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F1 オランダGP観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

F1オランダGPチケット

F1オランダGP観戦ツアー2021001
2日通し券(土日) 
Ben Pon 1 金土日
Ben Pon 2 金土日
Main Grand Stand 土日
Pit Grand Stand 土日
Tarzan Grand Stand 1 土日
Tarzan Grand Stand 2 土日
Tarzan Grand Stand 3 土日
Hairpin 1 土日
Hairpin 2 土日
Arena IN 1 金土日
Arena IN2 金土日
East Side 1 土日
East Side 1 金土日
East Side 2A 金土日
East Side 2B 金土日
East Side 3 金土日
East Side 4 土日
Arena 1 土日
Arena 2 金土日
Arena 3 金土日
Arena Out 金土日
General Admission(自由席) 土日

F1オランダGP 開催日程

日程開催レース開催地
2024/08/23 (金)F1オランダ グランプリ(GP)・フリー走行1
F1オランダ グランプリ(GP)・フリー走行2
ザントフォールト
2024/08/24 (土)F1オランダ グランプリ(GP)フリー走行3、予選
ザントフォールト
2024/08/25 (日)F1オランダ グランプリ(GP)決勝レースザントフォールト

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06-4303-4364

MAIL:info@f1world.net

土日祝、夏季、年末年始

受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝

F1オランダGP・アムステルダム

首都:アムステルダム。
人口:1730万人。
物価:日本より割高感がある。
通貨:ユーロ。
時差:+7時間。
気温:F1開催時の平均気温9度~15度。
公用語:オランダ語。
サーキット:ザントフォールド。
開催期間:2024年08月23日~2024年08月25日。
開始時刻:15時00分(日本時間22時00分)。
観戦時の服装:長袖シャツ+上着(雨天時は防寒服が望ましいでしょう)。
アムステルダムの観光名所:ダム広場、飾り窓地区、王宮、ゴッホ美術館、運河クルーズ、ザーンセ・スカンスの風車村がおススメです。

オランダの首都であるアムステルダム。2020年からF1オランダGP開催の地となる。1985年まで同じザント・フォールド・サーキットで開催されてきたが、2020年からのコースレイアウトは大幅に変更され、中低速コーナーが多く、オーバーテイクが非常に難しいのではと危惧されており、モナコ同様に予選順位が大きくレース結果に影響を及ぼすと予想されている。最後に開催された1985年の優勝者はマクラーレンのニキ・ラウダであった。

F1オランダGP過去の予選とレース結果は???

2016年にオランダ人ドライバーとしてのF1初勝利を挙げたレッドブルのフェルスタッペンの活躍によりオランダGP開催復活の機運がオランダ国内で高まっていった。当初はTTサーキット・アッセンになる憶測が高かったが、1985年までのオランダGPの開催地であるザントフォールトでの復活開催に向けて、リバティメディアとの交渉が進み、2020年より3年間の開催契約を結んだことが発表された。

オランダでF1が開催されていない為、オランダ国内のF1ファンは隣国のベルギーグランプリや、ドイツグランプリに多数出向き、オレンジ色のシャツを着てスタンドで陣取る大応援団はF1の風物詩になりつつあり、遠方ではオーストリアまでも多数のフェルスタッペン大応援団が押し寄せる。

オランダGPの復活劇にはフェルスタッペンの存在を無しには語れない。

1961年のオランダGPでは、出走した15台が1台もリタイアすることなく全車完走。出走全車完走はF1史上初のことである。現在でも全車完走記録は1961年オランダグランプリと2005年アメリカグランプリ、2005年イタリアグランプリ、2011年ヨーロッパグランプリ、2015年日本グランプリ、2016年中国GP、2016年日本グランプリ、2018年中国グランプリの8回しか記録されていないが、2005年アメリカGPはブリヂストンタイヤを使用した6台のみが出走したため、2015年日本GPと2018年中国GPは完走扱いが1台いるため、厳密には5回である。また、ピットストップが1回もなかった史上唯一のレースでもある。

2020年にはオランダでF1が開催されることで、これまで他国(ベルギー、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストリアなど)に出向いていたファンがザントフォールトで観戦することになり、近年チケットが完売していたベルギーGPなどでは比較的にチケットを入手し易くなるかもしれない。

F1オランダGP2022年シーズン

F1オランダGP観戦ツアー_2023_100

2022年シーズン

決勝のスタートタイヤはソフトタイヤとミディアムタイヤの2種類に分かれ、上位ではレッドブル勢とフェラーリ勢がソフトタイヤ、メルセデス勢がミディアムタイヤ。決勝スタートは大きな混乱はなく、19周目までにレッドブル勢とフェラーリ勢がピットインしたことで、メルセデス勢が一時的ながらも1-2体制に。30周目にメルセデスのラッセル、33周目にメルセデスのハミルトンがそれぞれハードタイヤタイヤへ交換。この時点でメルセデスの2台は1ストップ作戦をチョイスしたことが露になり、レッドブルのフェルスタッペンは2回ストップ作戦の関係から1回分のピットストップによるタイムロスを稼がなければならなくなり、不利な状況に追い込まれた。メルセデスのハミルトンはFLを刻みながら追いかけ、37周目には3番手のレッドブルのペレスを追い抜いた。このままだと先頭のフェルスタッペンはあと1回のピットインが残っており、実質はハミルトンが先頭を走っている事になっていたが、44周目に角田裕毅は、コース脇にストップし黄旗が振られたがピットへ向かって再び走り始め、ピットインの際にメカニックがシートベルトを緩めてしまい、コース復帰するも再びコース脇にマシンを停め、マシンの撤去のため48周目にVSCが導入された。ここで多くの上位勢勢は2回目のピット作業を行い、レッドブルのフェルスタッペンはハードタイヤ、メルセデス勢はミディアムタイヤへ交換した。さらに55周目にはメインストレート上でアルファロメオのボッタスがトラブルでマシンを停めたことで再びセーフティカーが導入され、レッドブルのフェルスタッペンは3回目のピットインを行いソフトタイヤへ履き替えた。61周目にレースが再開された直後にレッドブルのフェルスタッペンはメインストレート上でメルセデスのハミルトンを追い抜いて、そのまま72周目まで走り抜き優勝。シーズン10勝目、通算30勝目を母国で飾った。

