F1 サウジアラビアGP観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

INDEX
1.F1観戦ツアーのお見積り
F1サウジアラビアGPチケット

3日通し券(金土日) | |
---|---|
Main Grandstand A | |
Main Grandstand B | |
Central Grandstand | |
Southern Grandstand A | |
Southern Grandstand B |
F1サウジアラビアGP 開催日程
日程 | 開催レース | 開催地 |
2024/03/07 (木) | F1サウジアラビアグランプリ(GP)・フリー走行1 F1サウジアラビアグランプリ(GP)・フリー走行2 | ジェッダ |
2023/03/08 (金) | F1サウジアラビアグランプリ(GP)フリー走行3、予選 | ジェッダ |
2023/03/09 (土) | F1サウジアラビアグランプリ(GP)決勝レース | ジェッダ |
お客様独自のオリジナルプランの見積りをお作りします。
WORLD SPORTS TRAVEL
☎06-4303-4364
MAIL:info@f1world.net
土日祝、夏季、年末年始
受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝

首都:リヤド。
人口:3595万人。
物価:日本より割安感がある。
通貨:サウジアラビア・リヤル。
時差:+6時間。
気温:F1開催時の平均気温25度~30度。
公用語:アラビア語。
サーキット:ジェッダ・市街地コース
開催期間:2024年03月07日~2024年03月09日。
開始時刻:18時00分(日本時間24時00分)。
観戦時の服装:半袖シャツ。
バサウジアラビアの観光名所:キングダムタワー、ジェッダ旧市街、ディライーヤ、キングファハドの噴水、国立博物館、ヨゼフ・アル・ドッサリー・グランドモスクがおススメです。
サウジアラビア第2の都市ジェッダで開催されるF1サウジアラビアGPはムハンマド皇太子肝煎りの国家プロジェクト。脱石油資源の一環で観光資源で外貨を稼ぐ目的でサッカーとF1というスポーツが国家の産業として位置づけられている。スポーツが産業?と思いがちではあるが欧州のビッグクラブに所属していたサッカー選手をサウジアラビアリーグに引き抜きはじめ、同様にF1も他のグランプリより破格の開催権料を支払いF1サウジアラビアGPを大々的に宣伝し、世界の優秀な人材をサウジアラビア国内に引き入れ新たな産業を興していく計画だ。いわば石油しかない砂漠の国が国家の生き残りを賭けてF1というスポーツに投資しているのだ。
肝心のコースのほうは市街地コースであるにも関わらず最高速はゆうに340kmに達する。ガードレールに挟まれ、コースの一番幅が狭い箇所では5メートルを切り、かろうじて2台のマシンが並走出来るが、中途半端に曲がりくねった緩いブラインドコーナーが多く、視認性の面で安全性がないがしろにされている感は否めず、大クラッシュがいつ起きてもおかしくはない。このジェッダでのF1開催は一過性でサウジアラビア政府は首都リヤド郊外にF1開催が可能なグレードのサーキット建設を急いでいる。
F1サウジアラビアGP過去の予選とレース結果は???
