F1 オーストリアGP(観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

INDEX
1.F1観戦ツアーのお見積り
5.F1観戦ツアーを楽しむ方法
F1オーストリアGPチケット

3日通し券(金土日) | |
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Start-Ziel | |
Start-Ziel A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P,Q | |
SteieMark A,B,C,D,E | |
Red Bull A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P | |
T3 | |
Schonberg | |
T8 | |
T9 | |
T10 | |
General Admissin |
F1オーストリアGP 開催日程
日程 | 開催レース | 開催地 |
2024/06/28 (金) | F1オーストリア グランプリ(GP)・フリー走行1 F1オーストリア グランプリ(GP)・フリー走行2 | シュピールベルグ |
2024/06/29 (土) | F1オーストリア グランプリ(GP)フリー走行3、予選 | シュピールベルグ |
2024/06/30 (日) | F1オーストリア グランプリ(GP)決勝レース | シュピールベルグ |
お客様独自のオリジナルプランの見積りをお作りします。
WORLD SPORTS TRAVEL
☎06-4303-4364
MAIL:info@f1world.net
土日祝、夏季、年末年始
受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝
F1オーストリアGPスタンドからコースの景色

Start Finish Stand
スタートフィニッシュライン。決勝レース前にグリッドに整列するマシンや表彰式の様子が見れる。ホームストレートでDRSが解放されるので、前車へ接近しオーバーテイクへの駆け引きが展開される場所でもある。決勝レース開始30分前から各チームのマシンがスターティンググリッドに整列していく。各マシンにはチーム監督や、エンジニア、メカニックが周囲を囲み、ドライバーとレース戦略の最終確認をする。コースを挟んで正面には各チームのピットが軒を連ねており、華やかな雰囲気が味わいたい人や、タイヤ交換などのピット作業、オーバーテイクシーンを観たい人にはおススメのスタンドです。
ホームストレートはオーバーテイクを促進させるように、DRSの使用が許可されているので、抜きつ抜かれつのサイドバイサイドのバトルも多く繰り広げられます。
表彰台もこのスタンドの正面にあるので、表彰式の様子も近い距離で観ることが出来ます。
このスタンドには屋根があるので、雨や太陽の強い日差しを避けることは出来ます。

SteieMark Stand A B C D E
ホームストレート区間で、ピットアウトしてくるマシンの様子が間近で見れる場所である。マシンを横に振ってオーバーテイクの駆け引きが展開される。ホームストレートエンドから1コーナーにかけて急な上り坂になっており、オーバーテイクポイントになっている。
1コーナーの前に設営されたスタンドです。1コーナーはオーバーテイクポイントなので、マシン同士の抜きつ抜かれつのバトルを多く観ることが出来ます。1コーナーを曲がったすぐ先はピットロード出口になっているので、タイヤ交換などのピットインをしたマシンがコースに復帰するとき、コース上にいるマシンとの順位関係が逆転して上がるのか、下がるのかのギリギリの戦い、順位争いを目の前の凄く近い距離で観ることが出来ます。
このスタンドには屋根がありませんので、雨や太陽の強い日差しを避ける為に、ポンチョの準備や、日焼け止めクリームを塗って観戦するようにして下さい。

Red Bull A Stand
1コーナーエンドでのオーバーテイクシーンが見れます。ホームストレートエンドから1コーナーにかけて、そして2コーナーに向けて急激な上り坂になっており、その上り坂はスパ・フランコルシャンのオールージュに次ぐものになっています。1コーナーから2コーナー、3コーナーへの上り坂の区間に設営されているスタンドになります。例年、このスタンドはマックス・フェルスタッペンの大応援団でオレンジ一色に染まります。このスタンド前のストレートはアクセル全開で加速していく区間で、もの凄い上り坂になっています。この先の3コーナーの進入がオーバーテイクのポイントになっているので、前車のスリップストリームを使って巧みに前車に対してライン取りをしていくので、マシン同士の接近戦を楽しむことが出来ます。3コーナーまでの進入がこのスタンドから見渡せるので、マシン同士のバトルを楽しみたい人にはおススメです。

Red Bull B Stand
ホームストレートエンドから1コーナーにかけて、そして2コーナーに向けて急激な上り坂になっており、その上り坂はスパ・フランコルシャンのオールージュに次ぐものになっています。近年、このスタンドはオランダからのフェルスタッペン大応援団が陣取っています。1コーナーから2コーナー、3コーナーへの上り坂の区間に設営されているスタンドになります。例年、このスタンドはマックス・フェルスタッペンの大応援団でオレンジ一色に染まります。このスタンド前のストレートはアクセル全開で加速していく区間で、もの凄い上り坂になっています。この先の3コーナーの進入がオーバーテイクのポイントになっているので、前車のスリップストリームを使って巧みに前車に対してライン取りをしていくので、マシン同士の接近戦を楽しむことが出来ます。3コーナーまでの進入がこのスタンドから見渡せるので、マシン同士のバトルを楽しみたい人にはおススメです。

Red Bull C,D,E Stand
ホームストレートエンドから1コーナーにかけて、そして2コーナーに向けて急激な上り坂になっており、その上り坂はスパ・フランコルシャンのオールージュに次ぐものになっています。近年、このスタンドはオランダからのフェルスタッペン大応援団が陣取っています。1コーナーから2コーナー、3コーナーへの上り坂の区間に設営されているスタンドになります。例年、このスタンドはマックス・フェルスタッペンの大応援団でオレンジ一色に染まります。このスタンド前のストレートはアクセル全開で加速していく区間で、もの凄い上り坂になっています。この先の3コーナーの進入がオーバーテイクのポイントになっているので、前車のスリップストリームを使って巧みに前車に対してライン取りをしていくので、マシン同士の接近戦を楽しむことが出来ます。3コーナーまでの進入がこのスタンドから見渡せるので、マシン同士のバトルを楽しみたい人にはおススメです。

Red Bull F,G,H,I Stand
ホームストレートエンドから1コーナーにかけて、そして2コーナーに向けて急激な上り坂になっており、その上り坂はスパ・フランコルシャンのオールージュに次ぐものになっています。近年、このスタンドはオランダからのフェルスタッペン大応援団が陣取っています。1コーナーから2コーナー、3コーナーへの上り坂の区間に設営されているスタンドになります。例年、このスタンドはマックス・フェルスタッペンの大応援団でオレンジ一色に染まります。このスタンド前のストレートはアクセル全開で加速していく区間で、もの凄い上り坂になっています。この先の3コーナーの進入がオーバーテイクのポイントになっているので、前車のスリップストリームを使って巧みに前車に対してライン取りをしていくので、マシン同士の接近戦を楽しむことが出来ます。3コーナーまでの進入がこのスタンドから見渡せるので、マシン同士のバトルを楽しみたい人にはおススメです。

