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お役立ちコラム

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海外F1観戦ツアーを現地で観戦するには何日掛かる?

海外F1観戦ツアー日程のイメージ

Formula-1 World Champion Ship(F1世界選手権)は2月下旬から12月上旬にかけて参戦10チームと20人のドライバーで世界21ヶ国(2024年時点)を転戦し、全24戦でのレース結果でコンストラクターズ(製造者部門・チーム)、ドライバーズ(F1レーサー)の2部門の年間総合優勝の座を巡って戦います。1チームには2人のドライバーが所属し2台のマシンを出走エントリーし、合計10チーム・20台のマシンで順位を争います。(決勝レース結果の順位が優勝25ポイント、2位18ポイント、3位15ポイント、4位12ポイント、5位10ポイント、6位8ポイント、7位6ポイント、8位4ポイント、9位2ポイント、10位1ポイントが加算され、決勝レース中のファステストラップを記録したマシンに1ポイントが加算されますが10位以内でチェッカーフラッグを受けたマシンが対象)レースの舞台はヨーロッパ・北米・南米・中東・アジア・オセアニアの21ヶ国の24箇所のサーキットで基本はレース決勝は日曜開催(サウジアラビア・バーレーンは宗教的理由、ラスベガスは商業的理由で決勝レースは土曜日開催)で1レースはフリー走行・予選・決勝の3日間開催。2連戦・3連戦にならないスケジュールの時は、各チームは開催国から本拠地へ帰国し数日間の休日を経て次戦のレース準備をします。デザイナーを頂点とする開発チームの大半のエンジニアはレース現場には赴かず、チーム本拠地のファクトリーでF1マシンを構成するパーツ類の研究開発、分析、シュミレーション、テストを積み重ねてF1マシンの総合性能(ラップタイム・信頼性)の向上に努めます。レースチームと開発チーム、広報部門のスタッフなど一体となって開催国でのスポンサー活動やレース、往復の移動に費やす日数なども含めて、非常にハードなスケジュールで1年間を戦って行きます。近年、F1のオーナーシップがアメリカ企業(リバティメディア社)に移行してから、エンターテイメント向上を目指して金曜午後にスプリント予選、土曜日午前にスプリントレース(決勝レースの3分の1の距離)が開催されるようになりました。賛否両論真っ二つのスプリントレースですが動画配信大手の各社(NetFlix社やDAZNなど)がF1をコンテンツとして扱うようになってからは世界規模で多くの新しいファン層が増えた事は事実で、各国で開催されるF1の観戦券は軒並み完売になります。日本からはアジア以外の開催国は直線距離で1万キロ以上離れており、現地での生観戦となると移動時間と観戦日を合わせると6、7日を要する事になり、旅行日程の計画が大切になってきます。開催される国によって日本からの直行便が有る場合と乗継便しかない場合があります。日本から近郊のアジアでのF1レースは移動と観戦を入れて3,4日、オセアニアは4,5日、ヨーロッパは6,7日、北米は6,7日、南米は6,7日、中東は5,6日が目安になりますが、日本を出発する飛行機が直行便か乗継便かによっても違ってきますし、出発時間が午前か夕方か深夜によっても違ってきますし、現地で観戦するのが金土日の3日間観戦なのか、土日の2日間観戦なのか、日曜のみの観戦なのかによっても旅行日数は違ってきます。

日本から直行便で行く事が出来るグランプリ

オーストラリアGP、中国GP、カナダGP、オーストリアGP、イギリスGP、ベルギーGP、オランダGP、シンガポールGP、メキシコGP、カタールGP、アブダビGP

日本から乗継便でしか行けないグランプリ

バーレーンGP、サウジアラビアGP、マイアミGP、エミリアロマーニャGP、モナコGP、スペインGP、ハンガリーGP、イタリアGP、アゼルバイジャンGP、アメリカGP、サンパウロGP、ラスベガスGP。

サーキット近郊への空港に直行便が就航されていないグランプリ

イタリア国内で開催されるエミリアロマーニャGPは近郊のボローニャ空港へは日本からの直行便は就航されておりません。イタリアGPは近郊のリナーテ空港へは直行便は就航されておりません。もう1つの近郊のマルペンサ空港へは以前は旧アリタリア航空が直行便を就航しておりましたが、ITA航空に変更になった際に直行便は就航されなくなりました。日本からアメリカ主要都市(11都市)へ直行便は就航されておりますがアメリカGPが開催されるオースティンへは就航されておりません。マイアミGPやラスベガスGPが開催される近郊の空港へは直行便は就航されておりません。

エリア別では何日ぐらい掛かる

オセアニア

1日目 日本の空港を直行便または乗継便で出発。
2日目 現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
2日目~4日目 フリー走行1・2・3、予選、決勝
5日目 現地の空港を直行便または乗継便で出発。
6日目 日本の空港に到着。

開催されるGPはオーストラリアGP

オーストラリア(メルボルン)への直行便は羽田空港からしか就航されておりませんので、関東以外の地域にお住まいの方は名古屋セントレア空港あるいは関西空港あるいは福岡空港から乗継便で行く事になります。