2022年 オランダGP 予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
11マックス・フェルスタッペンレッドブル-RBPT1:11.3171:10.9271:10.3421
216シャルル・ルクレールフェラーリ1:11.4431:10.9881:10.3632
355カルロス・サインツフェラーリ1:11.7671:10.8141:10.4343
444ルイス・ハミルトンメルセデス1:11.3311:11.0751:10.6484
511セルジオ・ペレスレッドブル-RBPT1:11.6411:11.3141:11.0775
663ジョージ・ラッセルメルセデス1:11.5611:10.8241:11.1476
74ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス1:11.5561:11.1161:11.1747
847ミック・シューマッハハース-フェラーリ1:11.7411:11.4201:11.4428
922角田裕毅アルファタウリ-RBPT1:11.4271:11.4281:12.5569
1018ランス・ストロールアストンマーティン・アラムコ-メルセデス1:11.5681:11.416 10
1110ピエール・ガスリーアルファタウリ-RBPT1:11.7051:11.512 11
1231エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー1:11.7481:11.605 12
1314フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー1:11.6671:11.613 13
1424周冠宇アルファロメオ-フェラーリ1:11.8261:11.704 14
1523アレクサンダー・アルボンウィリアムズ-メルセデス1:11.6951:11.802 15
1677バルテリ・ボッタスアルファロメオ-フェラーリ1:11.961  16
173ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス1:12.081  17
1820ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ1:12.319  18
195セバスチャン・ベッテルアストンマーティン・アラムコ-メルセデス1:12.391  19
206ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス1:13.353  20
2022年 オランダGP 決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
11マックス・フェルスタッペンレッドブル-RBPT721:36:42.773126FL
263ジョージ・ラッセルメルセデス72+4.071618
316シャルル・ルクレールフェラーリ72+10.929215
444ルイス・ハミルトンメルセデス72+13.016412
511セルジオ・ペレスレッドブル-RBPT72+18.168510
614フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー72+18.754138
74ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス72+19.30676
855カルロス・サインツフェラーリ72+20.916234
931エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー72+21.117122
1018ランス・ストロールアストンマーティン・アラムコ-メルセデス72+22.459101
1110ピエール・ガスリーアルファタウリ-RBPT72+27.00911 
1223アレクサンダー・アルボンウィリアムズ-メルセデス72+30.39015 
1347ミック・シューマッハハース-フェラーリ72+32.9958 
145セバスチャン・ベッテルアストンマーティン・アラムコ-メルセデス72+36.007119 
1520ケビン・マグヌッセンハース-フェラーリ72+36.86918 
1624周冠宇アルファロメオ-フェラーリ72+37.32014 
173ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス72+37.76417 
186ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス71+1 Lap20 
Ret77バルテリ・ボッタスアルファロメオ-フェラーリ53DNF19 
Ret22角田裕毅アルファタウリ-RBPT43DNF9 

F1オランダGP2021年シーズン

F1オランダGP観戦ツアー2021201

2021年シーズン

金曜日のフリー走行から土曜日の予選セッションまでコースオフするマシンが続出し、6回の赤旗セッション中断がされたが決勝レースは一度もコースオフをするマシンはなく、セーフティーカーが出動することは一度もなかった。予選で2番手、3番手をメルセデスの2台が位置し、ポールポジションのレッドブルのフェルスタッペンを2対1で対峙する図式

決勝レースが開始されることになり、決勝レース中にセーフティーカーが出動した場合はメルセデスは1台がピットインしてタイヤ交換してフェルスタッペンをアンダーカットする作戦を試むことが可能で、もう1台のメルセデスはそのままコースに残り続け、フェルスタッペンにプレッシャーをかけ続けるといったチームプレイを展開していくことが予測
されていたが、結果的にはセーフティーカーは出動することもなく、また3番手のボッタスも先頭のフェルスタッペンから20秒以上引き離されるレース展開となり、フェルスタッペンが1回のピットインをしても3番手走行のボッタスの前でコース復帰することが可能なレース展開となっていった。必然的に先頭を走るフェルスタッペンと3秒前後引き離された状態の2番手のハミルトンの一騎打ちのレース展開となっていった。
1985年以来、36年ぶりに復活したF1オランダGPではあるが、復活した第一要因としてはやはりオランダ出身のフェルスタッペンの大活躍に拠るところがかなり大きい。スタンドはフェルスタッペンを応援するファンが大半を占め、オレンジ一色に染まった。2番手のハミルトンは懸命に先頭のフェルスタッペンを追いかけたが、テールトゥノーズにすら持ち込む事は出来ず、このオランダGPはレッドブルのフェルスタッペンの完勝に終わった。ドライバーズランキングも逆転し、フェルスタッペンがシリーズランキングの首位に再び躍り出た。日本の角田はエンジントラブルで金曜のフリー走行1をほとんど走行出来ず、また、肝心の決勝レースでもエンジントラブルが出てしまいリタイヤを余儀なくされた。

