F1 日本GP観戦ツアー | 海外ツアー専門のWST

F1日本GPチケット

STAND AREA(金土日) | |
---|---|
V1 | |
V2-1、5 | |
V2-2、3、6、9 | |
V2-4 | |
V2-7、10、11 | |
V2-8 | |
V2-12 | |
A1 | |
A2 | |
B1 | |
B2-1 | |
B2-2 | |
B2-3 | |
C 上段 | |
C 中段 | |
C 下段 | |
D-1、2、3 | |
D-4、5 | |
E-1 | |
E-2 | |
I | |
Q1 | |
Q2 | |
R |
F1日本GP 開催日程
日程 | 開催レース | 開催地 |
2023/09/22 (金) | F1日本 グランプリ(GP)・フリー走行1 F1日本 グランプリ(GP)・フリー走行2 | 鈴鹿 |
2023/09/23 (土) | F1日本 グランプリ(GP)フリー走行3、予選 | 鈴鹿 |
2023/09/24 (日) | F1日本 グランプリ(GP)決勝レース | 鈴鹿 |
お客様独自のオリジナルプランの見積りをお作りします。
WORLD SPORTS TRAVEL
☎06-4303-4364
MAIL:info@f1world.net
土日祝、夏季、年末年始
受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝
F1日本GPスタンドからコースの景色

V1 Stand
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンド正面には大型TVが設置されておりレースの順位や展開等が掴め易い。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。スタンド裏に設置されているステージで催されるトークイベントには現役のF1ドライバーも多数登場し華やかさが存分に演出される。ドライバーだけでなく、タイヤメーカーの責任者、FIA関係者も多数登場するイベントトークショーは他の開催国で開催されるイベントのクオリティを遥かに凌いでおり、間違いなく随一である。
スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

V2 1-5 Stand
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンド正面には大型TVが設置されておりレースの順位や展開等が掴め易い。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。スタンド裏に設置されているステージで催されるトークイベントには現役のF1ドライバーも多数登場し華やかさが存分に演出される。ドライバーだけでなく、タイヤメーカーの責任者、FIA関係者も多数登場するイベントトークショーは他の開催国で開催されるイベントのクオリティを遥かに凌いでおり、間違いなく随一である。
スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨
から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

V2 2-3-6-9 Stand
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンド正面には大型TVが設置されておりレースの順位や展開等が掴め易い。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。スタンド裏に設置されているステージで催されるトークイベントには現役のF1ドライバーも多数登場し華やかさが存分に演出される。ドライバーだけでなく、タイヤメーカーの責任者、FIA関係者も多数登場するイベントトークショーは他の開催国で開催されるイベントのクオリティを遥かに凌いでおり、間違いなく随一である。
スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨
から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

V2 4 Stand
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンド正面には大型TVが設置されておりレースの順位や展開等が掴め易い。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。スタンド裏に設置されているステージで催されるトークイベントには現役のF1ドライバーも多数登場し華やかさが存分に演出される。ドライバーだけでなく、タイヤメーカーの責任者、FIA関係者も多数登場するイベントトークショーは他の開催国で開催されるイベントのクオリティを遥かに凌いでおり、間違いなく随一である。
スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

V2 7-10-11 Stand
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンド正面には大型TVが設置されておりレースの順位や展開等が掴め易い。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。スタンド裏に設置されているステージで催されるトークイベントには現役のF1ドライバーも多数登場し華やかさが存分に演出される。ドライバーだけでなく、タイヤメーカーの責任者、FIA関係者も多数登場するイベントトークショーは他の開催国で開催されるイベントのクオリティを遥かに凌いでおり、間違いなく随一である。
スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

V2 8 Stand
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンド正面には大型TVが設置されておりレースの順位や展開等が掴め易い。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。スタンド裏に設置されているステージで催されるトークイベントには現役のF1ドライバーも多数登場し華やかさが存分に演出される。ドライバーだけでなく、タイヤメーカーの責任者、FIA関係者も多数登場するイベントトークショーは他の開催国で開催されるイベントのクオリティを遥かに凌いでおり、間違いなく随一である。
スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

V2 12 Stand
目の前がピットになります。ピットイン作業の様子を間近で見ることが出来ます。決勝レース前のスターティンググリッドに整列するマシンの姿を見ることが出来ます。スタンド正面には大型TVが設置されておりレースの順位や展開等が掴め易い。スタンド裏のエリアはグッズが販売される売り場が軒を連ねている。スタンド裏に設置されているステージで催されるトークイベントには現役のF1ドライバーも多数登場し華やかさが存分に演出される。ドライバーだけでなく、タイヤメーカーの責任者、FIA関係者も多数登場するイベントトークショーは他の開催国で開催されるイベントのクオリティを遥かに凌いでおり、間違いなく随一である。
スタンドには屋根が設置されているので、陽射しや雨から守ってくれます。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

A1 Stand
目の前がピットロード出口付近になります。最終コーナーをたちあがって1コーナーへ向かうマシンが疾走する様子が見れます。時速は310キロ~320キロ。DRSを開けばさらに15~20キロの速度がアップします。バトルが繰り広げられている場合はイン側のラインを確保することが最重要なので、駆け引きが繰り広げられる様子が目の前で展開され、1コーナーへの飛び込みまでのシーンが見渡せる絶好のスタンドになります。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

A2 Stand
目の前がピットロード出口付近になります。最終コーナーをたちあがって1コーナーへ向かうマシンが疾走する様子が見れます。時速は310キロ~320キロ。DRSを開けばさらに15~20キロの速度がアップします。バトルが繰り広げられている場合はイン側のラインを確保することが最重要なので、駆け引きが繰り広げられる様子が目の前で展開され、1コーナーへの飛び込みまでのシーンが見渡せる絶好のスタンドになります。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

B1 Stand
ホームストレートエンドから1-2コーナー、S字セクションに至る区間が見渡せます。鈴鹿で数少ないオーバーテイクが繰り広げられるポイントでもあります。ストレートエンドでのブレーキング競争や巧みにイン側のラインを確保したマシンが前車を追い抜いていく様子が目の前で見れます。稀にアウト側から前車に併走して1コーナーで飛び込んでいくマシンがS字に差し掛かる場合にはイン側のラインになるので、そこを逃さず追い抜きに掛かります。それらの一部始終の様子が最初から最後まで見渡せます。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

B2-1 Stand
ホームストレートエンドから1-2コーナー、S字セクションに至る区間が見渡せます。鈴鹿で数少ないオーバーテイクが繰り広げられるポイントでもあります。ストレートエンドでのブレーキング競争や巧みにイン側のラインを確保したマシンが前車を追い抜いていく様子が目の前で見れます。稀にアウト側から前車に併走して1コーナーで飛び込んでいくマシンがS字に差し掛かる場合にはイン側のラインになるので、そこを逃さず追い抜きに掛かります。それらの一部始終の様子が最初から最後まで見渡せます。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

B2-2 Stand
ホームストレートエンドから1-2コーナー、S字セクションに至る区間が見渡せます。鈴鹿で数少ないオーバーテイクが繰り広げられるポイントでもあります。ストレートエンドでのブレーキング競争や巧みにイン側のラインを確保したマシンが前車を追い抜いていく様子が目の前で見れます。稀にアウト側から前車に併走して1コーナーで飛び込んでいくマシンがS字に差し掛かる場合にはイン側のラインになるので、そこを逃さず追い抜きに掛かります。それらの一部始終の様子が最初から最後まで見渡せます。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

B2-3 Stand
ホームストレートエンドから1-2コーナー、S字セクションに至る区間が見渡せます。鈴鹿で数少ないオーバーテイクが繰り広げられるポイントでもあります。ストレートエンドでのブレーキング競争や巧みにイン側のラインを確保したマシンが前車を追い抜いていく様子が目の前で見れます。稀にアウト側から前車に併走して1コーナーで飛び込んでいくマシンがS字に差し掛かる場合にはイン側のラインになるので、そこを逃さず追い抜きに掛かります。それらの一部始終の様子が最初から最後まで見渡せます。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

C上段 Stand
ホンダ応援席のスタンドになります。2コーナーの立ち上がりからS字セクションの前半部分が見渡せます。マシンの挙動や中速コーナーでの旋回性能、空力性能のバランスなどが表れやすい区間になりますが、肉眼でその違いを識別するにはかなりの観戦経験が必要になります。上段はスタンドの後方エリアになるのでビューポイント的には良好です。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

C中段 Stand
ホンダ応援席のスタンドになります。2コーナーの立ち上がりからS字セクションの前半部分が見渡せます。マシンの挙動や中速コーナーでの旋回性能、空力性能のバランスなどが表れやすい区間になりますが、肉眼でその違いを識別するにはかなりの観戦経験が必要になります。上段はスタンドの後方エリアになるのでビューポイント的には良好です。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

C下段 Stand
ホンダ応援席のスタンドになります。2コーナーの立ち上がりからS字セクションの前半部分が見渡せます。マシンの挙動や中速コーナーでの旋回性能、空力性能のバランスなどが表れやすい区間になりますが、肉眼でその違いを識別するにはかなりの観戦経験が必要になります。上段はスタンドの後方エリアになるのでビューポイント的には良好です。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

D 1-2-3 Stand
S字の後半セクションになります。マシンのコーナーリング性能、とりわけ中速コーナーでの挙動と旋回性能の差が如実に表れます。トップチームほどこの区間の通過速度が速く、下位のチームのマシンほどクリッピングに付けない傾向がある。金曜日は自由席になるスタンドなので、この場所でマシンの挙動をチェックするのも楽しみ方の1つであるかもしれない。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

D 4-5 Stand
S字の後半セクションになります。マシンのコーナーリング性能、とりわけ中速コーナーでの挙動と旋回性能の差が如実に表れます。トップチームほどこの区間の通過速度が速く、下位のチームのマシンほどクリッピングに付けない傾向がある。金曜日は自由席になるスタンドなので、この場所でマシンの挙動をチェックするのも楽しみ方の1つであるかもしれない。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

E1 Stand
逆バンクのコーナーになります。2017年から2000ミリ幅のワイドマシンになって以降はこのコーナーの通過速度は2016年対比で格段にアップ。ここからデグナーまでは全開区間になります。タイムを縮める為にデグナーの1つ目で突っ込み過ぎグラベルにはみ出すシーンがよく見られます。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

E2 Stand
逆バンクのコーナーになります。2017年から2000ミリ幅のワイドマシンになって以降はこのコーナーの通過速度は2016年対比で格段にアップ。ここからデグナーまでは全開区間になります。タイムを縮める為にデグナーの1つ目で突っ込み過ぎグラベルにはみ出すシーンがよく見られます。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

I Stand
ヘアピンコーナー。シケインとこのヘアピンが鈴鹿の低速コーナーになり、デグナーの立ち上がりから加速してきたマシンが急減速でコーナーに進入。写真が撮りやすいスタンドです。ブレーキングでミスしたマシンがグラベルに捕まり、脱出出来ないケースがよく発生し、イエローフラッグが掲示され、予選でタイムアタックを台無しにすることもしばしばある。2010年の小林可夢偉選手のヘアピンでのオーバーテイクシーンは記憶に鮮明に残っているファンが多いのも事実である。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

