NBAバスケットボールを現地で観戦するには何日掛かる?
観戦日程のイメージ
NBAバスケットボールはアメリカ国内に29チーム、カナダ国内に1チームの合計30チームで構成されています。イースタンカンファレンスに15チームとウエスタンカンファレンスに15チームを配分し、年間82試合(本拠地主催41試合)をカンファレンスの垣根を越えて自チーム以外の29チーム総当りで1年間82試合を戦います。アメリカ国土は東はボストンから西のロサンゼルスまでの約4800キロの距離に29チーム、カナダのトロントに1チームがそれぞれ主要都市に本拠地スタジアムを構えています。1回のNBAバスケットボール観戦ツアーで1試合~2試合観戦するのがスタンダードですが、往復の移動で2日間、到着日にホテルチェックインで1日間、試合観戦で1日~3日間という旅行日程ならば4日間~7日間程度の日数が掛かります。
1シーズンを戦いNBAファイナルへ
NBAバスケットボールのイースタンカンファレンスは15チームで構成されています。15チームをさらに3分割をして、アトランティック・ディビジョンの5チーム、セントラル・ディビジョンの5チーム、サウスイースト・ディビジョンの5チームで区割りして1年間を戦います。ウエスタンカンファレンスは15チームで構成されています。15チームをさらに3分割をして、ノースウエスト・ディビジョンの5チーム、サウスウエスト・ディビジョンの5チーム、パシフィック・ディビジョンの5チームで区割りして1年間を戦います。例年のスケジュールは10月頃に開幕をして翌年の4月頃までを年間スケジュールとしています。各ディビジョンの年間1位成績の3チーム、優勝を逃した12チーム中から最高勝率の1チームが第1シードから第4シードになり、優勝を逃した11チームの上から4チームが第5シードから第8シードになります。その8チームでトーナメントが組まれ、勝ち残ったチームがカンファレンス代表となってNBAファイナルへ進みます。トーナメントの各ラウンドは先に4勝すればラウンド勝利になるルールなのですが、トーナメントを勝ち抜くまでに3回のラウンドを戦う事になります。各ラウンドで4勝するには最小4試合から最大7試合を要する事になり、以前からカンファレンスのトーナメントラウンドが長すぎるとの意見もあります。高騰している選手の年俸を賄う必要もあり、1試合でも多く試合を開催してチケット収入と放映権料を獲得したいチームの台所事情があります。トーナメント表には当然ですがシーズン成績が考慮されます。第1シードと第8シード、第2シードと第7シード、第3シードと第6シード、第4シードと第5シードがラウンドの対戦相手と決められています。稀に第8シードが第1シードに先に4勝するという事はおこりますし、第7シードが第2シードに対しても同じであります。第7シードや第8シードあたりになってくるとシーズンの総合勝敗で勝試合数より敗試合数のほうが多いという事です。トーナメントを第8シードまでが進出条件にしているのも以前から物議が醸されています。イースタンカンファレンスのトーナメント、ウエスタンカンファレンスのトーナメントを勝ち抜いたチーム同士でNBAファイナルが開催され、勝利したチームがそのシーズンのNBA優勝チームになります。
日本からの直行便で行く事が出来るチームの旅行日数は何日掛かる?
観戦する同じ本拠地のチームの1試合が増えれば中日までの日数と試合日を合計してプラス2、3日が追加になります。次の試合までの日数を観光するというプランも有りです。次の試合が別の本拠地ならば翌日の午前中に移動して午後(夜)の試合を観戦すればプラス1日を追加すれば良いです。直行便の航空券は乗継便よりも高いですが、1~3時間のトランジットの乗継便も多いので日本出発日と現地到着日が同じ日で行く事が出来る場合があります。航空券代を節約したい場合はトランジットの短い乗継便で行くと良いでしょう。
1試合のみ観戦の場合、旅行日数は4日間(2泊4日)が最短
1日目 日本の空港を直行便または乗継便で出発。
現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
2日目 試合観戦
3日目 現地の空港を直行便または乗継便で出発。
4日目 日本の空港に到着。
2試合のみ観戦の場合、旅行日数は5日間(3泊5日)が最短
1日目 日本の空港を直行便または乗継便で出発。
現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
2日目 試合観戦
3日目 午前中にアメリカ国内を飛行機で移動
試合観戦
4日目 現地の空港を直行便または乗継便で出発。
5日目 日本の空港に到着。
同じチームが2日連続で試合をするのは稀
3泊5日で2試合観戦が可能なのは1試合目と2試合目が違うチームの場合です。NBAで同じチームが2日連続で試合をするのは非常に稀。選手の体調管理の事を考慮しそういった試合日程が組まれる事はあまりありません。1試合目の2チームと2試合目の2チームは別になっても構わないのであれば3泊5日で2試合観戦が可能になります。
イースタンカンファレンスは7チーム(カッコ内は都市名)
セルティックス(ボストン)、ニックス(ニューヨーク)、ネッツ(ニューヨーク)、ブルズ(シカコ)、ラプターズ(カナダ・トロント)、ウィザーズ(ボルチモア・ワシントン)、ホークス(アトランタ)。
ウエスタンカンファレンスは5チーム(カッコ内は都市名)
クリッパーズ(ロサンゼルス)、レイカーズ(ロサンゼルス)、ウォリアーズ(サンフランシスコ)、ロケッツ(ヒューストン)、マーベリックス(ダラス)。
日本からの直行便で行く事が出来ないチームの旅行日数は何日掛かる?