Red Bull J,K Stand
ホームストレートエンドから1コーナーにかけて、そして2コーナーに向けて急激な上り坂になっており、その上り坂はスパ・フランコルシャンのオールージュに次ぐものになっています。近年、このスタンドはオランダからのフェルスタッペン大応援団が陣取っています。3コーナーへかけてのストレート区間の急な上り坂の様子がよく見渡せます。1コーナーから2コーナー、3コーナーへの上り坂の区間に設営されているスタンドになります。例年、このスタンドはマックス・フェルスタッペンの大応援団でオレンジ一色に染まります。このスタンド前のストレートはアクセル全開で加速していく区間で、もの凄い上り坂になっています。この先の3コーナーの進入がオーバーテイクのポイントになっているので、前車のスリップストリームを使って巧みに前車に対してライン取りをしていくので、マシン同士の接近戦を楽しむことが出来ます。3コーナーまでの進入がこのスタンドから見渡せるので、マシン同士のバトルを楽しみたい人にはおススメです。
F1オーストリアGP・グラーツ
首都:ウィーン。
人口:879万人。
物価:日本よりやや割高感がある。
通貨:ユーロ。
時差:+7時間。
気温:F1開催時の平均気温14度~22度。
公用語:ドイツ語。
サーキット:レッドブルリンク・サーキット。
開催期間:2024年06月28日~2024年06月30日。
開始時刻:15時00分(日本時間22時00分)。
観戦時の服装:長袖シャツ+上着(雨天時は防寒服が望ましいでしょう)。
グラーツ近郊の観光名所:時計塔とシュロスベルクの丘、鐘楼、エッゲンベルグ城・旧市街などがおススメです。
オーストリア第2の大都市であるグラーツ。レッドブルリンク・サーキット周辺は中世ヨーロッパの牧歌的な景色が広がっており、サーキット周辺で宿泊施設が充実している都市ではグラーツが最も近郊になるが、それでも約50km離れており、サーキットまでの利便性は非常に悪い。オーストリアの国土はスイス山脈が連なっており、高速道路はカーブとアップダウン、トンネルが非常に多い。以前はA1リンクという名称のサーキットであったが、2013年にエナジードリンクメーカーのレッドブルが買収し、その際にサーキットの名称もレッドブルリンク・サーキットに変更された。2014年開催時にはレッドブルリンクサーキットとしての初開催であったが、この2014年から導入されたパワーユニットでメルセデスがF1を席巻し始めており、ルノーパワーユニットを搭載するレッドブルは惨敗を喫した。以来、このサーキットで好結果を残せなかったレッドブルだが、ついに2018年にマックスフェルスタッペンが優勝を果たした。
サーキットは山の裾野にあり、ホームストレート付近が一番標高が低く、3コーナー付近との標高差は約64メートルもあり、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで、F1が開催されるサーキットでは2番目に標高差がある。特に1コーナーから3コーナーにかけてのストレートの上り坂は圧巻である。
F1オーストリアGP過去の予選とレース結果は???
オーストリアで行われているF1グランプリのレース。1964年にツェルトベクで、1970年から1987年まではエステルライヒリンクで行われ、一時休止していたがコースを改修して1997年から2003年までA1リンクで行われた。
1987年のグランプリでは、スタート直後のクラッシュが繰り返し発生し、2度の赤旗中断、再スタートを含め計3回のスタートとなった。3度目のスタートでも追突が発生したり、アイルトン・セナがエンジンストールし一時コース上に取り残されるなど、荒れたレースとなった。
2013年7月、サーキットを保有するレッドブルは11年ぶりにオーストリアGPが開催されると発表した。コース名称もA1リンクからレッドブル・リンクと改められて再開した。2014年から2017年までメルセデスが4連勝していたが、2018年にマックス・フェルスタッペンがレッドブル・レーシングにホームグランプリ初優勝をもたらした。
2023シーズン オーストリアGPの予選とレース結果は???

2023年シーズン
優勝はレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンで通算36勝目、2位にメルセデスのルイス・ハミルトン、3位にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ。スタートタイヤはアルピーヌ勢とアルファロメオ勢はソフトタイヤタイヤ、ニック・デ・フリース、ローガン・サージェントとピットレーンスタートのレッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスがハードタイヤタイヤ、その他はミディアムタイヤタイヤを選択した。スタートの蹴り出しの良かったメルセデスのジョージ・ラッセルがトップに立ち、メルセデスのルイス・ハミルトンもレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンをターン3でかわし、メルセデス勢が1-2となった。7位のスタートのフェラーリのシャルル・ルクレールはアストンマーティンのランス・ストロールと接触、ターン3のグラベル上で止まったことにより、セーフティカー(以下SC)が導入された。4Lap目に再スタートしたが7Lap目のターン7でアレックス・アルボンがクラッシュし、2度目のSCが導入された。トップのメルセデスのジョージ・ラッセルなどがピットインしたが、その直後にマシンの回収とウォールの修復のために赤旗が掲示され、9Lap目で中断となる。15分後にスタンディングスタートでレースは再スタートした。12Lap目のターン8の立ち上がりからDRSを使用したレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンがメルセデスのルイス・ハミルトンをかわしトップに立った。前述のピットインでポジションを落としたメルセデスのジョージ・ラッセルは13Lap目に4位まで浮上したが、18Lap目にパワーユニットから出火し、ピットレーンの出口でマシンを止めた。これによりバーチャルSCが導入されたが19Lap目に解除され、レースは再スタート。その後、レース展開は落ち着き2位のメルセデスのルイス・ハミルトンから6位のアストンマーティンのランス・ストロールまでがそれぞれ1秒弱という差でタイヤマネジメントをしながらもポジション争いを繰り広げた。53Lap目に12位を走っていたケビン・マグヌッセンはターン2のウォールに接触、3度目のSCが導入されたのち、赤旗が掲示されレースは56Lap目で2度目の中断。残り2Lapで再スタートとなることから全車がソフトタイヤへ交換した。スタンディングスタートでレースは再スタートしたが、ターン1でフェラーリのカルロス・サインツとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが接触、後方ではローガン・サージェントとニック・デ・フリースが接触、ターン2の立ち上がりではアルピーヌ勢同士が接触、ターン3ではアストンマーティンのランス・ストロールがコースアウトするなどアクシデントが多発し計4台がリタイア。3度目の赤旗が掲示されレースは中断した。この時点で残り12台となり、SC先導からローリングスタートで3度目のレース再スタートされたが、コース上でのポジション変動はなくレースは終了した。ただし、フェラーリのカルロス・サインツはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとの接触により5秒のタイムペナルティが課されたことから、4位から12位へ後退した。これによりアルファタウリホンダRBPTの角田裕殻は10位へ浮上、シーズン初ポイントを獲得した。
2023年 オーストリアGP 予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:17.384 | 1:17.056 | 1:16.732 | 1 |
2 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:17.654 | 1:17.513 | 1:16.968 | 2 |
3 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 1:17.689 | 1:17.551 | 1:17.104 | 3 |
4 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 1:17.832 | 1:17.283 | 1:17.139 | 4 |
5 | 55 | サインツ | フェラーリ | 1:17.928 | 1:17.349 | 1:17.270 | 5 |
6 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 1:17.873 | 1:17.616 | 1:17.308 | 6 |
7 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:18.218 | 1:17.390 | 1:17.369 | 7 |
8 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:17.962 | 1:17.761 | 1:17.609 | 8 |
9 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:18.312 | 1:17.574 | 1:17.675 | 9 |
10 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 1:18.029 | 1:17.412 | 1:17.735 | 10 |
11 | 31 | オコン | アルピーヌ | 1:17.770 | 1:17.768 | 11 | |
12 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1:18.471 | 1:18.099 | 12 | |
13 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:18.243 | 1:18.119 | 13 | |
14 | 20 | マグヌッセン | ハース | 1:18.159 | 1:18.129 | 14 | |
15 | 21 | デ・フリース | アルファタウリ | 1:18.450 | 1:18.335 | 15 | |
16 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:18.517 | 16 | ||
17 | 24 | 周 | アルファロメオ | 1:18.540 | 17 | ||
18 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 1:18.557 | 18 | ||
19 | 77 | ボッタス | アルファロメオ | 1:18.714 | PL1 | ||
NC | 11 | ペレス | レッドブル | DNF | PL2 |
2023年 オーストリアGP スプリント | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Points | Final Grid |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 23 | 26:30.059 | 1 | 8 | 1 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 23 | +1.675 | 2 | 7 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 23 | +5.644 | 3 | 6 | 3 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 23 | +13.429 | 4 | 5 | 4 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 23 | +18.302 | 13 | 4 | 5 |
6 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 23 | +31.032 | 5 | 3 | 6 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 23 | +34.539 | 6 | 2 | 7 |
8 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 23 | +35.447 | 9 | 1 | 8 |
9 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 23 | +37.163 | 7 | 9 | |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 23 | +37.557 | 12 | PL | |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 23 | +38.580 | 15 | 10 | |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 23 | +39.738 | 16 | 11 | |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 23 | +48.241 | 17 | 12 | |
14 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 23 | +50.753 | 18 | 13 | |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 23 | +52.125 | 10 | 14 | |
16 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 23 | +52.4121 | 11 | 15 | |
17 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 23 | +54.556 | 14 | 16 | |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 23 | +68.694 | 19 | 17 | |
19 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 21 | DNF | 20 | 18 | |
DNS | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 0 | DNS | 8 | 19 |
2023年 オーストリアGP 決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 58 | 2:32:38.371 | 1 | 25 |
2 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 58 | +0.179 | 3 | 18 |
3 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 58 | +0.769 | 4 | 15 |
4 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 58 | +3.082 | 6 | 12 |
5 | 11 | ペレス | レッドブル | 58 | +3.320 | PL | 11 |
6 | 4 | ノリス | マクラーレン | 58 | +3.701 | 13 | 8 |
7 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 58 | +4.939 | 10 | 6 |
8 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 58 | +5.382 | 16 | 4 |
9 | 24 | 周 | アルファロメオ | 58 | +5.713 | 17 | 2 |
10 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 58 | +6.052 | 12 | 1 |
11 | 77 | ボッタス | アルファロメオ | 58 | +6.513 | PL | |
12 | 55 | サインツ | フェラーリ | 58 | +6.5941 | 5 | |
132 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 56 | DNF | 9 | |
142 | 31 | オコン | アルピーヌ | 56 | DNF | 11 | |
152 | 21 | デ・フリース | アルファタウリ | 56 | DNF | 15 | |
162 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 56 | DNF | 18 | |
172 | 20 | マグヌッセン | ハース | 52 | DNF | 14 | |
Ret | 63 | ラッセル | メルセデス | 17 | DNF | 2 | |
Ret | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 6 | DNF | 8 | |
Ret | 16 | ルクレール | フェラーリ | 0 | DNF | 7 |
2022シーズン オーストリアGPの予選とレース結果は???