Q1 Stand
数少ないオーバーテイクが可能なポイントですが、オーバーテイクをするには130Rで前車に可能な限り接近しておく必要があり、且つ、130Rを立ち上がってからはイン側のラインをキープする必要がある。近年のマシンは前車の乱気流で接近する難易度が非常に高く、昔ほどこのシケインでのオーバーテイクは頻繁に見られなくなったが、可能性はゼロではなく、果敢にこのシケインでオーバーテイクを試みるドライバーはまだまだ多い。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

Q2 Stand
数少ないオーバーテイクが可能なポイントですが、オーバーテイクをするには130Rで前車に可能な限り接近しておく必要があり、且つ、130Rを立ち上がってからはイン側のラインをキープする必要がある。近年のマシンは前車の乱気流で接近する難易度が非常に高く、昔ほどこのシケインでのオーバーテイクは頻繁に見られなくなったが、可能性はゼロではなく、果敢にこのシケインでオーバーテイクを試みるドライバーはまだまだ多い。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。

R Stand
2速でシケインを立ち上がったマシンが全開で加速していく様子が見られるスタンドです。特にシケイン出口での加速でふらつくマシンはそこでコンマ数秒のタイムをロスし、後車に接近されている場合はホームストレートでオーバーテイクされる可能性が非常に高くなる。
スタンドには屋根が設置されていないので、陽射し対策、雨対策が必要です。スタンド前にはジャイアントスクリーンが設置されているので決勝レースの順位や展開が解りやすいです。
各スタンドのメリット・デメリット
V2席(グランドスタンド上段)
快適にF1観戦したい人におススメ。V2はグランドスタンドの上段エリア。チケットは高額だが屋根付き、全席個別シートの快適な観戦環境。下段エリアのV1席と違ってフェンスが視界を遮ることがないのでコースは見易い。スタートとゴールの瞬間、ピットストップ、オーバーテイクなどが見れて見所満載。基本的にどの席もメインストレートを一望できるが、横長のスタンドなので場所によって見え方が変わる。
V2の一番のメリットは屋根があること。雨の日は濡れなくて済む(前列の方は雨当たるかも)。屋根で午前は陽射しを遮るが、午後からは太陽の角度で徐々に直射日光が当たるようになり、お昼3時過ぎには完全に直射日光が当たるようになる。V2は鈴鹿の観戦席の中では最も高額。必ずしも最もF1観戦に適した席とは限らない。というのもF1マシンの凄さが分かるのはストレートではなくコーナーである。この席からだとマシンが右から左へと通過していくだけなので、単調に感じるかもしれない。
メリットとデメリットをよく理解した上でチケットを買った方がいい。
12のエリアに分かれています。
メリット
スタートとゴールの瞬間が見れる。バトルの様子もばっちり見える。グリッド、ピットにいるドライバーを近い距離で見れる。屋根があるので雨の心配はない。大型ビジョンがあるのでレースの状況が解り易い。
デメリット
マシンがすぐに通過するので面白みに欠ける。高額。ピットビルディングの向こう側であるS字区間が全く見えない。
V1席(グランドスタンド下段)
V1はグランドスタンドの下段席。コースとの距離が近い。鈴鹿の中でもマシンとドライバーに一番近い席になる。
グリッドが目の前なのでスタートの迫力と興奮を楽しむことができる。正面はピットなのでピットストップやガレージの様子も見やすい。V2席と同じく個別シートで周辺環境も良好。一旦レースが始まるとF1マシンが通過していくだけなので単調に感じるかも。レース観戦よりレース以外を楽しむのに適したスタンドと言える。
3つのエリアに分かれています。
V1-1
1コーナー側で上位のグリッド前。
V1-2
中団グリッド前。中団チームのガレージが正面。
V1-3
最終コーナー側。後方グリッド前。コントロールライン。表彰台が近い。
メリット
コースとの距離が近い。グリッドが目の前。ピットの様子や各種セレモニーが見れる。
デメリット
フェンスが邪魔。V2席と比べて見える範囲は狭い。マシンが一瞬で走り抜けるので面白みに欠ける。
A1席(メインストレート後半エリア)
A1席はストレート後半にあるスタンド。ここは鈴鹿で一番オーバーテイクが行われるポイント。1コーナーに320km/hで進入していくF1マシンも見れます。ピットレーン出口に近いのでピットアウトするマシンが見れます。リーダーボード(タワー)もあるのでレース状況が分かりやすい。GPスクエアと1コーナーゲートから近いのでアクセスは良好。
メリット
オーバーテイクがたくさん見れる。ピットロード出口が目の前なので、ピットアウトしてくるマシンが見れる。
デメリット
フェンスが邪魔で撮影には向いていない。ストレート後半と1コーナー以外はほとんど見えない。
B2席(1~2コーナースタンド上段
)
1~2コーナー外側にあるB2スタンドは鈴鹿で一番人気のスタンド。毎年ほぼ満席になる。最上段からの眺めは屈指の絶景。1コーナーでのオーバーテイクが見れたり、鈴鹿名物のS字も見れるので、まさにいいとこ取りの席です。
1コーナーではこれまでのレースで数々のドラマが起きています。最も有名なのが1990年日本GPでのセナとプロストのスタート直後の衝突。
B2は3つのエリアに分かれています。
B2-1
2コーナー側。S字は見やすいがストレートが少し見えにくい。
B2-2
中央。バランス良く第1セクターを見渡せます。
B2-3
1コーナー側。このエリアだけ独立したスタンドになっています。メインストレート後半からS字区間まで見れます。B2の中でも一番人気の席。
メリット
東コースのほぼ半分を一望できる。
デメリット
値段が高い。安全性の観点からマシンとの距離がある。
B2席(1~2コーナースタンド下段)
B1席は1~2コーナー外側にあるスタンドの下段席。上段席B2と比べるとコースとの距離が近くなるので迫力があります。スタンド周辺はトイレや売店が多いのでセッション以外の時でも不便を感じません。
残念なのは1階席なので金網越しでの観戦になってしまいます。席によっては2重フェンスで大型ビジョンも見え難いかもしれません。
メリット
迫力あるオーバーテイクが見れます。実質的に屋根があるので、雨天時には雨に濡れない。
デメリット
フェンスが目障り。
C席(2コーナー)
C席は2コーナーとS字の間にある横長のスタンド。毎年応援席が設置され盛り上がる観戦席。過去には小林可夢偉がドライバーズパレード中に車から降りてC席スタンド前でファンに挨拶していたことがあった。
見える範囲は広く、1コーナーからS字まで見れる。下段側は金網越しでの観戦。上段側は1コーナーやストレートエンドが見易い。スタート直後の攻防やオーバーテイクが見られる2コーナー側の席をおすすめする。C席はメインゲートから遠いのがデメリット。
メリット
スタート直後のバトルやオーバーテイクが見れる。チーム応援席があるので盛り上がる。
デメリット
メインゲートから遠い。20分~25分掛かる。
D5席(S字)
S字は鈴鹿名物の連続コーナーで、ドライバーの腕とマシンのポテンシャルが試される。2017年からダウンフォースが増えてコーナリングのスピードが格段に上がっているので、今まで以上に迫力が増大。スタンドが少し高めの位置にあるので、視界がフェンスに遮られること無く展望良好。カメラマンにも人気のエリア。F1ドライバーがこぞって絶賛するのがこのS字。左、右、左とコーナーが連続していて、最初でミスをすると次のコーナーのアプローチにも影響するので、このS字をうまく攻略することが速いラップタイムだす鍵となる。ドライバーの技量が大きく問われるセクション。TVでは分かり難いがS字から登坂になっていて、コース幅もかなり狭くなる。逆バンクで少し下ったあとダンロップで一気に坂を登る。セクター1はまるでジェットコースターのような感じ。
メリット
各ドライバーのコーナーの攻め方が観察できる。視界を遮るものがないので展望良好。撮影に向いている。
デメリット
メインゲートから遠い。約20分掛かる。
D4席(S字~逆バンク)
D4は高い位置に席があるため見晴らし良好。1コーナーからダンロップコーナーまで一望可能です。鈴鹿の観戦席の中ではB2席、Q2席に次ぐ展望の良さではないでしょうか。ちょうど湾曲している丘の斜面にあるため、座る場所によってだいぶ見え方が変わります。S字側だと逆バンクが見えにくくなり、逆バンク側だとS字が見えにくくなります。F1通に人気のスタンドですが、D5同様にメインゲートから遠いです。大型ビジョンはD5席前にあります。
メリット
東コースの半分以上が見える。コーナー連続区間なのでドライバーの運転スタイルの違いが解り易い。
デメリット
メインゲートから遠い。席によって見え方がだいぶ違う。大型ビジョンが見づらい。
D1~D3席(逆バンク)
逆バンク外側にあるD席(D1/D2/D3)は鈴鹿のF1チケットの指定席では一番安価である。(19,100円)。近くに逆バンクオアシスがあるので休憩時や食事の際は快適に過ごせる。GPスクエアへと繋がる地下トンネルが近くにあるので移動も楽。逆バンク付近では結構いい写真が撮れるのでカメラマンにも人気。ただ大型ビジョンが無いのが難点。
逆バンクは反時計回りに大きく回り込む中速コーナー。通常だとコーナーには傾斜(バンク)があるが、ここは傾斜が付いていないため、走行中は外側へ傾いているように感じるらしい。なので「逆バンク」という名が付いた。
メリット
指定席ではチケット価格が比較的安価。いい写真が撮れる。メインゲートからの利便性が良い。
デメリット
大型ビジョンがないのでレース状況が把握しづらい。オーバーテイクはほとんどない。
E2席(ダンロップ上段)
隣に逆バンクオアシス、目の前がGPスクエアとつながる地下トンネルなので周辺環境とアクセスが良好。
ダンロップは進入しか見れないが、逆バンクは全体をみることが出来る。高い位置にスタンドがあるので眺め良好。上段席からはわずかに1~2コーナーも見える。丘の頂上は空地のようになっていてセッション間に休憩可能。撮影にも大人気のエリア。F1初観戦の方にお勧め。
メリット
メインゲートから地下通路を経由すれば近い。大型ビジョン付きの観戦席としては比較的安価。
デメリット
特になし。
E1席(ダンロップ下段)
E1席はダンロップコーナー内側にあるスタンド。E2席のすぐ隣です。特徴はコーナーとの距離が近いので迫力があり音もいいです。高速ギアで通過するコーナーなので優に250km/hは超えてると思います。ただ、あまりにも速いので目の前を一瞬でマシンが通り過ぎてしまいます。大型ビジョンも無いのでレース状況が分かりにくいです。反対側のコース部分ではシケイン出口から加速していくマシンが見えますが、ちらっとマシンが見えるだけ。東コースで一番安い席ですが、あまりおすすめしません。
メリット
コースとの距離が近いので迫力がある。指定席では値段が一番安い。
デメリット
見える範囲が狭い。
I席(ヘアピン)
I席はヘアピン横にある観戦席。西コースで唯一の指定席。向かい側には大型ビジョンもあります。立体交差下を抜けてヘアピンへのフルブレーキング、そして200Rまでのフル加速というマシンの一連の流れを見ることが可能です。マシンが一番低速で走るコーナーなので撮影しやすいのでカメラマンに人気のスポットとなっています。スタンドの位置が高いのでフェンスも邪魔になりません。近年、このヘアピンで追い抜きを仕掛けるドライバーが増えたのでレース観戦は面白いと思います。たくさん魅力がある観戦席ですが、たどり着くまでがすごく大変。メインゲートから歩くと30分以上掛かってしまいます。I席の裏手には売店とトイレあります。数分歩けば130Rオアシスにも行けるので周辺環境はそんなに悪くないです。
メリット
マシンが低速で走るので撮影し易い。
デメリット
スタンドがメインゲートから遠い。
Q2席(シケイン上段)
シケイン付近にあるQ2席は鈴鹿サーキットで大人気のスタンド。
シケインはブレーキング競争でのオーバーテイクポイントが見もの。
鈴鹿で標高が一番高い位置にスタンドが設置してあるので東コース全体の見晴らしが抜群。天気のいい日は伊勢湾まで見える。シケインではこれまでたくさんのドラマが起きている。最も有名なエピソードは1989年日本GPでのセナとプロストの同士討ち。往年のオールドF1ファンならばご存知の大事件。
メリット
目の前でオーバーテイクが繰り広げられる。東コース全体が見渡せる。
デメリット
スタンドに屋根がないので日焼け対策が必要。スタンド裏の通路が大混雑する。
Q1席(シケイン下段)
Q1席はシケインの出口付近にあるスタンドでシケインの進入からメインストレートの途中まで見渡せます。シケイン出口を2速から加速して8速までシフトアップするエンジン音を聞くにはとてもいい席です。
シケインのバトルも見れますがシケイン入口は少々見え難いです。金網越しの観戦になり視界はあまり良くありません。ブレーキング競争が見たい人はQ2席で観戦した方が良いでしょう。
Q1席近くにはたくさんの売店や休憩所もあり常に快適に過ごせます。
メリット
目の前でオーバーテイクが繰り広げられる。目の前が加速区間なのでシフトアップのエンジン音が楽しめる。
デメリット
穴網越しの観戦なので視界が悪い。
R席(最終コーナー)
R席は最終コーナー外側にあるスタンド。シケインを立ち上がり最終コーナーをエンジン全開で走る迫力あるF1マシンを見ることが出来ます。メインストレートを一望できるが、席によってはストレート先の方は見え難い。グランドスタンド裏のGPスクエアから近く、周辺環境は良好。
メリット
ストレートをシフトアップしていく音が楽しめる。ピットレーンエントリーが目の前。
デメリット
シケインの進入が見えない。下段席はフェンスで視界性が悪い。
S席(ファミリーシート)
S席は最終コーナー外側にあるスタンド。グランドスタンドとR席の中間にあります。シケイン出口からストレート中盤まで見渡せます。マシンが目の前の最終コーナーをエンジン全開でシフトアップしていく音が楽しめます。ピットロードも見れるのでタイヤ交換に入るマシンがすぐ分かりレース展開が把握しやすいです。
近年、この席はファミリーシートとなっていて子供同伴の方のみ観戦可能になりました。なんとレース終了後メインストレートに誘導されて表彰式をすぐ近くで見れるそうです。
メリット
ピットインが瞬時にわかる。レース終了後に優先的にコースに誘導してもらえる。
デメリット
このスタンドの目の前ではオーバーテイクはほとんど見られない。
西エリア席(G・L・M・N・O)
メリット
観戦券の価格が安い。
デメリット
大型スクリーンが設置されていない。
F1日本GP過去の予選とレース結果は???
1976年に日本で初めてF1が富士スピードウェイサーキットで開催された。F1開催決定時に既に全日本F2000選手権の最終戦で日本グランプリの名称で組み込まれていた為、「F1世界選手権イン・ジャパン」の冠名称とされた。翌1977年には『F1日本グランプリ』として開催されたが、レース中にヴィルヌーヴのマシンが宙を舞い、観客席に飛び込んでしまい、死亡事故が発生した。この事故でF1を開催することが非常に困難な情勢になり、1978年からF1選手権日本GPの開催は中断することになる。以後、「F1日本GP」は10年間開催されなかった。
1982年からホンダが第2期F1活動を開始し、1985年あたりからF1最強エンジンへ成長し、エンジン供給先のウィリアムズがコンストラクターズチャンピオンを獲得。また、日本人ドライバーの中嶋悟のF1フル参戦決定などの好要因も相まって、1987年から鈴鹿サーキットで「フジテレビジョン 日本グランプリ」と題して再び開催されるようになった。1987年からはフジTVによる全戦中継が始まり、日本GPは日程的にシリーズ終盤に開催されていたことから、チャンピオン争いが繰り広げられることが多かったことでドラマチックなレースが展開された。
2005年に大幅なコース及び施設改修を行い近代的なサーキットに生まれ変わった富士スピードウェイが招致に名乗りを上げたことで、2007年からは富士スピードウェイで開催されたが、2008年のリーマンショックで経済環境の悪化から富士スピードウェイの実質的オーナー企業のトヨタの赤字転落の要因も絡み、富士スピードウェイでの開催は2007年と2008年の2回のみであえなく終わってしまう。当時、F1日本GPの存続が危ぶまれたが、鈴鹿サーキットが開催に名乗りを上げ、2009年から再び鈴鹿サーキットでF1日本GPは開催されるようになった。
2011年3月に鈴鹿との開催契約は2018年まで継続されたが、2017年にエクレストンからリバティメディアへF1の運営権が代わったことや後述する観客動員の減少傾向もあり、2019年以降の開催が危ぶまれたこともあったが、2018年8月31日に、2021年までの開催継続が決定したと発表された。ただし、正式名称が変更される。
F1日本GP2022年シーズン

