F1 オランダGP観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

F1オランダGPチケット

2日通し券(土日) | |
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Ben Pon 1 金土日 | |
Ben Pon 2 金土日 | |
Main Grand Stand 土日 | |
Pit Grand Stand 土日 | |
Tarzan Grand Stand 1 土日 | |
Tarzan Grand Stand 2 土日 | |
Tarzan Grand Stand 3 土日 | |
Hairpin 1 土日 | |
Hairpin 2 土日 | |
Arena IN 1 金土日 | |
Arena IN2 金土日 | |
East Side 1 土日 | |
East Side 1 金土日 | |
East Side 2A 金土日 | |
East Side 2B 金土日 | |
East Side 3 金土日 | |
East Side 4 土日 | |
Arena 1 土日 | |
Arena 2 金土日 | |
Arena 3 金土日 | |
Arena Out 金土日 | |
General Admission(自由席) 土日 |
F1オランダGP 開催日程
日程 | 開催レース | 開催地 |
2024/08/23 (金) | F1オランダ グランプリ(GP)・フリー走行1 F1オランダ グランプリ(GP)・フリー走行2 | ザントフォールト |
2024/08/24 (土) | F1オランダ グランプリ(GP)フリー走行3、予選 | ザントフォールト |
2024/08/25 (日) | F1オランダ グランプリ(GP)決勝レース | ザントフォールト |
お客様独自のオリジナルプランの見積りをお作りします。
WORLD SPORTS TRAVEL
☎06-4303-4364
MAIL:info@f1world.net
土日祝、夏季、年末年始
受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝
F1オランダGP・アムステルダム
首都:アムステルダム。
人口:1730万人。
物価:日本より割高感がある。
通貨:ユーロ。
時差:+7時間。
気温:F1開催時の平均気温9度~15度。
公用語:オランダ語。
サーキット:ザントフォールド。
開催期間:2024年08月23日~2024年08月25日。
開始時刻:15時00分(日本時間22時00分)。
観戦時の服装:長袖シャツ+上着(雨天時は防寒服が望ましいでしょう)。
アムステルダムの観光名所:ダム広場、飾り窓地区、王宮、ゴッホ美術館、運河クルーズ、ザーンセ・スカンスの風車村がおススメです。
オランダの首都であるアムステルダム。2020年からF1オランダGP開催の地となる。1985年まで同じザント・フォールド・サーキットで開催されてきたが、2020年からのコースレイアウトは大幅に変更され、中低速コーナーが多く、オーバーテイクが非常に難しいのではと危惧されており、モナコ同様に予選順位が大きくレース結果に影響を及ぼすと予想されている。最後に開催された1985年の優勝者はマクラーレンのニキ・ラウダであった。
F1オランダGP過去の予選とレース結果は???
2016年にオランダ人ドライバーとしてのF1初勝利を挙げたレッドブルのフェルスタッペンの活躍によりオランダGP開催復活の機運がオランダ国内で高まっていった。当初はTTサーキット・アッセンになる憶測が高かったが、1985年までのオランダGPの開催地であるザントフォールトでの復活開催に向けて、リバティメディアとの交渉が進み、2020年より3年間の開催契約を結んだことが発表された。
オランダでF1が開催されていない為、オランダ国内のF1ファンは隣国のベルギーグランプリや、ドイツグランプリに多数出向き、オレンジ色のシャツを着てスタンドで陣取る大応援団はF1の風物詩になりつつあり、遠方ではオーストリアまでも多数のフェルスタッペン大応援団が押し寄せる。
オランダGPの復活劇にはフェルスタッペンの存在を無しには語れない。
1961年のオランダGPでは、出走した15台が1台もリタイアすることなく全車完走。出走全車完走はF1史上初のことである。現在でも全車完走記録は1961年オランダグランプリと2005年アメリカグランプリ、2005年イタリアグランプリ、2011年ヨーロッパグランプリ、2015年日本グランプリ、2016年中国GP、2016年日本グランプリ、2018年中国グランプリの8回しか記録されていないが、2005年アメリカGPはブリヂストンタイヤを使用した6台のみが出走したため、2015年日本GPと2018年中国GPは完走扱いが1台いるため、厳密には5回である。また、ピットストップが1回もなかった史上唯一のレースでもある。
2020年にはオランダでF1が開催されることで、これまで他国(ベルギー、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストリアなど)に出向いていたファンがザントフォールトで観戦することになり、近年チケットが完売していたベルギーGPなどでは比較的にチケットを入手し易くなるかもしれない。
F1オランダGP2022年シーズン

2022年シーズン
決勝のスタートタイヤはソフトタイヤとミディアムタイヤの2種類に分かれ、上位ではレッドブル勢とフェラーリ勢がソフトタイヤ、メルセデス勢がミディアムタイヤ。決勝スタートは大きな混乱はなく、19周目までにレッドブル勢とフェラーリ勢がピットインしたことで、メルセデス勢が一時的ながらも1-2体制に。30周目にメルセデスのラッセル、33周目にメルセデスのハミルトンがそれぞれハードタイヤタイヤへ交換。この時点でメルセデスの2台は1ストップ作戦をチョイスしたことが露になり、レッドブルのフェルスタッペンは2回ストップ作戦の関係から1回分のピットストップによるタイムロスを稼がなければならなくなり、不利な状況に追い込まれた。メルセデスのハミルトンはFLを刻みながら追いかけ、37周目には3番手のレッドブルのペレスを追い抜いた。このままだと先頭のフェルスタッペンはあと1回のピットインが残っており、実質はハミルトンが先頭を走っている事になっていたが、44周目に角田裕毅は、コース脇にストップし黄旗が振られたがピットへ向かって再び走り始め、ピットインの際にメカニックがシートベルトを緩めてしまい、コース復帰するも再びコース脇にマシンを停め、マシンの撤去のため48周目にVSCが導入された。ここで多くの上位勢勢は2回目のピット作業を行い、レッドブルのフェルスタッペンはハードタイヤ、メルセデス勢はミディアムタイヤへ交換した。さらに55周目にはメインストレート上でアルファロメオのボッタスがトラブルでマシンを停めたことで再びセーフティカーが導入され、レッドブルのフェルスタッペンは3回目のピットインを行いソフトタイヤへ履き替えた。61周目にレースが再開された直後にレッドブルのフェルスタッペンはメインストレート上でメルセデスのハミルトンを追い抜いて、そのまま72周目まで走り抜き優勝。シーズン10勝目、通算30勝目を母国で飾った。
2022年 オランダGP 予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 1:11.317 | 1:10.927 | 1:10.342 | 1 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:11.443 | 1:10.988 | 1:10.363 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:11.767 | 1:10.814 | 1:10.434 | 3 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:11.331 | 1:11.075 | 1:10.648 | 4 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 1:11.641 | 1:11.314 | 1:11.077 | 5 |
6 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:11.561 | 1:10.824 | 1:11.147 | 6 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:11.556 | 1:11.116 | 1:11.174 | 7 |
