F1 アゼルバイジャンGP観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

F1アゼルバイジャンGPチケット

3日通し券(金土日) 「税込」 | |
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ABSHERON MAIN C:UPPER C:LOWER | |
ABSHERON MAIN A、B、D、E | |
AZNEFT | |
MUGHAM | |
SAHIL | |
ICHERI SHEHER | |
GIZ GALASI | |
BULVAR | |
KHAZAR | |
PHILARMONIYA |
F1アゼルバイジャンGP 開催日程
日程 | 開催レース | 開催地 |
2024/09/13 (金) | F1アゼルバイジャングランプリ(GP)・フリー走行1 F1アゼルバイジャングランプリ(GP)・フリー走行2 | バクー |
2024/09/14 (土) | F1アゼルバイジャングランプリ(GP)フリー走行3、予選 | バクー |
2024/09/15 (日) | F1アゼルバイジャングランプリ(GP)決勝レース | バクー |
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WORLD SPORTS TRAVEL
☎06-4303-4364
MAIL:info@f1world.net
土日祝、夏季、年末年始
受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝
F1アゼルバイジャンGPスタンドからコースの景色

ABSHERON Section A
スターティンググリッドに整列するマシンが間近の距離で観ることが出来るスタンドになります。レースがスタートする瞬間、ピットインしてきたマシン、ピット作業の様子、華やかな表彰台、これらが観ることが出来るスタンドになります。グランド的な意味合いのスタンドです。決勝レースがスタートする前には、各チームの監督、エンジニア、メカニックがマシンを取り囲みます。多くのTV局、インタビュアーがこのスターティンググリッドに集うのでとても華やかな雰囲気になりますので、その様子の写真を撮ることが出来るスタンドです。またスタンドの正面が表彰台ですので、表彰式の様子を観ることが出来ますし、写真を撮ることも出来ます。そのような特別な雰囲気を味わいたい人にはおススメのスタンドです。

ABSHERON Section B
スターティンググリッドに整列するマシンが間近の距離で観ることが出来るスタンドになります。レースがスタートする瞬間、ピットインしてきたマシン、ピット作業の様子、華やかな表彰台、これらが観ることが出来るスタンドになります。グランドスタンド的な意味合いのスタンドです。華やかな雰囲気を味わいたい人にはおススメのスタンドです。

ABSHERON Section C Upper
スターティンググリッドに整列するマシンが間近の距離で観ることが出来るスタンドになります。レースがスタートする瞬間、ピットインしてきたマシン、ピット作業の様子、華やかな表彰台、これらが観ることが出来るスタンドになります。グランド的な意味合いのスタンドです。スタンド上段席のほうが見晴しがよいですが、スタンド下段席はコースに近い距離ですので、スピード感がリアルに感じられます。観戦券は一番高い価格で設定されていますが、スタートフィニッシュラインと、表彰台が目の前になりますので、一番グレードが高いスタンドになります。スタンドからは1コーナーでのオーバーテイクシーンも見渡せますので絶好のロケーションです。オーバーテイクシーンを観たい人、華やかな雰囲気を味わいたい人にはおススメのスタンドです。

ABSHERON Section C Lower
スターティンググリッドに整列するマシンが間近の距離で観ることが出来るスタンドになります。レースがスタートする瞬間、ピットインしてきたマシン、ピット作業の様子、華やかな表彰台、これらが観ることが出来るスタンドになります。グランド的な意味合いのスタンドです。スタンド上段席のほうが見晴しがよいですが、スタンド下段席はコースに近い距離ですので、スピード感がリアルに感じられます。このCスタンドLOWERは下段席になりますので、CスタンドUPPER席よりも見渡しがやや悪いですが、その分、各チームのピットが近い距離で観ることが出来ます。このスタンド正面を通過するマシンは1コーナーへの進入に備えてブレーキングを開始していますので、ホイールの外径がブレーキディスクが発する熱で高温になり、赤い色になっているのが肉眼でも分かります。サイドバイサイドの状態ならばイン側のラインを走行しているマシンが圧倒的に有利ですので、その様子を間近な距離で楽しめるスタンドになります。オーバーテイクシーンを観たい人にはおススメのスタンドになります。

ABSHERON Section D
ホームストレートエンドのブレーキング競争、つまりオーバーテイクシーンが観ることが出来るスタンドになります。おそらくアゼルバイジャンのコースでは一番多くのオーバーテイクが繰り広げられるポイントになります。2018年、レッドブルのフェルスタッペンとリカルドが同士討ちをしたシーンは鮮明に記憶されている人も多いはず。全長2kmに及ぶホームストレートの最終エリア。このDスタンド前ではマシンは350kmのスピードから、90度の1コーナーに進入する為に、フルブレーキングをしています。1コーナーは100キロ以下の速度で進入するのでこのDスタンドでは比較的、マシンの写真は撮りやすいです。オーバーテイクのバトルならばマシンはサイドバイサイドになっていますので、絶好の写真が撮れるでしょう。バトルをしているマシンの写真を撮りたい人にはおススメのスタンドです。

ABSHERON Section E
ホームストレートエンド。オーバーテイクしたマシンが1コーナーへの進入に合わせてステアリングを反時計回りに切り込んでいきます。90度コーナーなのでストレートエンドからのフルブレーキングになり、ミスをすればタイヤにフラットスポットを作ってしまいかねない。ドライバーにとっては慎重かつ大胆なブレーキングが要求されます。
全長2kmに及ぶホームストレートの最終エリア。このDスタンド前ではマシンは350kmのスピードから、90度の1コーナーに進入する為に、フルブレーキングをしています。1コーナーは100キロ以下の速度で進入するのでこのDスタンドでは比較的、マシンの写真は撮りやすいです。オーバーテイクのバトルならばマシンはサイドバイサイドになっていますので、絶好の写真が撮れるでしょう。バトルをしているマシンの写真を撮りたい人にはおススメのスタンドです。

AZNEFT
バクーの実質的な最終コーナーの前にあるスタンドになります。市街地特有の90度コーナーで、ここでの立ち上がりがこの後に続く2キロのロングストレート区間のタイムに影響するので、全てのドライバーはこのコーナーの脱出アプローチに集中します。このコーナーの脱出にミスをすれば後車にオーバーテイクされる可能性が非常に高くなります。低中速のトラクション性能が要求されるコーナーになります。全長2キロのロングストレートの始まりのエリアになります。この90度コーナーで前車に接近出来ていれば、オーバーテイクの可能性が高まります。バクーの世界遺産旧市街エリアにあるスタンドですので、歴史を感じながら観戦したい人にはおススメのスタンドです。