オランダGPの舞台である、ザントフォールト・サーキットの特徴は第3コーナーの角度19度のバンク角と最終コーナーの18度のバンク角であろう。近年の新規開催のコースレイアウトの基本キャラクターは画一的で、いささかマンネリ感は否めなかったが、このザントフォールトのコースレイアウトは刺激的で個性が際立っていた。ただ、コース上でのオーバーテイクは他のサーキットと比較してかなり難易度が高く、また実際にオーバーテイクシーンもあまり観られなかった事は来年以降の課題として残った。ホームストレート区間と第7コーナーからの立上り区間の2箇所でDRSが使用出来るが、もう少しDRS区間を長く取ったほうがエキサイティングなレースが展開される可能性を秘めている。

2021年 オランダGP予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
133マックス・フェルスタッペンレッドブル-ホンダ1:10.0361:09.0711:08.8851
244ルイス・ハミルトンメルセデス1:10.1141:09.9761:08.9232
377バルテリ・ボッタスメルセデス1:10.2191:09.7691:09.2223
410ピエール・ガスリーアルファタウリ-ホンダ1:10.2741:09.5411:09.4784
516シャルル・ルクレールフェラーリ1:09.8291:09.4371:09.5275
655カルロス・サインツフェラーリ1:10.0221:09.8701:09.5376
799アントニオ・ジョヴィナッツィアルファロメオ-フェラーリ1:10.0501:10.0331:09.5907
831エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー1:10.1791:09.9191:09.9338
914フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー1:10.4351:10.0201:09.9569
103ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス1:10.2551:09.8651:10.16610
1163ジョージ・ラッセルウィリアムズ-メルセデス1:10.3821:10.33211
1218ランス・ストロールアストンマーティン-メルセデス1:10.4381:10.36712
134ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス1:10.4891:10.40613
146ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス1:10.0931:11.161PL1
1522角田裕毅アルファタウリ-ホンダ1:10.4621:11.31414
1611セルジオ・ペレスレッドブル-ホンダ1:10.530PL2
175セバスチャン・ベッテルアストンマーティン-メルセデス1:10.73115
1888ロバート・クビサアルファロメオ-フェラーリ1:11.30116
1947ミック・シューマッハハース-フェラーリ1:11.38717
209ニキータ・マゼピンハース-フェラーリ1:11.87518
2021年 オランダGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
133マックス・フェルスタッペンレッドブル-ホンダ721:30:05.395125
244ルイス・ハミルトンメルセデス72+20.932219FL
377バルテリ・ボッタスメルセデス72+56.460315
410ピエール・ガスリーアルファタウリ-ホンダ71+1 Lap412
516シャルル・ルクレールフェラーリ71+1 Lap510
614フェルナンド・アロンソアルピーヌ-ルノー71+1 Lap99
755カルロス・サインツフェラーリ71+1 Lap66
811セルジオ・ペレスレッドブル-ホンダ71+1 LapPL4
931エステバン・オコンアルピーヌ-ルノー71+1 Lap82
104ランド・ノリスマクラーレン-メルセデス71+1 Lap131
113ダニエル・リカルドマクラーレン-メルセデス71+1 Lap10
1218ランス・ストロールアストンマーティン-メルセデス70+1 Lap12
135セバスチャン・ベッテルアストンマーティン-メルセデス70+2 Laps15
1499アントニオ・ジョヴィナッツィアルファロメオ-フェラーリ70+2 Laps7
1588ロバート・クビサアルファロメオ-フェラーリ70+2 Laps16
166ニコラス・ラティフィウィリアムズ-メルセデス70+2 LapsPL
1763ジョージ・ラッセルウィリアムズ-メルセデス69DNF2
1847ミック・シューマッハハース-フェラーリ69+3 Laps11
Ret22角田裕毅アルファタウリ-ホンダ48DNF14
Ret9ニキータ・マゼピンハース-フェラーリ41DNF18

1985年シーズン

F1オランダ海外観戦ツアー

1985年シーズン

このレースからティレルは2台ともルノーエンジン搭載車となった。ドイツGP、オーストリアGPの2戦ではベロフにカーナンバー3のルノー車を与えていたが、イギリスGPまでのカーナンバーに戻し、ブランドルが3、ベロフが4となった。

予選ではブラバムのピケがこのシーズン唯一のPPを獲得した。

決勝のスタート時にPPのブラバムのピケがエンジンをストールしたが、事故は起こらずにレースは始まった。スタートの大混乱をうまくくぐり抜けたマクラーレンのラウダは1周目終了時には5位まで順位を上げ、間もなくファビとセナを抜いて3位に順位を上げることに成功する。レースをリードするウィリアムズのロズベルグがエンジントラブルでリタイヤし、マクラーレンのプロストがタイヤ交換で手間取り時間をロスすると、ラウダはレース中盤にはトップに躍り出た。タイヤ交換のタイムロスで後れを取ったプロストだったが、猛然とペースを上げラウダに追いつき、最後の10周はほぼテールトゥノーズの激しい争いとなったが、ラウダは辛うじてプロストを0.2秒差で抑え切り勝利を挙げた。この勝利がラウダにとって現役最後の勝利であり、最後の入賞でもあった。

フェラーリのアルボレートが4位でレースをフィニッシュした為、プロストは第5戦カナダGPからポイントランキングをリードしてきたアルボレートを上回り、開幕戦以来の単独ポイントリーダーとなった。

