2018年3月25日決勝 オーストラリアGP

F1オーストラリア海外観戦ツアー


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ポールのルイス・ハミルトン、2番グリッドのキミ・ライコネン、3番グリッドのベッテルらはスタートで順位をキープしたものの、4番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンはハースのケビン・マグヌッセンに順位を奪われてしまう。

16番グリッドからスタートしたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーだが、1周を終えた時点でピットに戻ってタイヤ交換を実施、最後尾に下がる。逆に最後尾20番グリッドからスタートしたチームメートのピエール・ガスリーは17番手に順位を上げた。

10周目に入ったところでフェルスタッペンがミスを犯してコース上でスピン。この間にロマン・グロージャン、ダニエル・リカルド、ニコ・ヒュルケンベルグに追い抜かれてフェルスタッペンは8番手まで順位を下げてしまう。

15周目にはガスリーのトロロッソ・ホンダにトラブルが発生。ガスリーはなんとかスロー走行でピットに戻るが、ここでリタイアとなる。バルセロナで行われたシーズン前テストでは信頼性の高さを示していたトロロッソ・ホンダだが、ここでトラブルが発生するという不運に襲われてしまった。

レースが19周目に入ったときに2番手を走行していたライコネンが上位勢では一番先にピットイン。ソフトタイヤに交換したライコネンはベッテルの後方3番手でコース復帰を果たす。

ハミルトンもそれに対応して20周目に入るところでピットイン。同じくソフトタイヤに交換し、ライコネンの前でコースに戻る。これでベッテルが暫定トップの位置につく。

23周目にピットインを行ったハースのマグヌッセンだが、その後コース脇にクルマを止めてしまう。原因は左リアタイヤの装着作業ミスだった。

ハースのグロージャンも次の周にピットに入り、タイヤ交換を行う。ところがなんと今回も左リアタイヤ装着がうまくゆかずにグロージャンはコース上でクルマを止めてしまうという信じられないアクシデントが発生。4番手と5番手を走行していたハースの2台がこれで姿を消してしまうことになった。

グロージャンのクルマがコース上でストップしたことで、ここでバーチャルセーフティカーが導入される。

このタイミングでトップの位置にいたベッテルがピットインし、ソフトタイヤに交換してコースへと戻っていく。そしてベッテルはなんとハミルトンの前でコース復帰を果たすことに成功。どうしてこういうことになったのか事態がのみ込めないハミルトンは無線でチームに原因を尋ねるが、メルセデスのエンジニアたちもキツネにつままれたようだった。

レース後半はベッテルがハミルトンとのギャップをコントロールしながらレースを支配。後方ではライコネンとリカルドによる3位争いと、10番グリッドからスタートして徐々に順位を上げていたフェルナンド・アロンソとフェルスタッペンによる5位争いが展開されていく。

だが、抜きどころがほとんどないアルバート・パーク・サーキットだけに、順位変動が起きることなくそのままファイナルラップを迎え、ベッテルが昨年に続き先頭で開幕戦決勝のチェッカーフラッグを受けた。

ベッテルは通算48勝目。
歴代3位のプロスト51勝まで、あと3勝に迫った。
今シーズン中の記録更新が射程圏内に入った。