8 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:11.741 | 1:11.420 | 1:11.442 | 8 |
9 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 1:11.427 | 1:11.428 | 1:12.556 | 9 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:11.568 | 1:11.416 | 10 | |
11 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 1:11.705 | 1:11.512 | 11 | |
12 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:11.748 | 1:11.605 | 12 | |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:11.667 | 1:11.613 | 13 | |
14 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:11.826 | 1:11.704 | 14 | |
15 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:11.695 | 1:11.802 | 15 | |
16 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:11.961 | 16 | ||
17 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:12.081 | 17 | ||
18 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:12.319 | 18 | ||
19 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:12.391 | 19 | ||
20 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:13.353 | 20 |
2022年 オランダGP 決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 72 | 1:36:42.773 | 1 | 26FL |
2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 72 | +4.071 | 6 | 18 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 72 | +10.929 | 2 | 15 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 72 | +13.016 | 4 | 12 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 72 | +18.168 | 5 | 10 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 72 | +18.754 | 13 | 8 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 72 | +19.306 | 7 | 6 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 72 | +20.9162 | 3 | 4 |
9 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 72 | +21.117 | 12 | 2 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 72 | +22.459 | 10 | 1 |
11 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 72 | +27.009 | 11 | |
12 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 72 | +30.390 | 15 | |
13 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 72 | +32.995 | 8 | |
14 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 72 | +36.0071 | 19 | |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 72 | +36.869 | 18 | |
16 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 72 | +37.320 | 14 | |
17 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 72 | +37.764 | 17 | |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 71 | +1 Lap | 20 | |
Ret | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 53 | DNF | 19 | |
Ret | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 43 | DNF | 9 |
F1オランダGP2021年シーズン

2021年シーズン
金曜日のフリー走行から土曜日の予選セッションまでコースオフするマシンが続出し、6回の赤旗セッション中断がされたが決勝レースは一度もコースオフをするマシンはなく、セーフティーカーが出動することは一度もなかった。予選で2番手、3番手をメルセデスの2台が位置し、ポールポジションのレッドブルのフェルスタッペンを2対1で対峙する図式
決勝レースが開始されることになり、決勝レース中にセーフティーカーが出動した場合はメルセデスは1台がピットインしてタイヤ交換してフェルスタッペンをアンダーカットする作戦を試むことが可能で、もう1台のメルセデスはそのままコースに残り続け、フェルスタッペンにプレッシャーをかけ続けるといったチームプレイを展開していくことが予測
されていたが、結果的にはセーフティーカーは出動することもなく、また3番手のボッタスも先頭のフェルスタッペンから20秒以上引き離されるレース展開となり、フェルスタッペンが1回のピットインをしても3番手走行のボッタスの前でコース復帰することが可能なレース展開となっていった。必然的に先頭を走るフェルスタッペンと3秒前後引き離された状態の2番手のハミルトンの一騎打ちのレース展開となっていった。
1985年以来、36年ぶりに復活したF1オランダGPではあるが、復活した第一要因としてはやはりオランダ出身のフェルスタッペンの大活躍に拠るところがかなり大きい。スタンドはフェルスタッペンを応援するファンが大半を占め、オレンジ一色に染まった。2番手のハミルトンは懸命に先頭のフェルスタッペンを追いかけたが、テールトゥノーズにすら持ち込む事は出来ず、このオランダGPはレッドブルのフェルスタッペンの完勝に終わった。ドライバーズランキングも逆転し、フェルスタッペンがシリーズランキングの首位に再び躍り出た。日本の角田はエンジントラブルで金曜のフリー走行1をほとんど走行出来ず、また、肝心の決勝レースでもエンジントラブルが出てしまいリタイヤを余儀なくされた。
オランダGPの舞台である、ザントフォールト・サーキットの特徴は第3コーナーの角度19度のバンク角と最終コーナーの18度のバンク角であろう。近年の新規開催のコースレイアウトの基本キャラクターは画一的で、いささかマンネリ感は否めなかったが、このザントフォールトのコースレイアウトは刺激的で個性が際立っていた。ただ、コース上でのオーバーテイクは他のサーキットと比較してかなり難易度が高く、また実際にオーバーテイクシーンもあまり観られなかった事は来年以降の課題として残った。ホームストレート区間と第7コーナーからの立上り区間の2箇所でDRSが使用出来るが、もう少しDRS区間を長く取ったほうがエキサイティングなレースが展開される可能性を秘めている。