2022年シーズン
オープニングラップではレッドブルのペレスとメルセデスのラッセルが接触。レッドブルのペレスはポジションを最後尾まで下げ、のちにリタイアした。2位のフェラーリのルクレールはレッドブルのフェルスタッペンのDRS圏内を維持しながら周回を重ね、12周目のターン4でレッドブルのフェルスタッペンのイン側に飛び込みトップに立った。そのあとはレッドブルのフェルスタッペンが先にピットへ入り、フェラーリのルクレールが新しいタイヤを履いて追い抜くという展開が続いた。58周目には3位のカルロス・フェラーリのサインツがレッドブルのフェルスタッペンを追い抜こうとしたタイミングでエンジントラブルが発生しリタイアした。フェラーリのサインツのマシンの撤去のためにVSCが導入、フェラーリのルクレールとレッドブルのフェルスタッペンはそれぞれミディアムタイヤへ履き替えた。レース終盤には、フェラーリのルクレールのマシンのスロットルペダルに不具合が発生し、レッドブルのフェルスタッペンがフェラーリのルクレールに迫ったが1.532秒差で逃げ切った。フェラーリのルクレールは第3戦オーストラリアGP以来、シーズン3勝目通算5勝目を挙げた。
2022年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 1:05.852 | 1:05.374 | 1:04.984 | 1 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:05.419 | 1:05.287 | 1:05.013 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:05.660 | 1:05.576 | 1:05.066 | 3 |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 1:06.143 | 1:06.458 | 13 | |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:06.235 | 1:05.697 | 1:05.431 | 4 |
5 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:06.468 | 1:05.993 | 1:05.726 | 5 |
6 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:06.366 | 1:05.894 | 1:05.879 | 6 |
7 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:06.405 | 1:06.151 | 1:06.011 | 7 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:06.016 | 1:06.082 | 1:06.103 | 8 |
9 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:06.079 | 1:05.475 | 1:13.151 | 9 |
10 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 1:06.589 | 1:06.160 | 10 | |
11 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:06.516 | 1:06.230 | 11 | |
12 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:06.442 | 1:06.319 | 12 | |
14 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 1:06.463 | 1:06.851 | 14 | |
15 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:06.330 | 1:25.847 | 15 | |
16 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:06.613 | 16 | ||
17 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:06.847 | 17 | ||
18 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:06.901 | 18 | ||
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:07.003 | 19 | ||
20 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:07.083 | 20 |
2022年 オーストリアGP スプリント | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Points | Final Grid |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 23 | 26:30.059 | 1 | 8 | 1 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 23 | +1.675 | 2 | 7 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 23 | +5.644 | 3 | 6 | 3 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 23 | +13.429 | 4 | 5 | 4 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 23 | +18.302 | 13 | 4 | 5 |
6 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 23 | +31.032 | 5 | 3 | 6 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 23 | +34.539 | 6 | 2 | 7 |
8 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 23 | +35.447 | 9 | 1 | 8 |
9 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 23 | +37.163 | 7 | 9 | |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 23 | +37.557 | 12 | PL | |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 23 | +38.580 | 15 | 10 | |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 23 | +39.738 | 16 | 11 | |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 23 | +48.241 | 17 | 12 | |
14 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 23 | +50.753 | 18 | 13 | |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 23 | +52.125 | 10 | 14 | |
16 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 23 | +52.4121 | 11 | 15 | |
17 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 23 | +54.556 | 14 | 16 | |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 23 | +68.694 | 19 | 17 | |
19 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 21 | DNF | 20 | 18 | |
DNS | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 0 | DNS | 8 | 19 |
2022年 オーストリアGP 決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 71 | 1:24:24.312 | 2 | 25 |
2 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 71 | +1.532 | 1 | 19FL |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +41.217 | 8 | 15 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 71 | +58.972 | 4 | 12 |
5 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 71 | +68.436 | 6 | 10 |
6 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 9 | 8 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 70 | +1 Lap | 10 | 6 |
8 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 7 | 4 |
9 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 70 | +1 Lap | 11 | 2 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 70 | +1 Lap | 19 | 1 |
11 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | PL | |
12 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 15 | |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 12 | |
14 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 13 | |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 70 | +1 Lap1 | 14 | |
16 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 70 | +1 Lap | 16 | |
17 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 70 | +1 Lap2 | 18 | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 56 | DNF | 3 | |
Ret | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 48 | DNF | 17 |
2021シーズン オーストリアGPの予選とレース結果は???

2021年シーズン
2021年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:04.249 | 1:03.927 | 1:03.720 | 1 |
2 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:04.345 | 1:04.415 | 1:03.768 | 2 |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 1:04.833 | 1:04.483 | 1:03.990 | 3 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:04.506 | 1:04.258 | 1:04.014 | 4 |
5 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:04.563 | 1:04.376 | 1:04.049 | 5 |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1:04.841 | 1:04.412 | 1:04.107 | 6 |
7 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 1:04.967 | 1:04.518 | 1:04.273 | 7 |
8 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 1:04.846 | 1:04.493 | 1:04.570 | 11 |
9 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:04.907 | 1:04.553 | 1:04.591 | 8 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 1:04.927 | 1:04.547 | 1:04.618 | 9 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:04.596 | 1:04.559 | 10 | |
12 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:04.906 | 1:04.600 | 12 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:04.977 | 1:04.719 | 13 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:04.472 | 1:04.856 | 14 | |
15 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:04.782 | 1:05.083 | 15 | |
16 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:05.009 | 16 | ||
17 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:05.051 | 17 | ||
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.195 | 18 | ||
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:05.427 | 19 | ||
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 1:05.951 | 20 |
2021年 オーストリアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 71 | 1:23:54.543 | 1 | 26FL |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 71 | +17.973 | 5 | 18 |
3 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 71 | +20.019 | 2 | 15 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +46.452 | 4 | 12 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 71 | +57.144 | 10 | 10 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 71 | +57.9151 | 3 | 8 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 71 | +60.395 | 13 | 6 |
8 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 71 | +61.195 | 12 | 4 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 71 | +61.844 | 6 | 2 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 70 | +1 Lap | 14 | 1 |
11 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 8 | |
12 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 70 | +1 Lap | 7 | |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 70 | +1 Lap | 9 | |
14 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 15 | |
15 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 16 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 18 | |
17 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 69 | DNF | 11 | |
18 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 69 | +2 Laps | 19 | |
19 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 69 | +2 Laps | 20 | |
Ret | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 0 | DNF | 17 |
2021シーズン シュタイアーマルクGPの予選とレース結果は???