1985年 オランダGP予選
PosNoドライバーチーム1回目2回目
17ネルソン・ピケブラバム・BMW1’11.074
26ケケ・ロズベルグウィリアムズ・ホンダ1’11.647
32アラン・プロストマクラーレン・TAG1’11.8011’29.507
412アイルトン・セナロータス・ルノー1’11.837
519テオ・ファビトールマン・ハート1’12.310
615パトリック・タンベイルノー1’12.486
75ナイジェル・マンセルウィリアムズ・ホンダ1’12.6141’32.740
818ティエリー・ブーツェンアロウズ・BMW1’12.746
98マルク・スレールブラバム・BMW1’12.856
101ニキ・ラウダマクラーレン・TAG1’13.059
1111エリオ・デ・アンジェリスロータス・ルノー1’13.0781’30.078
1216デレック・ワーウィックルノー1’13.289
1326ジャック・ラフィットリジェ・ルノー1’13.4351’28.393
1417ゲルハルト・ベルガーアロウズ・BMW1’13.6801’34.857
1520ピエルカルロ・ギンザーニトールマン・ハート1’13.705
1627ミケーレ・アルボレートフェラーリ1’13.725
1728ステファン・ヨハンソンフェラーリ1’13.7681’32.544
1825アンドレア・デ・チェザリスリジェ・ルノー1’13.7971’34.638
1922リカルド・パトレーゼアルファロメオ1’14.240
2023エディ・チーバーアルファロメオ1’14.9121’32.572
213マーティン・ブランドルティレル・ルノー1’14.9201’32.003
224ステファン・ベロフティレル・ルノー1’15.236
2330ジョナサン・パーマーザクスピード1’16.2571’34.316
2429ピエルルイジ・マルティニミナルディ・モトーリ・モデルニ1’17.9191’38.227
259フィリップ・アリオーRAM・ハート1’18.5251’36.270
2624ヒューブ・ロテンガッターオゼッラ・アルファロメオ1’19.4101’38.149
DNQ10ケネス・アチソンRAM・ハート1’20.429
1985年 オランダGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
11ニキ・ラウダマクラーレン・TAG701:32’29.263109
22アラン・プロストマクラーレン・TAG70+ 0.23236
312アイルトン・セナロータス・ルノー70+ 48.49144
427ミケーレ・アルボレートフェラーリ70+ 48.837163
511エリオ・デ・アンジェリスロータス・ルノー69+1 Lap112
65ナイジェル・マンセルウィリアムズ・ホンダ69+1 Lap71
73マーティン・ブランドルティレル・ルノー69+1 Lap21
87ネルソン・ピケブラバム・BMW69+1 Lap1
917ゲルハルト・ベルガーアロウズ・BMW68+2 Laps14
108マルク・スレールブラバム・BMW65排気系9
NC24ヒューブ・ロテンガッターオゼッラ・アルファロメオ56規定周回数不足26
リタイヤ18ティエリー・ブーツェンアロウズ・BMW54サスペンション8
リタイヤ9フィリップ・アリオーRAM・ハート52エンジン25
リタイヤ4ステファン・ベロフティレル・ルノー39エンジン22
リタイヤ16デレック・ワーウィックルノー27ギアボックス12
リタイヤ25アンドレア・デ・チェザリスリジェ・ルノー25ターボ18
リタイヤ15パトリック・タンベイルノー22トランスミッション6
リタイヤ6ケケ・ロズベルグウィリアムズ・ホンダ20エンジン2
リタイヤ19テオ・ファビトールマン・ハート18ホイールベアリング5
リタイヤ26ジャック・ラフィットリジェ・ルノー17電気系13
リタイヤ30ジョナサン・パーマーザクスピード13油圧23
リタイヤ20ピエルカルロ・ギンザーニトールマン・ハート12エンジン15
リタイヤ28ステファン・ヨハンソンフェラーリ9エンジン17
リタイヤ29ピエルルイジ・マルティニミナルディ・モトーリ・モデルニ1アクシデント24
リタイヤ23エディ・チーバーアルファロメオ1ターボ20
リタイヤ22リカルド・パトレーゼアルファロメオ1ターボ19

1982年シーズン

F1オランダ海外観戦ツアー

1982年シーズン1982年のF1世界選手権の第9戦として、1982年7月3日にザントフォールト・サーキットで開催された。予選はルノーのアルヌーがポールポジションを獲得。予選2番手には同じくルノーのプロストが続いた。ルノーの2台の優勝争いが予想されたが、決勝レースはフェラーリのピローニが優勝を飾った。2位にはブラバムのピケが続き、3位にはウィリアムズのロズベルグ、4位にはマクラーレンのラウダ、周回遅れではあるが5位にはデイリー、6位にはバルディ。
優勝大本命のルノーの2台はリタイヤを喫した。プロストはエンジンブロー、アルヌーはスピンを喫してエンジンをストールさせてしまい、そこでアルヌーのレースは終了した。

