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F1 サンパウロGP観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

INDEX

1.F1観戦ツアーのお見積り

2.F1ブラジルGP開催日程

3.スタンドからコースの景色

4.F1開催国情報

5.F1観戦ツアーを楽しむ方法

9.過去の予選とレース結果は?

F1ブラジルGPチケット

F1ブラジルGP観戦ツアー2022101
3日通し券(金土日)
Stand A
Stand B
Stand D
Stand G
Stand H
Stand M
Stand R

F1ブラジルGP 開催日程

日程開催レース開催地
2023/11/03 (金)F1ブラジル グランプリ(GP)・フリー走行1
F1ブラジル グランプリ(GP)・フリー走行2
サンパウロ
2023/11/04 (土)F1ブラジル グランプリ(GP)フリー走行3、予選
サンパウロ
2023/11/05 (日)F1ブラジル グランプリ(GP)決勝レースサンパウロ

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06-4303-4364

MAIL:info@f1world.net

土日祝、夏季、年末年始

受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝

F1ブラジルGPスタンドからコースの景色

F1ブラジルGP観戦ツアー11

Stand A

最終コーナーからホームストレートにかけての区間にあるスタンド。ピットロード入口が目の前にあります。実質的にストレートになるコーナーで前車のスリップに入れれば、続くホームストレートでDRSを使えば1コーナーでオーバーテイクが可能。インテルラゴスで最もオーバーテイクが繰り広げられる区間の始まりにあるスタンドになります。スタンドには屋根がりませんので、陽射し対策や雨対策が必要です。

F1ブラジルGP観戦ツアー12

Stand B

近い距離でスターティング・グリッドに整列するマシンを観ることが出来ます。スタンド正面が各チームのピットになっているので、タイヤ交換などでマシンがピットインしてきた時のタイヤ交換作業なども近い距離で観ることが出来ます。スタンド前のスターティンググリッドには決勝レース開始の30分前から各マシンがコースに出てきてグリッドに整列していきます。マシンの周辺にはチーム代表やエンジニア・デザイナー・メカニックなどが集まり、ドライバーと決勝レースの作戦や注意事項を最終確認しますので、その時の様子は絶好の撮影チャンスです。TVカメラや報道関係者などもスターティンググリッドに詰めかけてきて各チームのドライバー達にインタビューをしていきます。こういったことからとても華やかな雰囲気がこのStand Bでは味わえます。目の前がピットになります。またピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。タイヤ交換でピットインしてきたマシンのタイヤ交換はとてもスリリングでピットクルーの一糸乱れぬ統率のとれた集団作業は非常に見物です。ホームストレートを挟んでスタンドの正面が表彰台なので表彰式の様子も近い距離で観ることが出来ます。表彰式の様子をデジカメで撮影することが出来ます。スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので、決勝レースの順位などの状況が分かりやすいです。華やかな雰囲気を味わいたい人にはおススメのスタンドです。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。インテルラゴスの一般観客席では最も高額なスタンドになります。

F1ブラジルGP観戦ツアー13

Stand M

ホームストレートエンド区間のスタンドになる。ストレートエンドでのオーバーテイクが目の前で繰り広げられる。サンパウロのサーキットでオーバーテイクが一番多い箇所。ただ路面がバンピーでドライバーのマシンコントロール能力とブレーキングの技術が要求されます。その駆け引きが存分に楽しめるスタンドです。スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので、決勝レースの順位などの状況が分かりやすいです。オーバーテイクシーンやマシン同士のバトルシーンを楽しみたい人にはおススメのスタンドです。ホームストレートエンドは急な下り坂になっています。

F1ブラジルGP観戦ツアー14

Stand R

3コーナーを立ち上がってバックストレートに向かうマシンが加速していく様子が楽しめるスタンドです。ギヤをシフトアップしていく時の様子が音で伝わってきます。スタンドには屋根があるので、ブラジル特有の突然の豪雨対策にもなりますが、横風がふいているとびしょ濡れになります。インテルラゴスサーキットのバックストレート区間の始まりのエリアにスタンドはあります。このスタンド前あたりを通過する時に前のマシンのスリップストリームに入ることが出来れば、バックストレートエンドのブレーキング競争でバトルを仕掛けていくことが可能になります。コーナーに対してイン側のラインをキープ出来ればオーバーテイクの確率は非常に高くなります。スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってこれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されていないので、決勝レースの順位を知りたい人はスマートフォン用のF1アプリをダウンロードしておくと良いでしょう。

F1ブラジルGP観戦ツアー15

Stand Q

バックストレート区間のスタンドです。屋根が設置されてない分、席の値段はリーズナブルですが、強い日差しによる日焼けと突然の豪雨の際にはびしょ濡れになりますが、気になさらない方にはおススメのスタンドです。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されていないので、決勝レースの順位を知りたい人はスマートフォン用のF1アプリをダウンロードしておくと良いでしょう。

F1ブラジルGP観戦ツアー・ブラジル

首都:ブラジリア。
人口:2億768万人。
物価:日本より割安感がある。
通貨:レアル。
時差:+12時間。
気温:F1開催時の平均気温18度~27度。
公用語:ポルトガル語。
サーキット:ホセ・カルロス・パーチェサーキット。
開催期間:2023年11月03日~2023年11月05日。
開始時刻:15時00分(日本時間27時00分)。
観戦時の服装:長袖シャツまたは半袖シャツ。
サンパウロの観光名所:サンパウロ美術館、パウリスタ通り、メトロポリターナ、サンパウロ中央市場、オスカル・フレイレ通り、リベルダージ地区、ブラジル日本移民資料館がおススメです。

1990年からブラジルGPの舞台はサンパウロ郊外のホセ・カルロス・パーチェサーキットで開催されている。サーキット周辺の治安は非常に悪く、F1開催国の中では間違いなく一番悪い。サンパウロ市内中心から南へ30~40キロ郊外のエリアは湖が点在しており、サーキットはその湖に挟まれる地域にあり、周辺は沼地や湿地が散らばっている。サーキットの標高も約700mでメキシコ、オーストリアに次いで3番目であることから、エンジンパワーの差が出にくい特徴がある。標高が高くなるにつれ空気が薄くなり、エンジンに流入される空気の質量が低下する為が主な要因である。モータースポーツが盛んな国で、ブラジル出身のF1ドライバーにはフィッティパルディ、ピケ、セナをはじめ、歴代の名ドライバーが名を連ねるが、2018年からはブラジル出身の現役ドライバーは不在になった。この数年はブラジル経済の低迷からF1開催が危ぶまれるようになっていきている。

F1ブラジルGP過去の予選とレース結果は???

