F1 カナダGP観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

F1カナダGPチケット

STAND AREA(金土日) 「税込」 | |
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Main Straight | |
スタンド1 | |
スタンド11 Sections1,2,3 | |
スタンド11 Sections4,5,6,7,8 | |
スタンド12 Sections2,3,4 | |
スタンド12 Sections5,6,7 | |
スタンド15 | |
スタンド16 | |
Lance Stroll | |
スタンド34 | |
スタンド21 | |
スタンド31 | |
スタンド46 | |
スタンド47 | |
GENERAL ADMISSION |
F1カナダGP 開催日程
日程 | 開催レース | 開催地 |
2024/06/07 (金) | F1カナダ グランプリ(GP)・フリー走行1 F1カナダ グランプリ(GP)・フリー走行2 | モントリオール |
2024/06/08 (土) | F1カナダ グランプリ(GP)フリー走行3、予選 | モントリオール |
2024/06/09 (日) | F1カナダ グランプリ(GP)決勝レース | モントリオール |
お客様独自のオリジナルプランの見積りをお作りします。
WORLD SPORTS TRAVEL
☎06-4303-4364
MAIL:info@f1world.net
土日祝、夏季、年末年始
受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝
F1カナダGPスタンドからコースの景色

グランドスタンド 1
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンドの目の前がスターティンググリッドになっているので、決勝レース開始直前の様子が楽しめます。決勝レース開始30分前ぐらいからマシンがピットに整列していきます。マシンの周囲をチーム監督、エンジニア、クルーが取り囲みます。TVカメラやインタビュアーもスターティンググリッドに集まってきて、レース開始直前のインタビューをドライバーにします。そのような華やかな様子の写真を撮ることが出来ます。ホームストレートを挟んで各チームのピットが正面にあり、タイヤ交換などのピットインの様子も観ることができます。ホームストレートはDRS区間でオーバーテイクのバトルも繰り広げられます。華やかな雰囲気やオーバーテイクシーンを観たい人にはおススメのスタンドです。

スタンド 12
ホームストレートから1コーナーでのオーバーテイクシーンと2コーナーの旋回が見れます。ピットストップでレーンから出てきたマシンの順位変動で交錯するシーンが見ることが出来ます。ホームストレートの後半部分から、1コーナー、2コーナーまでが見渡せます。ホームストレートはオーバーテイクを促進する為にDRS作動区間として設定されているので、このスタンドから1コーナーでのオーバーテイクシーンを観ることが出来ますので、オーバーテイクシーンを観たい人にはおススメのスタンドです。2コーナーはピットロード出口と交錯するので、ピットインしたマシンがコースを走行するマシンとの順位争いがこの2コーナーで決着するので楽しめます。毎年、完売になる時期が早いので、早めに観戦券を購入されることをおススメします。

スタンド11
チャンピオンズウォール・シケインからホームストレート、1・2コーナーまでの長い区間が見ることが出来る絶好のロケーションのスタンドです。コース全体の4分の1ほどを見渡せます。このスタンド11はコースの広範囲を見渡せるので、非常に人気があります。13-14コーナーのチャンピオンズウォールでのオーバーテイクや、1コーナーでのオーバーテイクの2か所のオーバーテイクシーンがこのスタンド11から観ることが出来るのが人気の要因ですので、毎年、このスタンド11の観戦券が完売するのが一番早いです。2コーナーから3コーナーへかけての区間まで見渡せるので非常にお得感にあるスタンドです。2コーナーでピットロード出口と交錯するので、ピットイン時の順位争いの決着シーンも目の前で観ることが出来ます。オーバーテイクを観たい人にはおススメのスタンドです。このスタンド11が最も地下鉄の駅から遠い距離になります。徒歩で大体40分くらい掛ります。

スタンド31
このシケインをスムーズにクリアー出来れば最終シケインでオーバーテイクを仕掛けることが可能になります。シケインの立ち上がりを失敗すると後続のマシンに最終シケインで追い抜かれることになります。8コーナー、9コーナーのシケイン前に設営されたスタンドになります。この8-9コーナーでのオーバーテイクはほとんどありませんが、次の10コーナーのヘアピンはオーバーテイクポイントなので、この8-9コーナーのシケインをいかに速いスピードで通過するかがポイントになるので、各ドライバーはこの8-9コーナーを限界ギリギリで攻めてきます。限界を超えてコースオフしてしまい、結果的に順位を落とすマシンも多いです。2019年にトップを快走していたベッテルが2位を走行中のハミルトンからのプレッシャーに耐えきれずに、この8-9コーナーをコースオフしてショートカットでコース復帰した為に5秒ペナルティが下されて優勝を逃したことは記憶に新しい。オーバーテイクを観たい人は、10コーナーに設営されているスタンド15、スタンド34で観戦されることをおススメします。

スタンド15
10コーナー・ヘアピンのスタンドになります。ブレーキング競争でのバトルが繰り広げられオーバーテイクのシーンが多く見られるポイントです。レコードラインを外せばタイヤカスがコースを覆っており、オーバーテイクを仕掛ける際はイン側のラインを取るのが常道。このスタンド15のヘアピンでは毎年、数多くのオーバーテイクシーンが繰り広げられます。スタンド34で観戦するか、スタンド15で観戦するか悩むところですが、観戦券の料金はスタンド15のほうが1万円ほど割高ですが、その理由はヘアピンに進入してくるまでの区間と、ヘアピンを立ち上がった後の区間も見渡せるからです。スタンド15、スタンド34のいずれもオーバーテイクシーンが観れますが、観戦券の料金にこだわらず、もう少し、コースを見渡せる範囲がひろいほうが良いという考えのひとには、このスタンド15がおススメです。