MUGHAM
旧市街地の実質的な最終コーナーを立ち上がれば、F1の全コースで最も長い2キロのロングストレート。途中、緩やかなコーナーがあるが、F1マシンにとってはアクセル全開で駆け抜けて行くことが出来る。このスタンドの前を通過する時はゆうに320キロのスピードは超えている。前車をオーバーテイクするにはスリップに入るのが最も威力を発揮するが、前車は後車にスリップに入られないようにコース取りを展開するがレギュレーション上は1回しかラインを変えられない為、後車のマシンのほうが圧倒的に有利である。このMUGHAMスタンド前を通過する時は後車は前車のスリップストリームに入った状態なので、ホームストレートのもっと先でオーバーテイクはされるので、オーバーテイクを観たい人はABSHERONエリアのA,B,C,D,Eのスタンドで観戦したら良いでしょう。

SAHIL
旧市街地の実質的な最終コーナーを立ち上がれば、F1の全コースで最も長い2キロのロングストレート。途中、緩やかなコーナーがあるが、F1マシンにとってはアクセル全開で駆け抜けて行くことが出来る。このスタンドの前を通過する時はゆうに330キロのスピードは超えている。前車をオーバーテイクするにはスリップに入るのが最も威力を発揮するが、前車は後車にスリップに入られないようにコース取りを展開するがレギュレーション上は1回しかラインを変えられない為、後車のマシンのほうが圧倒的に有利である。全長2キロのホームストレートの中間エリアで、このSAHILスタンド前エリアでもオーバーテイクがされる時があります。ただ、このSAHILスタンドでオーバーテイクに成功しても1コーナーまでにストレートは約1キロあるので、抜き返される場合が非常に多い。オーバーテイクシーンを観たい人にはおススメのスタンド。

ICHERI SHEHE
バクーの旧市街地・世界遺産エリア。コース幅も狭く、このスタンドの手前エリアのウォールにヒットするマシンもしばしばよく見られる。決勝レース中のアクシデントは赤旗につながる可能性を高くはらんでいる。低速コーナーが連続するエリアでメカニカルグリップ性能が高いマシンがこの区間でタイムを短縮することがライバルに対してマージンを稼ぐことにつながるが、オーバーテイクは皆無のエリアでもある。世界遺産の歴史感を感じたい人はこのスタンドで観戦することをおススメします。

GIZ GALASI
実質的的な最終コーナーを立ち上がってマシンがアクセル全開で加速していくエリアである。巧みな駆け引きとライン取りで前車に接近してストレートエンドのオーバーテイクにつなげていく重要なポイントでもある。このスタンド前ではドライバー同士の巧みなライン取りの駆け引きが展開される。このスタンド前ではオーバーテイクシーンは観ることは出来ないですが、ドライバー同士のマシンのライン取りの駆け引きを観ることが出来ます。

BULVAR
旧市街地の実質的な最終コーナーを立ち上がれば、F1の全コースで最も長い2キロのロングストレート。途中、緩やかなコーナーがあるが、F1マシンにとってはアクセル全開で駆け抜けて行くことが出来る。このスタンドの前を通過する時はゆうに330キロのスピードは超えている。前車をオーバーテイクするにはスリップに入るのが最も威力を発揮するが、前車は後車にスリップに入られないようにコース取りを展開するがレギュレーション上は1回しかラインを変えられない為、後車のマシンのほうが圧倒的に有利である。このBULVARスタンド前でオーバーテイクがされる時がありますが、1コーナーまではまだ1キロがあるので、逆にスリップストリームに入られて抜き返されることもしばしばあります。オーバーテイクシーンを観たい人にはおススメのスタンドです。

KHAZAR
新市街地エリアから旧市街地エリアへ進入していくポイントになります。ミドルストレートからブレーキングをして、複合90度コーナーへ進入していくポイントになります。このスタンド前ではオーバーテイクはないですので、オーバーテイクを観たい人はホームストレートのスタンドで観戦されることをおススメします。

PHILARMONIYA
バクー市街地コースの全コーナーの中で最も重要な実質的な最終コーナーへ向かう手前にあるスタンドになります。セーフティーカー解除直前でベッテルがハミルトンに追突し、その仕返しでサイドから故意にぶつけた事件の発生現場になります。セーフティーカー解除後は最終コーナーをいかに後続車に対して有利にクリアーするのかが先頭車にとって最重要なので、どうしても限界ギリギリの神経戦が繰り広げられ、ベッテルとハミルトンの追突事件が発生してしまうのも致し方がない。このスタンド前ではオーバーテイクはまず発生しないので、オーバーテイクを観たい人はホームストレートのスタンドで観戦されることをおススメします。
F1アゼルバイジャンGP・アゼルバイジャン
首都:バクー。
人口:987万人。
物価:日本より割安感がある。
通貨:マナト。
時差:+5時間。
気温:F1開催時の平均気温15度~20度。
公用語:アゼリー語。
サーキット:バクー市街地コース。
開催期間:2024年09月13日~2029年09月15日。
開始時刻:16時00分(日本時間21時00分)。
観戦時の服装:長袖シャツ+上着(雨天時は防寒服が望ましいでしょう)。
バクーの観光名所:タザ・バザール、フレイムタワー、シェキ・ハーン宮殿、バクー旧市街がおススメです。
アゼルバイジャンの首都であるバクー。2017年からF1アゼルバイジャンGP開催の地となる。F1開催コースのサーキットで最長の2000mのロングストレートを擁する。全開率が非常に高いコースである。コースの一部である旧市街地は世界遺産になっており、その中を走るF1マシンの疾走する姿は圧巻である。旧市街地という特性上、非常にコース幅が狭い箇所があり、度々、その箇所でマシンがウォールにヒットし、赤旗やセーフティーカ―が出動することも。
F1アゼルバイジャンGP過去の予選とレース結果は???
2016年、アゼルバイジャンのバクー市街地にて、初めてF1グランプリが開催されることになった。2016年のみ「ヨーロッパGP」の名称を使用し、2017年からは「アゼルバイジャンGP」へ名称変更することになった。
2016年のみ「ヨーロッパGP」の名称を使用した理由について「初開催にあたり、アゼルバイジャンをヨーロッパの一部、ヨーロッパのレースとして位置づけたかった。世界に我々のヨーロッパのメンタリティ、外国人観光客がここに容易に訪問し、快適性を見つけられるという国の開放性を示したかった」とのこと。名称変更の理由について「我々はレースを“F1アゼルバイジャンGP”へと名前を変えるのに適切な時間だと感じている。2018年のレース後、多くのF1ファンが我々の社会がヨーロッパのメンタリティと密接に関連していることを発見したが、2017年以降もアゼルバイジャンでレースが開催される今、注目を引くには適切な時間だと感じた」と述べている。
コース幅の狭い市街地コースであるが故にSCが出動するケースが多く、毎回、荒れた展開になりやすい傾向にある。
2016年から10年間のGP開催契約を締結したが、2018年にこの契約の解約条項が発動され、2020年までに短縮され、2019年に改めて3年間の延長契約が成立し、2023年まで開催されることになった。
F1アゼルバイジャンGP2023年シーズン