2023年シーズン

2023年シーズン
スタートでトップに立ったのはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソだったが、スタート位置が規定よりズレていたため、5秒のタイムペナルティを受けた。ターン1でレッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスがアストンマーティンのフェルナンド・アロンソをかわしトップに立つが、DRS圏内から引き離せない展開が続いた。予選のQ2で敗退したレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンは、8周目にポイント圏内まで浮上。12周目あたりからミディアムタイヤを選択した中団勢がピットへ入る。上位勢でピットへ最初に入ったのは、4位のランス・アストンマーティンのランス・ストロールだったが18周目に白煙を上げてマシンを停めた。これにより、SCが導入される。21周目にレース再開、レッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンはメルセデスのジョージ・ラッセルをかし表彰台圏内に浮上、さらに25周目にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソもかわし2位まで浮上した。その後は、レッドブル勢のみ1分32秒台でラップを重ねる展開となり、3位以下を大きく引き離した。アルファタウリホンダRBPTの角田裕殻は前述のSCが導入された際に大きく順位を上げたものの、周回を重ねるうちに順位を下げ、ケビン・マグヌッセンと10位争いを繰り広げたが、46周目のターン1でかわされポイント獲得はならなかった。レースはレッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスがチェッカーを受け、ポール・トゥ・ウィンで優勝。2位にレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペン、3位にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが続いたが、表彰式後にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソに10秒のタイムペナルティが課され、メルセデスのジョージ・ラッセルと入れ替わった。しかし、レース後にチームが抗議しタイムペナルティは撤回され、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソの3位が確定した。
2023年 サウジアラビアGP 予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 11 | ペレス | レッドブル | 1:29.244 | 1:28.635 | 1:28.265 | 1 |
2 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:29.376 | 1:28.903 | 1:28.420 | 12 |
3 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 1:29.298 | 1:28.757 | 1:28.730 | 2 |
4 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:29.592 | 1:29.132 | 1:28.857 | 3 |
5 | 55 | サインツ | フェラーリ | 1:29.411 | 1:28.957 | 1:28.931 | 4 |
6 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 1:29.335 | 1:28.962 | 1:28.945 | 5 |
7 | 31 | オコン | アルピーヌ | 1:29.707 | 1:29.255 | 1:29.078 | 6 |
8 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 1:29.689 | 1:29.374 | 1:29.223 | 7 |
9 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:29.706 | 1:29.378 | 1:29.243 | 8 |
10 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:29.890 | 1:29.411 | 1:29.357 | 9 |
11 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 1:29.547 | 1:29.451 | 10 | |
12 | 24 | 周 | アルファロメオ | 1:29.654 | 1:29.461 | 11 | |
13 | 20 | マグヌッセン | ハース | 1:29.744 | 1:29.634 | 13 | |
14 | 77 | ボッタス | アルファロメオ | 1:29.929 | 1:29.668 | 14 | |
15 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:28.761 | 1:49.953 | 15 | |
16 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1:29.939 | 16 | ||
17 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:29.994 | 17 | ||
18 | 21 | デ・フリース | アルファタウリ | 1:30.244 | 18 | ||
19 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:30.447 | 19 | ||
20 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 2:08.510 | 20 |
2023年 サウジアラビアGP 決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 11 | ペレス | レッドブル | 50 | 1:21:14.894 | 1 | 25 |
2 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 50 | +5.355 | 15 | 19FL |
3 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 50 | +20.728 | 2 | 15 |
4 | 63 | ラッセル | メルセデス | 50 | +25.866 | 3 | 12 |
5 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 50 | +31.065 | 7 | 10 |
6 | 55 | サインツ | フェラーリ | 50 | +35.876 | 4 | 8 |
7 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 50 | +43.162 | 12 | 6 |
8 | 31 | オコン | アルピーヌ | 50 | +52.832 | 6 | 4 |
9 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 50 | +54.747 | 9 | 2 |