2021年 オランダGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:10.036 | 1:09.071 | 1:08.885 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:10.114 | 1:09.976 | 1:08.923 | 2 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:10.219 | 1:09.769 | 1:09.222 | 3 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1:10.274 | 1:09.541 | 1:09.478 | 4 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:09.829 | 1:09.437 | 1:09.527 | 5 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:10.022 | 1:09.870 | 1:09.537 | 6 |
7 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:10.050 | 1:10.033 | 1:09.590 | 7 |
8 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:10.179 | 1:09.919 | 1:09.933 | 8 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:10.435 | 1:10.020 | 1:09.956 | 9 |
10 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:10.255 | 1:09.865 | 1:10.166 | 10 |
11 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:10.382 | 1:10.332 | 11 | |
12 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 1:10.438 | 1:10.367 | 12 | |
13 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:10.489 | 1:10.406 | 13 | |
14 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:10.093 | 1:11.161 | PL1 | |
15 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 1:10.462 | 1:11.314 | 14 | |
16 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 1:10.530 | PL2 | ||
17 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 1:10.731 | 15 | ||
18 | 88 | ロバート・クビサ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:11.301 | 16 | ||
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:11.387 | 17 | ||
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 1:11.875 | 18 |
2021年 オランダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 72 | 1:30:05.395 | 1 | 25 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 72 | +20.932 | 2 | 19FL |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 72 | +56.460 | 3 | 15 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 71 | +1 Lap | 4 | 12 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 71 | +1 Lap | 5 | 10 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 71 | +1 Lap | 9 | 9 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 71 | +1 Lap | 6 | 6 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 71 | +1 Lap | PL | 4 |
9 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 71 | +1 Lap | 8 | 2 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 71 | +1 Lap | 13 | 1 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 71 | +1 Lap | 10 | |
12 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 70 | +1 Lap | 12 | |
13 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 70 | +2 Laps | 15 | |
14 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +2 Laps | 7 | |
15 | 88 | ロバート・クビサ | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +2 Laps | 16 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +2 Laps | PL | |
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 69 | DNF | 2 | |
18 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 69 | +3 Laps | 11 | |
Ret | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 48 | DNF | 14 | |
Ret | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 41 | DNF | 18 |
1985年シーズン

1985年シーズン
このレースからティレルは2台ともルノーエンジン搭載車となった。ドイツGP、オーストリアGPの2戦ではベロフにカーナンバー3のルノー車を与えていたが、イギリスGPまでのカーナンバーに戻し、ブランドルが3、ベロフが4となった。
予選ではブラバムのピケがこのシーズン唯一のPPを獲得した。
決勝のスタート時にPPのブラバムのピケがエンジンをストールしたが、事故は起こらずにレースは始まった。スタートの大混乱をうまくくぐり抜けたマクラーレンのラウダは1周目終了時には5位まで順位を上げ、間もなくファビとセナを抜いて3位に順位を上げることに成功する。レースをリードするウィリアムズのロズベルグがエンジントラブルでリタイヤし、マクラーレンのプロストがタイヤ交換で手間取り時間をロスすると、ラウダはレース中盤にはトップに躍り出た。タイヤ交換のタイムロスで後れを取ったプロストだったが、猛然とペースを上げラウダに追いつき、最後の10周はほぼテールトゥノーズの激しい争いとなったが、ラウダは辛うじてプロストを0.2秒差で抑え切り勝利を挙げた。この勝利がラウダにとって現役最後の勝利であり、最後の入賞でもあった。