アジア

1日目 日本の空港を直行便または乗継便で出発。
    現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
2日目~4日目 フリー走行1・2・3、予選、決勝
5日目 現地の空港を直行便または乗継便で出発。
    日本の空港に到着。

開催されるGPは中国GP、シンガポールGP。

中国GPは上海(浦東、虹橋)空港が最寄空港になりますが、日本の各地の空港から多くの直行便が就航されています。シンガポールGPはチャンギ空港が最寄空港になりますが、日本のJAL、ANA、シンガポール航空が直行便を就航しています。

ヨーロッパ

1日目 日本の空港を直行便または乗継便で出発。
2日目 現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
3日目~5日目 フリー走行1・2・3、予選、決勝
6日目 現地の空港を直行便または乗継便で出発。
7日目 日本の空港に到着。

開催されるGPはエミリアロマーニャGP、モナコGP、スペインGP、オーストリアGP、イギリスGP、ハンガリーGP、ベルギーGP、イタリアGP、オランダGP、アゼルバイジャンGP。

ヨーロッパで開催されるF1GPは9カ国10開催でいずれの国の面積も小さく、アゼルバイジャンを除いては互いのGP同士の距離は近いです。イタリアGPとオランダGPは2週連続開催の日程で組まれる場合が多くイタリアGP観戦後にオランダに移動して2つのGPを1回の旅行で観戦するという事も可能です。

北米・南米

1日目 日本の空港を直行便または乗継便で出発。
    現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
2日目~4日目 フリー走行1・2・3、予選、決勝
5日目 現地の空港を直行便または乗継便で出発。
6日目 日本の空港に到着。

開催されるGPはカナダGP、マイアミGP、アメリカGP、メキシコGP、ラスベガスGP、サンパウロGP。

北米は日本との時差の関係で出発日と現地到着日が同じになる場合が多いですが、逆に復路の場合は現地出発時刻が午後になる場合、日本に帰国する日付が2日後になります。(例・現地出発が月曜午後、日本帰国日が水曜)旅行の日程を考える時は現地の出発時刻をきちんと計算に入れましょう。南米(ブラジル)は日本からの直行便はなく、北米経由、欧州経由、中東経由で行く事が出来ます。乗継待ちにもよりますが概ね35時間~40時間ほど掛かります。

中東

1日目 日本の空港を直行便または乗継便で出発。
    現地の空港に到着し市内のホテルに宿泊。
2日目~4日目 フリー走行1・2・3、予選、決勝
5日目 現地の空港を直行便または乗継便で出発。
6日目 日本の空港に到着。

開催されるGPはバーレーンGP、サウジアラビアGP、カタールGP、アブダビGP

宗教的理由に配慮してバーレーンGP、サウジアラビアGPが本来は日曜日の決勝レース開催を土曜日に1日前倒しをして、フリー走行1と2を木曜、フリー走行3と予選を金曜、決勝レースを土曜に開催。スプリントが開催される場合は木曜にフリー走行とスプリント予選、金曜にスプリントレースと予選、土曜に決勝レースが開催されます。

現地に午前中に到着する航空便ならば滞在する日数を1日分短く出来る。

現地に午前中に到着する航空便ならば滞在日数を1日短く出来る場合があります。フリー走行は金曜の午前と午後、土曜の午前の3回。予選は土曜の午後のセッションが組まれています。ナイトレースの場合はデイレースと比較して開始時刻が4時間~6時間ほど遅くなります。観戦する曜日のセッション開始時刻に間に合う航空便で現地空港に到着出来るのであれば、1日分の日数を短くする事が出来ます。直行便と乗継便、現地の到着時刻、航空券価格のバランスを上手に考えて旅行日程を組みましょう。仕事の都合で1週間ほどの休暇が取りづらい場合、1日でも短く旅行日程を組めれば現地で生観戦し易くなります。

ついでに観光も楽しみたい

現地での試合観戦の後に観光もしたい

ついでに観光もしたい場合は観光日数をプラスすれば大体のスケジュールが作れます。
日本を出発する時刻が早朝の場合は同日中に現地に到着しますので日数が1日短くなる場合があります。
パスポートの有効期間の確認、観光目的で入国する場合のVisaの必要・不必要の確認をして下さい。

航空券の座席指定と搭乗手続きについて

オンライン搭乗手続きを活用すれば航空券代が節約出来る。

コロナ禍(2020年)の頃から座席指定の有料化が序々に広まってきておりますが、出発48時間前~出発24時間前から始まるオンライン搭乗手続きでは1区間で数千円から数万円する座席指定が無料で出来る場合があります。

空港での搭乗手続きは出発3時間前に始まり、出発1時間前に締め切りされます。

空港での搭乗手続きは出発3時間前から始まり、1時間前に締め切りされます。締め切り時間を経過してしまった場合は飛行機には乗れませんので注意して下さい。
乗継空港または現地空港での入国審査は繁忙期なども含めて非常に時間が掛かる場合がございます。

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☎06-4303-4364

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