2023年シーズン
スタートタイヤは下位3台がハードタイヤ、残りはミディアムタイヤを選択。スタートは順位争いはあったものの大きな接触はなかった。トップのフェラーリのシャルル・ルクレールがファステストを記録しながらLapを重ねるが、2位のレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンを引き離せず、4Lap目のターン1でかわされる。6Lap目には3位のレッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスにもターン1でかわされ3位となる。10Lap目にターン7でニック・ニック・デ・フリースがマシンを停めた。トップのレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンは、SCが入ることを見越しピットインしたが、SCは11Lap目に導入されたため、レッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスとフェラーリのシャルル・ルクレールの先行を許した。全車がハードタイヤタイヤへ交換しレースは14Lap目に再開。ターン3でレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンがフェラーリのシャルル・ルクレールをかわし2位となる。レッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスはファステストを記録しながら、レッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンとの差を広げていった。19Lap目には4位のフェルナンド・アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが無線でチームメイトのランス・アストンマーティンのランス・ストロールへ自身のマシンのブレーキバランスをアドバイスする場面が見られた。37Lap目にはアルファロメオの周冠宇がピットへ戻りリタイアしコース上は18台となった。首位争いのレッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスとレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンは互いにファステストを更新ながら終盤まで続き、時折ウォールへ触れる場面も見られたが、順位変動はなく51Lapを走り切り1-2フィニッシュを飾った。ファステストは、ファイナルラップにソフトタイヤタイヤでジョージ・メルセデスのジョージ・ラッセルが記録した。
2023年 アゼルバイジャンGP 予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:41.269 | 1:41.037 | 1:40.203 | 1 |
2 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:41.398 | 1:40.822 | 1:40.391 | 2 |
3 | 11 | ペレス | レッドブル | 1:41.756 | 1:41.131 | 1:40.495 | 3 |
4 | 55 | サインツ | フェラーリ | 1:42.197 | 1:41.369 | 1:41.016 | 4 |
5 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 1:42.113 | 1:41.650 | 1:41.177 | 5 |
6 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 1:41.720 | 1:41.370 | 1:41.253 | 6 |
7 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:42.154 | 1:41.485 | 1:41.281 | 7 |
8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1:42.234 | 1:41.569 | 1:41.581 | 8 |
9 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 1:42.524 | 1:41.576 | 1:41.611 | 9 |
10 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:42.455 | 1:41.636 | 1:41.611 | 10 |
11 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:42.073 | 1:41.654 | 11 | |
12 | 31 | オコン | アルピーヌ | 1:42.622 | 1:41.798 | 19 | |
13 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:42.171 | 1:41.818 | 12 | |
14 | 77 | ボッタス | アルファロメオ | 1:42.582 | 1:42.259 | 13 | |
15 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 1:42.242 | 1:42.395 | 14 | |
16 | 24 | 周 | アルファロメオ | 1:42.642 | 15 | ||
17 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 1:42.755 | 20 | ||
18 | 20 | マグヌッセン | ハース | 1:43.417 | 16 | ||
19 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:44.853 | 17 | ||
NC | 21 | デ・フリース | アルファタウリ | 1:55.282 | 18 |
2023年 アゼルバイジャンGP スプリント | ||||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Points | Final Grid |
1 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:42.820 | 1:42.500 | 1:41.697 | 1 | 1 |
2 | 11 | ペレス | レッドブル | 1:43.858 | 1:42.925 | 1:41.844 | 2 | 7 |
3 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:43.288 | 1:42.417 | 1:41.987 | 3 | 2 |
4 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:43.763 | 1:43.112 | 1:42.252 | 4 | 3 |
5 | 55 | サインツ | フェラーリ | 1:43.622 | 1:42.909 | 1:42.287 | 5 | 4 |
6 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 1:43.561 | 1:43.061 | 1:42.502 | 6 | 5 |
7 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:43.987 | 1:43.376 | 1:42.846 | 7 | 6 |
8 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 1:43.789 | 1:42.976 | 1:43.010 | 8 | 8 |
9 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 1:43.879 | 1:43.375 | 1:43.064 | 9 | 9 |
10 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:43.938 | 1:43.395 | 10 | 10 | |
11 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:44.179 | 1:43.427 | 11 | 11 | |
12 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 1:44.843 | 1:43.806 | 12 | 12 | |
13 | 31 | オコン | アルピーヌ | 1:44.433 | 1:44.088 | PL1 | 13 | |
14 | 20 | マグヌッセン | ハース | 1:44.101 | 1:44.332 | 13 | 14 | |
15 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 1:44.042 | 2 | PL | ||
16 | 24 | 周 | アルファロメオ | 1:45.177 | 14 | 15 | ||
17 | 77 | ボッタス | アルファロメオ | 1:45.352 | 15 | 16 | ||
18 | 22 | 角田 | アルファタウリ | 1:45.436 | 16 | 17 | ||
19 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:46.951 | 17 | 18 | ||
20 | 21 | デ・フリース | アルファタウリ | 1:48.180 | 18 | 19 |
2023年 アゼルバイジャンGP 決勝 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 11 | ペレス | レッドブル | 51 | 1:32:42.436 | 3 | 25 |
2 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 51 | +2.137 | 2 | 18 |
3 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 51 | +21.217 | 1 | 15 |
4 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 51 | +22.024 | 6 | 12 |
5 | 55 | サインツ | フェラーリ | 51 | +45.491 | 4 | 10 |
6 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 51 | +46.145 | 5 | 8 |
7 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 51 | +51.617 | 9 | 6 |
8 | 63 | ラッセル | メルセデス | 51 | +74.240 | 11 | 5FL |
9 | 4 | ノリス | マクラーレン | 51 | +80.376 | 7 | 2 |
10 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 51 | +83.862 | 8 | 1 |
11 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 51 | +86.501 | 10 | |
12 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 51 | +88.623 | 12 | |
13 | 20 | マグヌッセン | ハース | 51 | +89.729 | 16 | |
14 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 51 | +91.332 | 17 | |
15 | 31 | オコン | アルピーヌ | 51 | +97.794 | PL | |
16 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 51 | +100.943 | PL | |
17 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 50 | +1 Lap | 17 | |
18 | 77 | ボッタス | アルファロメオ | 50 | +1 Lap | 13 | |
Ret | 24 | 周 | アルファロメオ | 36 | DNF | 15 | |
Ret | 21 | デ・フリース | アルファタウリ | 9 | DNF | 18 |
F1アゼルバイジャンGP2022年シーズンの予選とレース結果は???