フェラーリのアルボレートが4位でレースをフィニッシュした為、プロストは第5戦カナダGPからポイントランキングをリードしてきたアルボレートを上回り、開幕戦以来の単独ポイントリーダーとなった。
1985年 オランダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 1回目 | 2回目 | ||
1 | 7 | ネルソン・ピケ | ブラバム・BMW | 1’11.074 | – | ||
2 | 6 | ケケ・ロズベルグ | ウィリアムズ・ホンダ | 1’11.647 | – | ||
3 | 2 | アラン・プロスト | マクラーレン・TAG | 1’11.801 | 1’29.507 | ||
4 | 12 | アイルトン・セナ | ロータス・ルノー | 1’11.837 | – | ||
5 | 19 | テオ・ファビ | トールマン・ハート | 1’12.310 | – | ||
6 | 15 | パトリック・タンベイ | ルノー | 1’12.486 | – | ||
7 | 5 | ナイジェル・マンセル | ウィリアムズ・ホンダ | 1’12.614 | 1’32.740 | ||
8 | 18 | ティエリー・ブーツェン | アロウズ・BMW | 1’12.746 | – | ||
9 | 8 | マルク・スレール | ブラバム・BMW | 1’12.856 | – | ||
10 | 1 | ニキ・ラウダ | マクラーレン・TAG | 1’13.059 | – | ||
11 | 11 | エリオ・デ・アンジェリス | ロータス・ルノー | 1’13.078 | 1’30.078 | ||
12 | 16 | デレック・ワーウィック | ルノー | 1’13.289 | – | ||
13 | 26 | ジャック・ラフィット | リジェ・ルノー | 1’13.435 | 1’28.393 | ||
14 | 17 | ゲルハルト・ベルガー | アロウズ・BMW | 1’13.680 | 1’34.857 | ||
15 | 20 | ピエルカルロ・ギンザーニ | トールマン・ハート | 1’13.705 | – | ||
16 | 27 | ミケーレ・アルボレート | フェラーリ | 1’13.725 | – | ||
17 | 28 | ステファン・ヨハンソン | フェラーリ | 1’13.768 | 1’32.544 | ||
18 | 25 | アンドレア・デ・チェザリス | リジェ・ルノー | 1’13.797 | 1’34.638 | ||
19 | 22 | リカルド・パトレーゼ | アルファロメオ | 1’14.240 | – | ||
20 | 23 | エディ・チーバー | アルファロメオ | 1’14.912 | 1’32.572 | ||
21 | 3 | マーティン・ブランドル | ティレル・ルノー | 1’14.920 | 1’32.003 | ||
22 | 4 | ステファン・ベロフ | ティレル・ルノー | 1’15.236 | – | ||
23 | 30 | ジョナサン・パーマー | ザクスピード | 1’16.257 | 1’34.316 | ||
24 | 29 | ピエルルイジ・マルティニ | ミナルディ・モトーリ・モデルニ | 1’17.919 | 1’38.227 | ||
25 | 9 | フィリップ・アリオー | RAM・ハート | 1’18.525 | 1’36.270 | ||
26 | 24 | ヒューブ・ロテンガッター | オゼッラ・アルファロメオ | 1’19.410 | 1’38.149 | ||
DNQ | 10 | ケネス・アチソン | RAM・ハート | 1’20.429 | – |
1985年 オランダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | ニキ・ラウダ | マクラーレン・TAG | 70 | 1:32’29.263 | 10 | 9 |
2 | 2 | アラン・プロスト | マクラーレン・TAG | 70 | + 0.232 | 3 | 6 |
3 | 12 | アイルトン・セナ | ロータス・ルノー | 70 | + 48.491 | 4 | 4 |
4 | 27 | ミケーレ・アルボレート | フェラーリ | 70 | + 48.837 | 16 | 3 |
5 | 11 | エリオ・デ・アンジェリス | ロータス・ルノー | 69 | +1 Lap | 11 | 2 |
6 | 5 | ナイジェル・マンセル | ウィリアムズ・ホンダ | 69 | +1 Lap | 7 | 1 |
7 | 3 | マーティン・ブランドル | ティレル・ルノー | 69 | +1 Lap | 21 | |
8 | 7 | ネルソン・ピケ | ブラバム・BMW | 69 | +1 Lap | 1 | |
9 | 17 | ゲルハルト・ベルガー | アロウズ・BMW | 68 | +2 Laps | 14 | |
10 | 8 | マルク・スレール | ブラバム・BMW | 65 | 排気系 | 9 | |
NC | 24 | ヒューブ・ロテンガッター | オゼッラ・アルファロメオ | 56 | 規定周回数不足 | 26 | |
リタイヤ | 18 | ティエリー・ブーツェン | アロウズ・BMW | 54 | サスペンション | 8 | |
リタイヤ | 9 | フィリップ・アリオー | RAM・ハート | 52 | エンジン | 25 | |
リタイヤ | 4 | ステファン・ベロフ | ティレル・ルノー | 39 | エンジン | 22 | |
リタイヤ | 16 | デレック・ワーウィック | ルノー | 27 | ギアボックス | 12 | |
リタイヤ | 25 | アンドレア・デ・チェザリス | リジェ・ルノー | 25 | ターボ | 18 | |
リタイヤ | 15 | パトリック・タンベイ | ルノー | 22 | トランスミッション | 6 | |
リタイヤ | 6 | ケケ・ロズベルグ | ウィリアムズ・ホンダ | 20 | エンジン | 2 | |
リタイヤ | 19 | テオ・ファビ | トールマン・ハート | 18 | ホイールベアリング | 5 | |
リタイヤ | 26 | ジャック・ラフィット | リジェ・ルノー | 17 | 電気系 | 13 | |
リタイヤ | 30 | ジョナサン・パーマー | ザクスピード | 13 | 油圧 | 23 | |
リタイヤ | 20 | ピエルカルロ・ギンザーニ | トールマン・ハート | 12 | エンジン | 15 | |
リタイヤ | 28 | ステファン・ヨハンソン | フェラーリ | 9 | エンジン | 17 | |
リタイヤ | 29 | ピエルルイジ・マルティニ | ミナルディ・モトーリ・モデルニ | 1 | アクシデント | 24 | |
リタイヤ | 23 | エディ・チーバー | アルファロメオ | 1 | ターボ | 20 | |
リタイヤ | 22 | リカルド・パトレーゼ | アルファロメオ | 1 | ターボ | 19 |
1982年シーズン

1982年シーズン1982年のF1世界選手権の第9戦として、1982年7月3日にザントフォールト・サーキットで開催された。予選はルノーのアルヌーがポールポジションを獲得。予選2番手には同じくルノーのプロストが続いた。ルノーの2台の優勝争いが予想されたが、決勝レースはフェラーリのピローニが優勝を飾った。2位にはブラバムのピケが続き、3位にはウィリアムズのロズベルグ、4位にはマクラーレンのラウダ、周回遅れではあるが5位にはデイリー、6位にはバルディ。
優勝大本命のルノーの2台はリタイヤを喫した。プロストはエンジンブロー、アルヌーはスピンを喫してエンジンをストールさせてしまい、そこでアルヌーのレースは終了した。
1982年 オランダGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 1回目 | 2回目 | ||
1 | 16 | ルネ・アルヌー | ルノー | 1’14.233 | — | ||
2 | 15 | アラン・プロスト | ルノー | 1’14.660 | +0.427 | ||
3 | 1 | ネルソン・ピケ | ブラバム・BMW | 1’14.723 | +0.490 | ||
4 | 28 | ディディエ・ピローニ | フェラーリ | 1’15.825 | +1.592 | ||
5 | 8 | ニキ・ラウダ | マクラーレン・フォード | 1’15.832 | +1.599 | ||