スタンド34
最終ヘアピンのバトルとオーバーテイクが見られるスタンドです。ヘアピンを立ち上がって加速してシフトアップしていく「音」が聞き取れます。この10コーナーのヘアピンで毎年多くのオーバーテイクがスタンド34とスタンド15で観れます。スタンド34はヘアピンと、その前後部分しか見ることが出来ませんが、観戦券の料金はスタンド15より1万円ほど安いです。オーバーテイクも観たい。観戦券の料金も安いほうが良い、という人におススメのスタンドです。

ランス・ストロールスタンド
地元カナダのランスストロール応援団のスタンドになります。10コーナーヘアピンでのオーバーテイクシーンも見ることが出来ます。スタンド名からこのスタンドは地元カナダ人のランス・ストロールの大応援団のスタンドになりますので、ストロールのファンの人ならば、このスタンドで観戦すれば楽しいでしょうが、ストロールのファンでなければ、他のスタンドで観戦されることをおススメします。

スタンド46
最終ヘアピンを立ち上がってチャンピオンズウォールのシケインまでのストレート区間になります。カナダGPで一番長いストレート区間の前半部分に設営されたスタンドになります。このスタンドからは10コーナーヘアピンのオーバーテイクを観ることは出来ません。このスタンド46の前を通過するマシンはアクセル全開で一瞬で通過していきますので、ゆっくりマシンの姿を観たい、オーバーテイクシーンを観たい、という人には向いていませんので、他のスタンドで観戦されたほうが良いでしょう。
F1カナダGP・モントリオール
首都:オタワ。
人口:3,515万人。
物価:日本よりやや割高感がある。
通貨:カナダドル。
時差:+14時間。
気温:F1開催時の平均気温12度~24度。
公用語:英語、フランス語。
サーキット:ジル・ビルヌーヴ・サーキット。
開催期間:2024年06月07日~2024年06月09日。
開始時刻:14時00分(日本時間27時00分)。
観戦時の服装:長袖シャツ(雨天時は防寒服が望ましいでしょう)。
モントリオール近郊の観光名所:ノートルダム聖堂、オールドモントリオール、モントリオール美術館がおススメです。
カナダ第2の大都市であるモントリオール。1978年からF1カナダGP開催の地となる(1987年、2009年は未開催)。毎年、ほぼ6月初旬の開催である。セントローレンス川の中州であるノートルダム島の周遊道路の一部をサーキットコースとして使用。モントリオールのセントラルからは地下鉄でアクセス出来る。典型的はストップ&ゴーのコースレイアウトでヘアピンを立ち上がってから1000mを越えるカジノストレートがオーバーテイクポイントとなる。カジノストレートエンドの最終シケインの出口の壁に直撃するマシンが毎年のように見られる。別名・チャンピオン・ウォールと呼ばれている。ランオフエリアの幅が狭く、すぐ横が壁になっているなどのコース特性もありセーフティーカーの出動率が非常に高いのも特徴である。モントリオール周辺には中規模以上の街は皆無で宿泊するにはモントリオール市のみしかないのが実情である。夏のカナダの観光は人気度が高く期間が短い為にホテルの宿泊価格の相場は高騰し、F1開催地ではおそらくモントリオールが一番宿泊費が高いのも特徴である。自然が残されており、ノートルダム島に限らずモントリオールの市街地でもリスが闊歩していて人間と共生している。
F1カナダGP過去の予選とレース結果は???
1961年に国内スポーツカー選手権として開催されたのが始まりである。1967年からF1世界選手権の一戦となった。1970年まではモスポート・パークとモントランブランで交互に開催されていたが、1971年から1977年まではモスポート・パークで開催された。オンタリオ湖近くにあるモスポート・パークは1961年にオープンしてF1でも利用されたが、安全性が低いという判断がされたこともあり、近年では大きなレースではあまり利用されていない。1964年にオープンしたモントランブランはケベック州のモントリオール北方にあるサーキットで、コース幅が狭く曲がりくねっていることから追い抜きは難しい上、コースの狭さとバンピーな路面で、2回限りでF1は開催されなくなった。
1978年以降はモントリオールにあるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催されている。このサーキットはセント・ローレンス川に浮かぶ人工島のノートルダム島に作られたものである。このノートルダム島は1967年にはモントリオール万国博覧会の会場、1976年にはモントリオールオリンピック会場であった。当時カナダの国民的ヒーローであったジル・ヴィルヌーヴが1982年のベルギーGP予選で事故死したことを悼み、同年に「サーキット・イル・ノートルダム」から改称されたもので、コース上には彼を讃えるメッセージが書かれている。コースの基本的なコース特性は変わっておらず、高速サーキットである。ストップアンドゴーの典型的なコースでブレーキに相当なストレスが掛る。現在のコースレイアウトになったのは、1996年からである。
当初はF1レースを行うにはいささか肌寒いシーズン終盤に日程が組まれていたが、1982年からは春から初夏にかけて行われるようになった。2009年は開催されず長いヨーロッパラウンドが続く事になった。2010年のF1世界選手権で2年ぶりに復活した。開催期間中で30万人を超える観客が訪れ、F1屈指の観客動員数を誇っている。
2017年3月、開催契約を2029年まで延長したことを発表した。
F1カナダGP2022年シーズンの予選とレース結果は???