2022年シーズン
予選2位のレッドブルのペレスが絶妙のスタートで先頭のフェラーリのルクレールを1コーナーで交わしてトップに立つ。
フェルスタッペンのスタートも良かったがルクレールに蓋をされてしまい3位のポジションのままであった。
9周目の4コーナーでフェラーリのサインツがPU系トラブルでストップしてリタイヤ。サインツのマシンを回収する為にVSCが導入された。この時点でレースの残り周回数は51。ピレリの見立てではハードタイヤのライフは51周。レッドブルの2台と一部を除く大半がハードタイヤへ交換した。ルクレールは3位のポジションのまま戦列に復帰。1位のペレスからは14秒後方の位置。ピットインに要する時間は21秒である事から実質的にルクレールは7秒のマージンでトップを走行している状態。レッドブルのペレスとフェルスタッペンは1回目のピットインをするまでにルクレールに対して7秒以上の差を広げる必要性があったが、逆に差をどんどん詰められてしまい、レッドブルの優勝は難しいかと思われた。
15周目にはペースの上がらないペレスをフェルスタッペンが交わしてトップに立った。
その後、レッドブル勢は相次いでピットイン、既にハードタイヤへ交換していたフェラーリのルクレールがトップに立ったが、20周目にPUのトラブルによりリタイアを喫する。その後、周冠宇やマグヌッセンなどフェラーリPUを搭載するマシンにトラブルが相次いだ。フェラーリPUの6台のマシンが4台もPU系トラブルでリタイヤを喫してしまい、フェラーリPUの信頼性が疑問視される事に。
2022シーズンから燃料がE10になったが4メーカー中でフェラーリPUだけが2021年対比でパワーUPを果たしており、
2022シーズン8戦目にしてPUのライフを犠牲にした攻め過ぎた設計デザインになっている様相。
6位を走行していた角田裕毅のリアウイングのフラップが破損している映像が映し出され、安全性の観点からオレンジポールが振られピットインを余儀なくされた。メカニックがリヤウィングにガムテープを巻きつけて応急的な仮処置を施して角田を戦列に復帰させたが、コースに復帰した際の角田の無線会話の内容から、ウィング破損の詳細が伝えれていない様子である事が感じとれた。レースは、20周目以降1-2体制を築いたレッドブル勢はそのままゴールし1-2フィニッシュを飾った。2位のフェラーリに大きくポイント差を広げた。
2022年 アゼルバイジャンGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:42.865 | 1:42.046 | 1:41.359 | 1 |
2 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 1:42.733 | 1:41.955 | 1:41.641 | 2 |
3 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 1:42.722 | 1:42.227 | 1:41.706 | 3 |
4 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:42.957 | 1:42.088 | 1:41.814 | 4 |
5 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:43.754 | 1:43.281 | 1:42.712 | 5 |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 1:43.268 | 1:43.129 | 1:42.845 | 6 |
7 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:43.939 | 1:43.182 | 1:42.924 | 7 |
8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 1:43.595 | 1:43.376 | 1:43.056 | 8 |
9 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:43.279 | 1:43.268 | 1:43.091 | 9 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:44.083 | 1:43.360 | 1:43.173 | 10 |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:44.237 | 1:43.398 | 11 | |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:43.437 | 1:43.574 | 12 | |
13 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:43.903 | 1:43.585 | 13 | |
14 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:43.777 | 1:43.790 | 14 | |
15 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:44.478 | 1:44.444 | 15 | |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:44.643 | 16 | ||
17 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:44.719 | 17 | ||
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:45.367 | 18 | ||
19 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:45.371 | 19 | ||
20 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:45.775 | 20 |
2022年 アゼルバイジャンGP 決勝 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 51 | 1:34:05.941 | 3 | 25 |
2 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 51 | +20.823 | 2 | 19FL |
3 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 51 | +45.995 | 5 | 15 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 51 | +71.679 | 7 | 12 |
5 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 51 | +77.299 | 6 | 10 |
6 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 51 | +84.099 | 9 | 8 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 51 | +88.596 | 10 | 6 |
8 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 51 | +92.207 | 12 | 4 |
9 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 51 | +92.556 | 5 | 2 |
10 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 51 | +108.184 | 13 | 1 |
11 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 50 | +1 Lap | 15 | |
12 | 23 | レクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 50 | +1 Lap | 17 | |
13 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 50 | +1 Lap | 8 | |
14 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 50 | +1 Lap | 20 | |
15 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 50 | +1 Lap1 | 18 | |
16 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 46 | DNF2 | 19 | |
Ret | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 31 | DNF | 16 | |
Ret | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 23 | DNF | 14 | |
Ret | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 21 | DNF | 1 | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 8 | DNF | 4 |
F1アゼルバイジャンGP2021年シーズンの予選とレース結果は???

2021年シーズン
2021年6月6日のF1アゼルバイジャンGP決勝レースは、目を疑うような劇的結末を迎えた。
2度のクラッシュと4台のリタイヤを出し、赤旗による中断を強いられたこの日のレースでは、6番グリッドからスタートしたレッドブルホンダのペレスが油圧トラブルによるリタイヤの危機を乗り越えてキャリア2勝目を飾り、2位にアストンマーティンのベッテル、3位表彰台にアルファタウリホンダのガスリーが入る結果となった。
11番グリッドからスタートしたアストンマーティンのベッテルは、ソフトタイヤで19周という最多周回を走り複数台をオーバーカット。これがアストンマーチン初の表彰台に大きく寄与した。
ホンダエンジン勢としては1-3の好結果を収める形となり、アルファタウリホンダの角田も開幕バーレーンGP以来となる7位入賞を飾った。
誰もがレッドブルホンダのフェルスタッペンの優勝とチャンピオンシップでのリード拡大を疑わない状況であったが、ドラマは最終盤に待ち構えていた。
レッドブルホンダのフェルスタッペンはオーバーテイクとオーバーカットによって序盤にラップリーダーに浮上して51周のレースの大部分を支配していたものの、残り4周のホームストレートで単独クラッシュを喫し、優勝を目前にリタイヤを強いられた。
事故原因の詳細は今後の調査を待つ必要があるが、レース中盤に同じようにホームストレートでクラッシュを喫したアストンマーティンのストロールと同様に、左リアタイヤが破損しており、タイヤトラブルの可能性が取り沙汰されているが、
タイヤ供給元であるピレリは、デブリによるタイヤカットが原因との公式発表を行い、レッドブルホンダのフェルスタッペン、アストンマーティンのストロールからは予想通り、ピレリは自らのタイヤのパンク原因を認めなかったと皮肉を投げかけたが、ピレリは静観しレッドブルホンダのフェルスタッペンのコメントには反応していない。
2021年 アゼルバイジャンGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:42.241 | 1:41.659 | 1:41.218 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:41.545 | 1:41.634 | 1:41.450 | 2 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1:41.760 | 1:41.625 | 1:41.563 | 3 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1:42.288 | 1:41.932 | 1:41.565 | 4 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:42.121 | 1:41.740 | 1:41.576 | 5 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン・メルセデス | 1:42.167 | 1:41.813 | 1:41.747 | 6 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1:41.968 | 1:41.630 | 1:41.917 | 7 |
8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1:42.521 | 1:41.654 | 1:42.211 | 8 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ・ルノー | 1:42.934 | 1:42.195 | 1:42.327 | 9 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:42.701 | 1:42.106 | 1:42.659 | 10 |
11 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーチン・メルセデス | 1:42.460 | 1:42.224 | 11 | |
12 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ・ルノー | 1:42.426 | 1:42.273 | 12 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン・メルセデス | 1:42.304 | 1:42.558 | 13 | |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ・フェラーリ | 1:42.923 | 1:42.587 | 14 | |
15 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ・メルセデス | 1:42.728 | 1:42.758 | 15 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:43.128 | 16 | ||
17 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース・フェラーリ | 1:44.158 | 17 | ||
18 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース・フェラーリ | 1:44.238 | 18 | ||
RT | 18 | ランス・ストロール | アストンマーチン・メルセデス | 19 | |||
RT | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ・フェラーリ | 20 |
2021年 アゼルバイジャンGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 51 | 3:33.686 | 7 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーチン・メルセデス | 51 | +1.385s | 11 | 18 |
3 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 51 | +2.762s | 4 | 15 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 51 | +3.828s | 1 | 12 |
5 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン・メルセデス | 51 | +4.754s | 6 | 10 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ・ルノー | 51 | +6.382s | 9 | 8 |
7 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 51 | +6.624s | 7 | 6 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 51 | +7.709s | 5 | 4 |
9 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン・メルセデス | 51 | +8.874s | 13 | 2 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ・フェラーリ | 51 | +9.576s | 14 | 1 |
11 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ・フェラーリ | 51 | +10.254s | 20 | 0 |
12 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 51 | +11.264s | 10 | 0 |
13 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース・フェラーリ | 51 | +14.241s | 17 | 0 |
14 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース・フェラーリ | 51 | +14.315s | 18 | 0 |
15 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 51 | +17.668s | 2 | 0 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ・メルセデス | 51 | +42.379s | 16 | 0 |
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ・メルセデス | 48 | DNF | 15 | 0 |
18 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 45 | DNF | 3 | 0 |
NC | 18 | ランス・ストロール | アストンマーチン・メルセデス | 29 | DNF | 19 | 0 |
NC | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ・ルノー | 3 | DNF | 12 | 0 |
F1アゼルバイジャンGP2019年シーズンの予選とレース結果は???