1981年から1989年はリオデジャネイロの郊外にあるジャカレパグアで実施されていたブラジルGPは1990年からサンパウロ郊外にあるインテルラゴスで開催されるようになった。

1991年にはアイルトン・セナが母国初優勝を達成し、スタンドの大観衆は熱狂に包まれた。
2005年から2009年まで5年連続でワールドチャンピオン決定戦の舞台にもなった。

ブラジルグランプリのみの「お約束」として、表彰式後のシャンパンファイトで通常の曲ではなく、サンバのリズムが流れ、それとともに大量の紙ふぶきが飛び出すようになった。

最多勝記録は1980年代から1990年にかけ6勝を挙げたアラン・プロストが最多勝記録を保持している(シューマッハは4勝を挙げた)。チームとしては、マクラーレンが強く通算で12勝を挙げており、フェラーリ(11勝)、ウィリアムズ(6勝)がそれに続いている。

2007年までのブラジル人のF1チャンピオンは、いずれもブラジルGPを制している。エマーソン・フィッティパルディは初の公式戦として開催された1973年、ネルソン・ピケは5度目の挑戦となる1983年、アイルトン・セナは8度目の挑戦となる1991年に、初の母国GP制覇を達成している。

2017年以降の開催については、スポンサーを失った主催者とFOMが開催権料を巡って折り合いがついておらず、不透明な状況となっている。理由としてブラジル国内の景気がリオデジャネイロオリンピック以降急激に悪化していることと、サンパウロ市の市長交代によるもので、ドリア新市長は当選直後に「サーキットの民営化を積極的に進めたい」と語っている。このため、2016年9月に出された2017年の暫定カレンダーでは「暫定扱い」とされていたが、11月30日の正式カレンダーでは開催が確定している。

2019年5月、ボルソナーロ大統領が、翌2020年からはリオデジャネイロに建設される新サーキットで開催する意向を明らかにしたが、インテルラゴスは2020年まで開催契約を結んでおり、サーキットの民営化がサンパウロ市議会で否決されたため、同地での開催継続に意欲を見せている。一方、ボルソナーロ大統領もインテルラゴスとの契約が切れる2021年からリオでの開催要望を繰り返し述べていたが、インテルラゴスが2025年までの開催権(名称はブラジルを使わず、F1インテルラゴスGP)を有している。

F1サンパウロGP2022年シーズン

F1ブラジルGP観戦ツアー_2023_202

2022年シーズン

スタートでの接触はなかったが、ターン9でマクラーレンのリカルドがハースのマグヌッセンに追突、共にダメージが大きくその場でリタイアとなり、セーフティカーが出動された。レースは7周目に再開、直後にターン2へ並んで進入したメルセデスのハミルトンとレッドブルのフェルスタッペンが接触した。レッドブルのフェルスタッペンは破損したフロントウイングを交換し最後尾まで後退、さらにこの接触に非があるとして5秒のタイムペナルティが科された。その直後にも3位争いをしていたマクラーレンのノリスとフェラーリのルクレールが接触し、ピットインを余儀なくされたフェラーリのルクレールは後退、マクラーレンのノリスには5秒のタイムペナルティが科された。メルセデスのハミルトンはレッドブルのフェルスタッペンとの接触で8位まで後退したが、徐々に追い上げ45周目に2位のレッドブルのペレスを追い抜き、メルセデス勢が1-2とした。52周目にはマクラーレンのノリスがトラブルによりコース上にマシンを停めたためVセーフティーカーが出動され、のちにセーフティーカーへと切り替えられた。各車の差がなくなった60周目にレースは再開されたが、メルセデスのラッセルはファステストラップを記録しながらメルセデスのハミルトンとの差を広げ、最終的に1.529秒の差をつけ初優勝を飾った。

2022年 サンパウロGP 予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
120ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ1:13.9541:11.4101:11.6741
21マックス・フェルスタッペンレッドブル-RBPT1:13.6251:10.8811:11.8772
363ジョージ・ラッセルメルセデス1:14.4271:11.3181:12.0593
44ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス1:13.1061:11.3771:12.2634
555カルロス・サインツフェラーリ1:14.6801:10.8901:12.3575
631エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー1:14.6631:11.5871:12.4256
714フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー1:13.5421:11.3941:12.5047
844ルイス・ハミルトンメルセデス1:13.4031:11.5391:12.6118
911セルジオ・ペレスレッドブル-RBPT1:13.6131:11.4561:15.6019
1016シャルル・ルクレールフェラーリ1:14.4861:10.950DNF10
1123アレクサンダー・アルボンウィリアムズ-メルセデス1:14.3241:11.631 11
1210ピエール・ガスリーアルファタウリ-RBPT1:14.3711:11.675 12
135セバスチャン・ベッテルアストンマーティン・アラムコ-メルセデス1:13.5971:11.678 13
143ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス1:14.9311:12.140 14
1518ランス・ストロールアストンマーティン・アラムコ-メルセデス1:14.3981:12.210 15
166ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス1:15.095  16
1724周冠宇アルファロメオ-フェラーリ1:15.197  17
1877バルテリ・ボッタスアルファロメオ-フェラーリ1:15.486  18
1922角田裕毅アルファタウリ-RBPT1:16.264  19
2047ミック・シューマッハハース-フェラーリ1:16.361  20
2022年 サンパウロGP スプリント
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイア原因GridPointsFinal Grid
163ジョージ・ラッセルメルセデス2430:11.307381
255カルロス・サインツフェラーリ24+3.995577
344ルイス・ハミルトンメルセデス24+4.492862
41マックス・フェルスタッペンレッドブル-RBPT24+10.494253
511セルジオ・ペレスレッドブル-RBPT24+11.855944
616シャルル・ルクレールフェラーリ24+13.1331035
74ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス24+25.624426
820ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ24+28.768118
95セバスチャン・ベッテルアストンマーティン・アラムコ-メルセデス24+30.218139
1010ピエール・ガスリーアルファタウリ-RBPT24+34.1701210
113ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス24+39.3951411
1247ミック・シューマッハハース-フェラーリ24+41.1592012
1324周冠宇アルファロメオ-フェラーリ24+41.7631713
1477バルテリ・ボッタスアルファロメオ-フェラーリ24+42.3381814
1522角田裕毅アルファタウリ-RBPT24+50.30619PL
1618ランス・ストロールアストンマーティン・アラムコ-メルセデス24+50.70011515
1731エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー24+51.756616
1814フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー24+53.9852717
196ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス24+76.8501618
Ret23アレクサンダー・アルボンウィリアムズ-メルセデス12DNF1119
2022年 サンパウロGP 決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
163ジョージ・ラッセルメルセデス711:38:34.044126FL
244ルイス・ハミルトンメルセデス71+1.529218
355カルロス・サインツフェラーリ71+4.051715
416シャルル・ルクレールフェラーリ71+8.441512
514フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー71+9.5611710
61マックス・フェルスタッペンレッドブル-RBPT71+10.05638
711セルジオ・ペレスレッドブル-RBPT71+14.08046
831エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー71+18.690164
977バルテリ・ボッタスアルファロメオ-フェラーリ71+22.552142
1018ランス・ストロールアストンマーティン・アラムコ-メルセデス71+23.552151
115セバスチャン・ベッテルアストンマーティン・アラムコ-メルセデス71+26.1839
1224周冠宇アルファロメオ-フェラーリ71+29.32513
1347ミック・シューマッハハース-フェラーリ71+29.89912
1410ピエール・ガスリーアルファタウリ-RBPT71+31.86710
1523アレクサンダー・アルボンウィリアムズ-メルセデス71+36.01619
166ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス71+37.03818
1722角田裕毅アルファタウリ-RBPT70+1 LapPL
Ret4ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス50DNF6
Ret20ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ0DNF8
Ret3ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス0DNF11