10 | 20 | マグヌッセン | ハース | 50 | +64.826 | 13 | 1 |
11 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 50 | +67.494 | 16 | |
12 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 50 | +70.588 | 10 | |
13 | 24 | 周 | アルファロメオ | 50 | +76.060 | 11 | |
14 | 21 | デ・フリース | アルファタウリ | 50 | +77.748 | 18 | |
15 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 50 | +85.021 | 8 | |
16 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 50 | +86.293 | 20 | |
17 | 4 | ノリス | マクラーレン | 50 | +86.445 | 19 | |
18 | 77 | ボッタス | アルファロメオ | 49 | +1 Lap | 14 | |
Ret | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 27 | DNF | 17 | |
Ret | 18 | ストロール | アストンマーティン | 16 | DNF | 5 |
F1サウジアラビアGP2022年シーズン

2022年シーズン
優勝はレッドブルのフェルスタッペンで2022シーズン初優勝。2位には0.549秒差でフェラーリのルクレール、 3位にフェラーリのサインツ、4位にはPPだったレッドブルのペレスが入った。 ハースのシューマッハは予選で大クラッシュを喫し、スペアパーツが不足する懸念があったため決勝は欠場した。 スタート前のレコノサンスラップには角田裕毅のマシンに燃料ポンプ系のトラブルが発生しコース脇にストップし、 グリッドに辿り着けずリタイアした。予選も出走出来なかったことでRBPTの信頼性が低いことが伺える。 2022シーズンから燃料がE5からE10に変更になったことにより、エンジンのシリンダー内部の燃焼性を大きく変えざる を得なかったことが考えられる。燃料タンクの形状、燃料ポンプの経路に至る部分までも見直しされた領域であること からRBPT(ホンダ)、メルセデスもE10の影響を大きく受けたPUメーカーであるが、2022ジーズンの燃料がE10に正式発表 される以前からFIAからフェラーリはE10をはじめとする幾つかの燃料成分が現行1.6Lのエンジンでの特性に関する研究を委託されて いた経緯から、正式発表前の検証の最終的な段階でFIAから事前に2022シーズンからの公式燃料を聞かされていた経緯から 他のPUメーカーに先んじてE10対応のPU開発を進めることが出来たフェラーリPUが信頼性や最高出力面で優位性を築いている。 序盤からレースをリードしていたレッドブルのペレスは15周目にピットインしたが、 翌周にウィリアムズのラティフィが最終コーナーでクラッシュ。 VSC導入後にSCへ切り替えられ、結果的に4位まで後退した。30周半ばには立て続けにマシンがトラブルによりコース上に停車したためVSCが導入された。 スタートタイヤにハードを選んメルセデスのハミルトンは15位から追い上げていたが、 トラブルにより停車したマシンの位置がピットレーン入口付近だったためレース再開まで入れず、 最終的には10位で完走した。トップ争いはレッドブルのフェルスタッペンとフェラーリのルクレールによる一騎打ちとなり、 最終コーナー手前に設置されたホームストレートのDRSの検知を取り合う展開となった。
2022年 サウジアラビアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 1:29.705 | 1:28.924 | 1:28.200 | 1 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:29.039 | 1:28.780 | 1:28.225 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:28.855 | 1:28.686 | 1:28.402 | 3 |
4 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 1:28.928 | 1:28.945 | 1:28.461 | 4 |
5 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:30.093 | 1:29.584 | 1:29.068 | 5 |
6 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:29.680 | 1:29.618 | 1:29.104 | 6 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:29.978 | 1:29.295 | 1:29.147 | 7 |
8 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:29.683 | 1:29.404 | 1:29.183 | 8 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 1:29.891 | 1:29.418 | 1:29.254 | 9 |
10 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:29.831 | 1:29.546 | 1:29.588 | 10 |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:29.957 | 1:29.651 | 11 | |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:30.009 | 1:29.773 | 14 | |
13 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:29.978 | 1:29.819 | 12 | |
14 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:30.167 | 1:29.920 | ー | |
15 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:30.256 | 1:31.009 | 13 | |
16 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:30.343 | 15 | ||
17 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:30.492 | 16 | ||
18 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:30.543 | 17 | ||
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:31.817 | 18 | ||
ー | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | No Time | 19 |