2019年シーズン
金曜午前のFP1開始から13分後、ウィリアムズのラッセルが走行中にマンホールの蓋を踏んでしまい、その蓋がマシンに4Gの衝撃でぶつかりフロアに大きなダメージを受け、コース上にはデブリが散らばりFP1は赤旗中断となる。ラッセルのマシンを撤去して赤旗が解除されイエローフラッグに変わったが、コース上にあるすべてのマンホールの蓋が安全な状態であることを確認する必要が生じたため、15分後にFP1は終了した。タイム計測を記録したのはフェラーリの2台のみで、ルクレールの1分47秒497がベストであった。メルセデスの2台は一度もコースイン出来なかった。ラッセル自身は無事だったが、モノコックの交換が必要となり、金曜午後のフリー走行2のセッションも走行出来なくなった。クレア・ウィリアムズ副代表は、このアクシデントで生じた損害は数十万ポンドに及ぶ見込みとしている。
コース上の全てのマンホールを確認し終わり、フリー走行1の後に開催するF2の予選は30分遅れとなったが、金曜午後のフリー走行2は予定通り行われた。フェラーリのルクレールがマシンをバリアにヒットしつつも1分43秒598の最速タイムを出した時、レーシングポイントのストロールがターン2を曲がりきれずにクラッシュした為、赤旗が出され、セッションは10分間中断する。パワステ周辺にトラブルが出ていたウィリアムズのクビアトは45分遅れでコースインしたが、ターン7でクラッシュして再び10分間の赤旗中断となった。金曜フリー走行2もフェラーリの2台が好調で、フリー走行1に続いてルクレールが1分42秒872のベストタイムを出した。ホンダはこのアゼルバイジャンからスペック2を投入しており、トロ・ロッソ勢もクビアトはクラッシュしたものの6番手、アルボンも8番手と好調で、レッドブルはフェルスタッペンが4番手であったが、ガスリーはピットイン時に提示されていたFIAの重量測定の指示を見落とし、結果的にルールを順守しなかった為、決勝はピットレーンからスタートする裁定が下された。
土曜午前のフリー走行3もフェラーリ勢が1-2位を占め、ルクレールが1分41秒604でトップタイム。ガスリーは最下位であったが、ピットレーンスタートが決まっている為、決勝での追い上げを考えてロングラン重視のセットアップに徹したことによるものである。
メルセデスのボッタスが2戦連続のPPを獲得。チームメイトのハミルトンが続いてメルセデスがフロントローを独占した。フリー走行3まで好調だったフェラーリの2台はルクレールがQ2でのクラッシュにより結果、10番手。ベッテルもメルセデス勢に及ばず予選3番手と振るわなかった。
既にピットレーンスタートが決まっているガスリーが予選Q1でトップタイムを記録したが、予選後に燃料流量が100kg/hを超えていたことが判明した為、失格となったが、ピットレーンスタートに変わりはなく、実質的な影響はない。予選Q1の終了間際にウィリアムズのクビサがターン8でクラッシュした。マシン撤去とデブリ除去、バリア修復により赤旗が出されて終了した。予選Q2でもルクレールが同じターン8で装着しているタイヤを誤認識しブレーキングミスでウォールにヒットしクラッシュ。再び赤旗中断となる。2回の赤旗中断によりQ3は50分遅れで開始され、2時間に渡る長い予選となった。
予選後、アルファロメオのライコネンにフロントウイングのレギュレーション違反があると判断され、予選結果が抹消。ピットレーンスタートとなり、クビサはグリッド最後尾かピットレーンスタートを選ぶことができた為、ピットレーンスタートを選択した。これにより、ピットレーンスタートが3台となったが、ペナルティの関係からクビサ-ライコネン-ガスリーの順でスタートすることとなる。
2016年の予選で最高速を記録するもコース上の蓋が外れる不運に遭遇、2018年は残り僅かの所でデブリを踏んでリタイアに追い込まれる、などバクーに相性の良くなかったバルテリ・ボッタスが、今年はポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を達成。チームメイトのハミルトンも2位に続き、2014年にエンジンがPUになって以来、圧倒的な強さ・速さを発揮しているメルセデスがF1史上初の開幕から4戦連続のワンツーフィニッシュを達成した。フェラーリのベッテルは3位。4位にレッドブルのフェルスタッペン、ルクレールは5位だったが、FLを記録し1点を追加加算した。ピットレーンスタートのレッドブルのガスリーは6番手まで順位を上げるなど順調な展開であったが、終盤にクランクシャフトの故障によりリタイア。 ホンダ勢のクビアトは10番手を走行中、ルノーのリカルドに巻き込まれる形で両者コースアウト。そこでリカルドはコース復帰を急ぐあまり後方の確認を忘れてしまい、クビアトに衝突するという素人的なミスを起こす。結果、両者はマシンを損傷させリタイア。クビアトは入賞のチャンスを奪われる形となった。また、リカルドはこのミスの代償として翌戦のスペインGPにて3グリッド降格とペナルティポイント2点加算処分を課せられることとなった。リカルドはレース後に自らのミスを恥じ、クビアトに素直に謝罪をし、クビアトもこのリカルドの率直な謝罪を受け入れた。
不運のホンダ勢は4人中1人しか入賞しなかったものの、アルボンが最高速350Km/hオーバーを記録し、当レースにおいて最高速トップを記録した。
2019年 アゼルバイジャンGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:42.026 | 1:41.500 | 1:40.495 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:41.614 | 1:41.580 | 1:40.554 | 2 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:42.042 | 1:41.889 | 1:40.797 | 3 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:41.727 | 1:41.388 | 1:41.069 | 4 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:42.249 | 1:41.870 | 1:41.593 | 5 |
6 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:42.324 | 1:42.221 | 1:41.681 | 6 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 1:42.371 | 1:42.084 | 1:41.886 | 7 |
8 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:42.140 | 1:42.381 | 1:42.424 | 17 |
9 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:41.426 | 1:41.995 | No Time | 8 |
10 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 1:41.936 | 1:42.398 | 9 | |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:42.486 | 1:42.477 | 10 | |
12 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:42.154 | 1:42.494 | 11 | |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:42.382 | 1:42.699 | 12 | |
14 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:42.630 | 13 | ||
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:43.407 | 14 | ||
16 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:43.427 | 15 | ||
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:45.062 | 16 | ||
18 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:45.455 | PL | ||
DSQ | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:42.059 | 1:42.082 | 1:43.068 | PL |
DSQ | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル-ホンダ | 1:41.335 | No Time | PL |
バルテリ・ボッタス メルセデス
2019年 アゼルバイジャンGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 77 | 51 | 1:31:52.942 | 1 | 25 | ||
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 51 | +1.524 | 2 | 18 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 51 | +11.739 | 3 | 15 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 51 | +17.493 | 4 | 12 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 51 | +1:09.107 | 8 | 11 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 51 | +1:16.416 | 5 | 8 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 51 | +1:23.826 | 9 | 6 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 51 | +1:40.268 | 7 | 4 |
9 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 51 | +1:43.816 | 9 | 2 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 50 | +1 Lap | PL | 1 |
11 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロ・ロッソ-ホンダ | 50 | +1 Lap | 11 | |
12 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 50 | +1 Lap | 17 | |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 50 | +1 Lap | 12 | |
14 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 50 | +1 Lap | 15 | |
15 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 49 | +2 Laps | 16 | |
16 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | 49 | +2 Laps | PL | |
Ret | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル-ホンダ | 38 | ドライブシャフト | PL | |
Ret | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 38 | ブレーキ | 14 | |
Ret | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 33 | 接触ダメージ | 6 | |
Ret | 3 | ダニエル・リカルド 2 | ルノー | 31 | 接触ダメージ | 10 |
F1アゼルバイジャンGP2018年シーズンの予選とレース結果は???