1982年 オランダGP予選
PosNoドライバーチーム1回目2回目
116ルネ・アルヌールノー1’14.233
215アラン・プロストルノー1’14.660+0.427
31ネルソン・ピケブラバム・BMW1’14.723+0.490
428ディディエ・ピローニフェラーリ1’15.825+1.592
58ニキ・ラウダマクラーレン・フォード1’15.832+1.599
627パトリック・タンベイフェラーリ1’16.154+1.921
76ケケ・ロズベルグウィリアムズ・フォード1’16.260+2.027
823ブルーノ・ジャコメリアルファロメオ1’16.513+2.280
922アンドレア・デ・チェザリスアルファロメオ1’16.576+2.343
102リカルド・パトレーゼブラバム・BMW1’16.630+2.397
117ジョン・ワトソンマクラーレン・フォード1’16.700+2.467
125デレック・デイリーウィリアムズ・フォード1’16.832+2.599
1335デレック・ワーウィックトールマン・ハート1’17.094+2.861
143ミケーレ・アルボレートティレル・フォード1’17.237+3.004
1511エリオ・デ・アンジェリスロータス・フォード1’17.620+3.387
1630マウロ・バルディアロウズ・フォード1’18.020+3.787
1729マルク・スレールアロウズ・フォード1’18.296+4.063
189マンフレッド・ヴィンケルホックATS・フォード1’18.352+4.119
1920チコ・セラフィッティパルディ・フォード1’18.438+4.205
204ブライアン・ヘントンティレル・フォード1’18.476+4.243
2126ジャック・ラフィットリジェ・マトラ1’18.478+4.245
2218ラウル・ボーセルマーチ・フォード1’18.658+4.425
2331ジャン=ピエール・ジャリエオゼッラ・フォード1’18.953+4.720
2417ヨッヘン・マスマーチ・フォード1’19.083+4.850
2510エリセオ・サラザールATS・フォード1’19.120+4.887
2633ヤン・ラマースセオドール・フォード1’19.274+5.041
DNQ14ロベルト・ゲレロエンサイン・フォード1’19.316+5.083
DNQ36テオ・ファビトールマン・ハート1’19.414+5.181
DNQ25エディ・チーバーリジェ・マトラ1’19.646+5.413
DNQ12ロベルト・モレノロータス・フォード1’21.149+6.916
1982年 オランダGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
128ディディエ・ピローニフェラーリ721:38’03.25449
21ネルソン・ピケブラバム・BMW72+21.64936
36ケケ・ロズベルグウィリアムズ・フォード72+22.36574
48ニキ・ラウダマクラーレン・フォード72+1’23.72953
55デレック・デイリーウィリアムズ・フォード71+1 Lap122
630マウロ・バルディアロウズ・フォード71+1 Lap161
73ミケーレ・アルボレートティレル・フォード71+1 lap14
827パトリック・タンベイフェラーリ71+1 Lap6
97ジョン・ワトソンマクラーレン・フォード71+1 Lap11
1029マルク・スレールアロウズ・フォード71+1 Lap17
1123ブルーノ・ジャコメリアルファロメオ70+2 Laps8
129マンフレッド・ヴィンケルホックATS・フォード70+2 Laps18
1310エリセオ・サラザールATS・フォード70+2 Laps25
1431ジャン=ピエール・ジャリエオゼッラ・フォード69+3 Laps23
152リカルド・パトレーゼブラバム・BMW69+3 Laps10
Ret17ヨッヘン・マスマーチ・フォード60エンジン24
Ret33ヤン・ラマースセオドール・フォード41エンジン26
Ret11エリオ・デ・アンジェリスロータス・フォード40ハンドリング15
Ret22アンドレア・デ・チェザリスアルファロメオ35電気系9
Ret15アラン・プロストルノー33エンジン2
Ret16ルネ・アルヌールノー21スピン1
Ret4ブライアン・ヘントンティレル・フォード21スロットル20
Ret18ラウル・ボーセルマーチ・フォード21エンジン22
Ret20チコ・セラフィッティパルディ・フォード18燃料系19
Ret35デレック・ワーウィックトールマン・ハート15オイル漏れ13
Ret26ジャック・ラフィットリジェ・マトラ4ハンドリング21

1981年シーズン

F1オランダ海外観戦ツアー

1981年シーズン1981年F1世界選手権の第12戦として、1981年8月30日にザントフォールト・サーキットで開催された。予選はルノーがターボエンジンの圧倒的な性能差を活かしてポールポジションにはアラン・プロスト、2位にはアルヌー。ルノーターボエンジンのパワーは他を圧倒しており、それが如実に予選結果にも表れた。予選3位には若手有力株のピケが続く。4位にはウィリアムズのジョーンズ、5位にはロイテマン。フェラーリの2台はマシン性能の劣勢が否めず、大きく出遅れてしまい、12位にはピローニ、16位にはビルヌーブ。
決勝レースはポールポジションからスタートしたプロストが優勝し、ポール・トゥ・ウィンを達成。ピケも何とかプロスト攻略の隙をうかがったが、とらえきれず8秒以上離されての2位でフィニッシュ。ウィリアムズのジョーンズはただ単独で走るだけの孤独なレースで前車とも後車とも大きく離れた展開で3位でフィニッシュした。81年シーズンはブラバムのピケとウィリアムズのジョーンズ、ロイテマン、リジェのラフィット、ルノーのプロストの5人でドライバーズチャンピオンの争いが展開される大混戦に突入し、残り3戦で雌雄が決されることになっていく。

1981年シーズン 1981年F1世界選手権の第12戦として、1981年8月30日にザントフォールト・サーキットで開催された。予選はルノーがターボエンジンの圧倒的な性能差を活かしてポールポジションにはアラン・プロスト、2位にはアルヌー。ルノーターボエンジンのパワーは他を圧倒しており、それが如実に予選結果にも表れた。予選3位には若手有力株のピケが続く。4位にはウィリアムズのジョーンズ、5位にはロイテマン。フェラーリの2台はマシン性能の劣勢が否めず、大きく出遅れてしまい、12位にはピローニ、16位にはビルヌーブ。 決勝レースはポールポジションからスタートしたプロストが優勝し、ポール・トゥ・ウィンを達成。ピケも何とかプロスト攻略の隙をうかがったが、とらえきれず8秒以上離されての2位でフィニッシュ。ウィリアムズのジョーンズはただ単独で走るだけの孤独なレースで前車とも後車とも大きく離れた展開で3位でフィニッシュした。81年シーズンはブラバムのピケとウィリアムズのジョーンズ、ロイテマン、リジェのラフィット、ルノーのプロストの5人でドライバーズチャンピオンの争いが展開される大混戦に突入し、残り3戦で雌雄が決されることになっていく。