NBAに参戦する19チームの本拠地が日本から直行便で行く事が出来ない都市にあるのですが、日本から直行便が就航されているアメリカ国内の11都市経由か、カナダ国内の4都市経由の乗継便で行く事になります。トランジットが1時間から4時間程度までならば日本出発日と同じ日に現地到着が可能です。1試合のみの観戦ならば往復に費やす日数と宿泊、試合観戦日を計算に入れれば最短で2泊4日でNBAの現地観戦が可能です。アメリカ本土への旅行は意外と遠く日数が掛かるという先入観を抱きがちかもしれませんが、航空会社のフライトスケジュールをチェックすれば4,5日程度で行く事が出来ます。週末の土日との抱き合わせで4,5日ならば仕事を休むのは比較的に容易だと思いますので、航空券価格が安い時期を狙って渡米するのも有りです。
イースタンカンファレンスは8チーム(カッコ内は都市名)
バックス(ミルウォーキー)、キャバリアーズ(クリープランド)、マジック(オーランド)、ペイサーズ(インディアナポリス)、セブンティーシクサーズ(フィラデルフィア)、ヒート(マイアミ)、ホーネッツ(シャーロット)、ピストンズ(デトロイト)。
ウエスタンカンファレンスは10チーム(カッコ内は都市名)
サンダー(オクラホマシティー)、ナゲッツ(デンバー)、ティンバーウルフルズ(ミネアポリス)、サンズ(フェニックス)、ペリカンズ(ニューオーリンズ)、キングス(サクラメント)、ジャズ(ソルトレイクシティ)、グリズリーズ(メンフィス)、スパーズ(サンアントニオ)、トレイルブレイザーズ(ポートランド)。
旅行日数は4日間(2泊4日)が最短
1日目 日本の空港を乗継便で出発。
現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
2日目 試合観戦
3日目 現地の空港を乗継便で出発。
4日目 日本の空港に到着。
現地に午前中に到着する航空便ならば滞在する日数を1日分短く出来る。
現地に昼過ぎくらいまでに到着する航空便ならば滞在日数を1日短く出来る場合があります。ただし到着日のナイトゲームの場合に限ります。
ついでに観光も楽しみたい
現地での試合観戦の後に観光もしたい
ついでに観光もしたい場合は観光日数をプラスすれば大体のスケジュールが作れます。
日本を出発する時刻が早朝の場合は同日中に現地に到着しますので日数が1日短くなる場合があります。
パスポートの有効期間の確認、Electronic Travel Authority (出発72時間以上前のESTA電子渡航許可)の登録は必須です。
航空券の座席指定と搭乗手続きについて
オンライン搭乗手続きを活用すれば航空券代が節約出来る。
コロナ禍(2020年)の頃から座席指定の有料化が序々に広まってきておりますが、出発48時間前~出発24時間前から始まるオンライン搭乗手続きでは1区間で数千円から数万円する座席指定が無料で出来る場合があります。
空港での搭乗手続きは出発3時間前に始まり、出発1時間前に締め切りされます。
空港での搭乗手続きは出発3時間前から始まり、1時間前に締め切りされます。締め切り時間を経過してしまった場合は飛行機には乗れませんので注意して下さい。
乗継空港または現地空港での入国審査は繁忙期なども含めて非常に時間が掛かる場合がございます。
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