F1サンパウロGP2021年シーズン

F1ブラジルGP観戦ツアー2021105

2021年シーズン

オープニングラップでは、レッドブルホンダのフェルスタッペンがターン1でメルセデスのボッタスのイン側に飛び込みトップを奪い去った。4位スタートのレッドブルホンダのペレスもターン4でメルセデスのボッタスを交わし、レッドブル・ホンダが早くも1-2体制を築いた。メルセデスのハミルトンは1周目を終えて4ポジションアップの6位に浮上すると、その後はフェラーリのルクレールを交わして早くも3周目に4位にまでポジションを上げた。メルセデスはチームオーダーを発動し、ターン1終端でメルセデスのボッタスとの順位を入れ替えた。アルファタウリの角田裕毅は4周目のターン1でアストンマーティンのストロールと接触。フロントウイングを交換しハードタイヤに履き替え、19位にまで後退した。この事故によって飛散したデブリを回収するためにレースコントロールはセーフティカーを導入した。レースは10周目に再開された。
一件は審議の対象となり、アルファタウリの角田裕毅に非があるとして10秒ペナルティが科された。
その直後にターン1でアルファロメオのライコネンと接触したハースのシューマッハーがフロントウイングを落としたため、デブリ回収のために今度はVSCが導入された。14周目に再開された。アルファロメオのライコネンは12位。ハースのシューマッハーは完走最下位の18位でレースを終えた。レッドブルホンダのペレスは18周目のホームストレートでメルセデスのハミルトンに抜かれるも、その後のターン4で意地を見せ、アグレッシブに抜き返した。だが翌周に再びターン1でアウト側からオーバーテイクされてしまい、3位に後退した。アルファタウリのガスリーは7位を走行していた26周目にハードタイヤに履き替え15位でコースに復帰した。優勝を争う2台の中ではメルセデスのハミルトンが先手を打って27周目にピットイン。レッドブル陣営は翌周にカバーにまわり、同じくハードを履かせてメルセデスのハミルトンの前方2秒の位置でコースに送り出した。アストンマーティンのストロールの車両から脱落したパーツ回収のために30周目に再びVSCが導入された。アルファタウリの角田裕毅との接触によるダメージの影響と思われる。アストンマーティンのストロールは47周目にクルマをガレージに入れリタイヤした。このタイミングでステイアウトしていたメルセデスのボッタスが利を得てピットイン。VSC前の28周目にピットに入っていたレッドブルホンダのペレスを抜いて3位に浮上した。
2回目のピットストップではレッドブルホンダのフェルスタッペンが先行。41周目に再びハードタイヤに履き替え、レッドブルホンダのペレスの後方10秒、4位でコースに戻った。メルセデスは翌周にメルセデスのボッタスを、レッドブル・ホンダはその翌周にレッドブルホンダのペレスをピットに入れ、更にその翌周にメルセデスのハミルトンが2回目のピットストップを消化した。レッドブルホンダのフェルスタッペンは48周目のターン1でメルセデスのハミルトンに背後を許すと、続くターン4でのブレーキングで一瞬だけ前に出てトラックポジションを死守。両者はコース外に飛び出しながらのサイド・バイ・サイドを演じた。イン側にいたレッドブルホンダのフェルスタッペンがメルセデスのハミルトンを追いやった可能性があるとして一件はスチュワードに記録されたが、調査の必要はないと判断された。
8位を走行していたマクラーレンのリカルドは49周目にリタイヤした。メルセデス製パワーユニットのトラブルと発表された。以降はメルセデスのハミルトンが1秒圏内バトルに持ち込み、DRSを連発する一瞬たりとも目が離せない展開となった。レッドブルホンダのフェルスタッペンはツイスティーなターン2でギャップを稼ぎ、直線区間が多いターン1・3で接近を許すラップを繰り返したが、59周目に遂に陥落。メルセデスのハミルトンがラップリーダーに躍り出た。
なお防衛の際のライン取りがスポーツマンシップにもとるとして、スチュワードはブラック・アンド・ホワイト・フラッグを出した。レッドブル・ホンダは最終ラップを前にした残り2周で、フリーストップを利用してレッドブルホンダのペレスをピットインさせてソフトタイヤを装着。メルセデスのハミルトンが持つファステストラップを奪取した。