2022年シーズン
決勝レースの1周目の3コーナーでハースのマグヌッセンとメルセデスのハミルトンが接触した。マグヌッセンのフロントウイングの翼端板は破損し、のちにオレンジボールフラッグが振られた。アルピーヌのオコンがマグヌッセンのフロントウィング破損を危険な状態だと無線で伝えてきたことが原因でマグヌッセンに対してオレンジボールが出されピットインしたが、交換するほどのダメージはなかった。結果的にマグヌッセンにとっては大きく順位を落としたことになり、折角の予選5位からの決勝レーススタートが台無しになり、レース終了の翌日にマグヌッセンはメディアインタビューでオコンを激しく非難をした。9周目にレッドブルのペレスが3コーナーのランオフエリアでマシンを止めてリタイヤ。VSCが出動したことにより先頭のフェルスタッペンはピットインしハードタイヤに交換。3位で戦線復帰。20周目にはハースのシューマッハがターン3でマシントラブルにより停車、マシンの回収のためにVSCが導入された。49周目にはアルファタウリの角田がピットアウト直後にコースを曲がりきれずにターン2でクラッシュ。これによりセーフティカーが出動された。残り16周でレース再開となり、レッドブルのフェルスタッペンとフェラーリのサインツによる一騎打ちとなったが、ストレートスピードにおいて優位性を誇るレッドブルのマシンにフェラーリのサインツが横に並びかけるまでには至らず、レッドブルのフェルスタッペンが逃げ切った。レース後のインタビューでレッドブル代表のクリスチャンホーナーは最高速よりもコーナー立ち上がりのトラクションがフェラーリよりもアドバンテージがあるのだと語った。3年ぶりのF1カナダGPはオーバーテイクが激減した。2021年までのマシンと2022年からのグランドエフェクトマシンではドラッグ特性に相違が大きく、DRSの設定区間を2023シーズンには変更する必要がある事が露呈した。
2022年 カナダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 1:32.219 | 1:23.746 | 1:21.299 | 1 |
2 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:32.277 | 1:24.848 | 1:21.944 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:32.781 | 1:25.197 | 1:22.096 | 3 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:33.841 | 1:25.543 | 1:22.891 | 4 |
5 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:32.957 | 1:26.254 | 1:22.960 | 5 |
6 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:33.707 | 1:25.684 | 1:23.356 | 6 |
7 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:33.012 | 1:26.135 | 1:23.529 | 7 |
8 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:33.160 | 1:24.950 | 1:23.557 | 8 |
9 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:33.636 | 1:26.375 | 1:23.749 | 9 |
10 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:33.692 | 1:26.116 | 1:24.030 | 10 |
11 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:33.689 | 1:26.788 | 11 | |
12 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:34.047 | 1:26.858 | 12 | |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 1:33.929 | 1:33.127 | 13 | |
14 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:34.066 | DNF | 14 | |
15 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:33.008 | 19 | ||
16 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 1:34.492 | 15 | ||
17 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:34.512 | 16 | ||
18 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:35.532 | 17 | ||
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:35.660 | 18 | ||
20 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 1:36.575 | 20 |
2022年 カナダGP 決勝 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 70 | 1:36:21.757 | 1 | 25 |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 70 | +0.993 | 3 | 19FL |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 70 | +7.006 | 4 | 15 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 70 | +12.313 | 8 | 12 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 70 | +15.168 | 19 | 10 |
6 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 70 | +23.890 | 7 | 8 |
7 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +25.247 | 11 | 6 |
8 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 70 | +26.952 | 10 | 4 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 70 | +29.9451 | 2 | 2 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 70 | +38.222 | 17 | 1 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 70 | +43.047 | 9 | |
12 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 70 | +44.245 | 16 | |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +44.893 | 12 | |
14 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 70 | +45.183 | 15 | |
15 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 70 | +52.1452 | 14 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | +59.978 | 18 | |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 70 | +68.180 | 5 | |
Ret | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 47 | DNF | 20 | |
Ret | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 18 | DNF | 6 | |
Ret | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 7 | DNF | 13 |
F1カナダGP2019年シーズンの予選とレース結果は???