2022年シーズン
全車がスタートタイヤにインターミディエイトを選択。スタート時はルクレールがイン側のラインをキープし、フェルスタッペンに対して半車身、前ヘ出ていたが1コーナーのブレーキングを遅らせたフェルスタッペンがアウト側のラインでルクレールの前に出ることに成功した。濡れた路面でリスクを取った走りではあったがスピンを喫することなく1-2コーナーをクリアした。1周目のヘアピンの立ち上がりでフェラーリのサインツがアクアプレーンに乗っかり単独のクラッシュにより、ウィリアムズのアルボンがマシントラブルによりそれぞれリタイアした。それによりセーフティーカーが出動し、2周目、天候悪化により赤旗中断となった。その後、2時間以上に渡りレースが中断され、3時間ルールが適用され、残り時間がカウントダウンされていった。16時15分にレース再開”の表示がされ、セーフティーカー先導によってレースが再開され、6周目にセーフティーカーが戻り、レース再開となった。ベッテルなどがインターミディエイトへ交換、1分39秒台で周回したことから各車もそれに続き、レッドブルのフェルスタッペンは22周目時点で2位以下に20秒以上の大差をつけ、28周を走りきって初優勝を飾った。フェラーリのルクレールとレッドブルのペレスによる2位争いは最終周まで続き、フェラーリのルクレールは最終シケインをショートカットしたものの2位でゴール。しかし、レース後にショートカットしたことに対し5秒のタイムペナルティが課せられたことにより、レッドブルのペレスが2位、フェラーリのルクレールが3位となった。この結果により、ドライバーズ選手権において2位以下に112ポイント以上の差をつけたため、レッドブルのフェルスタッペンのドライバーズタイトルの2連覇が決まった。
2022年 日本GP 予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 1:30.224 | 1:30.346 | 1:29.304 | 1 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:30.402 | 1:30.486 | 1:29.314 | 2 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:30.336 | 1:30.444 | 1:29.361 | 3 |
4 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 1:30.622 | 1:29.925 | 1:29.709 | 4 |
5 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:30.696 | 1:30.357 | 1:30.165 | 5 |
6 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:30.906 | 1:30.443 | 1:30.261 | 6 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:30.603 | 1:30.343 | 1:30.322 | 7 |
8 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:30.865 | 1:30.465 | 1:30.389 | 8 |
9 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:31.256 | 1:30.656 | 1:30.554 | 9 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:30.881 | 1:30.473 | 1:31.003 | 10 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:30.880 | 1:30.659 | 11 | |
12 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:31.226 | 1:30.709 | 12 | |
13 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 1:31.130 | 1:30.808 | 13 | |
14 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:30.894 | 1:30.953 | 14 | |
15 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:31.152 | 1:31.439 | 15 | |
16 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:31.311 | 16 | ||
17 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 1:31.322 | PL2 | ||
18 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:31.352 | 17 | ||
19 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:31.419 | 18 | ||
20 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:31.511 | 19 |
2022年 日本GP 決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-RBPT | 28 | 3:01:44.004 | 1 | 25 |
2 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-RBPT | 28 | +27.066 | 4 | 18 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 28 | +31.7631 | 2 | 15 |
4 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 28 | +39.685 | 5 | 12 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 28 | +40.326 | 6 | 10 |
6 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 28 | +46.358 | 9 | 8 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 28 | +46.369 | 7 | 6 |
8 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 28 | +47.661 | 8 | 4 |
9 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 28 | +70.143 | 20 | 2 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 28 | +70.782 | 10 | 1 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 28 | +72.877 | 11 | |
12 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 28 | +73.904 | 19 | |
13 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-RBPT | 28 | +75.599 | 13 | |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 28 | +86.016 | 18 | |
15 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 28 | +86.496 | 12 | |
16 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 28 | +87.043 | 14 | FL |
17 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 28 | +92.523 | 15 | |
18 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-RBPT | 28 | +108.0912 | PL | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 0 | DNF | 3 | |
Ret | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 0 | DNF | 16 |
F1日本GP2019年シーズン