1981年 オランダGP予選
PosNoドライバーチーム1回目2回目
115アラン・プロストルノー1’18.176
216ルネ・アルヌールノー1’18.255+0.079
35ネルソン・ピケブラバム・フォード1’18.652+0.476
41アラン・ジョーンズウィリアムズ・フォード1’18.672+0.496
52カルロス・ロイテマンウィリアムズ・フォード1’18.844+0.668
626ジャック・ラフィットリジェ・マトラ1’19.018+0.842
722マリオ・アンドレッティアルファロメオ1’19.040+0.864
87ジョン・ワトソンマクラーレン・フォード1’19.312+1.136
911エリオ・デ・アンジェリスロータス・フォード1’19.738+1.562
1029リカルド・パトレーゼアロウズ・フォード1’19.864+1.688
1125パトリック・タンベイリジェ・マトラ1’19.979+1.803
1228ディディエ・ピローニフェラーリ1’20.248+2.072
138アンドレア・デ・チェザリスマクラーレン・フォード1’20.377+2.201
1423ブルーノ・ジャコメリアルファロメオ1’20.384+2.208
156ヘクトール・レバークブラバム・フォード1’20.547+2.371
1627ジル・ヴィルヌーヴフェラーリ1’20.595+2.419
1712ナイジェル・マンセルロータス・フォード1’20.663+2.487
1832ジャン=ピエール・ジャリエオゼッラ・フォード1’21.086+2.910
1917デレック・デイリーマーチ・フォード1’21.391+3.215
2033マルク・スレールエンサイン・フォード1’21.454+3.278
2130ジークフリート・ストールアロウズ・フォード1’21.568+3.392
223エディ・チーバーティレル・フォード1’21.698+3.522
239スリム・ボルグッドATS・フォード1’21.760+3.584
2414エリセオ・サラザールエンサイン・フォード1’22.024+3.848
254ミケーレ・アルボレートティレル・フォード1’22.030+3.854
DNQ35ブライアン・ヘントントールマン・ハート1’22.226+4.050
DNQ20ケケ・ロズベルグフィッティパルディ・フォード1’23.518+5.342
DNQ21チコ・セラフィッティパルディ・フォード1’23.613+5.437
DNQ31ベッペ・ガッビアーニオゼッラ・フォード1’23.898+5.722
DNQ36デレック・ワーウィックトールマン・ハート1’24.028+5.852
1981年 オランダGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
115アラン・プロストルノー721:40’22.4319
25ネルソン・ピケブラバム・フォード72+8.2436
31アラン・ジョーンズウィリアムズ・フォード72+35.5044
46ヘクトール・レバークブラバム・フォード71+1 Lap153
511エリオ・デ・アンジェリスロータス・フォード71+1 Lap92
614エリセオ・サラザールエンサイン・フォード70+2 Laps241
730ジークフリート・ストールアロウズ・フォード69+3 Laps21
833マルク・スレールセオドール・フォード69+3 Laps20
94ミケーレ・アルボレートティレル・フォード68エンジン25
109スリム・ボルグッドATS・フォード68+4 Laps23
Ret22マリオ・アンドレッティアルファロメオ62アクシデント7
Ret7ジョン・ワトソンマクラーレン・フォード50イグニッション8
Ret3エディ・チーバーティレル・フォード46サスペンション22
Ret32ジャン=ピエール・ジャリエオゼッラ・フォード29トランスミッション18
Ret16ルネ・アルヌールノー21エンジン2
Ret23ブルーノ・ジャコメリアルファロメオ19タイヤ14
Ret26ジャック・ラフィットリジェ・マトラ18接触6
Ret2カルロス・ロイテマンウィリアムズ・フォード18接触5
Ret29リカルド・パトレーゼアロウズ・フォード16サスペンション10
Ret17デレック・デイリーマーチ・フォード5サスペンション19
Ret28ディディエ・ピローニフェラーリ4接触12
Ret12ナイジェル・マンセルロータス・フォード1スピンオフ17
Ret25パトリック・タンベイリジェ・マトラ1接触11
Ret27ジル・ヴィルヌーヴフェラーリ0接触16
DNS8アンドレア・デ・チェザリスマクラーレン・フォード出走せず

1967年シーズン

F1オランダ海外観戦ツアー

1967年シーズン

ロレンツォ・バンディーニが前戦モナコGPの海に落下するという事故で亡くなってから3週間が経過していた。
パドックでの大きなニュースは、待望のフォード・コスワース・DFVエンジンと、それを搭載したモーリス・フィリップ設計の新車ロータス・49の登場であった。フォードの依頼を受けたコスワースがエンジンを制作し、チーム・ロータスとの共同作業によってオランダグランプリから参戦を開始した。

ロータスの新しいDFVエンジン搭載車49は速く、グラハム・ヒルがPPを獲得。2位にはイーグルのガーニー。3位にはブラバムのジャック・ブラバムが続き、この3人がフロントローを占めた。クーパー勢のリントとロドリゲスが2列目、ホンダのサーティース、ハルム、クラークが3列目を占めた。