2021年シーズン
注目のオープニングラップでは、ターン1でのサイドバイサイドを経てターン2へと向かう際にフェラーリのルクレールのフロントウィングがアルファタウリのガスリーの左リアタイヤに接触した。
パンクしたアルファタウリのガスリーは大きく失速し、続くターン3で今度はアルファロメオのジョビナッツィと接触。左リアのサスペンションが折れた状態でピットへと戻り、そのままガレージにクルマを収めた。
前の2台の混乱もあり、リカルドは1周目を終えて13番グリッドから一気に9番手にまで浮上するも、6周目にエンジンパワーを失い、立て続けにアルファタウリの角田裕毅、フェラーリのサインツ、アストンマーティンのベッテル、アルファロメオのライコネンに追い抜きを許し、最終13位でヘルメットを脱いだ。
ウィリアムズのドライバーとして初めてトップ10グリッドに着いたラッセルは、2台のトラブルを経て順調に8番手を走行していたものの、ニューマティック・システムの圧力低下により補充を強いられ、ピットストップで大幅にタイムロス。結局36周目にリタイヤを選択した。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーから、早々にノリスを交わすよう発破をかけられていたレッドブルのペレスは、10周目にノリスをオーバーテイクして3番手に浮上した。
その後、上位勢としていち早く26周目にピットに入ったものの、左リアが外れないアクシデントに見舞われ、レッドブルとしては珍しい事に作業に4.8秒もの時間を要した。
メルセデスがこれを逃すはずもなく、オーバーカット狙いで翌周にボッタスをピットに入れ、レッドブルのペレスの前方でコースに送り出した。レッドブルのペレスはボッタスより速いペースを刻んで猛追するも追い抜くまでには至らず、チームは55周目に再びレッドブルのペレスをピットに入れ、新品ミディアムによる変則的2ストップでの逆転を狙ったが、惜しくもコンマ5秒届かなかった。
なおトップ争いを繰り広げるレッドブルのフェルスタッペンとメルセデスのハミルトンは30周目にハードに履き替え、同じポジションのままコースに戻った。予選ラン同様にロングランにおいてもRB16BがW12を遥かに上回り、メルセデスのハミルトンは為す術もなくズルズルと引き離されていった。
フリーストップが得られた事で、メルセデスのハミルトンはラスト2周というところでソフトタイヤに交換。レッドブルのペレスが所持していたファステストラップを更新してボーナスの1点をもぎ取った。
2021年 シュタイアーマルクGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:04.489 | 1:04.433 | 1:03.841 | 1 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:04.537 | 1:04.443 | 1:04.035 | 5 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:04.672 | 1:04.512 | 1:04.067 | 2 |
4 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:04.584 | 1:04.298 | 1:04.120 | 3 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 1:04.638 | 1:04.197 | 1:04.168 | 4 |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1:04.765 | 1:04.429 | 1:04.236 | 6 |
7 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:04.745 | 1:04.646 | 1:04.472 | 7 |
8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 1:04.608 | 1:04.631 | 1:04.514 | 11 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:04.971 | 1:04.582 | 1:04.574 | 8 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 1:04.821 | 1:04.582 | 1:04.708 | 9 |
11 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.033 | 1:04.671 | 10 | |
12 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:04.859 | 1:04.800 | 12 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:05.142 | 1:04.808 | 13 | |
14 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 1:05.051 | 1:04.875 | 14 | |
15 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:05.092 | 1:04.913 | 15 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.175 | 16 | ||
17 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:05.217 | 17 | ||
18 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:05.429 | 18 | ||
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:06.041 | 19 | ||
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 1:06.192 | 20 |
2021年 シュタイアーマルクGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 71 | 1:22:18.925 | 1 | 25 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +35.743 | 2 | 19FL |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 71 | +46.907 | 4 | 15 |
4 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 71 | +47.434 | 3 | 12 |
5 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 70 | +1 Lap | 8 | 10 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 70 | +1 Lap | 10 | 8 |
7 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 70 | +1 Lap | 6 | 6 |
8 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 70 | +1 Lap | 9 | 4 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 70 | +1 Lap | 12 | 2 |
10 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 70 | +1 Lap | 19 | 1 |
11 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 5 | |
12 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 70 | +1 Lap | 14 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 70 | +1 Lap | PL | |
14 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 70 | +1 Lap | 11 | |
15 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 13 | |
16 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 69 | +2 Laps | 7 | |
17 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 68 | +3 Laps | 17 | |
18 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 68 | +3 Laps | 16 | |
Ret | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 36 | DNF | 15 | |
Ret | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1 | DNF | 18 |
2020シーズン シュタイアーマルクGPの予選とレース結果は???

2020年シーズン
2020年7月12日 15:10 2020F1シュタイアーマルクGP 決勝レーススタート
前戦のオーストリアGPでギアボックスのトラブルに悩まされたメルセデス勢だったが、
シュタイアーマルクGPまでにソフトウェアの改良で対策。
決勝レースではギヤボックストラブルは出なかったが、チーム代表のトト・ウォルフは
根本的なソリューションを施しているわけではないとコメント。
メルセデスにとってマシンの信頼性の問題がつきまとい、ポイント上でリードはしているが
ギヤボックス系のトラブルでリタイヤする確率が高い状態が続く。
予選は雨中で行われ、ハミルトンが抜群のアクセルワークで濡れた路面を走りぬき、
見事にポールポジションを獲得。2番手には今シーズンのチャンピオン争いの最有力候補である
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが並んだ。
決勝レースはポールポジションのハミルトンが抜群のスタートを切り、
レース終了まで危なげなく走り、見事に今シーズン初優勝を飾った。
マックス・フェルスタッペンはレース終盤にタイヤの摩耗が激しくなり、
3位を走行するボッタスにオーバーテイクされてしまった。
結果、メルセデスが1-2フィニッシュを飾ることになったが、
ポイントランキングではボッタスがリードを保った状態で次戦のハンガリーGPに挑む。
2020年 シュタイアーマルクGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:18.188 | 1:17.825 | 1:19.273 | 1 |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:18.297 | 1:17.938 | 1:20.489 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 1:18.590 | 1:18.836 | 1:20.671 | 3 |
4 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:18.791 | 1:18.657 | 1:20.701 | 4 |
5 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1:19.687 | 1:18.764 | 1:20.922 | 5 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 1:18.504 | 1:18.448 | 1:20.925 | 9 |
7 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル-ホンダ | 1:20.882 | 1:19.014 | 1:21.011 | 6 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1:20.192 | 1:18.744 | 1:21.028 | 7 |
9 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:19.662 | 1:19.229 | 1:21.192 | 8 |
10 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:20.243 | 1:19.545 | 1:21.651 | 10 |
11 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:20.871 | 1:19.628 | 14 | |
12 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:20.382 | 1:19.636 | 11 | |
13 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:19.697 | 1:19.645 | 12 | |
14 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ-ホンダ | 1:19.824 | 1:19.717 | 13 | |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:21.140 | 1:20.211 | 15 | |
16 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:21.372 | 16 | ||
17 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:21.607 | 17 | ||
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:21.759 | 18 | ||
19 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:21.831 | 19 | ||
20 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | No Time | PL |
2020年 シュタイアーマルクGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | 1:22:50.683 | 1 | 25 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 71 | +13.719 | 4 | 18 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 71 | +33.698 | 2 | 15 |
4 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル-ホンダ | 71 | +44.400 | 6 | 12 |
5 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 71 | +1:01.470 | 9 | 10 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 71 | +1:02.387 | 17 | 8 |
7 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 71 | +1:02.453 | 12 | 6 |
8 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 71 | +1:02.591 | 8 | 4 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 70 | +1 Lap | 3 | 3 FL |
10 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ-ホンダ | 70 | +1 Lap | 13 | 1 |
11 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 16 | |
12 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 15 | |
13 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | PL | |
14 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 19 | |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 70 | +1 Lap | 7 | |
16 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 69 | +2 Laps | 11 | |
17 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 69 | +2 Laps | 18 | |
Ret | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 25 | オーバーヒート | 5 | |
Ret | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 4 | 接触ダメージ | 14 | |
Ret | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1 | 接触 | 10 |
F1オーストリアGP2020年シーズンの予選とレース結果は???