2018年シーズン
フェラーリのベッテルが3戦連続のPPを獲得した。 メルセデスは予選に向けて、出力の高い予選モードを使用できる時間を延長することを決定し、自チームとPUを供給しているフォース・インディアとウィリアムズの3チームに対し使用許可を出した。ハースのグロージャンがターン3でタイヤをロックさせてコースアウト、ギアボックスのトラブルでタイムを記録できず予選を終えた。セッション終了直前、タイヤがパンクしてスローダウンしたハートレイとチームメイトのガスリーがターン15でニアミスしてしまい、ガスリーは接触を辛うじて回避したが、あわや同士討ちの大惨事になるところだった。ガスリーはタイムを伸ばせず16位、ハートレイも107%を下回るタイムしか記録できず、トロ・ロッソは2台ともQ1敗退となった。この他、バンドーンとエリクソンがQ1で敗退した。 メルセデス、フェラーリ、レッドブルは決勝スタートのタイヤを考慮し、スーパーソフトでタイムアタックを行う。フェラーリのライコネンは1回目のアタックでタイムを出せず、2回目は中古のウルトラソフトでアタックしてトップタイムを出した。レッドブルのリカルドは10位で辛うじてQ3へ進出した。ウィリアムズの2台、フェルナンド・アロンソ、ルクレール、ケビン・マグヌッセンがQ2敗退となった。 全車ウルトラソフトでアタックを行う。1回目のアタックはフェラーリのベッテルが1:41.498でトップ、メルセデスのハミルトンとボッタスが続く。ライコネンはターン16出口でワイドになってタイムロスしてしまい6番手にとどまった。最後のアタックでハミルトンは自己ベストを更新したがベッテルに届かず、ライコネンも第1セクターと第2セクターで最速タイムを出したが、ターン16出口でリアが流れてタイムを更新できず6番手のままで終わった。 大波乱のレースを制したメルセデスのハミルトンが今季初勝利を挙げ、5連覇がかかるメルセデス勢にとって今季初勝利を挙げた。ルクレールとハートレイはF1初入賞を果たしている。フォースインディアのペレスは今季初表彰台。 1周目、後方集団でシロトキンがアロンソとサインツに挟まれて行き場をなくし、アロンソと接触。シロトキンはリタイア。アロンソは接触により、右側のタイヤをすべて失い、フロアも軽度のダメージを負い、ピットへ何とか帰還し、レースに復帰。一方、前方もフォースインディアのオコンとフェラーリのライコネンが接触。オコンはリタイア。ライコネンは緊急ピットインし、順位を下げた。複数の接触とリタイアにより、1度目のSCが導入される。 以降は10周目にルノーのヒュルケンベルグがコースオフによる接触リタイアがあったものの、フェラーリのベッテルがトップを走行し、ピットインしたタイミングでメルセデスのボッタスが先頭に立つ。一方レッドブルの2台がホイールトゥホイールの展開でバトルを展開。そして、38周目までピットインを遅らせていたレッドブル2台がダブルストップを敢行。2台とも順位落とさずコースに復帰する。これにより、メルセデスのボッタス以外全員がピットストップを終えていた。40周目、バトルをしていたレッドブル2台がフェルスタッペンんのブレーキングを避けきれず、リカルドはフェルスタッペンに追突。同士討ちを起こし、ダブルリタイア。これを受け、2度目のSCが導入される。メルセデスは先頭を走行していたボッタスをピットインさせ、トップのまま送り出す。他のマシンも急きょタイヤ交換を行い、SC解除後の数周にかける。一方で周回遅れのドライバーは、コーススチュワードにSCの追い越しが認められたため、この間に周回遅れが解消され、入賞のチャンスがやってくるが、ハースのグロージャンがSC導入中にドライビングミスで単独クラッシュを起こし、SC導入が延長される。 残り3周、SCが解除される。フェラーリのベッテルはメルセデスのボッタスをオーバーテイクするべく、ブレーキング勝負を仕掛けるが失敗し順位を落とす。ボッタスがこのまま逃げ切り優勝するかと思われたが、不運にもデブリを踏んでタイヤをバーストさせてしまいリタイヤ。2位につけていたメルセデスのハミルトンがトップに浮上し逃げ切り、メルセデスとハミルトンにとって今シーズン初勝利を飾った。1周目にマシンにダメージを負ったアロンソとライコネンだが、両者粘りの走りを見せ、アロンソ7位、ライコネン2位入賞でフィニッシュ。ベテランのドライバーの活躍が光った。また、SC解除前に5位にいたフォースインディアのペレスが3位に浮上して逃げ切り、チームと自身にとって2年ぶりの表彰台を獲得。ベッテルは順位を落としたものの4位を確保した。 ボッタスのリタイアにより、2017年モナコGP以来続いていたメルセデス勢のダブル入賞はここで途切れ、コンストラクター選手権も再びフェラーリに首位を奪われる結果となったものの、ドライバーズ選手権はハミルトンが首位に浮上した。
2018年 アゼルバイジャンGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:42.762 | 1:43.015 | 1:41.498 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:42.693 | 1:42.676 | 1:41.677 | 2 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:43.355 | 1:42.679 | 1:41.837 | 3 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:42.857 | 1:43.482 | 1:41.911 | 4 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:42.642 | 1:42.901 | 1:41.994 | 5 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:42.538 | 1:42.510 | 1:42.490 | 6 |
7 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 1:43.021 | 1:42.967 | 1:42.523 | 7 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:43.992 | 1:43.366 | 1:42.547 | 8 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:43.746 | 1:43.232 | 1:43.066 | 14 |
10 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1:43.426 | 1:43.464 | 1:43.351 | 9 |
11 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 1:44.359 | 1:43.585 | 10 | |
12 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:44.261 | 1:43.886 | 11 | |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ルノー | 1:44.010 | 1:44.019 | 12 | |
14 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 1:43.752 | 1:44.074 | 13 | |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:43.674 | 1:44.759 | 15 | |
16 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 1:44.489 | 16 | ||
17 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:44.496 | 17 | ||
18 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:45.541 | 18 | ||
NC | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:57.354 | 19 | ||
NC | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | No Time | 20 |
2018年 アゼルバイジャンGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 51 | 1:43:44.291 | 2 | 25 |
2 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 51 | +2.460 | 6 | 18 |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 51 | +4.024 | 8 | 15 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 51 | +5.329 | 1 | 12 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 51 | +7.515 | 9 | 10 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 51 | +9.158 | 13 | 8 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ルノー | 51 | +10.931 | 12 | 6 |
8 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 51 | +12.546 | 10 | 4 |
9 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 51 | +14.152 | 16 | 2 |
10 | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 51 | +18.030 | 19 | 1 |
11 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 51 | +18.512 | 18 | |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 51 | +24.720 | 17 | |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 51 | +40.663 | 15 | |
14 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 48 | タイヤバースト | 3 | |
Ret | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 42 | アクシデント | 20 | |
Ret | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 39 | 接触 | 5 | |
Ret | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 39 | 接触 | 4 | |
Ret | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 10 | アクシデント | 14 | |
Ret | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 0 | 接触ダメージ | 7 | |
Ret | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 0 | 接触ダメージ | 11 |
F1アゼルバイジャンGP2017年シーズンの予選とレース結果は???