6 | 27 | パトリック・タンベイ | フェラーリ | 1’16.154 | +1.921 | ||
7 | 6 | ケケ・ロズベルグ | ウィリアムズ・フォード | 1’16.260 | +2.027 | ||
8 | 23 | ブルーノ・ジャコメリ | アルファロメオ | 1’16.513 | +2.280 | ||
9 | 22 | アンドレア・デ・チェザリス | アルファロメオ | 1’16.576 | +2.343 | ||
10 | 2 | リカルド・パトレーゼ | ブラバム・BMW | 1’16.630 | +2.397 | ||
11 | 7 | ジョン・ワトソン | マクラーレン・フォード | 1’16.700 | +2.467 | ||
12 | 5 | デレック・デイリー | ウィリアムズ・フォード | 1’16.832 | +2.599 | ||
13 | 35 | デレック・ワーウィック | トールマン・ハート | 1’17.094 | +2.861 | ||
14 | 3 | ミケーレ・アルボレート | ティレル・フォード | 1’17.237 | +3.004 | ||
15 | 11 | エリオ・デ・アンジェリス | ロータス・フォード | 1’17.620 | +3.387 | ||
16 | 30 | マウロ・バルディ | アロウズ・フォード | 1’18.020 | +3.787 | ||
17 | 29 | マルク・スレール | アロウズ・フォード | 1’18.296 | +4.063 | ||
18 | 9 | マンフレッド・ヴィンケルホック | ATS・フォード | 1’18.352 | +4.119 | ||
19 | 20 | チコ・セラ | フィッティパルディ・フォード | 1’18.438 | +4.205 | ||
20 | 4 | ブライアン・ヘントン | ティレル・フォード | 1’18.476 | +4.243 | ||
21 | 26 | ジャック・ラフィット | リジェ・マトラ | 1’18.478 | +4.245 | ||
22 | 18 | ラウル・ボーセル | マーチ・フォード | 1’18.658 | +4.425 | ||
23 | 31 | ジャン=ピエール・ジャリエ | オゼッラ・フォード | 1’18.953 | +4.720 | ||
24 | 17 | ヨッヘン・マス | マーチ・フォード | 1’19.083 | +4.850 | ||
25 | 10 | エリセオ・サラザール | ATS・フォード | 1’19.120 | +4.887 | ||
26 | 33 | ヤン・ラマース | セオドール・フォード | 1’19.274 | +5.041 | ||
DNQ | 14 | ロベルト・ゲレロ | エンサイン・フォード | 1’19.316 | +5.083 | ||
DNQ | 36 | テオ・ファビ | トールマン・ハート | 1’19.414 | +5.181 | ||
DNQ | 25 | エディ・チーバー | リジェ・マトラ | 1’19.646 | +5.413 | ||
DNQ | 12 | ロベルト・モレノ | ロータス・フォード | 1’21.149 | +6.916 |
1982年 オランダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 28 | ディディエ・ピローニ | フェラーリ | 72 | 1:38’03.254 | 4 | 9 |
2 | 1 | ネルソン・ピケ | ブラバム・BMW | 72 | +21.649 | 3 | 6 |
3 | 6 | ケケ・ロズベルグ | ウィリアムズ・フォード | 72 | +22.365 | 7 | 4 |
4 | 8 | ニキ・ラウダ | マクラーレン・フォード | 72 | +1’23.729 | 5 | 3 |
5 | 5 | デレック・デイリー | ウィリアムズ・フォード | 71 | +1 Lap | 12 | 2 |
6 | 30 | マウロ・バルディ | アロウズ・フォード | 71 | +1 Lap | 16 | 1 |
7 | 3 | ミケーレ・アルボレート | ティレル・フォード | 71 | +1 lap | 14 | |
8 | 27 | パトリック・タンベイ | フェラーリ | 71 | +1 Lap | 6 | |
9 | 7 | ジョン・ワトソン | マクラーレン・フォード | 71 | +1 Lap | 11 | |
10 | 29 | マルク・スレール | アロウズ・フォード | 71 | +1 Lap | 17 | |
11 | 23 | ブルーノ・ジャコメリ | アルファロメオ | 70 | +2 Laps | 8 | |
12 | 9 | マンフレッド・ヴィンケルホック | ATS・フォード | 70 | +2 Laps | 18 | |
13 | 10 | エリセオ・サラザール | ATS・フォード | 70 | +2 Laps | 25 | |
14 | 31 | ジャン=ピエール・ジャリエ | オゼッラ・フォード | 69 | +3 Laps | 23 | |
15 | 2 | リカルド・パトレーゼ | ブラバム・BMW | 69 | +3 Laps | 10 | |
Ret | 17 | ヨッヘン・マス | マーチ・フォード | 60 | エンジン | 24 | |
Ret | 33 | ヤン・ラマース | セオドール・フォード | 41 | エンジン | 26 | |
Ret | 11 | エリオ・デ・アンジェリス | ロータス・フォード | 40 | ハンドリング | 15 | |
Ret | 22 | アンドレア・デ・チェザリス | アルファロメオ | 35 | 電気系 | 9 | |
Ret | 15 | アラン・プロスト | ルノー | 33 | エンジン | 2 | |
Ret | 16 | ルネ・アルヌー | ルノー | 21 | スピン | 1 | |
Ret | 4 | ブライアン・ヘントン | ティレル・フォード | 21 | スロットル | 20 | |
Ret | 18 | ラウル・ボーセル | マーチ・フォード | 21 | エンジン | 22 | |
Ret | 20 | チコ・セラ | フィッティパルディ・フォード | 18 | 燃料系 | 19 | |
Ret | 35 | デレック・ワーウィック | トールマン・ハート | 15 | オイル漏れ | 13 | |
Ret | 26 | ジャック・ラフィット | リジェ・マトラ | 4 | ハンドリング | 21 |
1981年シーズン

1981年シーズン1981年F1世界選手権の第12戦として、1981年8月30日にザントフォールト・サーキットで開催された。予選はルノーがターボエンジンの圧倒的な性能差を活かしてポールポジションにはアラン・プロスト、2位にはアルヌー。ルノーターボエンジンのパワーは他を圧倒しており、それが如実に予選結果にも表れた。予選3位には若手有力株のピケが続く。4位にはウィリアムズのジョーンズ、5位にはロイテマン。フェラーリの2台はマシン性能の劣勢が否めず、大きく出遅れてしまい、12位にはピローニ、16位にはビルヌーブ。
決勝レースはポールポジションからスタートしたプロストが優勝し、ポール・トゥ・ウィンを達成。ピケも何とかプロスト攻略の隙をうかがったが、とらえきれず8秒以上離されての2位でフィニッシュ。ウィリアムズのジョーンズはただ単独で走るだけの孤独なレースで前車とも後車とも大きく離れた展開で3位でフィニッシュした。81年シーズンはブラバムのピケとウィリアムズのジョーンズ、ロイテマン、リジェのラフィット、ルノーのプロストの5人でドライバーズチャンピオンの争いが展開される大混戦に突入し、残り3戦で雌雄が決されることになっていく。
1981年シーズン 1981年F1世界選手権の第12戦として、1981年8月30日にザントフォールト・サーキットで開催された。予選はルノーがターボエンジンの圧倒的な性能差を活かしてポールポジションにはアラン・プロスト、2位にはアルヌー。ルノーターボエンジンのパワーは他を圧倒しており、それが如実に予選結果にも表れた。予選3位には若手有力株のピケが続く。4位にはウィリアムズのジョーンズ、5位にはロイテマン。フェラーリの2台はマシン性能の劣勢が否めず、大きく出遅れてしまい、12位にはピローニ、16位にはビルヌーブ。 決勝レースはポールポジションからスタートしたプロストが優勝し、ポール・トゥ・ウィンを達成。ピケも何とかプロスト攻略の隙をうかがったが、とらえきれず8秒以上離されての2位でフィニッシュ。ウィリアムズのジョーンズはただ単独で走るだけの孤独なレースで前車とも後車とも大きく離れた展開で3位でフィニッシュした。81年シーズンはブラバムのピケとウィリアムズのジョーンズ、ロイテマン、リジェのラフィット、ルノーのプロストの5人でドライバーズチャンピオンの争いが展開される大混戦に突入し、残り3戦で雌雄が決されることになっていく。