2019年シーズン
好スタートを切った予選3位のボッタスが今シーズン3勝目を挙げるとともに、鈴鹿初優勝を達成。フェラーリはフロントローを独占しコンストラクターズタイトルの可能性を僅かながらは残したものの、ドライバー達のミスが響き失速。メルセデス勢が1位と3位に入り、メルセデスは2014年のレギュレーション大改訂によるターボエンジン復活以来、1999年-2004年のフェラーリに並ぶコンストラクターズタイトル6連覇を達成した。そのうえ、残り4戦で獲得できる最大のポイントである104ポイント圏内にいるドライバーのみランキング首位のハミルトンを逆転する可能性を残していたが、フェルスタッペンとルクレールは接触により失速。ベッテルも2位を獲得したが、ハミルトンとの差は104ポイント以上に広がってしまい、3名ともドライバーズタイトルの可能性はここで消滅することとなった。結果、その対象がボッタスのみとなったため、メルセデスのドライバーのいずれかがが今季のドライバーズタイトルを獲得する状況となり、F1史上初のダブルタイトルでの6連覇もここで確定することとなった。今シーズンも残り4戦となり、ドライバーズタイトル争いも3年ぶりにメルセデスのドライバー同士で一騎討ちという状態になった。ハミルトンの順位が3位以上の場合、ボッタスの順位次第という条件付きではあるがハミルトンが次戦メキシコでドライバーズタイトルが確定する条件を満たすこととなる。ただし、ハミルトンの順位が4位以下の場合は自動的に第19戦アメリカGPにタイトル確定が持ち越される形となる。コンストラクターズタイトルの2位争いも現在はフェラーリが優勢だが、3位につけているレッドブルも逆転できる可能性は残されている。
2019年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:28.988 | 1:28.174 | 1:27.064 | 1 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:28.405 | 1:28.179 | 1:27.253 | 2 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:28.896 | 1:27.688 | 1:27.293 | 3 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:28.735 | 1:27.826 | 1:27.302 | 4 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:28.754 | 1:28.499 | 1:27.851 | 5 |
6 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル-ホンダ | 1:29.351 | 1:28.156 | 1:27.851 | 6 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 1:29.018 | 1:28.577 | 1:28.304 | 7 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 1:28.873 | 1:28.571 | 1:28.464 | 8 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:29.411 | 1:28.779 | 1:28.836 | 9 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:29.572 | 1:29.144 | 1:29.341 | 10 |
11 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 1:29.604 | 1:29.254 | 11 | |
12 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:29.594 | 1:29.345 | 12 | |
13 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:29.636 | 1:29.358 | 13 | |
14 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:29.723 | 1:29.563 | 14 | |
15 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:29.619 | 1:30.112 | 15 | |
16 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:29.822 | 16 | ||
17 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:30.344 | 17 | ||
18 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:30.364 | 18 | ||
NC | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | No Time | 19 | ||
NC | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | No Time | PL |
2019年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 52 | 1:21:46.755 | 3 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 52 | +13.343 | 1 | 18 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 52 | +13.858 | 4 | 16 FL |
4 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル-ホンダ | 52 | +59.537 | 6 | 12 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン-ルノー | 52 | +1:09.101 | 7 | 10 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 51 | +1 Lap 1 | 2 | 8 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 51 | +1 Lap | 9 | 6 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 51 | +1 Lap | 17 | 4 |
9 | 18 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 51 | +1 Lap | 12 | 2 |
10 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-ホンダ | 51 | +1 Lap | 14 | 1 |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-ルノー | 51 | +1 Lap | 8 | |
12 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 51 | +1 Lap | 13 | |
13 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 51 | +1 Lap | 10 | |
14 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 51 | +1 Lap | 11 | |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 51 | +1 Lap | 19 | |
16 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 50 | +2 Laps | 18 | |
17 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ-メルセデス | 50 | +2 Laps | PL | |
Ret | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 14 | 接触ダメージ | 5 | |
DSQ | 3 | ダニエル・リカルド 2 | ルノー | 51 | ブレーキシステム違反 | 16 | |
DSQ | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ 2 | ルノー | 51 | ブレーキシステム違反 | 15 |
F1日本GP2018年シーズン

2018年シーズンスタートはPPのメルセデスのハミルトンが抜群のスタートでリードし、その後ろではレッドブルのフェルスタッペンがメルセデスのボッタスに並びかけるが、ボッタスは2位を死守した。 そのフェルスタッペンは1周目のシケインで止まりきれずにコースオフし、その隙をついてフェラーリのライコネンに抜かれそうになるが強引にポジションを死守するが、コースに復帰する際、結果的にライコネンに接触してしまった為、安全にコースへ復帰しなかったと判断され、5秒のタイム加算ペナルティが下された。8位スタートのベッテルが攻防を繰り広げた両者に接近し、ライコネンをパスして4番手に浮上。
予選で好パフォーマンスを発揮したトロロッソ・ホンダの2台は、ガスリーは何とか予選と同じ7位で1周目を終えたが、ハートレイは何台かにパスされ、10位に後退しオープニングラップを終えた。
スタート直後の多重接触でデブリがコースに散乱したことで、セーフティカーが出動し、8周目にレースが再開された。ベッテルは1コーナーでレッドブルのフェルスタッペンの追い抜きを試みるも、オーバーテイクには至らなかった。ベッテルはこの後スプーンコーナーでフェルスタッペンの追い抜きを試みたが、ここでベッテルとフェルスタッペンは接触してしまう。ベッテルのマシンからは大きなパーツが飛び、スピンを喫してベッテルは最後尾までポジションを落としてしまった。この後は大きな波乱はなく、レースは周回が重ねられていき、それぞれのマシンが1度目のタイヤ交換を実施する。15位からスタートしたレッドブルのリカルドが4位、フェラーリのベッテルが6位までポジションを上げ、トップ3チームが上位6台を占める展開となる。トロロッソの2台は、タイヤ交換を遅らせる作戦を執ったが、タイヤのタレで大きくタイムをロスし、他のマシンにアンダーカットされる。トロロッソの2台がピットインを終えコースに復帰した時は、ハートレイが17位、ガスリーが15位と後方に大きく沈んでしまっていた。
レース後半、ソフトタイヤで3位を走行するフェルスタッペンのレースペースが良く、終盤残り10周となる頃には、ボッタスの背後1秒以内にまで追いついた。順調に先頭を走行するハミルトンには余裕があり、終盤になってもファステストラップを記録し、2以下を大きく引き離しボッタスとのギャップが10秒近く開いた。 ハミルトンは残り2周になってもファステストラップを記録する速さを示して今シーズン9勝目、ポール・トゥ・ウィンを挙げた。しかしファイナルラップでベッテルに意地のファステストラップを記録され、ハミルトンはグランドスラムとはならなかった。ボッタスがポジションを守りきり2位を確保。フェルスタッペンは3位のままレースを終えた。4位はレッドブルのリカルド、5位にフェラーリのライコネン。ベッテルは6位。ガスリーは10位まで上がったが、終盤タイヤのタレが大きくなり、残り3周の時点でサインツr.に追い抜かれ11位。ハートレイは13位。トロロッソホンダは惜しくも入賞ならず、予選の好結果を決勝に活かせずレースを終えた。2015年にホンダがF1に復帰して4回目の日本GPであったが、またしても入賞を逃してしまうという悔しい結果になってしまった。
2018年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:28.702 | 1:28.017 | 1:27.760 | 1 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:29.297 | 1:27.987 | 1:28.059 | 2 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:29.480 | 1:28.849 | 1:29.057 | 3 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:29.631 | 1:28.595 | 1:29.521 | 4 |
5 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:29.724 | 1:29.678 | 1:29.761 | 5 |
6 | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:30.248 | 1:29.848 | 1:30.023 | 6 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:30.137 | 1:29.810 | 1:30.093 | 7 |
8 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 1:29.899 | 1:29.538 | 1:30.126 | 11 |
9 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:29.049 | 1:28.279 | 1:32.192 | 8 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:30.247 | 1:29.567 | 1:37.229 | 9 |
11 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 1:29.706 | 1:29.864 | 10 | |
12 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:30.219 | 1:30.226 | 12 | |
13 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1:30.236 | 1:30.490 | 13 | |
14 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 1:30.317 | 1:30.714 | 14 | |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:29.806 | No Time | 15 | |
16 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:30.361 | 16 | ||
17 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:30.372 | 17 | ||
18 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ルノー | 1:30.573 | 18 | ||
19 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 1:31.041 | 19 | ||
20 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:31.213 | 20 |
2018年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 53 | 1:27:17.062 | 1 | 25 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 53 | +12.919 | 2 | 18 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン 1 | レッドブル-タグ・ホイヤー | 53 | +14.295 | 3 | 15 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 53 | +19.495 | 15 | 12 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 53 | +50.998 | 4 | 10 |
6 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 53 | +1:09.873 | 8 | 8 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 53 | +1:19.379 | 9 | 6 |
8 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 53 | +1:27.198 | 5 | 4 |
9 | 10 | ピーエル・ガスリー | トロロッソ-ホンダ | 53 | +1:28.055 | 7 | 2 |
10 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 52 | +1 Lap | 13 | 1 |
11 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 52 | +1 Lap | 11 | |
12 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 52 | +1 Lap | 20 | |
13 | 28 | ブレンドン・ハートレイ | トロ・ロッソ-ホンダ | 52 | +1 Lap | 6 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ 2 | マクラーレン-ルノー | 52 | +1 Lap | 18 | |
15 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ルノー | 52 | +1 Lap | 19 | |
16 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ-メルセデス | 52 | +1 Lap | 17 | |
17 | 18 | ランス・ストロール 3 | ウィリアムズ-メルセデス | 52 | +1 Lap | 14 | |
Ret | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー-フェラーリ | 38 | スピンオフ | 10 | |
Ret | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 37 | パワーユニット | 16 | |
Ret | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 8 | 接触ダメージ | 12 |
F1日本GP2017年シーズン

2017年シーズンフェラーリのベッテルが決勝前の国家斉唱を含めてレース前のセレモニーを欠席したため今シーズン2度目の戒告処分を受け、10グリッド降格ペナルティの危機が迫った。
ソフトタイヤでスタートするのは、同タイヤでQ2のベストタイムを記録したボッタスとライコネンの他、ルノーとザウバーの各2台とサインツで、その他のドライバーはスーパーソフトでスタートする。
スタートで予選5位のレッドブルのフェルスタッペンがチームメイトのリカルドを抜き、さらにフェラーリのベッテルもパスして一気に2位に順位を上げる。フェラーリのライコネンはルノーのヒュルケンベルグに抜かれた際にマクラーレンのバンドーンと接触してさらに順位を落とす。サインツが逆バンクでスピンオフを喫したため、SCが導入される。
レース再開後、ベッテルに悪夢が襲う。決勝日になってスパークプラグの問題が発生、レーススタートから全くパワーが出ず次々と他車に抜かれていき、リタイアを余儀なくされた。プラグのトラブルで1気筒を失った状態であった。ベッテルは即座にマシンを降りなかった。このリタイヤが2017年シーズンのチャンピオンシップを大きく左右することを理解していたことの感情の表れであることは誰の目にも明らかであった。
21周目にレッドブルのフェルスタッペン、22周目にメルセデスのハミルトン、25周目にレッドブルのリカルドがタイヤ交換を済ませたが、実質的な順位に変動はなかった。しかし、フェルスタッペンがハミルトンに1.5秒差まで接近してきたこともあって、メルセデス首脳は無線で暫定首位を走行していたボッタスに対し、ハミルトンを先に行かせフェルスタッペンを抑える役目に回ることを指示。フェルスタッペンはハミルトンを捉えようと懸命にトライしたが、46周目にウィリアムズのストロールがマシントラブルで停止した際にVSCが導入される事態となり、追い越しが禁止に。これでフェルスタッペンが足止めを食らった形で残り3周でVSCは解除になり、DRSが使用できる1秒以内にまでハミルトンに肉薄したものの、オーバーテイクには至らなかった。ハミルトンも前半戦は1ストップ作戦を尊守していたが、後半にはバイブレーションが発生しており、ラップタイムにマイナスの影響下で走行。決して楽な勝利ではなかった。
ボッタスは4位、フェラーリのライコネンは5位。これでメルセデスは2位フェラーリに145ポイント差を付け、4年連続のコンストラクターズチャンピオン獲得にも王手がかかった。フォース・インディアとハースがダブル入賞を果たし、マッサが10位に入賞した。
2017年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:29.047 | 1:27.819 | 1:27.319 | 1 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:29.332 | 1:28.543 | 1:27.651 | 6 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:29.352 | 1:28.225 | 1:27.791 | 2 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:29.475 | 1:28.935 | 1:28.306 | 3 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:29.181 | 1:28.747 | 1:28.332 | 4 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:29.163 | 1:29.079 | 1:28.498 | 10 |
7 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 1:30.115 | 1:29.199 | 1:29.111 | 5 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:29.696 | 1:29.343 | 1:29.260 | 7 |
9 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:30.352 | 1:29.687 | 1:29.480 | 8 |
10 | 14 | スフェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1:30.525 | 1:29.749 | 1:30.687 | 20 |
11 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 1:30.654 | 1:29.778 | 9 | |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:30.252 | 1:29.879 | 11 | |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:30.774 | 1:29.972 | 12 | |
14 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1:30.516 | 1:30.022 | 18 | |
15 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1:30.565 | 1:30.413 | 19 | |
16 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:30.849 | 13 | ||
17 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ | 1:31.317 | 14 | ||
18 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 1:31.409 | 15 | ||
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:31.597 | 16 | ||
20 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 1:31.885 | 17 |
2017年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 53 | 1:27:31.194 | 1 | 25 |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 53 | +1.211 | 4 | 18 |
3 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 53 | +9.679 | 3 | 15 |
4 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 53 | +10.580 | 6 | 12 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 53 | +32.622 | 10 | 10 |
6 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア-メルセデス | 53 | +1:07.788 | 5 | 8 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 53 | +1:11.424 | 7 | 6 |
8 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 53 | +1:28.953 | 12 | 4 |
9 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 53 | +1:29.883 | 13 | 2 |
10 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 52 | +1 Lap | 8 | 1 |
11 | 14 | フェルナンド・アロンソ 1 | マクラーレン-ホンダ | 52 | +1 Lap | 20 | |
12 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 52 | +1 Lap | 18 | |
13 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ | 52 | +1 Lap | 14 | |
14 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン-ホンダ | 52 | +1 Lap | 9 | |
15 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー-フェラーリ | 51 | +2 Laps | 17 | |
Ret | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ-メルセデス | 45 | ホイール | 15 | |
Ret | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 40 | リアウイング | 11 | |
Ret | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 7 | アクシデント | 16 | |
Ret | 5 | セバスチャン・ベッテル 2 | フェラーリ | 4 | スパークプラグ | 2 | |
Ret | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 0 | アクシデント | 19 |
F1日本GP2016年シーズン