2021年 サンパウロGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
133マックス・フェルスタッペンレッドブル-ホンダ1:09.3291:08.4991:08.3721
277バルテリ・ボッタスメルセデス1:09.0401:08.4261:08.4692
311セルジオ・ペレスレッドブル-ホンダ1:09.1721:08.9731:08.4833
410ピエール・ガスリーアルファタウリ-ホンダ1:09.3471:08.9031:08.7774
555カルロス・サインツフェラーリ1:09.0461:09.0311:08.8265
616シャルル・ルクレールフェラーリ1:09.1551:08.8591:08.9606
74ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス1:09.3651:09.0301:08.9807
83ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス1:09.3741:09.0931:09.0398
914フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー1:09.3911:09.1371:09.1139
1031エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー1:09.4301:09.18910
115セバスチャン・ベッテルアストンマーティン-メルセデス1:09.4511:09.39911
1222角田裕毅アルファタウリ-ホンダ1:09.3501:09.48312
137キミ・ライコネンアルファロメオ-フェラーリ1:09.5981:09.50313
1499アントニオ・ジョヴィナッツィアルファロメオ-フェラーリ1:09.3421:10.22714
1516ランス・ストロールアストンマーティン-メルセデス1:09.66315
166ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス1:09.89716
1763ジョージ・ラッセルウィリアムズ-メルセデス1:09.95317
1847ミック・シューマッハハース-フェラーリ1:10.32918
199ニキータ・マゼピンハース-フェラーリ1:10.58919
NC44ルイス・ハミルトンメルセデス1:08.7331:08.0681:07.93420
2021年 サンパウロGPスプリント予選
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイア原因GridPointsFinal Grid
177バルテリ・ボッタスメルセデス2429:09.559231
233マックス・フェルスタッペンレッドブル-ホンダ24+1.170122
355カルロス・サインツフェラーリ24+18.723513
411セルジオ・ペレスレッドブル-ホンダ24+19.78734
544ルイス・ハミルトンメルセデス24+20.8722010
64ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス24+22.55875
716シャルル・ルクレールフェラーリ24+25.05666
810ピエール・ガスリーアルファタウリ-ホンダ24+34.15847
931エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー24+34.632108
105セバスチャン・ベッテルアストンマーティン-メルセデス24+34.867119
113ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス24+35.869811
1214フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー24+36.578912
1399アントニオ・ジョヴィナッツィアルファロメオ-フェラーリ24+41.8801413
1418ランス・ストロールアストンマーティン-メルセデス24+44.0371514
1522角田裕毅アルファタウリ-ホンダ24+46.1501215
166ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス24+46.7601616
1763ジョージ・ラッセルウィリアムズ-メルセデス24+47.7391717
187キミ・ライコネンアルファロメオ-フェラーリ24+50.01413PL
1947ミック・シューマッハハース-フェラーリ24+61.6801818
209ニキータ・マゼピンハース-フェラーリ24+67.4741919
2021年 サンパウロGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
144ルイス・ハミルトンメルセデス711:32:22.8511025
233マックス・フェルスタッペンレッドブル-ホンダ71+10.496218
377バルテリ・ボッタスメルセデス71+13.576115
411セルジオ・ペレスレッドブル-ホンダ71+39.940413FL
516シャルル・ルクレールフェラーリ71+49.517610
655カルロス・サインツフェラーリ70+51.82038
710ピエール・ガスリーアルファタウリ-ホンダ70+1 Lap76
831エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー70+1 Lap84
914フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー70+1 Lap122
104ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス70+1 Lap51
115セバスチャン・ベッテルアストンマーティン-メルセデス70+1 Lap9
127キミ・ライコネンアルファロメオ-フェラーリ70+1 LapPL
1363ジョージ・ラッセルウィリアムズ-メルセデス70+1 Lap17
1499アントニオ・ジョヴィナッツィアルファロメオ-フェラーリ69+1 Lap13
1522角田裕毅アルファタウリ-ホンダ69+1 Lap15
166ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス69+1 Lap16
179ニキータ・マゼピンハース-フェラーリ69+2 Laps19
1847ミック・シューマッハハース-フェラーリ68+2 Laps18
Ret3ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス49DNF11
Ret18ランス・ストロールアストンマーティン-メルセデス47DNF14

F1ブラジルGP2019年シーズン

F1ブラジル観戦ツアー

2019年シーズン

2018年のブラジルGPでフォースインディアのオコンの接触の影響で優勝を逃し、レース終了後の体重測定でオコンの胸ぐらを突き飛ばすという暴力的な行為を行ったことに対し、社会奉仕2日間のペナルティを受けたレッドブルのフェルスタッペンが大波乱のレースを制し、今季3勝目を初のポール・トゥ・ウィンで達成した。2位には混乱をかいくぐったトロロッソのガスリーが入り、ホンダ製パワーユニット勢によるワンツーフィニッシュとなった。特にファイナルラップでのハミルトンとのサイドバイサイドのデッドヒートは見応え十分でメルセデスPUに遜色のないパワーをホンダPUが発揮している証明になった。2019シーズンのホンダPUの性能向上には目を見張るものがあり、フェラーリPUとメルセデスPUに対抗出来る実力をつけつつあるとの印象をF1関係者に思わせた。これに異を唱えるルノーPUの責任者であるアブデヒールの言葉には説得力がない感は否めず、もはやホンダPUがルノーを凌駕していると多くのF1関係者は見ている。

2019年 ブラジルGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
133マックス・フェルスタッペンレッドブル-ホンダ1:08.2421:07.5031:07.5081
25セバスチャン・ベッテルフェラーリ1:08.5561:08.0501:07.6312
344ルイス・ハミルトンメルセデス1:08.6141:08.0881:07.6993
416シャルル・ルクレールフェラーリ1:08.4961:07.8881:07.72814
577バルテリ・ボッタスメルセデス1:08.5451:08.2321:07.8744
623アレクサンダー・アルボンレッドブル-ホンダ1:08.5031:08.1171:07.9355
710ピエール・ガスリートロ・ロッソ-ホンダ1:08.9091:08.7701:08.8376
88ロマン・グロージャンハース-フェラーリ1:09.1971:08.7051:08.8547
97キミ・ライコネンアルファロメオ-フェラーリ1:09.2761:08.8581:08.9848
1020ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ1:08.8751:08.8031:09.0379
114ランド・ノリスマクラーレン-ルノー1:08.8911:08.86810
123ダニエル・リカルドルノー1:09.0861:08.90311
1399アントニオ・ジョヴィナッツィアルファロメオ-フェラーリ1:09.1751:08.91912
1427ニコ・ヒュルケンベルグルノー1:09.0501:08.92113
1511セルジオ・ペレスレーシング・ポイント-BWTメルセデス1:09.2881:09.03515
1626ダニール・クビアトトロ・ロッソ-ホンダ1:09.32016
1718ランス・ストロールレーシング・ポイント-BWTメルセデス1:09.53617
1863ジョージ・ラッセルウィリアムズ-メルセデス1:10.12618
1988ロバート・クビサウィリアムズ-メルセデス1:10.61419
NC55カルロス・サインツマクラーレン-ルノーNo Time20
2019年 ブラジルGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
133マックス・フェルスタッペンレッドブル-ホンダ711:33:14.678125
210ピエール・ガスリートロ・ロッソ-ホンダ71+6.077618
355カルロス・サインツマクラーレン-ルノー71+8.8962015
47キミ・ライコネンアルファロメオ-フェラーリ71+9.452812
599アントニオ・ジョヴィナッツィアルファロメオ-フェラーリ71+10.2011210
63ダニエル・リカルドルノー71+10.541118
744ルイス・ハミルトンメルセデス71+11.13936
84ランド・ノリスマクラーレン-ルノー71+11.204104
911セルジオ・ペレスレーシング・ポイント-BWTメルセデス71+11.529152
1026ダニール・クビアトトロ・ロッソ-ホンダ71+11.931161
1120ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ71+12.7329
1263ジョージ・ラッセルウィリアムズ-メルセデス71+13.59918
138ロマン・グロージャンハース-フェラーリ71+14.2477
1423アレクサンダー・アルボンレッドブル-ホンダ71+14.9275
1527ニコ・ヒュルケンベルグルノー71+18.05913
1688ロバート・クビサウィリアムズ-メルセデス70+1 Lap19
175セバスチャン・ベッテルフェラーリ65接触2
1816シャルル・ルクレールフェラーリ65接触14
1918ランス・ストロールレーシング・ポイント-BWTメルセデス65サスペンション17
Ret77バルテリ・ボッタスメルセデス56ハイドロリクス4