2020年シーズン
2020年7月5日 15:10 2020年F1オーストリアGP決勝レーススタート
2020年の開幕戦、7連覇を狙うメルセデスのボッタスの
ポール・トゥ・ウィンという形で幕を開けた。だが、優勝の常連チームでもあるレッドブルの
2台も含めた計9台がリタイアとなるサバイバルレースとなった。
2位走行中だったメルセデスのハミルトンが、
61周目にレッドブルのアルボンとの接触の責任を問われ、
5秒のタイムペナルティ処分を受けた影響で4位に降格し、
メルセデス勢は1-2フィニッシュを失った。
メルセデスのハミルトンの後ろ2台のうちの1台だったフェラーリのルクレールが3位で
フィニッシュしたが、メルセデスのハミルトンのペナルティで2位へ昇格。
もう1台のマクラーレンのノリスが終盤の数周でFLを記録する猛追を見せ、
チェッカー時に5秒の圏内に入ることに成功し、見事に3位へ昇格。
キャリア初の表彰台を獲得する結果となった。
展開
2020F1シーズンの初レースは無観客での中、決勝レーススタート。
予選Q3進出者は予選に関する規定に従いソフトタイヤ、
そのうちレッドブルのフェルスタッペンはミディアムタイヤで決勝スタートすることに。
11番手以降は全車ミディアムタイヤを装着した。スタート時は全車トラブルなく、
オープニングラップで順位変動はあっても
接触やクラッシュなどの混乱は起きず決勝レースがスタートした。
11周目、レッドブルのフェルスタッペンのマシンがターン2付近でスローダウン。
何とかピットへ帰還したが、レースへ復帰することが出来ず、
今シーズン最初のリタイア者となった。
チームは電気系統トラブルが原因としている。
だが、最終的に9台がリタイアする幕開けとなるとは誰も予想していなかった。
18周目にルノーのリカルド、
それとほぼ同時にレーシングポイントのストロールがリタイア。
ルノーは冷却系のトラブルからのリタイア。
レーシング・ポイントはセンサーの問題が原因のリタイアと発表された。
26周目、ハースのマグヌッセンがターン3を止まりきれずにコースオフ。
そのままランオフエリアにマシンを停めた。
チームはレース後にブレーキトラブルが原因であったと発表。
このタイミングで初のSCが出動。
これを利用して各車ピットへと入りタイヤ交換を済ませた。
レーシングポイントのペレスのみが唯一、
ハードタイヤではなくミディアムタイヤに履き替えた。
4周のセーフティカーラップを挟み、レースは31周目にリスタート。
その直後、ターン3への侵入でフェラーリのベッテルがマクラーレンのサインツと軽く接触。
スピンしてしまったフェラーリのベッテルは後方に転落。
なお、この一件はレーシングアクシデントとして処理されている。
43周目、トップを快走していたメルセデスのシャシーに問題が発生した。
ピットは2台に対し、ギアボックスセンサーで問題が確認されたため、
「縁石を使うな」との無線を飛ばした。
51周目、ペースが上がらず精彩を欠く走りを続けていたハースのグロージャンが
ターン4でコースオフし無線が飛んだ。ハースのマグヌッセンをブレーキトラブルで失ったハースは、
グロージャンもリタイアさせる事を決断した。
その直後、ウィリアムズのラッセルがパワーダウンを訴えコース脇にマシンを止め、
2度目のSCが導入された。
この時、3番手を走行していたレッドブルのアルボンが勝負に出た。
2度目のピットストップを行い中古のソフトタイヤに交換。
レーシングポイントのペレスの後ろ4番手でコースに復帰。
同じく、クビアトとフェラーリのベッテルもソフトへと履き替え、
マクラーレンのノリス、フェラーリのルクレール、マクラーレンのサインツはミディアムタイヤに交換した。
上位勢としては、先頭3台のメルセデスPU勢のみがステイアウトを選択した。
それぞれの異なる戦略を取って再スタートするかと思われたが、
55周目のリスタートと同時に、アルファロメオのライコネンにトラブルが襲いかかった。
最終コーナーに差し掛かる所で右フロントタイヤが脱落。
非常に危険な状況ではあったものの他車との接触はなく、
アルファロメオのライコネンはクルマをホームストレート脇に停め、自らの足でピットへと歩いて戻った。
ただし、この件は危険行為と認定され、チームに対し5000ユーロの罰金が課せられた。
この影響で3度目のSCが導入され、マシンが停車した位置の関係上、
ピットレーンを通過しながら周回を重ねることが命じられた。
残り10周でレースはリスタート。3番手を走行していたレッドブルのアルボンは上手くスタートを切り、
果敢にメルセデスのハミルトンを攻撃。チャンスと見たターン4でアウト側からオーバーテイクを仕掛けたが2台は接触。
レッドブルのアルボンはスピンしてグラベルへと飛び出し、最後尾13番手にまで転落。審議の対象となり、
スチュワードはメルセデスのハミルトンに非があるとして5秒のタイムペナルティ及び
ペナルティポイント2点という裁定を下した。
表彰台など夢と見られていたフェラーリのルクレールは、残り5周でレーシングポイントのペレスを抜き去り3番手に浮上。
表彰台圏外へと追いやられたレーシングポイントのペレスだったが、
このタイミングでSC中のピットレーンでのスピード違反による
5秒ペナルティの裁定が告げられ、表彰台のチャンスを失った。
残り3周、後方を走行していたレッドブルのアルボンが同僚のフェルスタッペンと
同様の理由でランオフエリアでマシンストップ。8台目のリタイアとなった。
ファイナルラップを直前にして、アルファタウリのクビアトがルノーオコンとのバトル中でサスペンションが破損し
ランオフエリアにマシンを止め、リタイアに終わった。
そして、FLへ突入。首位走行のメルセデスのボッタスはそのままトップでチェッカーを受けた。
2位でチェッカーを受けたメルセデスのハミルトンだったが、
後続にタイムペナルティ分の5秒以上差をつけることができなかったため、降格が確定。
その5秒圏内にいたフェラーリのルクレールがまずチェッカーを受け、2位表彰台を獲得。
3位はメルセデスのハミルトンかと思われたが、残り2周目からペースアップし、
最後にFLを記録したマクラーレンのノリスがその5秒圏内へ入ることに見事成功。
繰り上がりではあるが、3位表彰台を獲得した。
結果だけ見れば、メルセデスの優勝でスタートした。
そのうち、メルセデスのハミルトンは本GPだけで2回のペナルティポイント加算処分を受け、
合計4ポイントのペナルティポイントとなった。
皮肉にも昨年度の世界王者が今シーズン初のペナルティポイント加算処分を受けたドライバーとなり、
1年間の累計ペナルティポイントが6点になってしまった。
メルセデスのハミルトンの一番近いペナルティーポイントの有効期限は11月17日の2点であり、
それまでにあと半分である6点のペナルティポイントが加算されてしまうと、
1レース出場停止となってしまう。もし仮にその事態が起きた場合は、
チャンピオン争いに大きな影響を及ぼす事となる。
2020年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:04.111 | 1:03.015 | 1:02.939 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:04.198 | 1:03.096 | 1:02.951 | 5 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:04.024 | 1:04.000 | 1:03.477 | 2 |
4 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 1:04.606 | 1:03.819 | 1:03.626 | 3 |
5 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル-ホンダ | 1:04.661 | 1:03.746 | 1:03.868 | 4 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:04.543 | 1:03.860 | 1:03.868 | 6 |
7 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:04.500 | 1:04.041 | 1:03.923 | 7 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 1:04.537 | 1:03.971 | 1:03.971 | 8 |
9 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:04.309 | 1:03.955 | 1:04.029 | 9 |
10 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:04.556 | 1:04.023 | 1:04.239 | 10 |
11 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:04.554 | 1:04.206 | 11 | |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1:04.603 | 1:04.305 | 12 | |
13 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ-ホンダ | 1:05.031 | 1:04.431 | 13 | |
14 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1:04.933 | 1:04.643 | 14 | |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:05.094 | 1:04.691 | 15 | |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:05.164 | 16 | ||
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.167 | 17 | ||
18 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:05.175 | 18 | ||
19 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:05.224 | 19 | ||
20 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.757 | 20 |
2020年 オーストリアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 71 | 1:30:55.739 | 1 | 25 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 71 | +2.700 | 7 | 18 |
3 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 71 | +5.491 | 3 | 16 FL |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +5.689 1 | 5 | 12 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 71 | +8.903 | 8 | 10 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 71 | +15.092 2 | 6 | 8 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 71 | +16.682 | 12 | 6 |
8 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 71 | +17.456 | 14 | 4 |
9 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 71 | +21.146 | 18 | 2 |
10 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 71 | +24.545 | 11 | 1 |
11 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 71 | +31.650 | 20 | |
12 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ-ホンダ | 69 | サスペンション | 13 | |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル-ホンダ | 69 | 電気系統 | 4 | |
Ret | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 53 | ホイール | 19 | |
Ret | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 49 | 燃圧 | 18 | |
Ret | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 49 | ブレーキ | 15 | |
Ret | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 24 | ブレーキ | 16 | |
Ret | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 20 | パワーユニット | 9 | |
Ret | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 17 | オーバーヒート | 10 | |
Ret | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 11 | 電気系統 | 2 |
F1オーストリアGP2019年シーズンの予選とレース結果は???