1981年 オランダGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 1回目 | 2回目 | ||
1 | 15 | アラン・プロスト | ルノー | 1’18.176 | - | ||
2 | 16 | ルネ・アルヌー | ルノー | 1’18.255 | +0.079 | ||
3 | 5 | ネルソン・ピケ | ブラバム・フォード | 1’18.652 | +0.476 | ||
4 | 1 | アラン・ジョーンズ | ウィリアムズ・フォード | 1’18.672 | +0.496 | ||
5 | 2 | カルロス・ロイテマン | ウィリアムズ・フォード | 1’18.844 | +0.668 | ||
6 | 26 | ジャック・ラフィット | リジェ・マトラ | 1’19.018 | +0.842 | ||
7 | 22 | マリオ・アンドレッティ | アルファロメオ | 1’19.040 | +0.864 | ||
8 | 7 | ジョン・ワトソン | マクラーレン・フォード | 1’19.312 | +1.136 | ||
9 | 11 | エリオ・デ・アンジェリス | ロータス・フォード | 1’19.738 | +1.562 | ||
10 | 29 | リカルド・パトレーゼ | アロウズ・フォード | 1’19.864 | +1.688 | ||
11 | 25 | パトリック・タンベイ | リジェ・マトラ | 1’19.979 | +1.803 | ||
12 | 28 | ディディエ・ピローニ | フェラーリ | 1’20.248 | +2.072 | ||
13 | 8 | アンドレア・デ・チェザリス | マクラーレン・フォード | 1’20.377 | +2.201 | ||
14 | 23 | ブルーノ・ジャコメリ | アルファロメオ | 1’20.384 | +2.208 | ||
15 | 6 | ヘクトール・レバーク | ブラバム・フォード | 1’20.547 | +2.371 | ||
16 | 27 | ジル・ヴィルヌーヴ | フェラーリ | 1’20.595 | +2.419 | ||
17 | 12 | ナイジェル・マンセル | ロータス・フォード | 1’20.663 | +2.487 | ||
18 | 32 | ジャン=ピエール・ジャリエ | オゼッラ・フォード | 1’21.086 | +2.910 | ||
19 | 17 | デレック・デイリー | マーチ・フォード | 1’21.391 | +3.215 | ||
20 | 33 | マルク・スレール | エンサイン・フォード | 1’21.454 | +3.278 | ||
21 | 30 | ジークフリート・ストール | アロウズ・フォード | 1’21.568 | +3.392 | ||
22 | 3 | エディ・チーバー | ティレル・フォード | 1’21.698 | +3.522 | ||
23 | 9 | スリム・ボルグッド | ATS・フォード | 1’21.760 | +3.584 | ||
24 | 14 | エリセオ・サラザール | エンサイン・フォード | 1’22.024 | +3.848 | ||
25 | 4 | ミケーレ・アルボレート | ティレル・フォード | 1’22.030 | +3.854 | ||
DNQ | 35 | ブライアン・ヘントン | トールマン・ハート | 1’22.226 | +4.050 | ||
DNQ | 20 | ケケ・ロズベルグ | フィッティパルディ・フォード | 1’23.518 | +5.342 | ||
DNQ | 21 | チコ・セラ | フィッティパルディ・フォード | 1’23.613 | +5.437 | ||
DNQ | 31 | ベッペ・ガッビアーニ | オゼッラ・フォード | 1’23.898 | +5.722 | ||
DNQ | 36 | デレック・ワーウィック | トールマン・ハート | 1’24.028 | +5.852 |
1981年 オランダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 15 | アラン・プロスト | ルノー | 72 | 1:40’22.43 | 1 | 9 |
2 | 5 | ネルソン・ピケ | ブラバム・フォード | 72 | +8.24 | 3 | 6 |
3 | 1 | アラン・ジョーンズ | ウィリアムズ・フォード | 72 | +35.50 | 4 | 4 |
4 | 6 | ヘクトール・レバーク | ブラバム・フォード | 71 | +1 Lap | 15 | 3 |
5 | 11 | エリオ・デ・アンジェリス | ロータス・フォード | 71 | +1 Lap | 9 | 2 |
6 | 14 | エリセオ・サラザール | エンサイン・フォード | 70 | +2 Laps | 24 | 1 |
7 | 30 | ジークフリート・ストール | アロウズ・フォード | 69 | +3 Laps | 21 | |
8 | 33 | マルク・スレール | セオドール・フォード | 69 | +3 Laps | 20 | |
9 | 4 | ミケーレ・アルボレート | ティレル・フォード | 68 | エンジン | 25 | |
10 | 9 | スリム・ボルグッド | ATS・フォード | 68 | +4 Laps | 23 | |
Ret | 22 | マリオ・アンドレッティ | アルファロメオ | 62 | アクシデント | 7 | |
Ret | 7 | ジョン・ワトソン | マクラーレン・フォード | 50 | イグニッション | 8 | |
Ret | 3 | エディ・チーバー | ティレル・フォード | 46 | サスペンション | 22 | |
Ret | 32 | ジャン=ピエール・ジャリエ | オゼッラ・フォード | 29 | トランスミッション | 18 | |
Ret | 16 | ルネ・アルヌー | ルノー | 21 | エンジン | 2 | |
Ret | 23 | ブルーノ・ジャコメリ | アルファロメオ | 19 | タイヤ | 14 | |
Ret | 26 | ジャック・ラフィット | リジェ・マトラ | 18 | 接触 | 6 | |
Ret | 2 | カルロス・ロイテマン | ウィリアムズ・フォード | 18 | 接触 | 5 | |
Ret | 29 | リカルド・パトレーゼ | アロウズ・フォード | 16 | サスペンション | 10 | |
Ret | 17 | デレック・デイリー | マーチ・フォード | 5 | サスペンション | 19 | |
Ret | 28 | ディディエ・ピローニ | フェラーリ | 4 | 接触 | 12 | |
Ret | 12 | ナイジェル・マンセル | ロータス・フォード | 1 | スピンオフ | 17 | |
Ret | 25 | パトリック・タンベイ | リジェ・マトラ | 1 | 接触 | 11 | |
Ret | 27 | ジル・ヴィルヌーヴ | フェラーリ | 0 | 接触 | 16 | |
DNS | 8 | アンドレア・デ・チェザリス | マクラーレン・フォード | 出走せず |
1967年シーズン

1967年シーズン
ロレンツォ・バンディーニが前戦モナコGPの海に落下するという事故で亡くなってから3週間が経過していた。
パドックでの大きなニュースは、待望のフォード・コスワース・DFVエンジンと、それを搭載したモーリス・フィリップ設計の新車ロータス・49の登場であった。フォードの依頼を受けたコスワースがエンジンを制作し、チーム・ロータスとの共同作業によってオランダグランプリから参戦を開始した。
ロータスの新しいDFVエンジン搭載車49は速く、グラハム・ヒルがPPを獲得。2位にはイーグルのガーニー。3位にはブラバムのジャック・ブラバムが続き、この3人がフロントローを占めた。クーパー勢のリントとロドリゲスが2列目、ホンダのサーティース、ハルム、クラークが3列目を占めた。