F1ブラジルGP2018年シーズン

F1ブラジル海外観戦ツアー

2018年シーズン

大接戦の中、メルセデスのハミルトンが左フロントタイヤのブリスターに苦しみながらも、レッドブルのフェルスタッペンの猛追に耐えポール・トゥ・ウィンで今季10勝目。2014年のV6ターボ導入以来メルセデスが5年連続5回目のコンストラクターズチャンピオンをこのインテルラゴスで獲得した。2位のレッドブルのフェルスタッペンはフェラーリのベッテルやライコネン、メルセデスのボッタスをオーバーテイクしながら、タイヤ交換作戦を的中させてメルセデスのハミルトンからトップの座を奪ったが、周回遅れのレーシングポイントのオコンが首位のフェルスタッペンを追い越す行為に及び、その際に両者が接触、フェルスタッペンは優勝のチャンスを逃した。怒りの収まらないフェルスタッペンは、レース終了後の体重測定でオコンに言い寄っていき、胸ぐらを軽く突き飛ばした。これが紳士協定に反する危険行為とジャッジされ、フェルスタッペンには社会奉仕活動2日間の罰則が科せられた。それでもフェルスタッペンは3戦連続でドライバー・オブ・ザ・デーに選出され、6戦連続でレッドブル勢がドライバー・オブ・ザ・デーを独占することとなった。

3位のフェラーリのライコネンは追いすがるレッドブルのリカルドを抑えきって表彰台を獲得した。5位はメルセデスのボッタス、6位はフェラーリのベッテル。7位はザウバーのルクレール、来季フェラーリ入りが確定した中でまたも安定した成績を残した。

2018年 ブラジルGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
144ルイス・ハミルトンメルセデス1:08.4641:07.7951:07.2811
25セバスチャン・ベッテルフェラーリ1:08.4521:07.7761:07.3742
377バルテリ・ボッタスメルセデス1:08.4921:07.7271:07.4413
47キミ・ライコネンフェラーリ1:08.4521:08.0281:07.4564
533マックス・フェルスタッペンレッドブル-タグ・ホイヤー1:08.2051:08.0171:07.7785
63ダニエル・リカルドレッドブル-タグ・ホイヤー1:08.5441:08.0551:07.78011
79マーカス・エリクソンザウバー-フェラーリ1:08.7541:08.5791:08.2966
816シャルル・ルクレールザウバー-フェラーリ1:08.6671:08.3351:08.4927
98ロマン・グロージャンハース-フェラーリ1:08.7351:08.2391:08.5178
1010ピエール・ガスリートロ・ロッソ-ホンダ1:09.0461:08.6161:09.0299
1120ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ1:08.4741:08.65910
1211セルジオ・ペレスフォース・インディア-メルセデス1:09.2171:08.74112
1331エステバン・オコンフォース・インディア-メルセデス1:09.2641:08.77018
1427ニコ・ヒュルケンベルグルノー1:09.0091:08.83413
1535セルゲイ・シロトキンウィリアムズ-メルセデス1:09.2591:10.38114
1655カルロス・サインツルノー1:09.26915
1728ブレンドン・ハートレイトロ・ロッソ-ホンダ1:09.28016
1814フェルナンド・アロンソマクラーレン-ルノー1:09.40217
1918ランス・ストロールウィリアムズ-メルセデス1:09.44119
202ストフェル・バンドーンマクラーレン-ルノー1:09.60120
2018年 ブラジルGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
144ルイス・ハミルトンメルセデス711:27:09.066125
233マックス・フェルスタッペンレッドブル-タグ・ホイヤー71+1.469518
37キミ・ライコネンフェラーリ71+4.764415
43ダニエル・リカルドレッドブル-タグ・ホイヤー71+5.1931112
577バルテリ・ボッタスメルセデス71+22.943310
65セバスチャン・ベッテルフェラーリ71+26.99728
716シャルル・ルクレールザウバー-フェラーリ71+44.19976
88ロマン・グロージャンハース-フェラーリ71+51.23084
920ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ71+52.857102
1011セルジオ・ペレスフォース・インディア-メルセデス70+1 Lap121
1128ブレンドン・ハートレイトロ・ロッソ-ホンダ70+1 Lap16
1255カルロス・サインツルノー70+1 Lap15
1310ピエール・ガスリートロ・ロッソ-ホンダ70+1 Lap9
1431エステバン・オコン 1フォース・インディア-メルセデス70+1 Lap18
152ストフェル・バンドーンマクラーレン-ルノー70+1 Lap 220
1635セルゲイ・シロトキンウィリアムズ-メルセデス69+2 Laps14
1714フェルナンド・アロンソマクラーレン-ルノー69+2 Laps 317
1818ランス・ストロールウィリアムズ-メルセデス69+2 Laps19
Ret27ニコ・ヒュルケンベルグルノー32パワーユニット13
Ret9マーカス・エリクソンザウバー-フェラーリ20接触ダメージ6

F1ブラジルGP2017年シーズン

F1ブラジル海外観戦ツアー

2017年シーズン

スタートでフェラーリのベッテルがメルセデスのボッタスを抜いてトップに立ってからレースを支配し優勝。ピットレーンスタートとなったメルセデスのハミルトンは一時はトップを走行するなど驚異的な追い上げを見せ4位入賞を果たした。フォースインディアのオコンは1周目にハースのグロージャンと接触してリタイアとなり、F1デビューから続けていた連続完走記録が27でストップした。これで、レッドブルのフェルスタッペンは今季のランキングが6位に確定し、フェラーリのベッテルとメルセデスのボッタスとのポイント差は22となり、最終戦でボッタスが優勝かつベッテルが9位以下かリタイアすれば、メルセデス勢の4年連続ドライバーズ・ポイントランキング1-2が決定する。