2019年シーズン
スタートは2位スタートのレッドブルのフェルスタッペンは加速が鈍く、大きく順位を落として7位まで後退。ポールポジションスタートのフェラーリのルクレールは順当に1周目をトップで通過。その後ろにメルセデスのボッタス、ハミルトンが続いた。スタートに失敗したレッドブルのフェルスタッペン、予選Q3でのトラブルにより9位スタートとなったフェラーリのベッテルは、前を行くアルファロメオのライコネン、マクラーレンのノリスを攻略しながら順位を上げていく。 ソフトタイヤのフェラーリのルクレールは順調にペースを維持し、2位のメルセデスのボッタスとのギャップを少しづつ広げ、独走態勢に入る。 21周目、メルセデスのボッタスとフェラーリのベッテルがピットインし、両者ハードタイヤへ交換。ボッタスは問題なくコースに復帰したが、ベッテルにはタイヤが準備ができておらずタイムロスしてしまう。アンダーカットを警戒したルクレールは翌週にピットイン。問題なくタイヤ交換を終え、トップでコースに復帰する。ハミルトンはまだタイヤの状態が良いと判断し、翌周にはファステストラップを記録して第1スティントを伸ばし、レース後半にフレッシュタイヤで攻める作戦を決めるが、22周目の時にターン1で大きく膨らんでしまい、縁石でフロントウイングが当たってしまい、ダウンフォースが低下する症状が起きてしまい、ペースが上がらず、30周目までピットインを伸ばすがステイアウトして踏ん張ったものの、力尽きてピットイン。タイヤ交換に加え、フロントノーズも交換したため大幅なタイムロスとなり、優勝争いから脱落。 32周目の時点でルクレール-ボッタス-ベッテル-フェルスタッペン-ハミルトンの順となり、ここからフェルスタッペンの驚異の追い上げが始まる。 45周目にベッテルはボッタスの2.5秒後方まで接近するが、すぐ後ろにレッドブルのフェルスタッペンが迫ってくる。50周目にフェルスタッペンがターン3-4のバックストレートでフェラーリのベッテルをオーバーテイクして3位に順位を上げる。フェルスタッペンの次のターゲットはメルセデスのボッタスで、10周新しいタイヤのアドバンテージを生かしてボッタスとの差を縮めていたが、55周目に謎のエンジン不調が起きたという無線が流れ、万事休すと思われたが、ピット側の指示に従いステアリングに装着されている関連スイッチを操作して復活。一時的なペースダウンは起きたが、DRSが使える1秒以内まで接近し、56周目のターン4でボッタスをパスして2位に順位を上げる。 ここからはフェラーリのルクレールとレッドブルのフェルスタッペンの若き2人による一騎打ちが始まり、チームからの無線指示でフェルスタッペンはエンジンのセッティングをパフォーマンス寄りに切り替え、ファステストラップを記録しつつ、5秒前方を走る首位のフェラーリのルクレールにも迫っていく。66周目に周回遅れのレッドブルのガスリーがルクレールの前に現れると、フェルスタッペンはDRSが使える1秒以内まで接近。67周目にはテール・トゥ・ノーズの展開。両者の勢いの差は明らかで、68周目のターン3でフェルスタッペンがルクレールのインに飛び込んで一瞬、首位に浮上するが、ルクレールはDRSを使ってフェルスタッペンを抜き返す。フェルスタッペンは翌周の69周目のターン3で再びルクレールをパスしようとしたが、ルクレールとわずかに接触しながらもオーバーテイクして首位に立った。この接触でルクレールがコース外に若干押し出されたことにより、インシデントの対象となる。 フェルスタッペンは審議対象のままトップでチェッカーを受けることになった。表彰式ではフェルスタッペンとホンダの田辺TDが優勝トロフィーを受け取った。フェルスタッペンとルクレールの接触の件はその後の審議でお咎め無しと判断され、フェラーリ側も悔しさを滲ませつつも、F1のイメージと利益を尊重し、控訴しない決断をしたため、フェルスタッペンの優勝(そしてホンダにとって13年ぶりの優勝)とルクレールの2位が確定した。 一方で、ここまで無類の強さを見せていたメルセデス勢の連勝数はかつてマクラーレン・ホンダが記録した11連勝に届かずシーズンを跨いでの10連勝で止まってしまった。残された記録は開幕から9戦連続での表彰台獲得のみとなった。
2019年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:04.138 | 1:03.378 | 1:03.003 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:03.818 | 1:03.803 | 1:03.262 | 4 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:03.807 | 1:03.835 | 1:03.439 | 2 |
4 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:04.084 | 1:03.863 | 1:03.537 | 3 |
5 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:04.778 | 1:04.466 | 1:04.072 | 10 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 1:04.361 | 1:04.211 | 1:04.099 | 5 |
7 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:04.615 | 1:04.056 | 1:04.166 | 6 |
8 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:04.450 | 1:04.194 | 1:04.179 | 7 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル-ホンダ | 1:04.412 | 1:03.988 | 1:04.199 | 8 |
10 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:04.340 | 1:03.667 | No Time | 9 |
11 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:04.552 | 1:04.490 | 11 | |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:04.733 | 1:04.516 | 15 | |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:04.708 | 1:04.665 | 18 | |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:04.647 | 1:04.790 | 12 | |
15 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 1:04.453 | 1:13.601 | 19 | |
16 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:04.789 | 13 | ||
17 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:04.832 | 14 | ||
18 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:05.324 | 16 | ||
19 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.904 | PL | ||
20 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:06.206 | 17 |
2019年 オーストリアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 71 | 1:22:01.822 | 2 | 26 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 71 | +2.724 | 1 | 18 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 71 | +18.960 | 3 | 15 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 71 | +19.610 | 9 | 12 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +22.805 | 4 | 10 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 70 | +1 Lap | 5 | 8 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル-ホンダ | 70 | +1 Lap | 8 | 6 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 70 | +1 Lap | 19 | 4 |
9 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 6 | 2 |
10 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 7 | 1 |
11 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 70 | +1 Lap | 13 | |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 70 | +1 Lap | 12 | |
13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 70 | +1 Lap | 15 | |
14 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 70 | +1 Lap | 14 | |
15 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロ・ロッソ-ホンダ | 70 | +1 Lap | 18 | |
16 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 11 | |
17 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 70 | +1 Lap | 16 | |
18 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 69 | +2 Laps | PL | |
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン 1 | ハース-フェラーリ | 69 | +2 Laps | 10 | |
20 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | 68 | +3 Laps | 17 |
F1オーストリアGP2018年シーズンの予選とレース結果は???

2018年シーズン
ホンダは予選19位に終わったハートレイのパワーユニットを交換、アロンソはパルクフェルメルールを破りフロントウイング、ピトー管、MGU-Kを交換したため、ピットレーンからのスタートとなった。 フェラーリのライコネンは好スタートを切り、メルセデス2台に並んでターン1へ進入したがメルセデスのハミルトンがトップに立ち、ポールポジションのボッタスはフェルスタッペンにも抜かれ、順位を4位まで下げてしまう。フェラーリのライコネンはターン3でメルセデスのハミルトンの追い抜きを再び仕掛けるがオーバーランして失敗し、その隙にレッドブルのフェルスタッペンに抜かれてしまう。スタートに失敗したボッタスはフェルスタッペンとライコネンをオーバーテイクして、順位は再びメルセデスのワンツー体制に。 11周目にルノーのヒュルケンベルグのパワーユニットがブローし、マシンから大きく白煙が上がりリタイア。14周目にはメルセデスのボッタスがギアボックスのトラブルでターン4でマシンを止めてリタイヤ。これによりバーチャルセーフティカーが導入される。その間にレッドブル勢とフェラーリ勢がタイヤ交換する。メルセデスのハミルトンはピットインしなかった。20周目にレッドブルのリカルドがフェラーリのライコネンをオーバーテイクして順位を3位に上げることに成功する。ハミルトンは25周目にピットインして、ライコネンとベッテルのフェラーリ勢に挟まれる4位まで順位を落とした。これでレッドブルのワンツー体制になるが、リカルドの左リアタイヤにブリスターが発生し、ペースが上がらず、38周目にフェラーリのライコネンがレッドブルのリカルドを抜き返した。メルセデスハミルトンはこのままレースの最後まで走り切る考えだったがタイヤが限界となり、たまらず52周目に2度目のピットインを行った。リカルドのギアボックスにトラブルが発生し、リカルドはリタイアに終わる。トロロッソ・ホンダのハートレイもドライブシャフト異常を訴えてリタイアした。そして63周目にはハミルトンが燃圧低下のトラブルでスローダウン。その後ストップし、2016年日本GPから続いていた入賞記録は33で途絶え、2014年からの5連覇がかかるメルセデスは2年ぶりのダブルリタイアでレースを終えた。 レース終盤にフェラーリのライコネンがレッドブルのフェルスタッペンに肉薄し、ファイナルラップにはファステストラップを記録するもわずか1.5秒及ばず、フェルスタッペンはオランダのナショナルカラーのオレンジで埋まる大観衆の歓声を受けて優勝、レッドブルのホームレースを見事に優勝で飾った。
2018年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:04.175 | 1:03.756 | 1:03.130 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:04.080 | 1:03.577 | 1:03.149 | 2 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:04.347 | 1:03.544 | 1:03.464 | 6 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:04.234 | 1:03.975 | 1:03.660 | 3 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:04.273 | 1:04.001 | 1:03.840 | 4 |
6 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:04.242 | 1:04.059 | 1:03.892 | 5 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:04.723 | 1:04.403 | 1:03.996 | 7 |
8 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:04.460 | 1:04.291 | 1:04.051 | 8 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1:04.948 | 1:04.561 | 1:04.725 | 9 |
10 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:04.864 | 1:04.676 | 1:05.019 | 10 |
11 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 1:05.148 | 1:04.845 | 11 | |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:05.011 | 1:04.874 | 12 | |
13 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 1:04.967 | 1:04.979 | 17 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ルノー | 1:04.965 | 1:05.058 | PL | |
15 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.264 | 1:05.286 | 13 | |
16 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 1:05.271 | 14 | ||
17 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:05.279 | 15 | ||
18 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.322 | 16 | ||
19 | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:05.366 | 19 | ||
20 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:05.479 | 18 |
2018年 オーストリアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 71 | 1:21:56.024 | 4 | 25 |
2 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 71 | +1.504 | 3 | 18 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 71 | +3.181 | 6 | 15 |
4 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 5 | 12 |
5 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 8 | 10 |
6 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 70 | +1 Lap | 11 | 8 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 70 | +1 Lap | 15 | 6 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ルノー | 70 | +1 Lap | PL | 4 |
9 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 17 | 2 |
10 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 18 | 1 |
11 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 70 | +1 Lap | 12 | |
12 | 55 | カルロス・サインツ 1 | ルノー | 70 | +1 Lap | 9 | |
13 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 69 | +2 Laps | 16 | |
14 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 69 | +2 Laps 2 | 13 | |
15 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 65 | 接触ダメージ | 14 | |
Ret | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 62 | 燃圧 | 2 | |
Ret | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 54 | ハイドロリクス | 19 | |
Ret | 3 | オーストラリアの旗 | レッドブル-タグ・ホイヤー | 53 | エキゾースト | 7 | |
Ret | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 13 | ハイドロリクス | 1 | |
Ret | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 11 | パワーユニット | 10 |
F1オーストリアGP2017年シーズンの予選とレース結果は???