2017年シーズン
気温27度、路面温度53度、晴天のドライコンディション。マクラーレンはフェルナンド・アロンソのみ新スペックのエンジン(ICE)を投入した。開始から40分は多くのドライバーがミディアムタイヤで走り、長いストレートに合わせたロードラッグ仕様空力パッケージを使用している。40分経過時点でのトップはメルセデスのハミルトンで1:45.497。以後は多くのチームがスーパーソフトタイヤを履く中、フェラーリはソフトタイヤで走行していく。フォースインディアのペレスがターン8でクラッシュ。右リアサスペンションがもぎ取れるほどのダメージを受けた為、セッションは赤旗中断となった。残り6分でセッションが再開。トップタイムはレッドブル・ルノーのフェルスタッペンの1:44.410で、前年のトップタイムを2秒上回った。チームメイトのダニエル・リカルドが2番手に続いている。このタイム向上は今シーズンから導入されたタイヤによる部分が大きい。 フリー走行1回目にクラッシュしたフォースインディアのペレスは修復作業がセッション開始までに間に合った。30分が経過したところでターン15出口のバリアをクビアトがかすめ、バリアに巻かれている広告看板のフィルムが剥がれてコース上に撒かれてしまい、VSCが導入された。セッション再開直後にアロンソが「エンジン、エンジン!」と叫び、右側から白煙を上げてターン16にストップしたが、後にギアボックスのトラブルであったことが後に判明。セッション終了直前にレッドブルのフェルスタッペンがクラッシュし、セッションは実質的に終了となった。しかし、フェルスタッペンはこのセッションでもトップタイムを出している。 フリー走行3。大半のドライバーがスーパーソフトを装着する。ルノーのパーマーはマシンが出火して僅か7分でセッションを終えた。メルセデスのボッタスがトップタイムをソフトタイヤで記録する。セッション後半、フェラーリのベッテルがコースインした直後にトラブルが発生する。スーパーソフトを装着したメルセデスのハミルトンがトップタイムを記録し、チームメイトのボッタスもスーパーソフトで自己ベストを更新し2位につける。残り10分にフェラーリのライコネンがトップタイムを出すが、すぐにボッタスが自己ベストで更新する。セッション終盤、フェルスタッペンが電気系のトラブルでストップした。 予選はメルセデスのハミルトンがアイルトン・セナを抜き単独2位となる通算66回目のPPを獲得した。 Q1 フリー走行3回目でトラブルが発生したフェラーリのベッテルはPUを交換、レッドブルのフェルスタッペンはマシン修復が間に合い予選に臨んだが、ルノーのパーマーはマシン修復が間に合わず予選出走を諦めた。既にグリッド降格が決まっているマクラーレンの2台もPU(ICE、TC、MGU-H、MGU-K)を交換。フェルナンド・アロンソは旧スペックに戻し、チームメイトのバンドーンはギアボックス交換も行った。セッション開始とともに一斉にコースイン、全車スーパーソフトを装着している。メルセデスのハミルトンが1:42.384でトップタイムをマーク。0.160秒差でレッドブルのフェルスタッペンが続く。この2人に続くタイムを出したフォースインディアのオコンは、左側を壁にタッチさせてしまった。2回目のタイムアタックでメルセデスのハミルトンはさらにタイムを伸ばす。レッドブル・ルノーのフェルスタッペンが2位をキープし、ダニエル・リカルドが4位とレッドブル勢が好調ぶりをアピールした。 Q2 セッション開始直後から全車スーパーソフトを装着する。メルセデスのハミルトンがトップタイムをマークし、チームメイトのボッタスも続く。レッドブルのフェルスタッペンはPUのパワー低下を訴えタイムが伸びず4位に終わる。上位陣は無難にタイムアタックを終え、首位ハミルトンから6位リカルドまでが1秒以内の僅差だった。 Q3 1回目のタイムアタックでメルセデスのボッタスは僅かにターン8で右リアをバリアに接触させるもトップタイムを記録、ハミルトンはターン16でタイヤをロックさせてしまい2位、レッドブルのフェルスタッペンが3位に続く。2回目のタイムアタックを行っている最中、レッドブルのリカルドがターン6でクラッシュし、赤旗中断となる。18時5分に再開され、レッドブルのリカルドを除く各車が最後のタイムアタックを行い、メルセデスのハミルトンがチームメイトのボッタスを逆転しPPを決めた。ウィリアムズのストロールは初めてチームメイトのマッサを上回るグリッドを獲得した。 決勝レース ターン1でトロロッソのサインツがスピンを喫する。ターン2ではメルセデスのボッタスとフェラーリのライコネンが接触、両者ともマシンにダメージを負い大きくポジションを落とす。5周目、レッドブルのリカルドがブレーキダクトにデブリを拾ってオーバーヒートしてしまったためデブリを除去する為にスケジュール外のピットイン。7周目、ルノーのパーマーがマシントラブルでリタイア。10周目、トロロッソのクビアトがターン13でストップ。クビアトのマシンの撤去のためSCが導入され、各車一斉にピットインしてタイヤ交換義務を敢行。SC導入中の11周目にフェルスタッペンのマシンにメカニカルトラブルが発生しリタイアとなった。 17周目にSCが解除され、フォースインディアのペレスが2位ベッテルに仕掛けるが、ベッテルはイン側を守り2位をキープ。その後方でもウィリアムズのマッサにフォースインディアのオコンとフェラーリのライコネンが仕掛けるが、ライコネンのマシンからデブリが飛び散ったため再びSCが導入される。 デブリが除去され、20周目にレースが再開されることになったが、その直前の19周目、ターン15で立ち上がりが遅いハミルトンにベッテルが追突してしまう。怒りを露わにしたベッテルがハミルトンに並びかけ、右にステアリングを切って故意にヒットした。この行為が後に審議対象となる。レースが再開され、ターン1でベッテルにペレス、マッサ、オコンが並び掛けていき、ベッテルは再びなんとか2位を守った。ウィリアムズのマッサがフォースインディアのペレスの前へ出ることに成功。続くターン2でフォースインディアのオコンがチームメイトのペレスのインに並びかけ、サイドバイサイドで接触。ペレスはコンクリートウォールの間に挟まれる形でステアリングアームを壊し、ピットインを余儀なくされる。その後ろにいたフェラーリのライコネンもデブリで左リアタイヤがパンクしてしまい、リアウイングなどに大きなダメージを負い、2人とも大きく順位を落とした。コース上にあまりに多くのデブリが落ちている状況を鑑み、レースは赤旗中断となった。 デブリの除去が終わり、レースは再開されるが、赤旗中断中にフェラーリのライコネンとフォースインディアのペレスはマシンを修復して隊列に戻ったが、ピットレーン停車中以外の作業は禁止されているため、両者ともドライブスルーペナルティを科せられ、ペレスはそのペナルティを消化した直後にリタイアし、連続完走記録は37(歴代2位。1位はニック・ハイドフェルドの41)でストップした。ウィリアムズのマッサはレース再開直後からマシンの調子が悪くそのままリタイア、ルノーのヒュルケンベルグはターン7でクラッシュしリタイアとなった。 首位を走るハミルトンはヘッドレストが外れてしまい、手で押さえて走っていたものの、交換のためピットイン。フェラーリのベッテルも危険行為のため10秒ストップ&ゴーペナルティが科され、両者とも優勝争いから後退する。これでレッドブルのリカルドがトップに立ち、ウィリアムズのストロールが2位、フォースインディアのオコンが3位に続き、序盤のアクシデントで大きく順位を落としていたメルセデスのボッタスが4位まで浮上していた。ここからボッタスが追い上げを見せオコンをパス、ストロールにも徐々に接近していき、ファイナルラップの最終ストレートでストロールをパスして2位まで順位を上げることに成功した。レッドブルのリカルドは2016年マレーシアグランプリ以来の勝利となった。最後はボッタスに抜かれたものの、ウィリアムズのストロールはデビューから僅か8戦で初の表彰台に立ち、2001年ドイツGPのヴィルヌーヴ以来16年ぶりとなるカナダ人ドライバーの表彰台となった。ベッテルはハミルトンの猛追をしのぎ4位でフィニッシュし、ハミルトンとのポイント差を広げた。マクラーレンはアロンソが9位に入賞し、8戦目でようやく今シーズン初ポイントを獲得した。