ヒルはブラバムとガーニーをリードして、1周目を終えると彼らに2秒差を付けていた。リントは3位に浮上し、ガーニー、クリス・エイモン、クラークが続いた。ガーニーはリントとのバトルを展開したが、エンジントラブルでリタイア。クラークはエイモンをオーバーテイクしたが、その後、ハルムの攻撃を受けることになり順位を守ることに精一杯の状態が続く。先頭を走っていたヒルは11周目に突然減速し、ブラバムが首位に躍り出て、リントが2位、クラークが3位の序列になる。クラークは15周目に2位のリントを抜き去り、続いて16周目にブラバムのオーバーテイクに成功してトップに躍り出ることに成功する。ブラバムはクラークのペースに追走することができなかった。ハルムはエイモンとのギャップを徐々に差を広げて3位を確保した。サーティースはスロットルに問題を抱えたまま73周目まで走行をしたが、スロットルスタックでスピンを喫してリタイアに終わった。
クラークはブラバムとのギャップを23秒まで拡げ、フォード・コスワース・DFVエンジンのデビュー戦を勝利で飾った。それはF1の歴史における新しい時代の始まりであった。
1967年 オランダGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | タイム | 差 | グリッド | |
1 | 6 | グラハム・ヒル | ロータス-フォード | 1:24.60 | – | 1 | |
2 | 15 | ダン・ガーニー | イーグル-ウェスレイク | 1:25.10 | +0.50 | 2 | |
3 | 1 | ジャック・ブラバム | ブラバム-レプコ | 1:25.60 | +1.00 | 3 | |
4 | 12 | ヨッヘン・リント | クーパー-マセラティ | 1:26.50 | +1.90 | 4 | |
5 | 14 | ペドロ・ロドリゲス | クーパー-マセラティ | 1:26.58 | +1.98 | 5 | |
6 | 7 | ジョン・サーティース | ホンダ | 1:26.65 | +2.05 | 6 | |
7 | 2 | デニス・ハルム | ブラバム-レプコ | 1:26.65 | +2.05 | 7 | |
8 | 5 | ジム・クラーク | ロータス-フォード | 1:26.80 | +2.20 | 8 | |
9 | 3 | クリス・エイモン | フェラーリ | 1:26.90 | +2.30 | 9 | |
10 | 4 | マイク・パークス | フェラーリ | 1:27.00 | +2.40 | 10 | |
11 | 9 | ジャッキー・スチュワート | BRM | 1:27.20 | +2.60 | 11 | |
12 | 10 | マイク・スペンス | BRM | 1:27.40 | +2.80 | 12 | |
13 | 18 | クリス・アーウィン | ロータス-BRM | 1:27.50 | +2.90 | 13 | |
14 | 17 | ブルース・マクラーレン | マクラーレン-BRM | 1:27.70 | +3.10 | 14 | |
15 | 22 | ルドビコ・スカルフィオッティ | フェラーリ | 1:27.90 | +3.30 | 15 | |
16 | 20 | ジョー・シフェール | クーパー-マセラティ | 1:28.80 | +4.20 | 16 | |
17 | 21 | ボブ・アンダーソン | ブラバム-クライマックス | 1:29.00 | +4.40 | 17 |
1967年 オランダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 5 | ジム・クラーク | ロータス-フォード | 90 | 2:14:45.1 | 8 | 9 |
2 | 1 | ジャック・ブラバム | ブラバム-レプコ | 90 | +23.6 | 3 | 6 |
3 | 2 | デニス・ハルム | ブラバム-レプコ | 90 | +25.7 | 7 | 4 |
4 | 3 | クリス・エイモン | フェラーリ | 90 | +27.3 | 9 | 3 |
5 | 4 | マイク・パークス | フェラーリ | 89 | +1 Lap | 10 | 2 |
6 | 22 | ルドビコ・スカルフィオッティ | フェラーリ | 89 | +1 Lap | 15 | 1 |
7 | 18 | クリス・アーウィン | ロータス-BRM | 88 | +2 Laps | 13 | |
8 | 10 | マイク・スペンス | BRM | 87 | +3 Laps | 12 | |
9 | 21 | ボブ・アンダーソン | ブラバム-クライマックス | 86 | +4 Laps | 17 | |
10 | 20 | ジョー・シフェール | クーパー-マセラティ | 83 | +7 Laps | 16 | |
Ret | 7 | ジョン・サーティース | ホンダ | 73 | スロットル | 6 | |
Ret | 9 | ジャッキー・スチュワート | BRM | 51 | ブレーキ | 11 | |
Ret | 12 | ヨッヘン・リント | クーパー-マセラティ | 41 | サスペンション | 4 | |
Ret | 14 | ペドロ・ロドリゲス | クーパー-マセラティ | 39 | ギアボックス | 5 | |
Ret | 6 | グラハム・ヒル | ロータス-フォード | 11 | エンジン | 1 | |
Ret | 15 | ダン・ガーニー | イーグル-ウェスレイク | 8 | 燃料噴射装置 | 2 | |
Ret | 17 | ブルース・マクラーレン | マクラーレン-BRM | 1 | アクシデント | 14 |
1966年シーズン

1966年シーズン
ストの影響で前戦イギリスグランプリを欠場したフェラーリが復帰。バンディーニとパークスもF1に戻ってきたが、ブラバムの開発スピードはフェラーリを置き去りにし、ブラバムがPPを獲得。ハルムが2位とブラバム勢の優位性は明らかであった。ロータスのジム・クラークが3位でフロントローの一角を占めた。イーグルのガーニーとフェラーリのパークスが2列目、クーパーのリントとBRMのヒルとスチュワートが3列目を占めた。ブルース・マクラーレンはセレニッシマV8エンジンに関する問題が断続的に継続した為、決勝への出走を断念した。
ブラバムは40歳でF1に挑戦するには年を取りすぎていると新聞に報道されたのを受けたが、付け髭と杖という出で立ちで自分の車にグリッドに登場して皮肉り、周囲の笑いを誘ったが、いざレースが始まると他のドライバーにインパクトを見せつけ、自身の戦闘意欲とポテンシャルを披露した。クラークはスタートで2位に浮上するが、すぐにハルムに追い抜かれて3位に順位を下げた。しかしハルムはその後イグニッションコイルに問題が発生して後退し、リタイアを喫した。27周目にブラバムは周回遅れの処理に手間取ってしまい、その隙をついてクラークが首位に躍り出て引き離し始めるが、エンジンのフリクションに苦しみだし、ウォーターポンプが破砕。76周目にブラバムはトップの座を取り戻す。クラークは水の補給のため緊急ピットイン。その間にヒルにも抜かれていき、3位でレースをフィニッシュした。ブラバムは全車を周回遅れにして優勝した。
1966年 オランダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | タイム | 差 | グリッド | |
1 | 16 | ジャック・ブラバム | ブラバム-レプコ | 1:28.1 | – | 1 | |
2 | 18 | デニス・ハルム | ブラバム-レプコ | 1:28.7 | +0.6 | 2 | |
3 | 6 | ジム・クラーク | ロータス-クライマックス | 1:28.7 | +0.6 | 3 | |
4 | 10 | ダン・ガーニー | イーグル-クライマックス | 1:28.8 | +0.7 | 4 | |
5 | 4 | マイク・パークス | フェラーリ | 1:29.0 | +0.9 | 5 | |
6 | 26 | ヨッヘン・リント | クーパー-マセラティ | 1:29.2 | +1.1 | 6 | |
7 | 12 | グラハム・ヒル | BRM | 1:29.7 | +1.6 | 7 | |
8 | 14 | ジャッキー・スチュワート | BRM | 1:29.8 | +1.7 | 8 | |
9 | 2 | ロレンツォ・バンディーニ | フェラーリ | 1:30.0 | +1.9 | 9 | |
10 | 24 | ジョン・サーティース | クーパー-マセラティ | 1:30.6 | +2.5 | 10 | |
11 | 28 | ジョー・シフェール | クーパー-マセラティ | 1:31.1 | +3.0 | 11 | |
12 | 32 | マイク・スペンス | ロータス-BRM | 1:31.4 | +3.3 | 12 | |
