オーストラリアの特徴

オーストラリアの地域情報

日本の国土の20倍の面積を持つオーストラリアは雄大な自然と美しい街並み、各種エンターテイメントを同時に楽しめる世界有数の観光地です。

6つの州と2つの特別区にわかれており、それぞれ人口、気候、文化が異なり違った雰囲気を堪能できるところが特徴です。

今回は多種多様な魅力を備えたオーストラリアについて、基本的な情報から観光情報、グルメなど気になる情報をまとめて紹介します。

オーストラリアの基本情報をチェック

オーストラリアの基本情報をチェック

オーストラリアはかつてアボリジニなどの先住民がそれぞれの地域ごとに独自の生活、文化を築いて暮らしていました。ところが1770年にイギリス人のキャプテン・クックが東海岸から上陸し、オーストラリアをイギリス領であると宣言。それを機にイギリス人が入植し、オーストラリアを植民地化していきました。

1901年には事実上イギリスからの独立を果たしましたが、先住民の大半は駆逐されたため、現在の住民の8割以上はヨーロッパ系の白人で占められています。

なお、全体の約2割は移民が占めており、イギリスやニュージーランド、中国、インド、イタリア、ベトナムなど国籍はさまざま。現在は200以上の多民族的背景をもつ世界屈指の多国籍国家として成り立っています。

そのせいか同じオーストラリアでも地域によって文化や宗教に違いがあり、それぞれの州ごとにまるで別の国に来たかのような新鮮さを味わうことができます。

地域によって異なるが全体的に過ごしやすい気候

オーストラリアは国土面積が非常に広いため、地域によって気温・気候が大きく異なります。

南半球にあるため北にある地域ほど気候は温暖で四季はなし。一方の南部は日本のように四季がはっきりわかれており、夏と冬では温度差が大きくなります。

ただ日本ほど湿度が高くないので、体感温度はそれほど高くなく、比較的過ごしやすい地域となっています。

ただ、通年で朝夕の寒暖差が激しく、最高気温と最低気温の差は10度ほど開くので注意が必要です。

日本との時差は30分〜1時間ほど

日本との時差は地域によって異なりますが、30分~1時間ほどしかないので時差ぼけに悩まされる心配はほとんどありません。

体調を崩すリスクもぐっと低くなるため、初めての海外旅行先としてもおすすめです。

オーストラリアのエリア情報をチェック

オーストラリアは6つの州と2つの特別区にわかれています。ここではそれぞれの地域情報について紹介します。

シドニーがある経済の中心部「ニューサウスウェールズ州」

オーストラリアの玄関口として知られるシドニーを州都とするオーストラリア南東部の州です。国内の3分の1の人口を擁しており、経済の中心部として機能しています。

そのため高層ビルが多いのですが、一方で緑豊かな公園も多い上、ビーチまでは車で約30分の距離。夏には海水浴やマリンスポーツを楽しめるほか、冬はスキーなどのウィンタースポーツを体験できます。

郊外には世界遺産やワイナリーなどがあり、文化的な側面も味わえる州となっています。

ゴールドコースト・ケアンズなどのリゾートで有名「クイーンズランド州」

オーストラリアで2番目の面積を誇る北東部の州です。

州都ブリスベンはシドニー、メルボルンに次いでオーストラリア第3の都市として知られており、市内中心部にはショッピングモールやレストラン、美術館、博物館、日本領事館などが集中しています。

電車で1時間ほど離れるとゴールドコーストやサンシャインコーストといった美しいビーチにアクセスすることが可能で、日帰りで海水浴も楽しめます。

また、リゾート地として有名なケアンズも有しており、毎年多くの観光客が訪れ、マリンスポーツや世界遺産「グレート・パリア・リーフ」を楽しんでいます。

世界一住みやすい街に選ばれたメルボルンも有する「ビクトリア州」

オーストラリア東南部に位置する、国土全体のわずか3%にしか満たない小さな州です。

一方で人口はオーストラリアはニューサウスウェールズ州に次いで二番目に多く、人口密度が非常に高いところとして知られています。

電車で1時間ほど離れるとゴールドコーストやサンシャインコーストといった美しいビーチにアクセスすることが可能で、日帰りで海水浴も楽しめます。

州都メルボルンは「世界一住みやすい街」にも選ばれたことのある魅力的な街で、アートやカフェ、ファッション、スポーツなどが盛んなことから、オーストラリア文化の中心地として人気を集めています。

豊かな自然に囲まれた離島に位置する「タスマニア州」

豊かな自然に囲まれた離島に位置する「タスマニア州」

オーストラリア本土から南東部に位置する離島で、最も小さな州として知られています。人口は約50万人ほどで、全体の約36%は国立公園や自然保護地域として認定される豊かな自然に囲まれています。

そのためかタスマニアでしか見られない動植物も多く、自然を愛する観光客から人気を集めています。なお、本土からのアクセスとしては飛行機またはフェリーでの移動となります。

オーストラリア産ワインの6割を生み出す「南オーストラリア州」

オーストラリアで2番目に古い街として知られるアデレードがある州です。美食の街として有名で、おいしいグルメを楽しめるのはもちろん、香り高いワインを味わえるのもアデレードならではの魅力のひとつ。

