予選で初のPPを獲得したボッタス。
決勝レーススタート後、首位をキープするも2番手のベッテルが先にピットインをする。
すかさずボッタスもピットインをしベッテルのアンダーカットに対抗するも失敗。
そのままベッテルが首位をキープし、途中、SCが出動するも上位の順位に大きな変動はなく、ベッテルが今シーズン2勝目を挙げる。3戦を終え、フェラーリの速さ・安定性はメルセデスを先行しており、シーズン開幕前の下馬評であったフェラーリがメルセデスを凌駕している、という事実が証明されてきた。
メルセデスのロングランペースに爆発的な速さ・安定性はなく、むしろフェラーリが先行している感があり、完全に追いかける側に立たされたメルセデスであった。なるべく早期にこのロングランペースを改善しないと、フェラーリが手の届かないマージンを築いていくかもしれない、という危機感をメルセデスは再認識したのではなかろうか。