2017年 アゼルバイジャンGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:41.983 | 1:41.275 | 1:40.593 | 1 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:43.026 | 1:41.502 | 1:41.027 | 2 |
3 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:42.678 | 1:42.090 | 1:41.693 | 3 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:42.952 | 1:41.911 | 1:41.841 | 4 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:42.544 | 1:41.961 | 1:41.879 | 5 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:43.162 | 1:42.467 | 1:42.111 | 6 |
7 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 1:43.051 | 1:42.751 | 1:42.186 | 7 |
8 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 1:43.613 | 1:42.284 | 1:42.753 | 8 |
9 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:43.165 | 1:42.735 | 1:42.798 | 9 |
10 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:42.857 | 1:42.215 | 1:43.414 | 10 |
11 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1:42.927 | 1:43.186 | 11 | |
12 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1:43.489 | 1:43.347 | 15 | |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:44.029 | 1:43.796 | 12 | |
14 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:43.930 | 1:44.267 | 13 | |
15 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 1:44.317 | 1:44.603 | 14 | |
16 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1:44.334 | 19 | ||
17 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:44.468 | 16 | ||
18 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:44.795 | 17 | ||
19 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 1:45.030 | 18 | ||
NC | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | no time | 20 |
2017年 アゼルバイジャンGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 51 | 2:03:55.573 | 10 | 25 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 51 | +3.904 | 2 | 18 |
3 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 51 | +4.009 | 8 | 15 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 51 | +5.976 1 | 4 | 12 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 51 | +6.188 | 1 | 10 |
6 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 51 | +30.298 | 7 | 8 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 51 | +41.753 | 12 | 6 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 51 | +49.400 | 15 | 4 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 51 | +59.551 | 19 | 2 |
10 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 51 | +1:29.093 | 14 | 1 |
11 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 51 | +1:31.794 | 17 | |
12 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 51 | +1:32.160 | 18 | |
13 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 50 | +1 Lap | 16 | |
14 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 46 | 水圧 | 3 | |
Ret | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 39 | シート | 6 | |
Ret | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 25 | サスペンション | 9 | |
Ret | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 24 | アクシデント | 13 | |
Ret | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 12 | 油圧 | 5 | |
Ret | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 9 | バッテリー | 11 | |
Ret | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 7 | パワーユニット | 20 |