一面に広がるワイン畑からは全オーストラリア産ワインの6割が生み出されることから、たくさんのワイナリーも点在しています。

中には製造過程を見せてくれるところもあるのでワイン好きにはたまらないエリアとなっています。

歴史ある街並みと豊かな緑が魅力「西オーストラリア州」

本土の約3分の1を占めるオーストラリア最大の州です。広大な土地ゆえに地域によって気候や景観が大きく異なっており、州都パースは5~8月まで雨期に当たりますが、北部は12~2月が雨期となります。

中心街は歴史ある街並みと近代的な建物が融合している一方、市街地には豊かな緑が残っており、1つの州で2つの側面を見られるところが特徴です。

首都キャンベラがあり観光スポットも豊富「首都特別地域」

オーストラリアの首都であるキャンベラは名前の通り、首都を作るために建設された計画都市です。行政の中心地として機能していますが観光スポットも多く、オーストラリア戦争記念館や国立動物園、水族館などが点在しています。

エアーズロックがあり国立公園も多い「ノーザンテリトリー」

オーストラリア北部にある準州です。オーストラリアは自然豊かな国として知られていますが、その中でもノーザンテリトリーは特に国立公園が数多く存在する州として有名。

かの有名な世界最大の一枚岩「エアーズロック」のあるウルル=カタ・ジュタ国立公園があるのもこちらの特別区です。

オーストラリアの治安について

オーストラリアは観光産業が盛んなので、基本的には治安は良好です。ただ、治安が良くない地域もありますので、なるべく近寄らないようにしましょう。

以下ではオーストラリアの中でも特に危険と言われるエリアをまとめてみました。

飲酒トラブルが比較的多い「キングスクロス地区」

ニューサウスウェールズ州の州都シドニーの中心部からほど近いエリアにある歓楽街です

過去に飲酒トラブルが相次いだことから、近年はお酒の取り扱いが厳格化されていますが、犯罪発生率は高めなので飲みに行く時は注意が必要です。

11月中旬から12月初旬は要注意「ゴールドコースト」

ゴールドコーストは普段は穏やかな街として知られていますが、11月中旬から12月初めにかけての「スクーリーズ」と呼ばれる時期は、夏休み中の学生が大騒ぎするという恒例行事が開催されます。

巻き添えを食ってしまうと思わぬトラブルに見舞われることも。スクーリーズの時期は近寄らない方が無難です。

オーストラリアで訪れたい観光スポット情報

オーストラリアで訪れたい観光スポット情報

オーストラリアは州ごとに多くの観光スポットが点在しているのでまさに見所は満載です。ここでは数ある観光スポットの中でも特におすすめの場所を紹介します。

約6億年もの長い歳月を経て作られた巨大な一枚岩「エアーズロック」

世界で2番目に大きい一枚岩で、先住民であるアボリジニの間では「ウルル」と呼ばれていました。

約6億年という長い歳月をかけて自然が作りあげた一大芸術は圧巻で、特に夕日に染まった姿は絶景と評判です。

絵はがきのような独創的な景観美を楽しめる「オペラハウス」

完成までに約14年かかったシドニー湾に浮かぶオペラハウス。その独創性に富んだ建築設計は称賛を呼び、世界遺産にも登録されています。

特に帆船の帆のような屋根は他に見ない独特な形をしており、シドニーのシンボルとも称されています。

シドニー湾自体も世界三大美港のひとつに数えられており、青い海に白いオペラハウスが映える絵はがきのような景観美を楽しめるでしょう。

世界最大の美しい珊瑚礁が広がる「グレート・バリア・リーフ」

世界最大の美しい珊瑚礁が広がる「グレート・バリア・リーフ」

オーストラリア北東岸に広がっている世界最大の珊瑚礁地帯です。

そのまま見るのはもちろんですが、ダイビングやシュノーケリングを楽しむのもおすすめです。

オーストラリアで食べたいグルメ情報

オーストラリアは海や自然に囲まれているため、新鮮な食材の宝庫でもあります。ここではオーストラリアに行ったらぜひ食べたいグルメ情報を紹介します。

白身魚とポテトのフライ「フィッシュアンドチップス」

タラや鯛などの白身魚のフライにスティック状のポテトフライを添えた料理です。

もとはイギリスを代表する料理ですが、長らくイギリスの植民地だったオーストラリアにおいても手軽なファーストフードとして根付いています。

ビールとの相性も抜群で、軽食や昼食にぴったりです。

ボリュームたっぷりでランチにも最適「パンケーキ」

オーストラリアでは日常的にパンケーキを食する習慣があります。普通の軽食として食べるのはもちろん、お酒を飲んだ後の締めとして食べることもあるのだそう。ボリュームたっぷりなのでブランチとして楽しむ人も多いようです。

さまざまな味やアレンジが楽しめる「コーヒー」

オーストラリアはカフェ文化が発達しており、いたる所にカフェがあります。コーヒーへのこだわりやおいしさは世界屈指のレベルで、ショートブラックやマキアート、ラテ、カプチーノなどさまざまなタイプが提供されています。多くの味やアレンジが楽しめるでしょう。

テーマと目的に合わせてオーストラリアを満喫しよう

オーストラリアは国土が非常に広大なので、行き当たりばったりでは満足な観光をすることはできません。

まずはオーストラリアの地域情報を調べ、旅行のテーマや目的を決めてから巡る州やエリアを絞るとスムーズに旅行を楽しめますよ。