F1中国GP観戦ツアー スタンドからコースの景色
F1中国GP観戦ツアー スタンドからコースの景色
グランドスタンドA Platinum
グランドスタンドの上段(2階)中央エリア。ホームストレート全体を見渡せる眺望の良さ。決勝レース開始前は各マシンがグリッドに整列する様子も見ることが出来る。
決勝レース開始30分前からピットゲートがオープンされて各チームのマシンがスターティンググリッドにマシンを停めていきます。チーム関係者はマシンを取り囲むように集まり、ドライバーとレースの戦略について最終確認をします。レース開始前のスターティンググリッドはとても華やかな雰囲気でTVカメラやインタビュアーなどが大勢ひしめき合っており、その様子を近い距離で観る事が出来るスタンドです。マシンが走る姿だけでなく、そのような華やかな雰囲気、チーム関係者などの写真を摂りたい方にはおススメのスタンドです。また目の前が各チームのピットになるので、ピットインしてきたマシンのタイヤ交換などの作業なども観ることが出来ます。表彰台も目の前にあり、表彰式の様子も見ることが出来ます。このスタンドで観る人は望遠レンズを持参したら、ヘルメットを被っていないドライバーの表情などの拡大写真が撮れます。
グランドスタンドA GOLD+
グランドスタンドの上段(2階)中央の右エリアと左エリアになる。ホームストレート全体を見渡せる眺望の良さ。決勝レース開始前は各マシンがグリッドに整列する様子も見ることが出来る。
グランドスタンドの最上部の右エリアと左エリアがGOLD+の観戦券エリアになります。PLATINUMエリアとほぼ同様の位置になりますので、各チームのピットも目の前になりますので、ピット作業も近い距離で観ることが出来ます。決勝レース開始前にスターティンググリッドに並ぶマシンの様子も観れますし、写真を撮るには抜群のスタンドです。表彰台は若干、斜めの角度になります。スタンドの上段部エリアになるので、見晴しが良く、ホームストレートのほとんどの区間が見渡せます。
観戦券の価格はPLATINAMに次いで高価になりますが、日本より中国のほうが物価が安いので、日本GPのグランドスタンドと比較すれば、かなりの割安です。
グランドスタンドA GOLD
グランドスタンドの上段(2階)中央の最右エリアと最左エリアになる。
グランドスタンドの中段エリアの右エリアと左エリアがグランドスタンドA GOLDになります。
目の前が各チームのピットになります。表彰台は斜めの角度になりますが、比較的に近い距離で観ることが出来ます。中段エリアということもあって、ホームストレート区間は最初の部分と1コーナーの入り口部分が少し見づらい難がありますが、グランドスタンドの華やかな雰囲気は味わえます。決勝レース前、スターティンググリッドに整列するマシン、マシンを取り囲むチーム関係者、報道関係者、TVカメラなどを近い距離で観ることが出来ます。
グランドスタンドA SILVER +
グランドスタンドの下段(1階)中央エリアなる。決勝レース開始前は各マシンがグリッドに整列する様子も見ることが出来る。
グランドスタンドの中段より、やや前段よりのエリアになります。スタンド上段部より地上よりの高さが低いので、マシンのスピード感がより一層に肌で感じられるぐらいに伝わってきます。マシンとの距離も近いので、これぐらいの距離になってくると、決勝レース開始前にスターティンググリッドに並んでいるマシンを取り囲むドライバーやチーム関係者の表情が肉眼でも分かります。一般的にはスタンド上段のほうがコース全体を見渡せる範囲が広いので人気がありますが、マシンをもっと近い距離で観たい!ドライバーの表情なども観たい!という方にはおススメのスタンドです。
グランドスタンドA SILVER
グランドスタンドの下段(1階)エリアなる。
グランドスタンドの一番下段エリアになります。このエリアはメリットとデメリットは両極端です。
メリットはレース開始前にスターティンググリッドに整列するマシンが近い距離で観れること、表彰台が近い距離なので表彰式の様子が観やすいこと、地上からの高さが低いのでコースを走るマシンのスピード感が味わえることです。
デメリットとしては、席の位置が低いエリアなので、ホームストレート区間の半分程度しか見渡せないところです。ホームストレートでオーバーテイクが繰り広げられる場合、バトルの一部始終を観ることが出来ないところです。
グランドスタンドH