2022年 サウジアラビアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 50 | 1:24:19.293 | 4 | 25 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 50 | +0.549 | 2 | 19FL |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 50 | +8.097 | 3 | 15 |
4 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 50 | +10.800 | 1 | 12 |
5 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 50 | +32.732 | 6 | 10 |
6 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 50 | +56.017 | 5 | 8 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 50 | +56.124 | 11 | 6 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 50 | +62.946 | 9 | 4 |
9 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 50 | +64.308 | 10 | 2 |
10 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 50 | +73.948 | 15 | 1 |
11 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 50 | +82.215 | 11 | |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 50 | +91.742 | 17 | |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 49 | +1 Lap | 13 | |
141 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 47 | DNF | 16 | |
Ret | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 36 | DNF | 8 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 35 | DNF | 7 | |
Ret | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 35 | DNF | 14 | |
Ret | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 14 | DNF | 18 | |
DNS2 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 0 | DNS | 19 | |
DNS3 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 0 | DNS | ー |
F1サウジアラビアGP2021年シーズン

2021年シーズン
スタートは大きな混乱なく、全20台がコーナー1を駆け抜けた。アルファタウリホンダのガスリーが2ポジションダウンの8位、アルピーヌのオコンと接触したアルファタウリホンダの角田裕毅が4ポジションダウンの12位に後退。アルピーヌのアロンソは3つポジションを上げて10位に浮上。レッドブルホンダのフェルスタッペンは8周目に入ると2位のメルセデスのボッタスとの差を一気に1.5秒以内にまで縮めたが、その直後の10周目にハースのシューマッハーがコーナー22でスピンし、壁に激突。金曜に発生したフェラーリのルクレールのクラッシュによく似た事故で、レースコントロールはSC導入を決定。メルセデス勢は2台のピットストップを敢行すべく、ハミルトンの後方を走行していたボッタスがペースダウン。ハミルトンとの車間を開けて2台でハードタイヤに履き替えた。
レッドブル・ホンダ勢はペレスを交換させる一方、メルセデスに対するリバース・ストラテジーを採ってフェルスタッペンをステイアウトさせ、後の幸運に繋がる。レースディレクターはその後、大規模な壁の修復が必要と判断。14周目にレッドフラッグを出し、レースは一時中断。
レッドフラッグは自由にタイヤを交換する事ができる為、レッドブルホンダのフェルスタッペンはピットストップをすることなくニュータイヤに交換し、トップでレース再開をすることが可能になった。レースのリスタートでメルセデスのハミルトンが好スタートを切ってコーナー1で前に出ると、出遅れたレッドブルホンダのフェルスタッペンは行き場を失い、コース外に出てコーナー2で再びトップに。
この間にアルピーヌのオコンがレッドブルホンダのフェルスタッペンの後方2位に順位を上げることに成功。
後方ではレッドブルホンダのペレスの左リアとフェラーリのルクレールのフロント右翼端板が接触してクラッシュ。更に後方では、ハースのマゼピンが減速したウィリアムズのラッセルに突っ込み、レースは再びレッドフラッグ中断となった。
2回目のリスタート時のポジションについてコントロールタワー側から、「1回目のリスタート時のコーナー1-2での一件を踏まえ、2番グリッドからスタートになる。」とレッドブル側に通告。
2回目のリスタートでは、レッドブルホンダのフェルスタッペンはコーナー1で果敢にイン側に飛び込みメルセデスのハミルトンをオーバーテイク。その後、アルピーヌのオコンを追い抜いてトップに躍り出た。メルセデスのハミルトンはその周の終わりのホームストレートでアルピーヌのオコンをパスして、FLを連発しながらじわじわとリーダーとの差を縮めていき、22周目に1秒圏内を捉えた。23周目のコーナー22でアルファタウリホンダの角田裕毅とアストンマーティンのベッテルの接触事故が発生。デブリ回収のためにVSCが導入された。アストンマーティンのベッテルはステイアウトし、アルファタウリホンダの角田裕毅はピットに入ってフロントウイングを交換。最後尾16位に転落した。アストンマーティンのベッテルとの一件は審議の対象となり、アルファタウリホンダの角田裕毅に5秒ペナルティが科された。
その後アストンマーティンのベッテルはアルファロメオのライコネンと接触。アルファロメオのライコネンは27周目にピットインしてミディアムタイヤに履き替えフロントウイングを交換した。
完走15台中最下位でフィニッシュした。アストンマーティンのベッテルは44周目にマシンを降りてリタイヤした。
トップ争いは比較的低速のセクター1でレッドブルホンダのフェルスタッペンが引き離し、ホームストレートを含むセクター3でメルセデスのハミルトンがギャップを縮めるという展開が延々と続いていったが、37周目にメルセデスのハミルトンはコーナー1でアウト側からレッドブルホンダのフェルスタッペンに並びかけた。両者コース外に飛び出しレッドブルホンダのフェルスタッペンがトップをキープ。その直後、レースコントロールからの指示に従ってポジションを戻すべく最終コーナーで減速したレッドブルホンダのフェルスタッペンのリアにメルセデスのハミルトンが衝突する衝撃のインシデントが発生した。その後、レッドブルホンダのフェルスタッペンは暫く首位をキープしたが、再びメルセデスのハミルトンにポジションを譲るべく減速。一旦先行させた後に再び抜き返したがトップを維持する事はできず、43周目に2位に後退した。