ヒルはブラバムとガーニーをリードして、1周目を終えると彼らに2秒差を付けていた。リントは3位に浮上し、ガーニー、クリス・エイモン、クラークが続いた。ガーニーはリントとのバトルを展開したが、エンジントラブルでリタイア。クラークはエイモンをオーバーテイクしたが、その後、ハルムの攻撃を受けることになり順位を守ることに精一杯の状態が続く。先頭を走っていたヒルは11周目に突然減速し、ブラバムが首位に躍り出て、リントが2位、クラークが3位の序列になる。クラークは15周目に2位のリントを抜き去り、続いて16周目にブラバムのオーバーテイクに成功してトップに躍り出ることに成功する。ブラバムはクラークのペースに追走することができなかった。ハルムはエイモンとのギャップを徐々に差を広げて3位を確保した。サーティースはスロットルに問題を抱えたまま73周目まで走行をしたが、スロットルスタックでスピンを喫してリタイアに終わった。

クラークはブラバムとのギャップを23秒まで拡げ、フォード・コスワース・DFVエンジンのデビュー戦を勝利で飾った。それはF1の歴史における新しい時代の始まりであった。

1967年 オランダGP予選
PosNoドライバーチームタイムグリッド
16グラハム・ヒルロータス-フォード1:24.601
215ダン・ガーニーイーグル-ウェスレイク1:25.10+0.502
31ジャック・ブラバムブラバム-レプコ1:25.60+1.003
412ヨッヘン・リントクーパー-マセラティ1:26.50+1.904
514ペドロ・ロドリゲスクーパー-マセラティ1:26.58+1.985
67ジョン・サーティースホンダ1:26.65+2.056
72デニス・ハルムブラバム-レプコ1:26.65+2.057
85ジム・クラークロータス-フォード1:26.80+2.208
93クリス・エイモンフェラーリ1:26.90+2.309
104マイク・パークスフェラーリ1:27.00+2.4010
119ジャッキー・スチュワートBRM1:27.20+2.6011
1210マイク・スペンスBRM1:27.40+2.8012
1318クリス・アーウィンロータス-BRM1:27.50+2.9013
1417ブルース・マクラーレンマクラーレン-BRM1:27.70+3.1014
1522ルドビコ・スカルフィオッティフェラーリ1:27.90+3.3015
1620ジョー・シフェールクーパー-マセラティ1:28.80+4.2016
1721ボブ・アンダーソンブラバム-クライマックス1:29.00+4.4017
1967年 オランダGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
15ジム・クラークロータス-フォード902:14:45.189
21ジャック・ブラバムブラバム-レプコ90+23.636
32デニス・ハルムブラバム-レプコ90+25.774
43クリス・エイモンフェラーリ90+27.393
54マイク・パークスフェラーリ89+1 Lap102
622ルドビコ・スカルフィオッティフェラーリ89+1 Lap151
718クリス・アーウィンロータス-BRM88+2 Laps13
810マイク・スペンスBRM87+3 Laps12
921ボブ・アンダーソンブラバム-クライマックス86+4 Laps17
1020ジョー・シフェールクーパー-マセラティ83+7 Laps16
Ret7ジョン・サーティースホンダ73スロットル6
Ret9ジャッキー・スチュワートBRM51ブレーキ11
Ret12ヨッヘン・リントクーパー-マセラティ41サスペンション4
Ret14ペドロ・ロドリゲスクーパー-マセラティ39ギアボックス5
Ret6グラハム・ヒルロータス-フォード11エンジン1
Ret15ダン・ガーニーイーグル-ウェスレイク8燃料噴射装置2
Ret17ブルース・マクラーレンマクラーレン-BRM1アクシデント14

1966年シーズン

F1オランダ海外観戦ツアー

1966年シーズン

ストの影響で前戦イギリスグランプリを欠場したフェラーリが復帰。バンディーニとパークスもF1に戻ってきたが、ブラバムの開発スピードはフェラーリを置き去りにし、ブラバムがPPを獲得。ハルムが2位とブラバム勢の優位性は明らかであった。ロータスのジム・クラークが3位でフロントローの一角を占めた。イーグルのガーニーとフェラーリのパークスが2列目、クーパーのリントとBRMのヒルとスチュワートが3列目を占めた。ブルース・マクラーレンはセレニッシマV8エンジンに関する問題が断続的に継続した為、決勝への出走を断念した。

ブラバムは40歳でF1に挑戦するには年を取りすぎていると新聞に報道されたのを受けたが、付け髭と杖という出で立ちで自分の車にグリッドに登場して皮肉り、周囲の笑いを誘ったが、いざレースが始まると他のドライバーにインパクトを見せつけ、自身の戦闘意欲とポテンシャルを披露した。クラークはスタートで2位に浮上するが、すぐにハルムに追い抜かれて3位に順位を下げた。しかしハルムはその後イグニッションコイルに問題が発生して後退し、リタイアを喫した。27周目にブラバムは周回遅れの処理に手間取ってしまい、その隙をついてクラークが首位に躍り出て引き離し始めるが、エンジンのフリクションに苦しみだし、ウォーターポンプが破砕。76周目にブラバムはトップの座を取り戻す。クラークは水の補給のため緊急ピットイン。その間にヒルにも抜かれていき、3位でレースをフィニッシュした。ブラバムは全車を周回遅れにして優勝した。