2019年シーズン
PPのフェラーリのベッテルがメルセデスのハミルトンとのトップ争いを制し、一時はラップリーダーを奪われる場面もあったが、結局はトップでチェッカーフラッグを1位で受けたが、48周目のコースオフした際の復帰の仕方がハミルトンの進路を妨害しポジションをキープしたとして、5秒のタイムペナルティの判定が下された為、2位のハミルトンがベッテルよりも5秒以内でレースをフィニッシュしたことにより、ハミルトンは繰り上げ優勝となった。ベッテルはポール・トゥ・ウィンを取り消され2位に降格。ベッテルはこの裁定に対し怒りが爆発。レース中に無線からスチュワードの裁定を批判し、レース後も抗議の意思を示した。マシンを所定位置に停車せず、マーティン・ブランドルのインタビューを拒否して立ち去り、パルクフェルメに停車していたハミルトンのマシンの前に置かれていた1位のボードを自分のマシンの前に置き、ハミルトンのマシンの前に2位のボードを置くといった行動に出た。この結果、優勝となったハミルトンもベッテルを表彰台の頂点に上げるなど気遣いをみせ、レース後のインタビューでも複雑な心境であることを明かした。 この件で、ベッテルの元チームメイトであったウェバーや各カテゴリーのドライバーたちからペナルティについて、辛辣な批判が含まれるほどの多数のコメントが出され物議を醸した。フェラーリ側も控訴する意向を表明。メルセデスのヴォルフ代表もスチュワードが物議を醸すような判定を下したので非常に驚いたとコメントし、ベッテルの言動には理解を示したものの、これはルールを尊重した結果であり、二次的なペナルティを回避する為にはスチュワードへの過度な批判は避けるべきともコメント。一歩引いた立場のコメントを残した。 メルセデスの記録関連では、ボッタスのピット戦略がかみ合わなかったことが響き、表彰台を逃したため、メルセデスのダブル表彰台の連続獲得回数は6でストップ。開幕からの連勝を7に伸ばしたが、後味の悪い勝利となった。 ベッテルの1年間の累計ペナルティーポイントは7ポイントとなり、1レース出場停止まであと5ポイントと迫った。一番近い有効期限は6月24日の2ポイント、次に一番近い有効期限は7月1日の1ポイントである。 レッドブルのフェルスタッペンはルノーPU勢を上回る5位となったが、フェラーリとメルセデスの三つ巴の上位争いには加われなかった。ガスリーはトラフィックに引っかかり8位に終わった。トロ・ロッソのクビアトは残り3周でマクラーレンのサインツJr.を抜いて10位入賞を果たしたが、アルボンはスタート直後にレーシングポイントのペレスとアルファロメオのジョヴィナッツィに挟まれて接触しフロントウィングが壊れ、アンダートレイを痛めたことが要因でピットイン後もペースが上がらず、トスト代表からの無線指示で、「パワーユニットのマイレージをセーブする為」59周でリタイアした。
2019年 カナダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:11.200 | 1:11.142 | 1:10.240 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:11.518 | 1:11.010 | 1:10.446 | 2 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:11.214 | 1:11.205 | 1:10.920 | 3 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:11.837 | 1:11.532 | 1:11.071 | 4 |
5 | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル-ホンダ | 1:12.023 | 1:11.196 | 1:11.079 | 5 |
6 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:11.229 | 1:11.095 | 1:11.101 | 6 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:11.720 | 1:11.553 | 1:11.324 | 7 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 1:11.780 | 1:11.735 | 1:11.863 | 8 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 1:11.750 | 1:11.572 | 1:13.981 | 11 |
10 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:12.107 | 1:11.786 | No Time | PL |
11 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:11.619 | 1:11.800 | 9 | |
12 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:11.965 | 1:11.921 | 10 | |
13 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:12.122 | 1:12.136 | 12 | |
14 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:12.020 | 1:12.193 | 13 | |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:12.109 | No Time | 14 | |
16 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:12.197 | 15 | ||
17 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:12.230 | 16 | ||
18 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:12.266 | 17 | ||
19 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:13.617 | 18 | ||
20 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:14.393 | 19 |
2019年 カナダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 70 | 1:29:07.084 | 2 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 70 | +3.658 1 | 1 | 18 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 70 | +4.696 | 3 | 15 |
4 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 70 | +51.043 | 6 | 13 FL |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 70 | +57.655 | 9 | 10 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 69 | +1 Lap | 4 | 8 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 69 | +1 Lap | 7 | 6 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル-ホンダ | 69 | +1 Lap | 5 | 4 |
9 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 69 | +1 Lap | 17 | 2 |
10 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 69 | +1 Lap | 10 | 1 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 69 | +1 Lap | 11 | |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 69 | +1 Lap | 15 | |
13 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 12 | |
14 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 14 | |
15 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 16 | |
16 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 68 | +2 Laps | 18 | |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 68 | +2 Laps | PL | |
18 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | 67 | +3 Laps | 19 | |
Ret | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロ・ロッソ-ホンダ | 59 | 接触ダメージ | 13 | |
Ret | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 8 | サスペンション | 8 |
F1カナダGP2018年シーズンの予選とレース結果は???

2018年シーズン
セバスチャン・ベッテルが1度もトップを譲らず、ポール・トゥ・ウィンで通算50勝目を飾った。ドライバーズランキング首位のルイス・ハミルトンは5位に終わり、ベッテルが1点差でハミルトンを上回りランキング首位に返り咲いた。F1低迷がささやかれる中、このグランプリの本選の観客は満員で盛況であった。 スタートでレッドブルのリカルドがフェラーリのライコネンを抜いて5位に順位を上げた以外は上位陣に変動はなかった。後方ではウィリアムズのストロールがターン5でバランスを崩してトロロッソ・ホンダのハートレイを巻き込む形で接触し、両者ともリタイアとなった。これによりスタート直後の1周目にSCが出動し、5周目にSCが戻りレースが再開された。だが直後にフォースインディアのペレスとルノーサインツが接触し、ペレスは順位を下げてしてしまった。フェラーリのベッテルはFLを連発して周回を重ねていき、2位以下を引き離していった。16周目にレッドブルのフェルスタッペンとメルセデスのハミルトンがピットインした。リカルドはここでオーバーカットを狙ってペースを上げてピットインを行い、ハミルトンを追い抜くことに成功し4位に順位を上げた。2位のメルセデスのボッタスは36周目までピットインを遅らせたが、タイヤがタレはじめてピットインを敢行。これを見てベッテルもピットインのタイミングを合わせて、ボッタスのアンダーカットを防ぎ首位をキープすることに成功。間違って1周早くチェッカーフラッグが振られるハプニングがあったが、ベッテルは完璧なレース展開で優勝した。
2018年 カナダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:11.710 | 1:11.524 | 1:10.764 | 1 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:11.950 | 1:11.514 | 1:10.857 | 2 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:12.008 | 1:11.472 | 1:10.937 | 3 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:11.835 | 1:11.740 | 1:10.996 | 4 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:11.725 | 1:11.620 | 1:11.095 | 5 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:12.459 | 1:11.434 | 1:11.116 | 6 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:12.795 | 1:11.916 | 1:11.973 | 7 |
8 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 1:12.577 | 1:12.141 | 1:12.084 | 8 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1:12.689 | 1:12.097 | 1:12.168 | 9 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:12.702 | 1:12.395 | 1:12.671 | 10 |
11 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:12.680 | 1:12.606 | 11 | |
12 | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:12.587 | 1:12.635 | 12 | |
13 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 1:12.945 | 1:12.661 | 13 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ルノー | 1:12.979 | 1:12.856 | 14 | |
15 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 1:12.998 | 1:12.865 | 15 | |
16 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:13.047 | 19 | ||
17 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 1:13.590 | 16 | ||
18 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:13.643 | 17 | ||
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:14.593 | 18 | ||
NC | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | No Time | 20 |
2018年 カナダGP決勝 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 68 | 1:28:31.377 | 1 | 25 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 68 | +7.376 | 2 | 18 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 68 | +8.360 | 3 | 15 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 68 | +20.892 | 6 | 12 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 68 | +21.559 | 4 | 10 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 68 | +27.184 | 5 | 8 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 67 | +1 Lap | 7 | 6 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 67 | +1 Lap | 9 | 4 |
9 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 67 | +1 Lap | 8 | 2 |
10 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 67 | +1 Lap | 13 | 1 |
11 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 67 | +1 Lap | 19 | |
12 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 67 | +1 Lap | 20 | |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 67 | +1 Lap | 11 | |
14 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 67 | +1 Lap | 10 | |
15 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 66 | +2 Laps | 18 | |
16 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 66 | +2 Laps | 15 | |
17 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 66 | +2 Laps | 17 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ルノー | 40 | エキゾースト | 14 | |
Ret | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 0 | 接触 | 12 | |
Ret | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 0 | 接触 | 16 |
F1カナダGP2017年シーズンの予選とレース結果は???