2017年 ブラジルGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
177バルテリ・ボッタスメルセデス1:09.4521:08.6381:08.3221
25セバスチャン・ベッテルフェラーリ1:09.6431:08.4941:08.3602
37キミ・ライコネンフェラーリ1:09.4051:09.1161:08.5383
433マックス・フェルスタッペンレッドブル-タグ・ホイヤー1:09.8201:09.0501:08.9254
53ダニエル・リカルドレッドブル-タグ・ホイヤー1:09.8281:09.5331:09.33014
611セルジオ・ペレスフォース・インディア-メルセデス1:10.1451:09.7601:09.5985
714フェルナンド・アロンソマクラーレン-ホンダ1:10.1721:09.5931:09.6176
827ニコ・ヒュルケンベルグルノー1:10.0781:09.7261:09.7037
955カルロス・サインツルノー1:10.2271:09.7681:09.8058
1019フェリペ・マッサウィリアムズ-メルセデス1:09.7891:09.6121:09.8419
1131エステバン・オコンフォース・インディア-メルセデス1:10.1681:09.83010
128ロマン・グロージャンハース-フェラーリ1:10.1481:09.87911
132ストフェル・バンドーンマクラーレン-ホンダ1:10.2861:10.11612
1420ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ1:10.5211:10.15413
1528ブレンドン・ハートレイトロ・ロッソ1:10.625no time18
1694パスカル・ウェーレインザウバー-フェラーリ1:10.67815
1710ピエール・ガスリートロ・ロッソ1:10.68619
1818ランス・ストロールウィリアムズ-メルセデス1:10.77616
199マーカス・エリクソンザウバー-フェラーリ1:10.87517
NC44ルイス・ハミルトンメルセデスno timePL
2017年 ブラジルGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
15セバスチャン・ベッテルフェラーリ711:31:26.262225
277バルテリ・ボッタスメルセデス71+2.762118
37キミ・ライコネンフェラーリ71+4.600315
444ルイス・ハミルトンメルセデス71+5.468PL12
533マックス・フェルスタッペンレッドブル-タグ・ホイヤー71+32.940410
63ダニエル・リカルドレッドブル-タグ・ホイヤー71+48.691148
719フェリペ・マッサウィリアムズ-メルセデス71+1:08.88296
814フェルナンド・アロンソマクラーレン-ホンダ71+1:09.36364
911セルジオ・ペレスフォース・インディア-メルセデス71+1:09.50052
1027ニコ・ヒュルケンベルグルノー70+1 Lap71
1155カルロス・サインツルノー70+1 Lap8
1210ピエール・ガスリートロ・ロッソ70+1 Lap19
139マーカス・エリクソンザウバー-フェラーリ70+1 Lap17
1494パスカル・ウェーレインザウバー-フェラーリ70+1 Lap15
158ロマン・グロージャンハース-フェラーリ69+2 Laps11
1618ランス・ストロールウィリアムズ-メルセデス69+2 Laps16
Ret28ニブレンドン・ハートレイトロ・ロッソ40パワーユニット18
Ret31エステバン・オコンフォース・インディア-メルセデス0アクシデント10
Ret2ストフェル・バンドーンマクラーレン-ホンダ0アクシデント12
Ret20ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ0アクシデント13

F1ブラジルGP2016年シーズン

F1ブラジル海外観戦ツアー

2016年シーズン

ハースのグロージャンが決勝前のレコノサンスラップでクラッシュ。決勝レースは欠場となった。その影響でレースは10分遅れとなりセーフティカー先導でスタートした。

しかし14周目にザウバーのエリクソンが最終コーナーでクラッシュ。セーフティカーが出動し、20周目にレースが再開されるが、再開直後にフェラーリのライコネンが単独クラッシュを喫し、破片がコースに散乱したため赤旗中断となる。その後、セーフティカー先導でレースが再開されるが大雨のため28周目に再び赤旗中断となる。この時、スタンドからは大きなブーイングが浴びせられた。ほとんどのドライバーはレース続行は危険と訴えるが、さほどの雨量ではなく、タイヤの排水性能の低さからレインコンディションでのドライビングが安定さを欠く有り様で、多くのドライバーはレース続行を取りやめるよう訴えていたが、ロズベルグとのチャンピオン争いを考えてハーフポイントは避けたいハミルトンだけはレース続行は可能と訴える。少し時間が経過して再びセーフティカー先導で32周目よりレースは再開。直後、3位を走っていたレッドブルのフェルスタッペンがメルセデスのロズベルグを追い抜いて2位に浮上する。フェルスタッペンは途中、13コーナーでハーフスピンをするが、リカバーし順位を落とすことなくレースを続行。またロズベルグもスピンを喫するが、こちらもクラッシュすることなくレースを続行する。44周目にレッドブルのフェルスタッペンがインターミディエイトタイヤに交換。46周目にウィリアムズのマッサがターン14でクラッシュ。このクラッシュで再びセーフティカーが出動する。F1引退を表明していたマッサは大きな歓声と拍手を浴びながらブラジル国旗を掲げ、歩いてピットに戻った。この時、メルセデス、そして古巣のフェラーリのメカニックが総出でマッサを出迎えた。55周目にレースは再開。再開直前に8位を走っていたマクラーレンのアロンソがスピンを喫し17位に順位を下げる。またインターミディエイトを履いていたレッドブルの2台も再びウェットタイヤに戻し順位を下げた。終盤はウェットタイヤの性能を活かしレッドブル勢、そしてアロンソが後方から怒涛の追い上げを開始する。特にフェルスタッペンは残り15周の場面で、16位から一気に3位にまで順位を上げてきていた。2度の赤旗中断によりレースは3時間を超える長丁場となったが、ハミルトンが一度も首位を譲ることなくチェッカーを受け3連勝。ロズベルグがなんとか2位を守りきった。母国グランプリとなったザウバーのナッセが9位に入賞し、チームにとって待望の今シーズン初ポイントを獲得。コンストラクターズでもマノーを抜いて10位に上がり、財政的に厳しい局面におかれているザウバーにとって貴重な2ポイントとなった。またスピンを喫したマクラーレンのアロンソも10位にまで順位を上げ1ポイントを獲得した。マノーのオコンも終盤まで入賞圏内を走っていたが12位に終わった。

チャンピオン争いはロズベルグとハミルトンの差が12ポイント差となり最終戦を迎える。ロズベルグは、アブダビで自分が表彰台に上がるか、ハミルトンが表彰台を逃せば何位でもチャンピオンが確定する。ハミルトンのみが表彰台に上がった時は、ロズベルグの順位による。またこの結果により、コンストラクターズ選手権ではレッドブルの2位、フェラーリの3位が確定した。またフォース・インディア勢はセルジオ・ペレスが4位、ニコ・ヒュルケンベルグが7位となり、コンストラクターズポイントで18点を獲得。4位を争うウィリアムズがノーポイントに終わったことで、チーム最高順位となるコンストラクターズ4位獲得へ一気に有利な状況となった。