2016年シーズン予選2位スタートのメルセデスのハミルトンがスタートでミスを犯し、8位まで大きく順位を落としたことで、メルセデスのロズベルグにとって非常に楽な展開でレースは始まった。。大きく出遅れたハミルトンは大きくリスクをとり猛チャージを掛け、徐々に順位を上げていき、33周目に2度目のタイヤ交換。フェラーリのベッテルのアンダーカットに成功して3位まで順位を上げた。レース終盤には2位のレッドブルのフェルスタッペンに迫った。しかし52周目のシケインでフェルスタッペンのブロックでオーバーテイクに失敗し、エスケープロードにマシンを回避させてコースに復帰。その後オーバーテイクのチャンスは訪れず3位のままレースをフィニッシュした。ロズベルグは盤石なレース運びで危なげなくトップを守りきり鈴鹿で初勝利、ハミルトンとの差を33ポイントに広げることに成功。残り4戦で仮にハミルトンが4連勝してもロズベルグは4戦全てで2位フィニッシュすれば最終的には5ポイント差でワールドチャンピオンになることになり、ハミルトンの自力ワールドチャンピオンの可能性は数字上消えた。ロズベルグの勝利により、メルセデスは3年連続のコンストラクターズチャンピオンが決定した。フェラーリのベッテルは4位。フェルスタッペンはドライバーズランキングでベッテルを抜き5位に浮上。マクラーレン・ホンダの2台は決勝でも振るわずアロンソが16位、バトンは18位に終わった。なお優勝したロズベルグはこれがF1での最後の勝利となった。
2016年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:31.858 | 1:30.714 | 1:30.647 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:32.218 | 1:31.129 | 1:30.660 | 2 |
3 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:31.674 | 1:31.406 | 1:30.949 | 8 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:31.659 | 1:31.227 | 1:31.028 | 6 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:32.487 | 1:31.489 | 1:31.178 | 3 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 1:32.538 | 1:31.719 | 1:31.240 | 4 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 1:32.682 | 1:32.237 | 1:31.961 | 5 |
8 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 1:32.458 | 1:32.176 | 1:31.961 | 7 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 1:32.448 | 1:32.200 | 1:32.142 | 9 |
10 | 21 | エステバン・グティエレス | ハース-フェラーリ | 1:32.620 | 1:32.155 | 1:32.547 | 10 |
11 | 77 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-メルセデス | 1:32.383 | 1:32.315 | 11 | |
12 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:32.562 | 1:32.380 | 12 | |
13 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:32.645 | 1:32.623 | 13 | |
14 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1:32.789 | 1:32.685 | 14 | |
15 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 1:32.819 | 1:32.689 | 15 | |
16 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1:32.796 | 1:32.807 | 16 | |
17 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-ホンダ | 1:32.851 | 22 | ||
18 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 1:33.023 | 17 | ||
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 1:33.222 | 18 | ||
20 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー-フェラーリ | 1:33.332 | 19 | ||
21 | 31 | エステバン・オコン | MRT-メルセデス | 1:33.353 | 20 | ||
22 | 94 | パスカル・ウェーレイン | MRT-メルセデス | 1:33.561 | 21 |
2016年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 53 | 1:26:43.333 | 1 | 25 |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-タグ・ホイヤー | 53 | +4.978 | 3 | 18 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 53 | +5.776 | 2 | 15 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 53 | +20.269 | 6 | 12 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 53 | +28.370 | 8 | 10 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル-タグ・ホイヤー | 53 | +33.941 | 4 | 8 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア-メルセデス | 53 | +57.495 | 5 | 6 |
8 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 53 | +59.177 | 9 | 4 |
9 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ-メルセデス | 53 | +1:37.763 | 12 | 2 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ-メルセデス | 53 | +1:38.323 | 11 | 1 |
11 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース-フェラーリ | 53 | +1:39.254 | 7 | |
12 | 30 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 52 | +1 Lap | 16 | |
13 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ-フェラーリ | 52 | +1 Lap | 13 | |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 52 | +1 Lap | 17 | |
15 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー-フェラーリ | 52 | +1 Lap | 18 | |
16 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン-ホンダ | 52 | +1 Lap | 15 | |
17 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 52 | +1 Lap | 14 | |
18 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-ホンダ | 52 | +1 Lap | 22 | |
19 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー-フェラーリ | 52 | +1 Lap | 19 | |
20 | 21 | エステバン・グティエレス | ハース-フェラーリ | 52 | +1 Lap | 10 | |
21 | 31 | エステバン・オコン | MRT-メルセデス | 52 | +1 Lap | 20 | |
22 | 94 | パスカル・ウェーレイン | MRT-メルセデス | 52 | +1 Lap | 21 |
F1日本GP2015年シーズン

2015年シーズン決勝では2位スタートのメルセデスのハミルトンが好スタート。ポールポジションのロズベルグに1コーナーでイン側に入り込み並びかけると、両者譲らず2コーナーまで並走。アウト側にはらんだ形となったロズベルグは、フェラーリのベッテルとウィリアムズのボッタスにも抜かれて4位まで順位を下げてしまった。後方ではレッドブルのリカルドが予選7位から好スタートを切ったが、ウィリアムズのマッサのリアタイヤに接触しマッサはパンクしてしまう。スロー走行のマッサを避けきれなかったトロロッソのサインツがフォースインディアのペレスに接触し、ペレスはコースアウトする。リカルド、マッサ、ペレスの3台はタイヤ交換後コースへ復帰したが、周回遅れに順位を落とす。
2番手に上がったベッテルだが、トップのハミルトンとの差は歴然で、10周を終えた段階で6秒もの差をつけられてしまう。4位に落ちたロズベルグはシケインでボッタスをかわして3番手に上がり、ベッテル追撃に移る。ボッタスは2回目のピットストップでフェラーリのライコネンにも抜かれ、5位まで順位を下げた。
29周目にメルセデスのロズベルグが2回目のピットイン。30周目にフェラーリのベッテルがロズベルグのアンダーカットを警戒して2回目のピットインを行うが、コースに復帰するベッテルをギリギリでかわしてロズベルグがアンダーカットを成功させる。これでメルセデスがワンツー体制になり、ハミルトンは一度も首位の座を明け渡さずトップでチェッカーを受け、今シーズン8勝目を挙げた。ハミルトンはF1通算41勝で、子供のころからの憧れであったアイルトン・セナに通算勝利数で並ぶことになった。
ロータスの2台は、グロージャンとマルドナドが7・8位にダブル入賞。マクラーレンの2台は完走したものの、エンジンのデプロイ(回生エネルギー配分)不足のためストレートで何度もあっさり抜かれる有り様でアロンソは無線でGP2エンジンと不満を露わにし、一方のバトンも速度差がありすぎてどこで安全に抜かせたらいいのかとレース後にコメント。
2015年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:33.015 | 1:32.632 | 1:32.584 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:32.844 | 1:32.789 | 1:32.660 | 2 |
3 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:34.326 | 1:33.416 | 1:33.024 | 3 |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:34.431 | 1:33.844 | 1:33.245 | 4 |
5 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:34.744 | 1:33.377 | 1:33.337 | 5 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:34.171 | 1:33.361 | 1:33.347 | 6 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 1:34.399 | 1:34.153 | 1:33.497 | 7 |
8 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 1:34.398 | 1:34.278 | 1:33.967 | 8 |
9 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:35.001 | 1:34.174 | No time | 9 |
10 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 1:34.646 | 1:34.201 | No time | PL |
11 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:35.328 | 1:34.390 | 13 | |
12 | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 1:34.873 | 1:34.453 | 10 | |
13 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 1:34.796 | 1:34.497 | 11 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1:35.467 | 1:34.785 | 12 | |
15 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 1:34.522 | No time | 17 | |
16 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 1:35.664 | 14 | ||
17 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 1:35.673 | 15 | ||
18 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 1:35.760 | 16 | ||
19 | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 1:38.783 | 18 | ||
NC | 53 | アレクサンダー・ロッシ | マルシャ・フェラーリ | 1:47.114 | 19 |
2015年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 53 | 1:28:06.508 | 2 | 25 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 53 | +18.964 | 1 | 18 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 53 | +20.850 | 4 | 15 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 53 | +33.768 | 6 | 12 |
5 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 53 | +33.768 | 3 | 10 |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 53 | +55.559 | 13 | 8 |
7 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 53 | +1:12.298 | 8 | 6 |
8 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 53 | +1:13.575 | 11 | 4 |
9 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 53 | +1:35.315 | 17 | 2 |
10 | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 52 | +1 Lap | 10 | 1 |
11 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 52 | +1 Lap | 12 | |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 52 | +1 Lap | 9 | |
13 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 52 | +1 Lap | PL | |
14 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 52 | +1 Lap | 17 | |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 52 | +1 Lap | 7 | |
16 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 52 | +1 Lap | 14 | |
17 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 51 | +2 Laps | 5 | |
18 | 53 | アレクサンダー・ロッシ | マルシャ・フェラーリ | 51 | +2 Laps | 19 | |
19 | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 50 | +3 Laps | 18 | |
20 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 49 | テクニカル | 16 |
F1日本GP2014年シーズン