13 | 30 | ヨアキム・ボニエ | クーパー-マセラティ | 1:31.7 | +3.6 | 13 | |
14 | 20 | ブルース・マクラーレン | マクラーレン-セレニッシマ | 1:31.7 | +3.6 | DNS | |
15 | 34 | ボブ・アンダーソン | ブラバム-クライマックス | 1:32.0 | +3.9 | 14 | |
16 | 8 | ピーター・アランデル | ロータス-BRM | 1:32.0 | +3.9 | 15 | |
17 | 36 | ギ・リジェ | クーパー-マセラティ | 1:35.0 | +6.9 | 16 | |
18 | 38 | ジョン・テイラー | ブラバム-BRM | 1:35.7 | +7.6 | 17 |
1966年 オランダGP決勝 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 16 | ジャック・ブラバム | ブラバム-レプコ | 90 | 2:20:32.5 | 1 | 9 |
2 | 12 | グラハム・ヒル | BRM | 89 | +1 Lap | 7 | 6 |
3 | 6 | ジム・クラーク | ロータス-クライマックス | 88 | +2 Laps | 3 | 4 |
4 | 14 | ジャッキー・スチュワート | BRM | 88 | +2 Laps | 8 | 3 |
5 | 32 | マイク・スペンス | ロータス-BRM | 87 | +3 Laps | 12 | 2 |
6 | 2 | ロレンツォ・バンディーニ | フェラーリ | 87 | +3 Laps | 9 | 1 |
7 | 30 | ヨアキム・ボニエ | クーパー-マセラティ | 84 | +6 Laps | 13 | |
8 | 38 | ジョン・テイラー | ブラバム-BRM | 84 | +6 Laps | 17 | |
9 | 36 | ギ・リジェ | クーパー-マセラティ | 84 | +6 Laps | 16 | |
Ret | 28 | ジョー・シフェール | クーパー-マセラティ | 79 | エンジン | 11 | |
Ret | 34 | ボブ・アンダーソン | ブラバム-クライマックス | 73 | サスペンション | 14 | |
Ret | 24 | ジョン・サーティース | クーパー-マセラティ | 44 | 電気系統 | 10 | |
Ret | 18 | デニス・ハルム | ブラバム-レプコ | 37 | イグニッション | 2 | |
Ret | 8 | ピーター・アランデル | ロータス-BRM | 28 | イグニッション | 15 | |
Ret | 10 | ダン・ガーニー | イーグル-クライマックス | 26 | オイル漏れ | 4 | |
Ret | 4 | マイク・パークス | フェラーリ | 10 | アクシデント | 5 | |
Ret | 26 | ヨッヘン・リント | クーパー-マセラティ | 2 | アクシデント | 6 | |
DNS | 20 | ブルース・マクラーレン | マクラーレン-セレニッシマ | エンジン |
1965年シーズン

1965年シーズン
ホンダのギンサーは予選3位、PPのヒルと予選2位のクラークとともにフロントローを獲得した。2列目はサーティースとガーニー、3列目はスチュワート、ハルム、スペンスが占めた。
ギンサーは最初の2周を先頭を走行しリードしたが、ヒルが3周目にギンサーを抜き去りトップに躍り出る。5周目にクラークがギンサーをオーバーテイクした。クラークは次の周にヒルをオーバーテイクしトップに立った。ヒルはクラークのペースについていけずギャップを拡げられ、ガーニーとスチュワートにも抜かれて順位を落としていった。スチュワートはガーニーとのバトルに競り勝ち2位となったが、クラークを捉えるまでには至らなかった。クラークはこれで5連勝で、2年ぶり2度目のチャンピオン獲得へ早くも王手をかけた。ギンサーはイグニッションの問題によりペースが上がらず、最終的に1周遅れの6位に終わったが、チーム2度目の入賞を果たした。
1965年 オランダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | タイム | 差 | グリッド | |
1 | 10 | グラハム・ヒル | BRM | 1:30.7 | – | 1 | |
2 | 6 | ジム・クラーク | ロータス-クライマックス | 1:31.0 | +0.3 | 2 | |
3 | 22 | リッチー・ギンサー | ホンダ | 1:31.0 | +0.3 | 3 | |
4 | 2 | ジョン・サーティース | フェラーリ | 1:31.0 | +0.3 | 4 | |
5 | 16 | ダン・ガーニー | ブラバム-クライマックス | 1:31.2 | +0.5 | 5 | |
6 | 12 | ジャッキー・スチュワート | BRM | 1:31.4 | +0.7 | 6 | |
7 | 14 | デニス・ハルム | ブラバム-クライマックス | 1:32.0 | +1.3 | 7 | |
8 | 8 | マイク・スペンス | ロータス-クライマックス | 1:32.2 | +1.5 | 8 | |
9 | 18 | ブルース・マクラーレン | クーパー-クライマックス | 1:32.6 | +1.9 | 9 | |
10 | 28 | ジョー・シフェール | ブラバム-BRM | 1:32.9 | +2.2 | 10 | |
11 | 30 | フランク・ガードナー | ブラバム-BRM | 1:32.9 | +2.2 | 11 | |
12 | 4 | ロレンツォ・バンディーニ | フェラーリ | 1:33.1 | +2.4 | 12 | |
13 | 38 | イネス・アイルランド | ロータス-BRM | 1:33.4 | +2.7 | 13 | |
14 | 20 | ヨッヘン・リント | クーパー-クライマックス | 1:33.7 | +3.0 | 14 | |
15 | 26 | ヨアキム・ボニエ | ブラバム-クライマックス | 1:33.8 | +3.1 | 15 | |
16 | 36 | ボブ・アンダーソン | ブラバム-クライマックス | 1:34.1 | +3.4 | 16 | |
17 | 34 | リチャード・アトウッド | ロータス-BRM | 1:34.6 | +3.9 | 17 |
1965年 オランダGP決勝 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 6 | ジム・クラーク | ロータス-クライマックス | 80 | 2:03:59.1 | 2 | 9 |
2 | 12 | ジャッキー・スチュワート | BRM | 80 | +8.0 | 6 | 6 |
3 | 16 | ダン・ガーニー | ブラバム-クライマックス | 80 | +13.0 | 5 | 4 |
4 | 10 | グラハム・ヒル | BRM | 80 | +45.1 | 1 | 3 |
5 | 14 | デニス・ハルム | ブラバム-クライマックス | 79 | +1 Lap | 7 | 2 |
6 | 22 | リッチー・ギンサー | ホンダ | 79 | +1 Lap | 3 | 1 |
7 | 2 | ジョン・サーティース | フェラーリ | 79 | +1 Lap | 4 | |
8 | 8 | マイク・スペンス | ロータス-クライマックス | 79 | +1 Lap | 8 | |
9 | 4 | ロレンツォ・バンディーニ | フェラーリ | 79 | +1 Lap | 12 | |
10 | 38 | イネス・アイルランド | ロータス-BRM | 78 | +2 Laps | 13 | |
11 | 30 | フランク・ガードナー | ブラバム-BRM | 77 | +3 Laps | 11 | |
12 | 34 | リチャード・アトウッド | ロータス-BRM | 77 | +3 Laps | 17 | |
13 | 28 | ジョー・シフェール | ブラバム-BRM | 55 | +25 Laps | 10 | |
Ret | 20 | ヨッヘン・リント | クーパー-クライマックス | 48 | 油圧 | 14 | |
Ret | 18 | ブルース・マクラーレン | クーパー-クライマックス | 36 | ディファレンシャル | 9 | |
Ret | 26 | ヨアキム・ボニエ | ブラバム-クライマックス | 16 | オイル漏れ | 15 | |
Ret | 36 | ボブ・アンダーソン | ブラバム-クライマックス | 11 | エンジン | 16 |