2017年シーズン
ウェーレインは予選後にリアウイングを交換したため、ピットレーンからスタート。ウェーレインとマグヌッセンがスーパーソフト、他は全てウルトラソフトでスタートする。フォーメーションラップでクビアトがクラッチのトラブルでエンジンがストールしスタート出来なかったが、エンジンは息を吹き返して走行することができた。しかし、SCラインまでに元のポジションに戻ることができず、ペナルティが科せられた。 フェラーリ勢がスタートに失敗しベッテルは4位に後退、フェルスタッペンが好スタートを切り2位に浮上した。ベッテルはフェルスタッペンに追い抜かれた際に接触し、フロントウイングにダメージを受ける。後方ではターン3でサインツがグロージャンに接触してコントロールを失い、マッサを巻き添えにして2台ともリタイア。これによりSCが導入され、4周目にSCが解除されると、スタートで6位まで後退していたライコネンがペレスにも抜かれた。ベッテルもスタート時にダメージを負ったフロントウィングの破損が著しく、ピットインを強いられ最下位にまで後退する。 11周目、2位を走行していたフェルスタッペンがマシントラブルでターン2にマシンを止めた。このマシン撤去のためにVSCが導入され、14周目に解除された。 首位を独走するハミルトン同様、タイヤを交換していないオコンが2位に浮上した。ハミルトンは32周目まで引っ張りスーパーソフトに交換、首位のままコースに復帰。オコンもピットインを行い6位でコースに復帰する。上位陣がタイヤ交換を終えると、7位までベッテルは追い上げてきた。 41周目にライコネンが2度目のピットインでウルトラソフトへ交換、43周目にはFLを記録する。49周目にはベッテルも2度目のタイヤ交換を終える。 54周目にクビアトがエンジンからのバイブレーションを訴えてピットイン。タイヤを交換してコースに復帰したがすぐにリタイアとなった。 リカルドとフォース・インディア勢の3位争いが白熱する。リカルドを追い抜きたいフォース・インディアはペレスに対し、タイヤが新しいオコンを前に行かせるチームオーダーを出したがペレスはこれを拒否。結局ペレスはリカルドを抜くことはできず、後方から猛追してきたベッテルに迫られ、66周目にオコンが、68周目にはペレスがベッテルにパスされ、フォース・インディアにとっては後味の悪い内容となってしまった。 ハミルトンは1度も首位の座を明け渡さず優勝し、2位にボッタス、メルセデスは今シーズン初の1-2フィニッシュで、ランキング首位に返り咲いた。ベッテルはリカルドに僅差で届かず4位。母国レースとなったストロールが9位に入賞して、初ポイントを獲得。カナダGPにおけるカナダ人ドライバーの入賞は96年のヴィルヌーヴ以来21年ぶりの快挙。アロンソはレース終盤まで10位を走行していたが、68周目に「エンジン! エンジンがブローした」とマシンを止めポイント獲得とはならなかった。
2017年 カナダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:12.692 | 1:12.496 | 1:11.459 | 1 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:13.046 | 1:12.749 | 1:11.789 | 2 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:12.685 | 1:12.563 | 1:12.177 | 3 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:13.548 | 1:12.580 | 1:12.252 | 4 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:13.177 | 1:12.751 | 1:12.403 | 5 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:13.543 | 1:12.810 | 1:12.557 | 6 |
7 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:13.435 | 1:13.012 | 1:12.858 | 7 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:13.470 | 1:13.262 | 1:13.018 | 8 |
9 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 1:13.520 | 1:13.320 | 1:13.135 | 9 |
10 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:13.804 | 1:13.406 | 1:13.271 | 10 |
11 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1:13.802 | 1:13.690 | 11 | |
12 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1:13.669 | 1:13.693 | 12 | |
13 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1:14.051 | 1:13.756 | 13 | |
14 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:13.780 | 1:13.839 | 14 | |
15 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1:13.990 | 1:14.293 | 15 | |
16 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 1:14.182 | 16 | ||
17 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 1:14.209 | 17 | ||
18 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:14.318 | 18 | ||
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:14.495 | 19 | ||
20 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 1:14.810 | PL |
2017年カナダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 70 | 1:33:05 | 1 | 25 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 70 | 19.783 | 3 | 18 |
3 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 70 | 35.297 | 6 | 15 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 70 | 35.907 | 2 | 12 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 70 | 40.476 | 8 | 10 |
6 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 70 | 40.716 | 9 | 8 |
7 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 70 | 58.632 | 4 | 6 |
8 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 70 | 1:00.374 | 10 | 4 |
9 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 69 | +1 Lap | 17 | 2 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 14 | 1 |
11 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 69 | +1 Lap | 15 | |
12 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 18 | |
13 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 19 | |
14 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 69 | +1 Lap | 16 | |
15 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 68 | +2 Laps | PL | |
16† | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 66 | パワーユニット | 12 | |
Ret | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 54 | パワーユニット | 11 | |
Ret | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 10 | 電気系統 | 5 | |
Ret | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 0 | 接触 | 7 | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 0 | 接触 | 13 |
F1カナダGP2016年シーズンの予選とレース結果は???