2014年シーズン決勝当日は台風の接近により天候悪化が予想され、F1日本GPの開催が危ぶまれていた。結局、台風はわずかに進路を変更し、スケジュール通り15時に決勝レーススタートとなった。台風がそれたとはいえ雨が強いため、全車ウェットタイヤを装着し、SC先導によるローリングスタート方式が採られた。しかし、SC走行中の2周目に赤旗が提示され、レースは一時中断。雨が弱まるのを待って、15時25分に再びSC先導でレースは再開された。その直後、予選5位のフェラーリのアロンソが電気系トラブルにより早くもマシンを止めリタイヤした。
9周目終了後にSCが退出すると、本格的なレースが始まった。路面状況の変化をみてマクラーレンのバトンがピットインし、インターミディエイトタイヤに交換。そのラップタイム推移を見て他車も続々とピットインし、タイヤ交換を行った。バトンは判断が奏功し、メルセデス勢に次ぐ3番手に浮上。また、レインセッティングに賭けていたレッドブル勢がペースを上げ、ウィリアムズ勢をかわして4・5位に浮上する。
独走態勢のメルセデス勢は、先頭のロズベルグがオーバーステアに苦しみ、2位のハミルトンからの強烈なプレッシャーを受け、忍耐のレース展開。雨が弱まり、25周目にDRSが解禁されると、29周目のホームストレートでハミルトンがDRSを使ってロズベルグに接近し、1コーナーのアウト側から追い抜いて先頭に立つ。ハミルトンは徐々にロズベルグとの差を広げていき、2度目のタイヤ交換後も優位を保つ。後方ではマクラーレンのバトンとレッドブルのベッテルの3位争いが白熱していたが、バトンはピットインで大きくタイムロスし、レッドブルのリカルドにも抜かれて5位に順位を落とす。40周目を過ぎる頃には雨が再び強まり始め、41周目にDRS使用が禁止され、マクラーレンのバトンは早めの判断で、ウェットタイヤに履き替える。
43周目、ザウバーのスーティルがダンロップコーナー出口でコースオフし、タイヤバリアに接触。マシン撤去作業のためこの区間にイエローフラッグが提示される。その1周後の44周目に、同じダンロップコーナー出口でマルシャのビアンキがコースオフし、スーティルのマシンを吊り上げていた重機の下に潜り込むような形で衝突。この事故でビアンキは頭部を強打して意識不明に陥り、救出車出動のためSCが出動する。他車はピットインしタイヤ交換を行うが、46周目に2度目のレッドフラッグが提示され、44周目終了時点の順位でレースが成立した。53周予定の75%(40周)を走行し終えていたため、入賞者には通常のポイントが付与される。
優勝はメルセデスのハミルトン。鈴鹿初優勝となり、F1で通算30勝を記録し、これでロズベルグとのポイント差を10に広げた。2位はロズベルグ。3位は9位から追い上げたレッドブルのベッテル。しかし、ドライバー・関係者はみなビアンキの容態を気遣い、表彰台のシャンパンファイトも控えられた。
2014年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:33.671 | 1:32.950 | 1:32.506 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:33.611 | 1:32.982 | 1:32.703 | 2 |
3 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:34.301 | 1:33.443 | 1:33.128 | 3 |
4 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:34.483 | 1:33.551 | 1:33.527 | 4 |
5 | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:34.497 | 1:33.675 | 1:33.740 | 5 |
6 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル・ルノー | 1:35.593 | 1:34.466 | 1:34.075 | 6 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 1:34.930 | 1:34.229 | 1:34.242 | 7 |
8 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:35.150 | 1:34.648 | 1:34.317 | 8 |
9 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:35.517 | 1:34.784 | 1:34.432 | 9 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:34.984 | 1:34.771 | 1:34.548 | 10 |
11 | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 1:35.155 | 1:34.984 | 20 | |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:35.439 | 1:35.089 | 11 | |
13 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 1:35.210 | 1:35.092 | 12 | |
14 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:35.000 | 1:35.099 | 13 | |
15 | 99 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 1:35.736 | 1:35.364 | 14 | |
16 | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 1:35.308 | 1:35.681 | 15 | |
17 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | 1:35.917 | 22 | ||
18 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 1:35.984 | 16 | ||
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 1:36.813 | 17 | ||
20 | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 1:36.943 | 18 | ||
21 | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 1:37.015 | 19 | ||
22 | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 1:37.481 | 21 |
2014年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 44 | 1:51:43.021 | 2 | 25 |
2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 44 | +9.180 | 1 | 18 |
3 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 44 | +29.122 | 9 | 15 |
4 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル・ルノー | 44 | +38.818 | 6 | 12 |
5 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 44 | +1:07.550 | 8 | 10 |
6 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 44 | +1:53.773 | 3 | 8 |
7 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 44 | +1:55.126 | 4 | 6 |
8 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 44 | +1:55.948 | 13 | 4 |
9 | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 44 | +2:07.638 | 20 | 2 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 43 | +1 Lap | 11 | 1 |
11 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 43 | +1 Lap | 12 | |
12 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 43 | +1 Lap | 10 | |
13 | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 43 | +1 Lap | 15 | |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 43 | +1 Lap | 7 | |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 43 | +1 Lap | 16 | |
16 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | 43 | +1 Lap | 22 | |
17 | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 43 | +1 Lap | 17 | |
18 | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 43 | +1 Lap | 21 | |
19 | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 43 | +1 Lap | 19 | |
20 | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 41 | クラッシュ | 18 | |
21 | 99 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 40 | クラッシュ | 14 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 2 | 電気系 | 5 |
F1日本GP2013年シーズン

2013年シーズンスタートで予選2位のベッテル、ポールポジションのウェーバーのレッドブルの2台の加速が鈍く、4位グリッドのロータスのグロージャンがトップに立ち、ウェバーとベッテルが追走。3位グリッドのマクラーレンのハミルトンはスタート時にベッテルと接触、右リアタイヤをパンクしてしまい緊急ピットインし、レースに復帰するが7周でリタイヤした。
中盤までロータスのグロージャンがレッドブルのウェバーとの差を少しずつ開きながら先頭を走行。レッドブルは事前の戦略を変更し、ウェバーを3ストップに変更。ベッテルはグロージャンと同じ2ストップだが、ピットインを遅らせ、レース終盤に新タイヤを投入する作戦に変更した。
ロータスのグロージャンが29周に2回目のピットストップを済ませたのに対し、ベッテルは37周まで引っ張り、タイヤ交換後はフレッシュタイヤのアドバンテージをいかしてグロージャンを猛追。40周目のスプーンで背後を捉え、41周目のメインストレートでグロージャンをオーバーテイクし2位に順位を上げた。42周目にウェバーが3回目のタイヤ交換を行うとベッテルが先頭に立ち、そのまま逃げ切った。
ベッテルの後ろではグロージャンとウェバーのバトルがレース最終盤まで続き、残り1周となる52周目でついにウェバーがグロージャンを捉え2位に浮上。グロージャンはそのまま3位を保ってゴールした。
トップ3の後方ではザウバーのヒュルケンベルグが4位をキープしていたが、終盤にフェラーリのアロンソとロータスのライコネンに追い抜かれて6位に順位を下げた。ヒュルケンベルグのチームメイトであるグティエレスは7位でフィニッシュし、F1初入賞を記録した。
2013年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 1’32.271 | 1’31.513 | 1’30.915 | 1 |
2 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1’32.397 | 1’31.290 | 1’31.089 | 2 |
3 | 10 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’32.340 | 1’31.636 | 1’31.253 | 3 |
4 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 1’31.824 | 1’31.565 | 1’31.365 | 4 |
5 | 4 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1’31.994 | 1’31.668 | 1’31.378 | 5 |
6 | 9 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1’31.244 | 1’31.764 | 1’31.397 | 6 |
7 | 11 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー・フェラーリ | 1’32.465 | 1’31.848 | 1’31.644 | 7 |
8 | 3 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1’32.371 | 1’31.828 | 1’31.644 | 8 |
9 | 9 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー | 1’32.377 | 1’31.662 | 1’31.684 | 9 |
10 | 5 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1’32.606 | 1’31.838 | 1’31.827 | 10 |
11 | 15 | セルジオ・ペレス | マクラーレン・メルセデス | 1’32.718 | 1’31.989 | 11 | |
12 | 11 | ポール・ディ・レスタ | フォース・インディア・メルセデス | 1’32.286 | 1’31.992 | 12 | |
13 | 17 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・ルノー | 1’32.613 | 1’32.013 | 13 | |
14 | 12 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 1’32.673 | 1’32.063 | 14 | |
15 | 16 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ・ルノー | 1’32.875 | 1’32.093 | 15 | |
16 | 19 | ダニエル・リカルド | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1’32.804 | 1’32.485 | 16 | |
17 | 15 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 1:32.890 | 22 | ||
18 | 18 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1’33.357 | 17 | ||
19 | 23 | マックス・チルトン | マルシャ・コスワース | 1’34.320 | 18 | ||
20 | 20 | シャルル・ピック | ケータハム・ルノー | 1’34.556 | 20 | ||
21 | 21 | ギド・ヴァン・デル・ガルデ | ケータハム・ルノー | 1’34.879 | 19 | ||
22 | 22 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・コスワース | 1’34.958 | 21 |
2013年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 53 | 1:26’49.301 | 2 | 25 |
2 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 53 | +7.129 | 1 | 18 |
3 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 53 | +9.910 | 4 | 15 |
4 | 3 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 53 | +45.605 | 8 | 12 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー | 53 | +47.325 | 9 | 10 |
6 | 11 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー・フェラーリ | 53 | +51.615 | 7 | 8 |
7 | 12 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 53 | +1’11.630 | 14 | 6 |
8 | 9 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 53 | +1’12.023 | 6 | 4 |
9 | 5 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 53 | +1’20.821 | 10 | 2 |
10 | 4 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 53 | +1’29.263 | 5 | 1 |
11 | 14 | ポール・ディ・レスタ | フォースインディア・メルセデス | 53 | +1’38.572 | 12 | |
12 | 18 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 52 | 1周遅れ | 17 | |
13 | 19 | ダニエル・リチャルド | トロ・ロッソ・フェラーリ | 52 | 1周遅れ | 16 | |
14 | 15 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 52 | 1周遅れ | 22 | |
15 | 6 | セルジオ・ペレス | マクラーレン・メルセデス | 52 | 1周遅れ | 11 | |
16 | 16 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ・ルノー | 52 | 1周遅れ | 15 | |
17 | 17 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ・ルノー | 52 | 1周遅れ | 13 | |
18 | 20 | シャルル・ピック | ケータハム・ルノー | 52 | 1周遅れ | 20 | |
19 | 23 | マックス・チルトン | マルシャ・コスワース | 52 | 1周遅れ | 18 | |
Ret | 10 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 7 | パンク | 3 | |
Ret | 21 | ギド・ヴァン・デル・ガルデ | ケータハム・ルノー | 0 | 衝突 | 19 | |
Ret | 22 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・コスワース | 0 | 衝突 | 21 |
F1日本GP2012年シーズン