2016年 ブラジルGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
144ルイス・ハミルトンメルセデス1:11.5111:11.2381:10.7361
26ニコ・ロズベルグメルセデス1:11.8151:11.3731:10.8382
37キミ・ライコネンフェラーリ1:12.1001:12.3011:11.4043
433マックス・フェルスタッペンレッドブル-タグ・ホイヤー1:11.9571:11.8341:11.4854
55セバスチャン・ベッテルフェラーリ1:12.1591:12.0101:11.4955
63ダニエル・リカルドレッドブル-タグ・ホイヤー1:12.4091:12.0471:11.5406
78ロマン・グロージャンハース-フェラーリ1:12.8931:12.3431:11.9377
827ニコ・ヒュルケンベルグフォース・インディア-メルセデス1:12.4281:12.3601:12.1048
911セルジオ・ペレスフォース・インディア-メルセデス1:12.6841:12.3311:12.1659
1014フェルナンド・アロンソマクラーレン-ホンダ1:12.7001:12.3121:12.26610
1177バルテリ・ボッタスウィリアムズ-メルセデス1:12.6801:12.42011
1221エステバン・グティエレスハース-フェラーリ1:13.0521:12.43112
1319フェリペ・マッサウィリアムズ-メルセデス1:12.4321:12.52113
1426ダニール・クビアトトロ・ロッソ-フェラーリ1:13.0711:12.72614
1555カルロス・サインツトロ・ロッソ-フェラーリ1:12.9501:12.92015
1630ジョリオン・パーマールノー1:13.2591:13.25816
1722ジェンソン・バトンマクラーレン-ホンダ1:13.27617
1820ケビン・マグヌッセンルノー1:13.41018
1994パスカル・ウェーレインMRT-メルセデス1:13.42719
2031エステバン・オコンMRT-メルセデス1:13.432221
219マーカス・エリクソンザウバー-フェラーリ1:13.62320
2212フェリペ・ナッセザウバー-フェラーリ1:13.68121
2016年 ブラジルGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
144ルイス・ハミルトンメルセデス713:01:01.335125
26ニコ・ロズベルグメルセデス71+11.455218
333マックス・フェルスタッペンレッドブル-タグ・ホイヤー71+21.481415
411セルジオ・ペレスフォース・インディア-メルセデス71+25.346912
55セバスチャン・ベッテルフェラーリ71+26.334510
655カルロス・サインツトロ・ロッソ-フェラーリ71+29.160158
727ニコ・ヒュルケンベルグフォース・インディア-メルセデス71+29.82786
83ダニエル・リカルドレッドブル-タグ・ホイヤー71+30.48664
912フェリペ・ナッセザウバー-フェラーリ71+42.620212
1014フェルナンド・アロンソマクラーレン-ホンダ71+44.432101
1177バルテリ・ボッタスウィリアムズ-メルセデス71+45.29211
1231エステバン・オコンMRT-メルセデス71+45.80922
1326ダニール・クビアトトロ・ロッソ-フェラーリ71+51.19214
1420ケビン・マグヌッセンルノー71+51.55518
1594パスカル・ウェーレインMRT-メルセデス71+1:00.49819
1622ジェンソン・バトンマクラーレン-ホンダ71+1:21.99417
Ret21エステバン・グティエレスハース-フェラーリ60電気系統12
Ret19フェリペ・マッサウィリアムズ-メルセデス46アクシデント13
Ret30ジョリオン・パーマールノー20接触ダメージ16
Ret7キミ・ライコネンフェラーリ19アクシデント3
Ret9マーカス・エリクソンザウバー-フェラーリ11アクシデント20
DNS8ロマン・グロージャンハース-フェラーリアクシデント7

F1ブラジルGP2015年シーズン

F1ブラジル海外観戦ツアー

2015年シーズン

ポールポジションのメルセデスのロズベルグが好スタートを決めた。予選2位のチームメイトのハミルトンがそれに続く。フェラーリ勢はメルセデスの牙城を切り崩すべく、ロズベルグとハミルトンを追走しようとするが、レースペースはラップあたりコンマ5秒ほど遅く、徐々にその差は開いて行った。2015シーズンのフェラーリパワーユニットはメルセデスに対してそれなりに性能差を縮めてはいるが、まだその差は歴然としており、デプロイ切れの症状にはまだまだ改善の余地を必要である。フェラーリのベッテルとライコネンが3位ー4位で追走してレースは中盤に差し掛かってきていたが、大きな波乱や見せ場もなく、レースはメルセデスの1-2フィニッシュで幕を閉じた。優勝はロズベルグ、2位はハミルトン。それに続いて3位はフェラーリのベッテル、4位はライコネン。5位はメルセデスパワーユニットの利点を活かしてウィリアムズのマッサが続いた。6位はフォースインディアのヒュルケンベルク、7位はレッドブルのクビアト、8位はロータスのグロージャン、9位はトロロッソのフェルスタッペン、10位はロータスのマルドナードが入賞した。