2016年シーズン
ドライコンディションでスタート。PPのハミルトンはスタートが悪く2位に後退する。3位スタートのフェラーリのベッテルが先頭に躍り出る。メルセデスのロズベルグもハミルトンにサイドバイサイドで並びかけたがハミルトンに押し出され大きくポジションを落としてしまった。11周目、マクラーレンのバトンのマシンから白煙が上がりコースアウトしてマシンを停める。これによりVSCが出動となったことでベッテルがウルトラソフトからスーパーソフトにタイヤを交換して4位でレースに復帰する。ベッテルはコース上でレッドブル2台を抜きハミルトンを猛追する。ハミルトンは24周目にピットインしてソフトへタイヤ交換、ベッテルの後ろでコースに復帰、ベッテルにアンダーカットを許してしまうが、このまま最後までレースを走る作戦を選択した。再び首位に立ったベッテルだが、タイヤの使用義務を残してしたおり、37周目にピットインしてソフトへタイヤ交換する。これで難なくハミルトンが首位に浮上する。ベッテルはハミルトンを猛追するも5秒及ばず、ハミルトンが優勝した。ポイントリーダーのロズベルグが5位に終わったことにより、ロズベルグとハミルトンの差は9ポイントまで縮まった。ウィリアムズのボッタスが3位となり、2015年メキシコGP以来の表彰台を獲得している。
2016年 カナダGP予選 | |||||||
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Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:14.121 | 1:13.076 | 1:12.812 | 1 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:13.714 | 1:13.094 | 1:12.874 | 2 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:13.925 | 1:13.857 | 1:12.990 | 3 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:14.030 | 1:13.540 | 1:13.166 | 4 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:14.601 | 1:13.793 | 1:13.414 | 5 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:14.477 | 1:13.849 | 1:13.579 | 6 |
7 | 77 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-メルセデス | 1:14.389 | 1:13.791 | 1:13.670 | 7 |
8 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:14.815 | 1:13.864 | 1:13.769 | 8 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 1:14.663 | 1:14.166 | 1:13.952 | 9 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1:15.026 | 1:14.260 | 1:14.338 | 10 |
11 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:14.814 | 1:14.317 | 11 | |
12 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-ホンダ | 1:14.755 | 1:14.437 | 12 | |
13 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:14.829 | 1:14.457 | 15 | |
14 | 21 | エステバン・グティエレス | ハース-フェラーリ | 1:15.148 | 1:14.571 | 13 | |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:15.444 | 1:14.803 | 14 | |
16 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:14.714 | 1:21.956 | 20 | |
17 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1:15.459 | 16 | ||
18 | 94 | パスカル・ウェーレイン | MRT-メルセデス | 1:15.599 | 17 | ||
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:15.635 | 21 | ||
20 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー-フェラーリ | 1:16.663 | 18 | ||
21 | 88 | リオ・ハリアント | MRT-メルセデス | 1:17.052 | 19 | ||
NC | 20 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | no time | 22 |
2016年カナダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 70 | 1:31:05 | 1 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 70 | 5.011 | 3 | 18 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-メルセデス | 70 | 46.422 | 7 | 15 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 70 | 53.02 | 5 | 12 |
5 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 70 | 1:02.093 | 2 | 10 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 70 | 1:03.017 | 6 | 8 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 70 | 1:03.634 | 4 | 6 |
8 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 69 | +1 Lap | 9 | 4 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 20 | 2 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 69 | +1 Lap | 11 | 1 |
11 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 69 | +1 Lap | 10 | |
12 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-フェラーリ | 69 | +1 Lap | 15 | |
13 | 21 | エステバン・グティエレス | ハース-フェラーリ | 68 | +2 Laps | 13 | |
14 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 68 | +2 Laps | 14 | |
15 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 68 | +2 Laps | 21 | |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 68 | +2 Laps | 22 | |
17 | 94 | パスカル・ウェーレイン | MRT-メルセデス | 68 | +2 Laps | 17 | |
18 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー-フェラーリ | 68 | +2 Laps | 18 | |
19 | 88 | リオ・ハリアント | MRT-メルセデス | 68 | +2 Laps | 19 | |
Ret | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 35 | オーバーヒート | 8 | |
Ret | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 16 | 水漏れ | 16 | |
Ret | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-ホンダ | 9 | ギアボックス | 12 |
F1カナダGP2015年シーズンの予選とレース結果は???