2012年シーズンポールポジションのレッドブルのベッテルが好スタートを切るが、2位グリッドのウェバーはスタートでホイールスピンをして出遅れてしまい、小林可夢偉が2位にポジションを上げて1コーナーに進入した。後方ではフェラーリのアロンソがアウトにマシンを寄せた際、行き場を無くしたロータスのライコネンのマシンのフロントウィングと接触してしまい、右リアタイヤがパンク。アロンソは1コーナーでスピンしてリタイアを喫した。2コーナーではザウバーのペレスと順位を争っていたロータスのグロージャンがブレーキングを誤り、レッドブルのウェバーのマシンに追突。ウェバーはスピンを喫して最後尾まで順位を落とし、その混乱に巻き込まれたメルセデスのロズベルグもセナに追突されリタイアした。のちにグロージャンにはペナルティが科され10秒ピットストップ、セナにはドライブスルーのペナルティが科された。1・2コーナー付近のアクシデントの処理のため、直ちにSCが出動した。
3周目にSCが解除されてレースが再開される。その時点で、1位はレッドブルのベッテル、ザウバーの小林可夢偉、マクラーレンのバトン、フェラーリのマッサ、ロータスのライコネン、マクラーレンのハミルトン、ザウバーのペレス、フォースインディアのヒュルケンベルグ、ウィリアムズのマルドナド、トロロッソのリカルドの順となる。
先頭のベッテルはハイペースで後続を引き離し、小林可夢偉とバトンが2秒ほどの差で2位を争う。6周目、ヘアピンでペレスがハミルトンをオーバーテイクして6位に浮上した。
14周目、3位のマクラーレンのバトンがピットインしてニュータイヤに交換すると、アンダーカットを警戒した小林可夢偉もこれに反応して翌周ピットインし、バトンの前でコースに復帰しバトンに対して順位をキープした。小林可夢偉、バトンともピットインを行っていないリカルドの後ろでペースが上がらず、18周目にピットインしたフェラーリのマッサが小林可夢偉とバトンを追い抜いてポジションを2つ上げて2位に浮上した。
ピットストップの間にハミルトンに再び先行されたペレスは、19周目、再びヘアピンでハミルトンを抜こうとしたが、スピンしてグラベルに捕まりリタイアした。トップのベッテルと2位マッサは互いにFLを更新しながら、10秒ほどの間隔で走行する。マッサから3秒差で小林可夢偉が続いたが、4位のバトンは無線でギアボックスの不調を訴えペースが思うように上がらない。
レース中盤にマクラーレン勢のペースが上がり、4位のバトンは3位の小林可夢偉、6位のハミルトンは5位のライコネンとの差を詰めた。30周目にライコネン、32周目に小林可夢偉とハミルトン、37周目にバトンが2回目のピットインを行い、ハミルトンはピットアウト後の1コーナーでライコネンを抑えて5位に順位を上げた。
レース終盤はバトンが小林可夢偉との差を縮め、3位争いが白熱する。バトンより5周早くタイヤ交換した小林可夢偉はタイヤのタレが苦しくなり、DRS圏内の1秒差まで追い詰められるが、忍耐強くミスをしない走りに徹してバトンにオーバーテイクの機会を与えなかった。1990年の鈴木亜久里以来の鈴鹿での日本人表彰台を期待するスタンドの大観衆のボルテージは否が応でも高まり、小林可夢偉とバトンの白熱したレース展開はチェッカーフラッグまで続き、バトンの執拗な追撃を抑えきった小林可夢偉が3位でチェッカーフラッグを受け、表彰台を獲得した。
小林可夢偉はバトンを抑えて3位を守り抜き、地元グランプリで自身初のF1表彰台を獲得した。日本人の表彰台獲得は1990年日本GPの鈴木亜久里、2004年アメリカGPの佐藤琢磨に続く3人目となった。表彰式の前には満員のグランドスタンドから「可夢偉コール」が発生し、小林は英語と日本語でファンの応援に対する感謝を述べた。
2012年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル-ルノー | 1’32.608 | 1’31.501 | 1’30.839 | 1 |
2 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル-ルノー | 1’32.951 | 1’31.950 | 1’31.090 | 2 |
3 | 3 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-メルセデス | 1’33.077 | 1’31.772 | 1’31.290 | 8 |
4 | 14 | 小林可夢偉 | ザウバー-フェラーリ | 1’32.042 | 1’31.886 | 1’31.700 | 3 |
5 | 10 | ロマン・グロージャン | ロータス-ルノー | 1’32.029 | 1’31.998 | 1’31.898 | 4 |
6 | 15 | セルジオ・ペレス | ザウバー-フェラーリ | 1’32.147 | 1’32.169 | 1’32.022 | 5 |
7 | 5 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1’32.459 | 1’31.833 | 1’32.114 | 6 |
8 | 9 | キミ・ライコネン | ロータス-ルノー | 1’32.221 | 1’31.826 | 1’32.208 | 7 |
9 | 4 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン-メルセデス | 1’33.061 | 1’32.121 | 1’32.327 | 9 |
10 | 12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 1’32.828 | 1’32.272 | no time | 15 |
11 | 6 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1’32.946 | 1’32.293 | 10 | |
12 | 11 | ポール・ディ・レスタ | フォース・インディア-メルセデス | 1’32.898 | 1’32.327 | 11 | |
13 | 7 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 1’33.349 | 1’32.469 | 23 | |
14 | 18 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ-ルノー | 1’32.834 | 1’32.512 | 12 | |
15 | 8 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1’33.015 | 1’32.625 | 13 | |
16 | 16 | ダニエル・リチャルド | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1’33.059 | 1’32.954 | 14 | |
17 | 17 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 1’33.370 | 1’33.368 | 19 | |
18 | 19 | ブルーノ・セナ | ウィリアムズ-ルノー | 1’33.405 | 16 | ||
19 | 20 | ヘイキ・コバライネン | ケータハム-ルノー | 1’34.657 | 17 | ||
20 | 24 | ティモ・グロック | マルシャ-コスワース | 1’35.213 | 18 | ||
21 | 22 | ペドロ・デ・ラ・ロサ | HRT-コスワース | 1’35.385 | 20 | ||
22 | 25 | シャルル・ピック | マルシャ-コスワース | 1’35.429 | 21 | ||
23 | 21 | ビタリー・ペトロフ | ケータハム-ルノー | 1’35.432 | 22 | ||
24 | 23 | ナレイン・カーティケヤン | HRT-コスワース | 1’36.734 | 24 |
2012年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル-ルノー | 53 | 1:28’56.242 | 1 | 25 |
2 | 6 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 53 | +20.639 | 10 | 18 |
3 | 14 | 小林可夢偉 | ザウバー-フェラーリ | 53 | +24.538 | 3 | 15 |
4 | 3 | ジェンソン・バトン | マクラーレン-メルセデス | 53 | +25.098 | 8 | 12 |
5 | 4 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン-メルセデス | 53 | +46.490 | 9 | 10 |
6 | 9 | キミ・ライコネン | ロータス-ルノー | 53 | +50.424 | 7 | 8 |
7 | 12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア-メルセデス | 53 | +51.159 | 15 | 6 |
8 | 18 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ-ルノー | 53 | +52.364 | 12 | 4 |
9 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル-ルノー | 53 | +54.675 | 2 | 2 |
10 | 16 | ダニエル・リチャルド | トロ・ロッソ-フェラーリ | 53 | +1’06.919 | 14 | 1 |
11 | 7 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 53 | +1’07.769 | 23 | |
12 | 11 | ポール・ディ・レスタ | フォース・インディア-メルセデス | 53 | +1’23.460 | 11 | |
13 | 17 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ-フェラーリ | 53 | +1’28.645 | 19 | |
14 | 19 | ブルーノ・セナ | ウィリアムズ-ルノー | 52 | +1’28.709 | 16 | |
15 | 20 | ヘイキ・コバライネン | ケータハム-ルノー | 52 | +1 Lap | 17 | |
16 | 24 | ティモ・グロック | マルシャ-コスワース | 52 | +1 Lap | 18 | |
17 | 21 | ビタリー・ペトロフ | ケータハム-ルノー | 52 | +1 Lap | 22 | |
18 | 22 | ペドロ・デ・ラ・ロサ | HRT-コスワース | 52 | +1 Lap | 20 | |
19 | 10 | ロマン・グロージャン | ロータス-ルノー | 51 | リタイア | 4 | |
Ret | 25 | シャルル・ピック | マルシャ-コスワース | 37 | エンジン | 21 | |
Ret | 23 | ナレイン・カーティケヤン | HRT-コスワース | 32 | リタイア | 24 | |
Ret | 15 | セルジオ・ペレス | ザウバー-フェラーリ | 18 | スピン | 5 | |
Ret | 5 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 0 | アクシデント | 6 | |
Ret | 8 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 0 | アクシデント | 13 |
F1日本GP2011年シーズン