そのままレース終了までハミルトンがトップをキープし、2021シーズン8勝目を挙げ、ドライバーズ選手権のポイントでレッドブルホンダのフェルスタッペンと同点になったが、優勝回数の差でフェルスタッペンがドライバーズ選手権では1位をキープ。次の最終戦のアブダビGPのレースで両者が激しく競り合ってクラッシュしてしまわないか多くのF1関係者の心配するところとなった。もし両者が接触して同時にリタイヤした場合、ポイントは同点でも優勝回数の差でレッドブルホンダのフェルスタッペンがチャンピオンとなる。
2021年 サウジアラビアGP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:28.466 | 1:27.712 | 1:27.511 | 1 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:28.057 | 1:28.054 | 1:27.622 | 2 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:28.285 | 1:27.953 | 1:27.653 | 3 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:28.310 | 1:28.459 | 1:28.054 | 4 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 1:28.021 | 1:27.946 | 1:28.123 | 5 |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1:28.401 | 1:28.314 | 1:28.125 | 6 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:28.338 | 1:28.344 | 1:28.180 | 7 |
8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 1:28.503 | 1:28.722 | 1:28.442 | 8 |
9 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:28.752 | 1:28.574 | 1:28.647 | 9 |
10 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:28.899 | 1:28.616 | 1:28.754 | 10 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:28.216 | 1:28.668 | 11 | |
12 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:28.856 | 1:28.885 | 12 | |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:28.944 | 1:28.920 | 13 | |
14 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:28.926 | 1:29.054 | 14 | |
15 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:28.237 | 1:53.652 | 15 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:29.177 | 16 | ||
17 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 1:29.198 | 17 | ||
18 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 1:29.368 | 18 | ||
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:29.464 | 19 | ||
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 1:30.473 | 20 |
2021年 サウジアラビアGP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 50 | 2:06:15.118 | 1 | 26FL |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 50 | +21.8252 | 3 | 18 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 50 | +27.531 | 2 | 15 |
4 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 50 | +27.633 | 9 | 12 |
5 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 50 | +40.121 | 11 | 10 |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 50 | +41.613 | 6 | 8 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 50 | +44.475 | 15 | 6 |
8 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 50 | +46.606 | 4 | 4 |
9 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 50 | +58.505 | 10 | 2 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 50 | +61.358 | 7 | 1 |
11 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 50 | +77.212 | 18 | |
12 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 50 | +83.249 | 16 | |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 49 | +1 Lap | 13 | |
14 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 49 | +1 Lap1 | 8 | |
15 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 49 | +1 Lap | 12 | |
Ret | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 44 | DNF | 17 | |
Ret | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 14 | DNF | 5 | |
Ret | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 14 | DNF | 20 | |
Ret | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 14 | DNF | 14 | |
Ret | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 8 | DNF | 19 |