2017年シーズン
メルセデスのボッタスが好スタートを切り、首位をキープして1コーナーを通過する。1コーナーでトロロッソのクビアトがマクラーレンのアロンソに追突しレッドブルのフェルスタッペンもこのクラッシュに巻き込まれた。アロンソはコースに復帰をするが、1周目にピットに戻りリタイア、フェルスタッペンはチームからの指示でその場でマシンを止めリタイアした。
ギアボックス交換により5グリッドペナルティで8番グリッドからレースをスタートしたメルセデスのハミルトンは徐々に順位を上げていき5位まで上げ、20周目にはフェラーリのライコネンの背後まで迫ったが、ここからは膠着状態となる。
32周目にハミルトンが上位勢では一番先にピットインし、スーパーソフトからウルトラソフトに交換しアンダーカット作戦に出たので、それを防ぐ為、レッドブルのリカルドとフェラーリのベッテルもタイヤ交換を済ませ、ハミルトンのアンダーカット作戦を未然に防いだ。メルセデスのボッタスは41周目にピットインし、フェラーリのベッテルの3秒前でコースに復帰するが、タイヤ交換をしていないフェラーリのライコネンが前に立ちふさがる。フェラーリのチーム首脳は無線でライコネンに指示を出し、ボッタスを抑えさせ、ベッテルとの差を詰める作戦であったが、ライコネンのタイヤも限界に来ており、44周目にボッタスがライコネンをパスしてトップに返り咲いた。ライコネンはこの直後にタイヤ交換を行った。
レース終盤、首位のメルセデスのボッタスが2位のフェラーリのベッテルに、3位のレッドブルのリカルドが4位のメルセデスのハミルトンに猛烈なプレッシャーをかけられ、ファイナルラップまでこの接近戦が続くが、ボッタスとリカルドの両者ともレース終了までポジションを何とかキープすることに成功。ボッタスは自身初のポール・トゥ・ウィンで今シーズン2勝目。ベッテルはボッタスに0.6秒及ばず2位に終わったが、ハミルトンが4位に終わったため、ベッテルとハミルトンのポイント差は20に広がった。3位はリカルドでレッドブルはホームレースで初の表彰台となった。
2017年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 71 | 1:21:48.523 | 1 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 71 | +0.658 | 2 | 18 |
3 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 71 | +6.012 | 4 | 15 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +7.430 | 8 | 12 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 71 | +20.370 | 3 | 10 |
6 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 71 | +1:13.160 | 6 | 8 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 70 | +1 Lap | 7 | 6 |
8 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 70 | +1 Lap | 9 | 4 |
9 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 17 | 2 |
10 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 18 | 1 |
11 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 70 | +1 Lap | 16 | |
12 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 70 | +1 Lap 1 | 13 | |
13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 70 | +1 Lap | 11 | |
14 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 70 | +1 Lap | PL | |
15 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 69 | +2 Laps | 19 | |
16 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 68 | +3 Laps 2 | 14 | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 44 | エンジン | 10 | |
Ret | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 29 | ハイドロリクス | 15 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1 | アクシデント | 12 | |
Ret | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 0 | アクシデント | 5 |
2017年 オーストリアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 71 | 1:21:48.523 | 1 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 71 | +0.658 | 2 | 18 |
3 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 71 | +6.012 | 4 | 15 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +7.430 | 8 | 12 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 71 | +20.370 | 3 | 10 |
6 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 71 | +1:13.160 | 6 | 8 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 70 | +1 Lap | 7 | 6 |
8 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 70 | +1 Lap | 9 | 4 |
9 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 17 | 2 |
10 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 18 | 1 |
11 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 70 | +1 Lap | 16 | |
12 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 70 | +1 Lap 1 | 13 | |
13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 70 | +1 Lap | 11 | |
14 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 70 | +1 Lap | PL | |
15 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 69 | +2 Laps | 19 | |
16 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 68 | +3 Laps 2 | 14 | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 44 | エンジン | 10 | |
Ret | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 29 | ハイドロリクス | 15 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1 | アクシデント | 12 | |
Ret | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 0 | アクシデント | 5 |
F1オーストリアGP2016年シーズンの予選とレース結果は???

2016年シーズン
予選で圧倒的な速さを発揮したメルセデスのハミルトンがレッドブルのフェルスタッペンの挑戦を退け、ポール・トゥ・ウィンを達成。予選2位のロズベルグは決勝レースでのロングランペースが上がらず、レースを4位でフィニッシュした。マクラーレンのバトンは戦闘力の劣るマシンで予選5位につけた。決勝レースでも遜色のない走りを見せ、予選でのポジションより1つ順位を下げたが、6位でレースをフィニッシュ。ホンダパワーユニットの進化が見受けられる結果となった。ファイナルラップでメルセデスのハミルトンとロズベルグの激しいバトルが繰り広げられたが、ハミルトンの強引なレースへのアプローチでロズベルグと接触。ロズベルグはマシンにダメージを負い、結局は4位でレースを終えることになった。このファイナルラップでの両者のバトルがお互いのメンタルを表しているかのようであったが、大ごとにならないようにチーム首脳やニキ・ラウダの調停も功を奏してか、決定的な決裂には至らなかったが、ハミルトンとロズベルグの胸中には複雑なしこりが残った感は否めなかった。
2016年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:06.947 | 1:06.228 | 1:07.922 | 1 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:06.516 | 1:06.403 | 1:08.465 | 6 |
3 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 1:07.385 | 1:07.257 | 1:09.285 | 2 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:06.761 | 1:06.602 | 1:09.781 | 9 |
5 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-ホンダ | 1:07.653 | 1:07.572 | 1:09.900 | 3 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:07.240 | 1:06.940 | 1:09.901 | 4 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:07.500 | 1:06.840 | 1:09.980 | 5 |
8 | 77 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-メルセデス | 1:07.148 | 1:06.911 | 1:10.440 | 7 |
9 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:07.131 | 1:06.866 | 1:11.153 | 8 |
10 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:07.419 | 1:07.145 | 1:11.977 | PL |
11 | 21 | エステバン・グティエレス | ハース-フェラーリ | 1:07.660 | 1:07.578 | 11 | |
12 | 94 | パスカル・ウェーレイン | MRT-メルセデス | 1:07.565 | 1:07.700 | 12 | |
13 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:07.662 | 1:07.850 | 13 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1:07.671 | 1:08.154 | 14 | |
15 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:07.618 | No time | 15 | |
16 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:07.657 | No time | 16 | |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 1:07.941 | 17 | ||
18 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1:07.965 | 19 | ||
19 | 88 | リオ・ハリアント | MRT-メルセデス | 1:08.026 | 20 | ||
20 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:08.409 | PL | ||
21 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:08.418 | 18 | ||
22 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー-フェラーリ | 1:08.446 | 21 |
2016年 オーストリアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | 1:27:38.107 | 1 | 25 |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 71 | +5.719 | 8 | 18 |
3 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 71 | +6.024 | 4 | 15 |
4 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 71 | +26.7101 | 6 | 12 |
5 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 71 | +30.981 | 5 | 10 |
6 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-ホンダ | 71 | +37.706 | 3 | 8 |
7 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 71 | +44.6682 | 13 | 6 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 71 | +47.400 | 15 | 4 |
9 | 77 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +1 Lap | 7 | 2 |
10 | 94 | パスカル・ウェーレイン | MRT-メルセデス | 70 | +1 Lap | 12 | 1 |
11 | 21 | エステバン・グティエレス | ハース-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 11 | |
12 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 70 | +1 Lap | 19 | |
13 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 21 | |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 70 | +1 Lap | 17 | |
15 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 70 | +1 Lap | 18 | |
16 | 88 | リオ・ハリアント | MRT-メルセデス | 70 | +1 Lap | 20 | |
17 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 69 | アクシデント | 16 | |
18 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 64 | バッテリー | 14 | |
19 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 64 | ブレーキ | 2 | |
20 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 63 | ブレーキ | PL | |
Ret | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 26 | タイヤバースト | 9 | |
Ret | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-フェラーリ | 2 | メカニカル | PL |
F1オーストリアGP2015年シーズンの予選とレース結果は???

