシーズンテストも3日が終了しました。

2019年2月21日
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2019年プレシーズンテストも3日が終了しました。3日目の午後からようやくウィリアムズが合同テストに合流・参加しました。ROKITという知名度の低い企業をタイトルスポンサーに迎えたのですが、マシンの完成が遅れたり、パディロウの解雇の噂が囁かれるなど、2019年シーズンのウィリアムズは苦戦が予想されます。契約年数や契約金も明らかにされず、かなりのバーゲンをしたのではないかと推測されます。ここに現時点のウィリアムズの厳しい現状が滲み出ていますね。

レッドブルとトロロッソに関しては心配されていたPUのトラブルは3日間経過した時点ではなく、順調にテストプログラムを消化しているようです。システムの稼働チェック、パラメーター変更による差分の確認、2019年タイヤへの理解等々、、、一発の速さをまだ試している段階ではなく、それはメルセデスも同様で、逆にフェラーリが最初から飛ばし過ぎのように感じられます。

2018年のスペインGPのPPタイムは1分16秒1で、事前の予測では2019年のマシンは昨シーズンよりも1.5秒gほど遅いとされていたのですが、3日目のトロロッソのタイムは昨年PPタイムの1.6秒落ちであり、これは事前の予測・予想よりも今シーズンもマシンはもっと速い!のではないでしょうか。

もしかすると昨年とほぼ同じタイムであるのでは?

そしてトロロッソで1分17秒7を計測したのだから、レッドブルはそれよりも1秒以上は速いと想像するのですが、昨年と同等以上の相対的なポテンシャルを秘めているように見受けられます。

メルセデスも猫をかぶっていますね。まだ速さを見せつける段階ではないのですが、淡々と初期プログラムを消化していってるようです。システムチェック、パラメーターの差分チェック、タイヤへの理解等々。

今日で4日目のテストになるわけで早くも前半のテストが終了する訳ですが、いまだにどこのチームのPUにも大きなトラブルは発生していません。ルノーもそれなりに信頼性を上げてきたのではないでしょうか。

マクラーレンは今年が正念場ですが、昨年よりはスポンサーが増えたのが朗報ですね。リヤウィングにもスポンサーロゴが貼られています。ただタイトルスポンサーが不在です。

フェラーリPU系の3チームは絶好調のように見受けられます。
ハース、そしてとりわけアルファロメオが特に好調のように感じられます。ハースはPUに限らず、多くのパーツをフェラーリから供給されており、半分以上Bチームといっても過言ではないと思うのですが、低コスト・低リスクでチームを運営しているのですが、PU以外を全部自前で製造していたとしたら果たしてこれだけのポテンシャルを発揮出来ているのかといえば大いに疑問附です。
アルファロメオは元々ザウバーなので、自前の巨大な風洞施設を所有していたのですが、アルファロメオからの潤沢な資金で空力パーツの製造ペースを急ピッチで出来るようになり、それを自前の巨大な風洞施設で分析できるという好循環にあります。

レーシングポイントはコンストラクターズ4位を目標にしていますが、ここまでの3日間のテストを見ていると。やや出遅れているように見えます。資金は潤沢になったはずなのですが、昨シーズンまでの資金難の負のスパイラルで開発がままならなかったツケが2019年マシンに及んでいるのでは?


3日目終了時点で、
フェラーリは飛ばし過ぎ、
メルセデスは猫を被っている、
レッドブルは計画通りにプログラムを消化している、
今シーズンのルノーは昨年と同等、
レーシングポイントは苦戦が予想される、
ハースは昨年と同等、
マクラーレンは昨年よりやや苦戦が予想される、
アルファロメオは飛躍しそう、
トロロッソは飛躍しそう、
ウィリアムズは今年も最下位か?


勝手に予測をたてました。
当たりもあれば、外れもありそうですが。。。





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