2015年シーズン
ファステストラップ キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:16.987(42周目) ラップリーダー ルイス・ハミルトン(1-28、30-70) ニコ・ロズベルグ(29) — ロマン・グロージャンは、ウィル・スティーブンスとの接触を引き起こしたとして5秒加算ペナルティが科されたが、順位は10位のまま変わらず。併せてペナルティポイント2点が科された。
2015年 カナダGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:15.895 | 1:14.661 | 1:14.393 | 1 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:15.893 | 1:14.673 | 1:14.702 | 2 |
3 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:16.259 | 1:15.348 | 1:15.014 | 3 |
4 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:16.552 | 1:15.506 | 1:15.102 | 4 |
5 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 1:15.833 | 1:15.187 | 1:15.194 | 5 |
6 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 1:16.098 | 1:15.622 | 1:15.329 | 6 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:16.186 | 1:15.706 | 1:15.614 | 7 |
8 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 1:16.415 | 1:15.891 | 1:16.079 | 8 |
9 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 1:16.410 | 1:16.006 | 1:16.114 | 9 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:16.827 | 1:15.974 | 1:16.336 | 10 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 1:16.611 | 1:16.042 | 11 | |
12 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 1:16.361 | 1:16.245 | 19 | |
13 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 1:16.796 | 1:16.262 | 12 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1:17.012 | 1:16.276 | 13 | |
15 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 1:16.968 | 1:16.620 | 14 | |
16 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:17.344 | 18 | ||
17 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:17.886 | 15 | ||
18 | 98 | ロベルト・メリ | マルシャ・フェラーリ | 1:19.133 | 16 | ||
19 | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 1:19.157 | 17 | ||
– | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | no time | 20 |
2015年カナダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 70 | 1:31:53 | 1 | 25 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 70 | 2.285 | 2 | 18 |
3 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 70 | 40.666 | 4 | 15 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 70 | 45.625 | 3 | 12 |
5 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 70 | 49.903 | 18 | 10 |
6 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 70 | 56.381 | 15 | 8 |
7 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 70 | 1:06.664 | 6 | 6 |
8 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 69 | +1 Lap | 7 | 4 |
9 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 69 | +1 Lap | 8 | 2 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 69 | +1 Lap | 5 | 1 |
11 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 69 | +1 Lap | 10 | |
12 | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 69 | +1 Lap | 11 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 69 | +1 Lap | 9 | |
14 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 69 | +1 Lap | 12 | |
15 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 69 | +1 Lap | 19 | |
16 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 68 | +2 Laps | 14 | |
17 | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 66 | +4 Laps | 17 | |
Ret | 9’8 | ロベルト・メリ | マルシャ・フェラーリ | 56 | ドライブシャフト | 16 | |
Ret | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 53 | 排気系 | 20 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 43 | 排気系 | 13 |
F1カナダGP2014年シーズンの予選とレース結果は???

2014年シーズン
決勝レースのスタート時の気温は27度、路面温度は50度。 スタートでは2位のメルセデスのハミルトンが好スタートを決めてロズベルグのサイドに並んだが、強引に押し出されてしまい、その間にフェラーリのベッテルに抜かれて3位に順位を下げた。直後のターン3でマルシャのチルトンがスピンし、チームメイトのビアンキを巻き込んでしまって両者がリタイヤを喫する。コースにはSCが出動し、8周目にレースが再開された。2周後にDRSの使用が可能になると、ハミルトンはあっさりベッテルをオーバーテイクし、トップのロズベルグを追撃する体制に入った。メルセデスの2台は他を寄せ付けない異次元の圧倒的ペースで周回を重ねていった。37周目にロズベルグのペースが一気に3秒近く落ちると38周目にはハミルトンも同様のペースとなってしまう。この2台はMGU-Hのトラブルを抱えていた。44周目にロズベルグがピットインするが、左フロントタイヤの交換がトラブルで時間がかかってしまった。45周目にピットインしたハミルトンは順調にピット作業を済ませ、ピットアウト後にロズベルグを逆転した。しかし、最終ヘアピンでハミルトンがブレーキっロックでコースオフし、ロズベルグが再び前に出た。。ハミルトンはブレーキにも問題を抱えていたのだ。直後、ハミルトンはリタイヤとなる。この間ピットインをせず、引っ張ってトップを走っていたウィリアムズのマッサが48周目にピットインし、ロズベルグが再びトップに躍り出るが、2位のペレスから続々と後続が迫っていた。しかし、ペレスもブレーキに問題を抱えており、なかなかロズベルグを抜くことができずにいた。レッドブルのリカルドが66周目にペレスをオーバーテイクすると、68周目にはロズベルグをオーバーテイクし、トップに躍り出た。その後ろでも激しいバトルが展開され、3位に下がったペレスを今度はベッテルがオーバーテイク。さらに最終ラップにウィリアムズのマッサがペレスを抜きにかかるが、ペレスはマッサに接触してしまい、両者リタイヤとなる。大波乱のカナダを制したのは、レッドブルのリカルドで、自身キャリア初優勝を果たしたのであった。2位にはロズベルグ。PU(MGU-H)のトラブルで苦しい展開となったものの、18ポイントを獲得して、リタイヤしたハミルトンとの差を大きく広げた。3位はベッテル。今季2回目の表彰台を獲得したが、1度目のピットストップでリカルドに逆転されるなど戦略面で反省が残った。4位はバトン。
2014年 カナダGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:16.471 | 1:15.289 | 1:14.874 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:15.750 | 1.15.054 | 1:14.953 | 2 |
3 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:17.470 | 1:16.109 | 1:15.548 | 3 |
4 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:16.772 | 1:15.806 | 1:15.550 | 4 |
5 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:16.666 | 1:15.773 | 1:15.578 | 5 |
6 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル・ルノー | 1:17.113 | 1:15.897 | 1:15.589 | 6 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:17.010 | 1:16.131 | 1:15.814 | 7 |
8 | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 1:17.178 | 1:16.255 | 1:16.162 | 8 |
9 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:16.631 | 1:16.214 | 1:16.182 | 9 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:17.013 | 1:16.245 | 1:16.214 | 10 |
11 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:16.897 | 1:16.300 | 11 | |
12 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 1:16.446 | 1:16.310 | 12 | |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:18.235 | 1:16.472 | 13 | |
14 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 1:17.732 | 1:16.687 | 14 | |
15 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 1:16.938 | 1:16.713 | 15 | |
16 | 99 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 1:17.519 | 1:17.314 | 16 | |
17 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | 1:18.328 | 17 | ||
18 | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 1:18.348 | 18 | ||
19 | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 1:18.359 | 19 | ||
20 | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 1:19.278 | 21 | ||
21 | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 1:19.820 | 20 | ||
NC | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | No time | PL |
2014年カナダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル・ルノー | 70 | 1:39:12 | 6 | 25 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 70 | 4.236 | 1 | 18 |
3 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 70 | 5.247 | 3 | 15 |
4 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 70 | 11.755 | 9 | 12 |
5 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 70 | 12.843 | 11 | 10 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 70 | 14.869 | 7 | 8 |
7 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 70 | 23.578 | 4 | 6 |
8 | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 70 | 28.026 | 8 | 4 |
9 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 70 | 29.254 | 12 | 2 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 70 | 53.678 | 10 | 1 |
11 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 69 | 接触 | 13 | |
12 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 69 | 接触 | 5 | |
13 | 9’9 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 69 | +1 Lap | 16 | |
14 | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 64 | パワーユニット | PL | |
Ret | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 59 | リアウィング | 14 | |
Ret | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 47 | ドライブシャフト | 15 | |
Ret | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 46 | ブレーキ | 2 | |
Ret | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 23 | サスペンション | 21 | |
Ret | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | 21 | パワーユニット | 17 | |
Ret | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 7 | オイル漏れ | 20 | |
Ret | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 0 | 接触 | 18 | |
Ret | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 0 | 接触 | 19 |
F1カナダGP2013年シーズンの予選とレース結果は???

