もう何年も前から提議されている予算問題。
予算問題に端を発して、プライベートテストの禁止がルール化されて退屈になりました。
結局、チームはシュミレーターを導入してテスト不足を補うことに。
パワーユニット、ギヤボックスの使用数制限も予算問題に端を発してルール化されました。
その結果、マシンの耐久性が超飛躍的に向上し、レース中にメカニカルトラブルでリタイヤ
するマシンが激減しました。
レースから波乱というドラマが激減してしまい、速いマシンの優勝率がUP.
昔ならば速いマシンもそれなりにメカニカルトラブル(エンジンブロー、ギヤボックストラブル、油圧、電気系)などでリタイヤするシーンがよくあり、2位や3位を走行していたマシンが優勝する、というシーンが頻繁にあったものです。
昨年のメルセデスはマレーシアのハミルトンのエンジンブローが1回あっただけで、リタイヤする原因のトラブルは他にはありませんでした。
年間19勝という記録は予算制限が生んだ代物であるのかな?と。
あとコースにグラベルがなくなり舗装されたのも完走率をUPさせた要因ですね。
昔ならそこでグラベルにハマってリタイヤでしたから。
昨年のメキシコのハミルトン、フェルスタッペンなど。
予算制限は弱小チームを根本から救助しているほどの効果はなく、
むしろ分配金制度を見直すべきかなと。