F1屈指のロングバックストレート箇所。330キロオーバーからのフルブレーキングとオーバーテイクシーンが繰り広げられる。レースの醍醐味を楽しむならこのスタンドがおススメ。
上海サーキットで一番長いロングストレート、バックストレートエンドのエリアに設営されているスタンドになります。上海サーキットでは一番多くのバトルがこのバックストレートエンドのエリアで繰り広げられます。長いストレート&DRS区間の組み合わせで一番多くのオーバーテイクが繰り広げられるので、バトルやオーバーテイクのシーンを観たいという方にはおススメのスタンドです。スタンドには屋根が設営されていますが、このスタンドの屋根はさほど大きくないので、横風の強い雨の場合は雨具が必要になります。観戦券の価格はリーズナブルです。買いやすい価格になっています。
グランドスタンドK
ヘアピンからの立ち上がりでクロスサイドで抜き返すシーンがたびたび繰り広げられ、最終コーナーへの進入で決着がつく。
バックストレートエンドのオーバーテイクのシーンが観たい人にはおススメのスタンドです。バックストレートエンドは180度のヘアピンになっており、サイドバイサイドで併走してヘアピンをクリアーし、16コーナーまでバトルが続く場合があります。その場合は一部始終、バトルを観ることが出来るスタンドになります。スタンドHで観るか、このスタンドKで観るかの判断の分かれ目はバックストレート部分をなるべく観たい人はスタンドHで、16コーナーまでのバトルを観たい人はスタンドKで観たら良いと思います。観戦券の価格はリーズナブルでスタンドHと同じ価格になります。
Grass Zone B
ホームストレートエンドから時計回りで旋回するマシンが見れる自由席エリア。コース設計者であるヘルマンティルケの個性が滲み出たコーナーである。
ホームストレートエンドから1・2コーナーにかけての自由席エリアですので、椅子はありません。下は地面や芝生になりますので、晴天時はレジャーシートを敷いての観戦になりますが、雨天時は足元が緩く、泥汚れが激しいので、それでも良い場合はこのエリアでの観戦をしても良いのではないでしょうか。ホームストレートでのバトルから1コーナーへの進入でオーバーテイクが繰り広げられるので、それを観たい人にはおススメの観戦エリアです。
観戦券の価格はリーズナブルです。
Grass Zone F
1000mを越えるバックストレート区間。DRSが作動する区間でオーバーテイクへの駆け引きが展開される箇所である。
バックストレートの前半から中盤にかけてのエリアになります。11-12-13の270度の複合コーナーを立ち上がってきたマシンが前車に1秒以内に接近していればこのバックストレートでDRSを使用できますが、この自由席エリアFではまずオーバーテイクには至らないです。オーバーテイクを仕掛ける直前のマシンの動きまでは確認出来る観戦エリアです。オーバーテイクを観たい人は、このエリアでの観戦はせずに、他のエリアでの観戦を検討されることをおススメします。同じ自由席エリアのチケットであれば、1コーナー付近のFエリアが良いでしょう。バックストレートエンドのヘアピンのエリアであるJエリアでもオーバーテイクを観ることが出来ます。
Grass Zone J
前車を追い抜く際のインへの切り込みや、アウト側に走行ラインを取り、最終コーナーでクロスサイドでオーバーテイクする駆け引きの一部始終が見れる箇所である。
バックストレートで前車に近付いてオーバーテイクをしていくシーンを観ることが出来ます。コースのイン側を確保したマシンがこのヘアピンで主導権を持って追い抜いて行くのが一般的にセオリーなオーバーテイクですが、アウト側のラインに押し出されたマシンがこのヘアピンでイン側のマシンと併走して続く16コーナーまで併走していけば、16コーナーではイン側になるので、そこまでバトルが続く場合があります。その一部始終を観ることが出来る自由席アリアになります。デメリットは足元は芝生、土になるので雨が降った場合は大変です。
Grass Zone L
最終コーナーを立ち上がってホームストレートへ。
最終コーナーを立ち上がってホームストレートの前半部分。このエリアではバトルもなく、ただマシンが通過していくだけなので、他の自由席エリアが全て埋まった場合はここで観戦するしかありません。足元は芝生、土なので雨が降った場合は大変です。
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