2013年シーズン
— グティエレスはリタイアしたが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い
2013年 カナダGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル-ルノー | 1:22.318 | 1:28.166 | 1:25.425 | 1 |
2 | 10 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:23.801 | 1:27.649 | 1:25.512 | 2 |
3 | 17 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-ルノー | 1:23.446 | 1:28.419 | 1:25.897 | 3 |
4 | 9 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:23.840 | 1:28.420 | 1:26.008 | 4 |
5 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル-ルノー | 1:23.247 | 1:28.145 | 1:26.208 | 5 |
6 | 3 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:23.224 | 1:28.788 | 1:26.504 | 6 |
7 | 18 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:24.159 | 1:28.527 | 1:26.543 | 7 |
8 | 15 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア-Mercedes | 1:24.551 | 1:28.799 | 1:27.348 | 8 |
9 | 7 | キミ・ライコネン | ロータス-ルノー | 1:24.451 | 1:28.667 | 1:27.432 | 10 |
10 | 19 | ダニエル・リチャルド | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:24.770 | 1:29.359 | 1:27.946 | 11 |
11 | 11 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー-フェラーリ | 1:23.899 | 1:29.435 | 9 | |
12 | 6 | セルジオ・ペレス | マクラーレン-Mercedes | 1:24.176 | 1:29.761 | 12 | |
13 | 16 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ-ルノー | 1:24.776 | 1:29.917 | 13 | |
14 | 5 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-Mercedes | 1:24.021 | 1:30.068 | 14 | |
15 | 12 | エステバン・グティエレス | ザウバー-フェラーリ | 1:24.408 | 1:30.315 | 15 | |
16 | 4 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1:23.735 | 1:30.354 | 16 | |
17 | 14 | ポール・ディ・レスタ | フォースインディア-Mercedes | 1:24.908 | 17 | ||
18 | 20 | シャルル・ピック | ケータハム-ルノー | 1:25.626 | 18 | ||
19 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス-ルノー | 1:25.716 | 22 | ||
20 | 22 | ジュール・ビアンキ | マルシャ-コスワース | 1:26.508 | 19 | ||
21 | 23 | マックス・チルトン | マルシャ-コスワース | 1:27.062 | 20 | ||
22 | 21 | ギド・ヴァン・デル・ガルデ | ケータハム-ルノー | 1:27.110 | 21 |
2013年カナダGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル-ルノー | 70 | 1:32:09 | 1 | 25 |
2 | 3 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 70 | 14.408 | 6 | 18 |
3 | 10 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 70 | 15.942 | 2 | 15 |
4 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル-ルノー | 70 | 25.731 | 5 | 12 |
5 | 9 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 70 | +1:09.725 | 4 | 10 |
6 | 18 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 69 | +1 lap | 7 | 8 |
7 | 14 | ポール・ディ・レスタ | フォースインディア-メルセデス | 69 | +1 lap | 17 | 6 |
8 | 4 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 69 | +1 lap | 16 | 4 |
9 | 7 | キミ・ライコネン | ロータス-ルノー | 69 | +1 lap | 10 | 2 |
10 | 15 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア-メルセデス | 69 | +1 lap | 8 | 1 |
11 | 6 | セルジオ・ペレス | マクラーレン-メルセデス | 69 | +1 lap | 12 | |
12 | 5 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-メルセデス | 69 | +1 lap | 14 | |
13 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス-ルノー | 69 | +1 lap | 22 | |
14 | 17 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-ルノー | 69 | +1 lap | 3 | |
15 | 19 | ダニエル・リカルド | トロ・ロッソ-フェラーリ | 68 | +2 laps | 11 | |
16 | 16 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ-ルノー | 68 | +2 laps | 13 | |
17 | 22 | ジュール・ビアンキ | マルシャ-コスワース | 68 | +2 laps | 19 | |
18 | 20 | シャルル・ピック | ケータハム-ルノー | 67 | +3 laps | 18 | |
19 | 23 | マックス・チルトン | マルシャ-コスワース | 67 | +3 laps | 20 | |
20 | 12 | エステバン・グティエレス | ザウバー-フェラーリ | 63 | アクシデント | 15 | |
Ret | 11 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー-フェラーリ | 45 | 接触ダメージ | 9 | |
Ret | 21 | ギド・ヴァン・デル・ガルデ | ケータハム-ルノー | 43 | 接触 | 21 |