2015年 ブラジルGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
16ニコ・ロズベルグメルセデス1:11.7461:12.2131:11.2821
244ルイス・ハミルトンメルセデス1:11.6821:11.6651:11.3602
35セバスチャン・ベッテルフェラーリ1:12.2401:11.9281:11.8043
477バルテッリ・ボッタスウィリアムズ・メルセデス1:12.9341:12.3741:12.0857
57キミ・ライコネンフェラーリ1:12.1851:12.2431:12.1444
627ニコ・ヒュルケンベルグフォースインディア・メルセデス1:12.5951:12.4851:12.2655
726ダニール・クビアトレッドブル・ルノー1:12.7301:12.5271:12.3226
819フェリペ・マッサウィリアムズ・メルセデス1:12.9801:12.8581:12.4158
93ダニエル・リカルドレッドブル・ルノー1:12.6391:12.8251:12.41719
1033マックス・フェルスタッペントロロッソ・ルノー1:12.8241:12.7121:12.7399
1112フェリペ・ナッセザウバー・フェラーリ1:13.1111:12.98910
1255カルロス・サインツトロロッソ・ルノー1:13.2671:13.045PIT
1311セルジオ・ペレスフォースインディア・メルセデス1:13.1401:13.14712
149マーカス・エリクソンザウバー・フェラーリ1:13.3461:13.23313
158ロマン・グロージャンロータス・メルセデス1:13.0561:13.91314
1613パストール・マルドナドロータス・メルセデス1:13.38515
1722ジェンソン・バトンマクラーレン・ホンダ1:13.42516
1853アレクサンダー・ロッシマルシャ・フェラーリ1:16.15117
1928ウィル・スティーブンスマルシャ・フェラーリ1:16.28318
14フェルナンド・アロンソマクラーレン・ホンダno time20
2015年 ブラジルGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
16ニコ・ロズベルグメルセデス711:31:09.090125
244ルイス・ハミルトンメルセデス71+7.756218
35セバスチャン・ベッテルフェラーリ71+14.244315
47キミ・ライコネンフェラーリ71+47.543412
577バルテッリ・ボッタスウィリアムズ・メルセデス70+1 Lap710
627ニコ・ヒュルケンベルグフォースインディア・メルセデス70+1 Lap58
726ダニール・クビアトレッドブル・ルノー70+1 Lap66
88ロマン・グロージャンロータス・メルセデス70+1 Lap144
933マックス・フェルスタッペントロロッソ・ルノー70+1 Lap92
1013パストール・マルドナドロータス・メルセデス70+1 Lap151
113ダニエル・リカルドレッドブル・ルノー71+1 Lap19
1211セルジオ・ペレスフォースインディア・メルセデス70+1 Lap11
1312フェリペ・ナッセザウバー・フェラーリ70+1 Lap13
1422ジェンソン・バトンマクラーレン・ホンダ70+1 Lap16
1514フェルナンド・アロンソマクラーレン・ホンダ70+1 Laps20
169マーカス・エリクソンザウバー・フェラーリ69+2 Laps12
1728ウィル・スティーブンスマルシャ・フェラーリ67+4 Laps17
1853アレクサンダー・ロッシマルシャ・フェラーリ67+4 Laps18
Ret55カルロス・サインツトロロッソ・ルノー0PIT
失格19フェリペ・マッサウィリアムズ・メルセデス708

F1ブラジルGP2014年シーズン

F1ブラジル海外観戦ツアー

2014年シーズン

スタートでは上位陣に大きな変動はなくロズベルグ、ハミルトン、マッサ、ボッタス、バトンのオーダーで続く。予想よりも気温が上がったこともあり、ソフトタイヤでスタートした車はタイヤの劣化に苦しみ、早々とタイヤ交換でピットに向かう。5周目にウィリアムズのマッサがピットインすると、上位陣は次々とピットインし、ミディアムタイヤに交換。 首位をいくロズベルグと2位のハミルトンのギャップは1秒~2秒で推移していたが、2回目のピットインを控えたタイミングでオーバーカットを狙うハミルトンが少しずつギャップを詰め、25周目にはそのギャップを1.1秒まで縮めると、26周目に首位のロズベルグはピットイン。翌週にピットインすると思われたハミルトンだったが、ファステストラップをたたき出しながら走行を続けるが、ハミルトンのタイヤは限界に達しており、28周目のターン4でスピンし、このスピンでロズベルグとのギャップは7秒まで広がる。その後、再び差を縮めたハミルトンはレース後半にロズベルグに迫ったものの、ロズベルグをオーバーテイクするまでには至らなかった。ロズベルグはハミルトンとの差を17に詰めチャンピオン争いに望みをつないた。 3位には母国グランプリとなるウィリアムズのマッサが入り、観客を大いに沸かす。4位にはマクラーレンのバトンが入り、マクラーレンの復調を感じさせた。レース終盤、バトン、ベッテル、アロンソ、ライコネンらによるチャンピオン経験者による5番手争いが白熱した。ライコネンは果敢に2ストップ作戦を敢行し、一時は3番手を走行。後ろからせまるバトン、アロンソを懸命にブロックしたが、最後は力尽きて7位に終わった。

2014年 ブラジルGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
16ニコ・ロズベルグメルセデス1:10.3471:10.3031:10.0231
244ルイス・ハミルトンメルセデス1:10.4571:10.7121:10.0562
319フェリペ・マッサウィリアムズ・メルセデス1:10.6021:10.3431:10.2473
477バルテッリ・ボッタスウィリアムズ・メルセデス1:10.8321:10.4211:10.3054
522ジェンソン・バトンマクラーレン・メルセデス1:11.0971:11.1271:10.9305
61セバスチャン・ベッテルレッドブル・ルノー1:11.8801:11.1291:10.9386
720ケビン・マグヌッセンマクラーレン・メルセデス1:11.1341:11.2111:10.9697
814フェルナンド・アロンソフェラーリ1:11.5581:11.2151:10.9778
93ダニエル・リチャルドレッドブル・ルノー1:11.5931:11.2081:11.0759
107キミ・ライコネンフェラーリ1:11.1931:11.1881:11.09910
1116エステバン・グティエレスザウバー・フェラーリ1:11.5201:11.59111
1227ニコ・ヒュルケンベルグフォースインディア・メルセデス1:11.8481:11.97612
1399エイドリアン・スーティルザウバー・フェラーリ1:11.9431:12.09913
1426ダニール・クビアトトロロッソ・ルノー1:11.423no time17
158ロマン・グロージャンロータス・ルノー1:12.03714
1625ジャン=エリック・ベルニュトロロッソ・ルノー1:12.04015
1711セルジオ・ペレスフォースインディア・メルセデス1:12.07618
1813パストール・マルドナドロータス・ルノー1:12.23317
2014年 ブラジルGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
16ニコ・ロズベルグメルセデス711:30:02.555125
244ルイス・ハミルトンメルセデス71+1.457218
319フェリペ・マッサウィリアムズ・メルセデス71+41.031315
422ジェンソン・バトンマクラーレン・メルセデス71+48.658512
51セバスチャン・ベッテルレッドブル・ルノー71+51.420610
614フェルナンド・アロンソフェラーリ71+1:01.90688
77キミ・ライコネンフェラーリ71+1:03.730106
827ニコ・ヒュルケンベルグフォースインディア・メルセデス71+1:03.934124
920ケビン・マグヌッセンマクラーレン・メルセデス71+1:10.08572
1077バルテッリ・ボッタスウィリアムズ・メルセデス70+1 Laps41
1126ダニール・クビアトトロロッソ・ルノー70+1 Lap17
1213パストール・マルドナドロータス・ルノー70+1 Lap16
1325ジャン=エリック・ベルニュトロロッソ・ルノー70+1 Lap15
1421エステバン・グティエレスザウバー・フェラーリ70+1 Lap11
1511セルジオ・ペレスフォースインディア・メルセデス70+1 Lap18
1699エイドリアン・スーティルザウバー・フェラーリ70+1 Lapピットスタート
Ret8ロマン・グロージャンロータス・ルノー63エンジントラブル14
Ret3ダニエル・リチャルドレッドブル・ルノー39サスペンション9