2015年シーズン
予選はメルセデスのハミルトンとロズベルグがパワーユニットユニットのアドバンテージを活かしてポールポジションと2位を獲得。デプロイで苦しむフェラーリユーザー、ルノーユーザー、ホンダユーザーはメルセデスに対抗出来ない。決勝レースもメルセデスの2台が異次元の速さを発揮し、後続をどんどん引き離し、ハミルトンとロズベルグのチームメイト対決でレースは展開されていった。後続に続くのはやはりメルセデスパワーユニットを搭載するウィリアムズ。空力的にやや劣る感は否めないがデプロイの切れる直線でフェラーリユーザーやルノーユーザーを引き離し、1周のラップタイムではウィリアムズに軍配が上がる。そこに辛うじてフェラーリのベッテルが一矢を報いるのが精いっぱいで、メルセデスパワーユニットの性能が際立つレースでもあった。同じくメルセデスパワーユニットのフォースインディアも相対的にタイムが速く、ヒュルケンベルクが6位でレースをフィニッシュ。ペレスは1ラップダウンではあったが9位でレースを終え2ポイントを獲得。ロータスのマルドナードも7位で6ポイントを獲得。 メルセデスパワーユニットの優位性が他のパワーユニットを凌駕するレースであった。
2015年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:12.218 | 1:09.062 | 1:08.455 | 1 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:10.976 | 1:08.634 | 1:08.655 | 2 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:11.184 | 1:09.392 | 1:08.810 | 3 |
4 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:11.830 | 1:09.719 | 1:09.192 | 4 |
5 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:11.319 | 1:09.604 | 1:09.278 | 5 |
6 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:11.894 | 1:09.598 | 1:09.319 | 6 |
7 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 1:11.307 | 1:09.631 | 1:09.612 | 7 |
8 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 1:12.092 | 1:10.187 | 1:09.694 | 15 |
9 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 1:12.001 | 1:09.652 | 1:09.713 | 8 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 1:11.821 | 1:09.920 | no time | 9 |
11 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 1:11.661 | 1:10.374 | 10 | |
12 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 1:12.388 | 1:10.426 | 11 | |
13 | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 1:11.158 | 1:10.465 | 12 | |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 1:11.973 | 1:10.482 | 18 | |
15 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1:12.508 | 1:10.736 | 19 | |
16 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:12.522 | 13 | ||
17 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 1:12.632 | 20 | ||
18 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:12.867 | 14 | ||
19 | 98 | ロベルト・メリ | マルシャ・フェラーリ | 1:14.071 | 16 | ||
20 | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 1:15.368 | 17 |
2015年 オーストリアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 71 | 1:30:16.930 | 2 | 25 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +8.800 | 1 | 18 |
3 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 71 | +17.573 | 4 | 15 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 71 | +18.181 | 3 | 12 |
5 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 71 | +53.604 | 6 | 10 |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 71 | +1:04.075 | 5 | 8 |
7 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 70 | +1 Lap | 10 | 6 |
8 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 70 | +1 Lap | 7 | 4 |
9 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 70 | +1 Lap | 13 | 2 |
10 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 70 | +1 Lap | 18 | 1 |
11 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 70 | +1 Lap | 8 | |
12 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 70 | +1 Lap | 15 | |
13 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 69 | +2 Laps | 11 | |
14 | 98 | ロベルト・メリ | マルシャ・フェラーリ | 68 | +3 Laps | 16 | |
Ret | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 34 | ギアボックス | 9 | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 34 | パワーロス | 12 | |
Ret | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 7 | センサー | 20 | |
Ret | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 0 | オイル漏れ | 17 | |
Ret | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 0 | 衝突 | 14 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 0 | 衝突 | 19 |
F1オーストリアGP2014年シーズンの予選とレース結果は???

2014年シーズン
スタートではウィリアムズのマッサが首位を守ったのに対して、ボッタスはメルセデスのロズベルグに追い抜かれるが、1コーナーの立ち上がりから2コーナーへ向かうストレート区間ですぐに抜き返す。予選で9位だったメルセデスのハミルトンは抜群のスタートを切って、1周目を終える時にはフェラーリのアロンソまで追い抜いて4位に順位を上げた。序盤はウィリアムズのマッサとボッタスがレースをリードするが、メルセデスのロズベルグとハミルトンがそれぞれ11周目、14周目でピットインしてタイヤ交換する。ボッタスは14周目に、マッサは15周目にタイヤ交換。各車1回目のタイヤ交換を終えた30周目の時点で1位はメルセデスのロズベルグ、2位はウィリアムズのボッタス、3位はメルセデスのハミルトン、4位はウィリアムズのマッサとなる。その後はハミルトンとのギャップをしっかりコントロールしたニコ・ロズベルグがシーズン3勝目を飾った。2位はハミルトン。3位はボッタスで、自身初となる表彰台を獲得した。4位のマッサは、久々のポール獲得となったものの、ピットインのタイミングなどがまずく表彰台にすら上ることができなかった。5位はフェラーリのアロンソ。メルセデスパワーユニットが猛威をふるったこのコースでマッサを追い詰めるなど素晴らしい走りを見せた。
2014年 オーストリアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:10.292 | 1:09.239 | 1:08.759 | 1 |
2 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:10.356 | 1:09.096 | 1:08.846 | 2 |
3 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:09.695 | 1:08.974 | 1:08.944 | 3 |
4 | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:10.405 | 1:09.479 | 1:09.285 | 4 |
5 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル・ルノー | 1:10.395 | 1:09.638 | 1:09.466 | 5 |
6 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 1:10.081 | 1:09.473 | 1:09.515 | 6 |
7 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 1:09.678 | 1:09.490 | 1:09.619 | 7 |
8 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:10.285 | 1:09.657 | 1:10.795 | 8 |
9 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:09.514 | 1.09.092 | No time | 9 |
10 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:10.389 | 1:09.624 | No time | 10 |
11 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:10.124 | 1:09.754 | 15 | |
12 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:10.252 | 1:09.780 | 11 | |
13 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:10.630 | 1:09.801 | 12 | |
14 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | 1:10.821 | 1:09.939 | 13 | |
15 | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 1:10.161 | 1:10.073 | 14 | |
16 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 1:10.461 | 1:10.642 | PL | |
17 | 99 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 1:10.825 | 16 | ||
18 | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 1:11.349 | 17 | ||
19 | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 1:11.412 | 18 | ||
20 | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 1:11.673 | 19 | ||
21 | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 1:11.775 | 21 | ||
22 | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 1:12.673 | 20 |
2014年 オーストリアGP決勝 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 71 | 1:27:54.976 | 3 | 25 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 71 | +1.932 | 9 | 18 |
3 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 71 | +8.172 | 2 | 15 |
4 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 71 | +17.357 | 1 | 12 |
5 | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 71 | +18.553 | 4 | 10 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 71 | +28.546 | 15 | 8 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 71 | +32.031 | 6 | 6 |
8 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 71 | +43.522 | 5 | 4 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 71 | +44.137 | 10 | 2 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 71 | +47.777 | 8 | 1 |
11 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 71 | +50.966 | 11 | |
12 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | 70 | +1 Lap | 13 | |
13 | 99 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 70 | +1 Lap | 16 | |
14 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 70 | +1 Lap | PL | |
15 | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 69 | +2 Laps | 18 | |
16 | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 69 | +2 Laps | 19 | |
17 | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 69 | +2 Laps | 21 | |
18 | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 69 | +2 Laps | 20 | |
19 | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 69 | +2 Laps | 17 | |
Ret | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 59 | ブレーキ | 14 | |
Ret | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 34 | 電気系 | 12 | |
Ret | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 24 | サスペンション | 7 |