2011年シーズンスタートでは予選2位のマクラーレンのバトンが好スタートを切り、PPのレッドブルのベッテルに並びかけたが、ベッテルはイン側のラインをキープして1位を死守したが、アウト側のラインをとったバトンはチームメイトのハミルトンに抜かれて3位に順位を落とした。バトンは無線でベッテルのドライビングを抗議したが、レースディレクターからはベッテルにペナルティは下されなかった。小林可夢偉はスタートでアンチストールモードが作動して加速が鈍り、7位から12位に大きく順位を後退させてしまった。
レッドブルのベッテルは逃げ切り体勢に入り、マクラーレンのハミルトンとの差を徐々に広げ始めた。6周目にはフェラーリのアロンソがDRSを使用してチームメイトのマッサをオーバーテイクし、4位に順位を上げた。
2位のマクラーレンのハミルトンはタイヤがタレはじめ急激にラップタイムが落ち、8周目にチームメイトのバトンに追い抜かれると、すかさずピットインし、最初のタイヤ交換を行う。9周目にはレッドブルのベッテル、10周目にはマクラーレンのバトン、フェラーリのアロンソ、レッドブルのウェバーも相次いでピットインした。上位はレッドブルのベッテル-マクラーレンのバトン-フェラーリのアロンソ-マクラーレンのハミルトン-フェラーリのマッサ-レッドブルのウェバーの順になった。12周目、ピットアウトしたトロロッソのブエミのフロントタイヤが外れ、リタイヤを喫する。
ベッテルはソフトタイヤの保ちが悪く、33周目に3回目のピットインを行うが、フォースインディアの2台の後ろでコース復帰することになり、大きくタイムロスした。マクラーレンのバトンは36周目にタイヤ交換を済ませ、37周目にピットインしたフェラーリのアロンソもベッテルの前2位で戦列に復帰。メルセデスのシューマッハはピットインを41周目まで遅らせ、メルセデスのハミルトンとフェラーリのマッサの間に割り込んで6位に順位を上げることに成功した。
日本GPで初優勝したマクラーレンのバトンは、「予選以外は完璧な週末を過ごした。」と記者のインタビューに答えた。
ミディアムタイヤを履いてのラストスティントはフェラーリのアロンソとレッドブルのベッテルのペースが良く、レース終盤にかけてマクラーレンのバトンとの差が縮まったが、バトンはタイヤを温存しており、52周目にFLを記録して逆にその差を拡げ、トップでチェッカーを受けた。今季3勝目、日本GPでは初優勝となる。ゴール直後、燃費が厳しかったバトンはパレードラップを走行する燃量が残っておらず、ピットレーン出口付近でマシンを止めてマシンから降り、グランドスタンドのファンに手を振った。3位でチャンピオンが確定したベッテルは、1コーナーのエスケープゾーンでドーナッツターンを披露した。
小林可夢偉は2ストップ作戦で入賞を目指していたが、SC導入にピットインを合わせた結果、残り28周を同じタイヤで走らなければならなくなり、レース終盤はタイヤがタレてレースペースが上がらず、次々と後続のマシンに追い抜かれて順位を落とし13位でチェッカーを受けた。チームメイトのペレスは2ストップを成功させて予選17位から8位に入賞。直近のライバルであるトロ・ロッソとのコンストラクターズ6位争いにおいて、貴重な4ポイントをもたらした。
2011年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1’33.051 | 1’31.424 | 1’30.466 | 1 |
2 | 4 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1’32.947 | 1’31.434 | 1’30.475 | 2 |
3 | 3 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1’32.843 | 1’31.139 | 1’30.617 | 3 |
4 | 6 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1’33.235 | 1’31.909 | 1’30.804 | 4 |
5 | 5 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1’32.817 | 1’31.612 | 1’30.886 | 5 |
6 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 1’33.135 | 1’31.576 | 1’31.156 | 6 |
7 | 16 | 小林可夢偉 | ザウバー・フェラーリ | 1’32.626 | 1’32.380 | no time | 7 |
8 | 7 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 1’33.748 | 1’32.116 | no time | 8 |
9 | 9 | ブルーノ・セナ | ルノー | 1’33.359 | 1’32.297 | no time | 9 |
10 | 10 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 1’32.877 | 1’32.245 | no time | 10 |
11 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 1’32.761 | 1’32.463 | 11 | |
12 | 15 | ポール・ディ・レスタ | フォースインディア・メルセデス | 1’33.499 | 1’32.746 | 12 | |
13 | 11 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 1’33.921 | 1’33.079 | 13 | |
14 | 12 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ・コスワース | 1’33.781 | 1’33.224 | 14 | |
15 | 18 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1’33.064 | 1’33.227 | 15 | |
16 | 19 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1’35.111 | 1’33.427 | 16 | |
17 | 17 | セルジオ・ペレス | ザウバー・フェラーリ | 1’34.704 | no time | 17 | |
18 | 20 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・ルノー | 1’35.454 | 18 | ||
19 | 21 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・ルノー | 1’35.514 | 19 | ||
20 | 25 | ジェローム・ダンブロシオ | ヴァージン・コスワース | 1’36.439 | 20 | ||
21 | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 1’36.507 | 21 | ||
22 | 22 | ダニエル・リチャルド | HRT・コスワース | 1’37.846 | 22 | ||
23 | 8 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | no time | 23 | ||
24 | 23 | ヴィタントニオ・リウッツィ | HRT・コスワース | no time | 24 |
2011年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 4 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 53 | 1:30’53.427 | 2 | 25 |
2 | 5 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 53 | +1.160 | 5 | 18 |
3 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 53 | +2.006 | 1 | 15 |
4 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 53 | +8.071 | 6 | 12 |
5 | 3 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 53 | +24.268 | 3 | 10 |
6 | 7 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 53 | +27.120 | 8 | 8 |
7 | 6 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 53 | +28.240 | 4 | 6 |
8 | 17 | セルジオ・ペレス | ザウバー・フェラーリ | 53 | +39.377 | 17 | 4 |
9 | 10 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 53 | +42.607 | 10 | 2 |
10 | 8 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 53 | +44.322 | 23 | 1 |
11 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 53 | +54.447 | 11 | |
12 | 15 | ポール・ディ・レスタ | フォースインディア・メルセデス | 53 | +1’02.326 | 12 | |
13 | 16 | 小林可夢偉 | ザウバー・フェラーリ | 53 | +1’03.705 | 7 | |
14 | 12 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ・コスワース | 53 | +1’04.194 | 14 | |
15 | 19 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 53 | +1’06.623 | 16 | |
16 | 9 | ブルーノ・セナ | ルノー | 53 | +1’12.628 | 9 | |
17 | 11 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 53 | +1’14.191 | 13 | |
18 | 20 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・ルノー | 53 | +1’27.824 | 18 | |
19 | 21 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・ルノー | 53 | +1’36.140 | 19 | |
20 | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 51 | +2 Laps | 21 | |
21 | 25 | ジェローム・ダンブロシオ | ヴァージン・コスワース | 51 | +2 Laps | 20 | |
22 | 22 | ダニエル・リチャルド | HRT・コスワース | 51 | +2 Laps | 22 | |
23 | 23 | ヴィタントニオ・リウッツィ | HRT・コスワース | 50 | +3 Laps | 24 | |
Ret | 18 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 11 | ホイール | 15 |
F1日本GP2010年シーズン

2010年シーズンポールポジションのレッドブルのベッテルが順位を落とさず1コーナーをクリアーするが、ウェバーはルノーのクビサにかわされ3位に順位を落とした。ウィリアムズのヒュルケンベルグがスタートを失敗し、後方から来たルノーのペトロフに接触され、ヒュルケンベルグはマシン後部を大破し、ペトロフもスタンド側のガードレールに激突した。1コーナーではフェラーリのマッサがイン側の芝生に乗り上げてコントロールを失い、フォースインディアのリウッツィのマシンの横に激突した。これらの接触で4台がリタイアし、ただちにSCが出動。さらに、2位クビサもSC走行中に右リアタイヤが脱輪してマシンを止めた。
7周目にSCが解除されてレースが再開。順位は、レッドブルのベッテル-レッドブルのウェバー-フェラーリのアロンソ-マクラーレンのバトン-マクラーレンのハミルトン-ウィリアムズのバリチェロで続く。レッドブルの2台が快調に飛ばし、5秒ほど遅れてアロンソが続く。レースが進むにつれ路面にラバーが乗り、コースコンディションは改善され、ソフトタイヤの耐久性への不安は解消された。
バトンは38周目までタイヤ交換を遅らせたが、ピットインで順位を上げることは出来ず、ハードタイヤでのロングラン戦略は失敗に終わった。ハミルトンはレース前に交換したギアボックスがまた故障して1速、2速、3速を失い、4位のポジションをチームからの無線指示でチームメイトのバトンに譲ることになった。
メルセデスのロズベルグとシューマッハはチームメイト同士で6位を争っていたが、47周目、逆バンク付近でロズベルグの左リアタイヤが脱輪し、クラッシュを喫したがレース距離を90%以上消化していたので、17位完走扱いになった。
レッドブルのベッテルはチームメイトのウェバーのプレッシャーを浴び続けながらも、冷静にレースを支配して53周を走り切り、ポール・トゥ・ウィンを達成した。第9戦ヨーロッパGP以来となる勝利で、チャンピオンシップではフェラーリのアロンソと同点の206ポイントに並んだ。アロンソはレッドブル向きのサーキットで、ウェバーとの点差拡大を最小限に抑えられたことに満足した。
2010年 日本GP予選 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:32.035 | 1:31.184 | 1:30.785 | 1 |
2 | 6 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 1:32.476 | 1:31.241 | 1:30.853 | 2 |
3 | 2 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1:32.809 | 1:31.523 | 1:31.169 | 8 |
4 | 11 | ロバート・クビサ | ルノー | 1:32.808 | 1:32.042 | 1:31.231 | 3 |
5 | 8 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:32.555 | 1:31.819 | 1:31.352 | 4 |
6 | 1 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:32.636 | 1:31.763 | 1:31.378 | 5 |
7 | 4 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:32.238 | 1:31.886 | 1:31.494 | 6 |
8 | 9 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 1:32.361 | 1:31.874 | 1:31.535 | 7 |
9 | 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ・コスワース | 1:32.211 | 1:31.926 | 1:31.559 | 9 |
10 | 3 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 1:32.513 | 1:32.073 | 1:31.846 | 10 |
11 | 22 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー・フェラーリ | 1:33.011 | 1:32.187 | 11 | |
12 | 7 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1:32.721 | 1:32.321 | 12 | |
13 | 12 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 1:32.849 | 1:32.422 | 13 | |
14 | 23 | 小林可夢偉 | BMWザウバー・フェラーリ | 1:32.783 | 1:32.427 | 14 | |
15 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 1:33.186 | 1:32.659 | 15 | |
16 | 17 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:33.471 | 1:33.071 | 16 | |
17 | 15 | ヴィタントニオ・リウッツィ | フォースインディア・メルセデス | 1:33.216 | 1:33.154 | 17 | |
18 | 16 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:33.568 | 18 | ||
19 | 18 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・コスワース | 1:35.346 | 19 | ||
20 | 19 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・コスワース | 1:35.464 | 20 | ||
21 | 25 | ルーカス・ディ・グラッシ | ヴァージン・コスワース | 1:36.265 | 21 | ||
22 | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 1:36.332 | 22 | ||
23 | 21 | ブルーノ・セナ | HRT・コスワース | 1:37.270 | 23 | ||
24 | 20 | 山本左近 | HRT・コスワース | 1:37.365 | 24 |
2010年 日本GP決勝 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Pos | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイヤ | Grid | Points |
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:32.035 | 1:31.184 | 1:30.785 | 1 |
2 | 6 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 1:32.476 | 1:31.241 | 1:30.853 | 2 |
3 | 2 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1:32.809 | 1:31.523 | 1:31.169 | 8 |
4 | 11 | ロバート・クビサ | ルノー | 1:32.808 | 1:32.042 | 1:31.231 | 3 |
5 | 8 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:32.555 | 1:31.819 | 1:31.352 | 4 |
6 | 1 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:32.636 | 1:31.763 | 1:31.378 | 5 |
7 | 4 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:32.238 | 1:31.886 | 1:31.494 | 6 |
8 | 9 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 1:32.361 | 1:31.874 | 1:31.535 | 7 |
9 | 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ・コスワース | 1:32.211 | 1:31.926 | 1:31.559 | 9 |
10 | 3 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 1:32.513 | 1:32.073 | 1:31.846 | 10 |
11 | 22 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー・フェラーリ | 1:33.011 | 1:32.187 | 11 | |
12 | 7 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1:32.721 | 1:32.321 | 12 | |
13 | 12 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 1:32.849 | 1:32.422 | 13 | |
14 | 23 | 小林可夢偉 | BMWザウバー・フェラーリ | 1:32.783 | 1:32.427 | 14 | |
15 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 1:33.186 | 1:32.659 | 15 | |
16 | 17 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:33.471 | 1:33.071 | 16 | |
17 | 15 | ヴィタントニオ・リウッツィ | フォースインディア・メルセデス | 1:33.216 | 1:33.154 | 17 | |
18 | 16 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:33.568 | 18 | ||
19 | 18 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・コスワース | 1:35.346 | 19 | ||
20 | 19 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・コスワース | 1:35.464 | 20 | ||
21 | 25 | ルーカス・ディ・グラッシ | ヴァージン・コスワース | 1:36.265 | 21 | ||
22 | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 1:36.332 | 22 | ||
23 | 21 | ブルーノ・セナ | HRT・コスワース | 1:37.270 | 23 | ||
24 | 20 | 山本左近 | HRT・コスワース | 1:37.365 | 24 |