1966年 オランダGP予選
PosNoドライバーチームタイムグリッド
116ジャック・ブラバムブラバム-レプコ1:28.11
218デニス・ハルムブラバム-レプコ1:28.7+0.62
36ジム・クラークロータス-クライマックス1:28.7+0.63
410ダン・ガーニーイーグル-クライマックス1:28.8+0.74
54マイク・パークスフェラーリ1:29.0+0.95
626ヨッヘン・リントクーパー-マセラティ1:29.2+1.16
712グラハム・ヒルBRM1:29.7+1.67
814ジャッキー・スチュワートBRM1:29.8+1.78
92ロレンツォ・バンディーニフェラーリ1:30.0+1.99
1024ジョン・サーティースクーパー-マセラティ1:30.6+2.510
1128ジョー・シフェールクーパー-マセラティ1:31.1+3.011
1232マイク・スペンスロータス-BRM1:31.4+3.312
1330ヨアキム・ボニエクーパー-マセラティ1:31.7+3.613
1420ブルース・マクラーレンマクラーレン-セレニッシマ1:31.7+3.6DNS
1534ボブ・アンダーソンブラバム-クライマックス1:32.0+3.914
168ピーター・アランデルロータス-BRM1:32.0+3.915
1736ギ・リジェクーパー-マセラティ1:35.0+6.916
1838ジョン・テイラーブラバム-BRM1:35.7+7.617
1966年 オランダGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
116ジャック・ブラバムブラバム-レプコ902:20:32.519
212グラハム・ヒルBRM89+1 Lap76
36ジム・クラークロータス-クライマックス88+2 Laps34
414ジャッキー・スチュワートBRM88+2 Laps83
532マイク・スペンスロータス-BRM87+3 Laps122
62ロレンツォ・バンディーニフェラーリ87+3 Laps91
730ヨアキム・ボニエクーパー-マセラティ84+6 Laps13
838ジョン・テイラーブラバム-BRM84+6 Laps17
936ギ・リジェクーパー-マセラティ84+6 Laps16
Ret28ジョー・シフェールクーパー-マセラティ79エンジン11
Ret34ボブ・アンダーソンブラバム-クライマックス73サスペンション14
Ret24ジョン・サーティースクーパー-マセラティ44電気系統10
Ret18デニス・ハルムブラバム-レプコ37イグニッション2
Ret8ピーター・アランデルロータス-BRM28イグニッション15
Ret10ダン・ガーニーイーグル-クライマックス26オイル漏れ4
Ret4マイク・パークスフェラーリ10アクシデント5
Ret26ヨッヘン・リントクーパー-マセラティ2アクシデント6
DNS20ブルース・マクラーレンマクラーレン-セレニッシマエンジン

1965年シーズン

F1オランダ海外観戦ツアー

1965年シーズン

ホンダのギンサーは予選3位、PPのヒルと予選2位のクラークとともにフロントローを獲得した。2列目はサーティースとガーニー、3列目はスチュワート、ハルム、スペンスが占めた。

ギンサーは最初の2周を先頭を走行しリードしたが、ヒルが3周目にギンサーを抜き去りトップに躍り出る。5周目にクラークがギンサーをオーバーテイクした。クラークは次の周にヒルをオーバーテイクしトップに立った。ヒルはクラークのペースについていけずギャップを拡げられ、ガーニーとスチュワートにも抜かれて順位を落としていった。スチュワートはガーニーとのバトルに競り勝ち2位となったが、クラークを捉えるまでには至らなかった。クラークはこれで5連勝で、2年ぶり2度目のチャンピオン獲得へ早くも王手をかけた。ギンサーはイグニッションの問題によりペースが上がらず、最終的に1周遅れの6位に終わったが、チーム2度目の入賞を果たした。

1965年 オランダGP予選
PosNoドライバーチームタイムグリッド
110グラハム・ヒルBRM1:30.71
26ジム・クラークロータス-クライマックス1:31.0+0.32
322リッチー・ギンサーホンダ1:31.0+0.33
42ジョン・サーティースフェラーリ1:31.0+0.34
516ダン・ガーニーブラバム-クライマックス1:31.2+0.55
612ジャッキー・スチュワートBRM1:31.4+0.76
714デニス・ハルムブラバム-クライマックス1:32.0+1.37
88マイク・スペンスロータス-クライマックス1:32.2+1.58
918ブルース・マクラーレンクーパー-クライマックス1:32.6+1.99
1028ジョー・シフェールブラバム-BRM1:32.9+2.210
1130フランク・ガードナーブラバム-BRM1:32.9+2.211
124ロレンツォ・バンディーニフェラーリ1:33.1+2.412
1338イネス・アイルランドロータス-BRM1:33.4+2.713
1420ヨッヘン・リントクーパー-クライマックス1:33.7+3.014
1526ヨアキム・ボニエブラバム-クライマックス1:33.8+3.115
1636ボブ・アンダーソンブラバム-クライマックス1:34.1+3.416
1734リチャード・アトウッドロータス-BRM1:34.6+3.917
1965年 オランダGP決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
16ジム・クラークロータス-クライマックス802:03:59.129
212ジャッキー・スチュワートBRM80+8.066
316ダン・ガーニーブラバム-クライマックス80+13.054
410グラハム・ヒルBRM80+45.113
514デニス・ハルムブラバム-クライマックス79+1 Lap72
622リッチー・ギンサーホンダ79+1 Lap31
72ジョン・サーティースフェラーリ79+1 Lap4
88マイク・スペンスロータス-クライマックス79+1 Lap8
94ロレンツォ・バンディーニフェラーリ79+1 Lap12
1038イネス・アイルランドロータス-BRM78+2 Laps13
1130フランク・ガードナーブラバム-BRM77+3 Laps11
1234リチャード・アトウッドロータス-BRM77+3 Laps17
1328ジョー・シフェールブラバム-BRM55+25 Laps10
Ret20ヨッヘン・リントクーパー-クライマックス48油圧14
Ret18ブルース・マクラーレンクーパー-クライマックス36ディファレンシャル9
Ret26ヨアキム・ボニエブラバム-クライマックス16オイル漏れ15
Ret36ボブ・アンダーソンブラバム-クライマックス11エンジン16