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F1 シンガポール観戦ツアー | F1観戦ツアー専門のWST

F1シンガポールGP観戦ツアー_0101

F1 シンガポール観戦ツアー

・F1シンガポールGP開催日程

・F1シンガポールGPを現地で観戦するには何日かかる?

・スタンドからコースの景色

・F1開催国情報

・F1シンガポールGP観戦ツアーを楽しむ方法

・過去の予選とレース結果は?

F1シンガポールGPチケット

F1シンガポールGP観戦ツアー_0102

  

STAND AREA(金土日)  
ZONE 1 Super Pit Grand
ZONE 1 Pit Grand Stand
ZONE 1 Turn-1
ZONE 1 Turn-2
ZONE 1 Chicane Turn-1
ZONE 1 Pit Exit
ZONE 1 Pit Entry
ZONE 1 Twenty3
ZONE 1 Republic Grand Stand
ZONE 1 Promenade
ZONE 1 Orange Pit
ZONE 4 Connaught
ZONE 4 Padang A
ZONE 4 Padang B
ZONE 4 Stamford
ZONE 4 Orange Empress
Premier WalkAbout Combi
  (金)Pit
  (土)Pit
  (日)WalkAbout
Stamford WalkAbout Combi
  (金)Stamford
  (土)Stamford
  (日)WalkAbout
Stamford Combi
  (金)Pit
  (土)Padang
  (日)Stamford
Padang Combi
  (金)Stamford
  (土)Pit
  (日)Padang
Pit Combi
  (金)Padang
  (土)Stamford
  (日)Pit

F1シンガポールGP 開催日程

日程開催レース開催地
2024/09/20 (金)F1シンガポール グランプリ(GP)・フリー走行1
F1シンガポール グランプリ(GP)・フリー走行2
シンガポール市街地
2024/09/21 (土)F1シンガポール グランプリ(GP)フリー走行3、予選
シンガポール市街地
2024/09/22 (日)F1シンガポール グランプリ(GP)決勝レースシンガポール市街地

お客様独自のオリジナルプランの見積りをお作りします。

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①観戦したいレース。

②日本を出発する日付、現地で宿泊する日数(何泊)、現地を出発する日付、日本に帰着する日付。

①②を事前に決めれば見積り依頼をしやすいです。

WORLD SPORTS TRAVEL

06-4303-4364

MAIL:info@f1world.net

土日祝、夏季、年末年始

受付時間:10:00-18:00 定休日:土日祝

F1シンガポールGP 各スタンドからのコースの見え方

F1シンガポールGP観戦ツアー_0501

ZONE 1 Super Pit Grand

間近な距離でスターティング・グリッドに整列するマシンが見ることが出来るおススメのビューポイントで各チームのピットも目の前になり、表彰式の様子も近い距離で見ることが出来ます。F1シンガポールGPで最もグランドスタンドになります。決勝レースが開始される30分前からピットから各チームのマシンが出てきてスターティンググリッドに着いていきます。この時点からグリッドに着いているマシンの写真は撮り放題。マシンは停止していますし、マシンの周囲にはメカニックやクルーが大勢いるので、写真を撮るには抜群のシーン。ドライバーもマシンから降りてエンジニアやクルー、チーム監督などと軽く談笑するかたわら戦略の最終確認をしますので、その会話のやりとりの様子の写真を撮ることが出来ます。フォーメーションラップを終えたマシンが整列している様は圧巻です。数秒後にシグナルがブラックアウトして一斉にマシンはスタートし、少しでも上の順位でフィニッシュする為に、スタートに全身全霊の集中力を投入します。優勝するマシンがチェッカーフラッグを受ける為に最終コーナーを立ち上がって、このホームストレートに戻ってきた瞬間にコース両脇の花火が点火されるシーンはまさに見物で、その様子が目の前で観ることが出来ます。表彰台に最も近いスタンドになるので、デジカメのレンズを望遠に切り替えれば、ドライバーの表情が鮮明に撮れるでしょう。値段はかなり高額になりますが、思い切ってこのスタンドで観戦するのもアリ。

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ZONE 1 Pit Grand Stand

間近な距離でスターティング・グリッドに整列するマシンが見ることが出来るおススメのビューポイントで各チームのピットも目の前になり、表彰式の様子も近い距離で見ることが出来ます。

Super Pit観戦券と同じスタンドになりますが、違いはスタンドの上段がSuper Pit Grand Standで、下段がPit Grand Stand Standになります。両チケットの価格差は日本円で2万円弱。日本GPのグランドスタンドの価格と比較すると1.5倍くらい高い値段で設定されているので、割高に感じる人も多い。目の前のホームストレートはDRSが使える区間ですが、さほどオーバーテイクにまでは至らず、前車に接近するぐらいの効果が大体で、4コーナーから5コーナーにかけてのストレートでもDRSが使えるが、そのストレートに備えて接近する為にホームストレートのDRSを活用するドライバーがほとんどである。4コーナーからのストレートがシンガポールGPでは一番オーバーテイクが多い。しかしこの区間は両脇にホテルや商業施設が建っている為に観戦スタンドを設営することが出来ない。設営出来れば間違いなく、人気のスタンドになるのであろうが、そういった負の側面も、市街地サーキットの宿命である。このPit Grand StandはSuper Pit Grand Standと同じで各チームのピットが目の前にあり、各チームのピット作業を観ることが出来ますし、表彰式の様子も近い距離で観ることが出来ます。このスタンドで観戦する人はデジカメに望遠レンズを準備しておくと、ドライバーの表情が写った写真などが撮れる可能性が高いです。

F1シンガポールGP観戦ツアー_0503

ZONE 1 Turn-1

1コーナーになります。
スタート直後の順位の争いや、オーバーテイクシーンを見ることが出来ます。

ホームストレートエンドの先、つまり1コーナー前に設置されたスタンドになります。かつてはスタート直後にフェラーリの2台のマシンの同士討ちがありました。フェラーリ2人のドライバーである、ベッテルもライコネンもレース開始早々にリタイヤを喫し、フェラーリチームにとっては悪夢のような出来事。1コーナーには一応、ランオフエリアが設けられていますが、マシンの直進先にあたるので、トラブルやクラッシュがあった際にここにマシンと停めると間違いなくセーフティーカーが出動することになります。4コーナー先のバックストレートと比較すると、ホームストレートでのオーバーテイク数はかなり少ないのですが、可能性はゼロではありません。バックストレートにはスタンドが設営されていないので、オーバーテイクシーンを観たい人には、この1コーナーのスタンドがおススメです。1コーナースタンドの観戦券は非常に高額で、鈴鹿サーキットのグランドスタンドよりも数万円割高です。せっかくシンガポールまでF1を観に行くのだから、観戦スタンドにはこだわりたい人にはおススメのスタンドです。

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ZONE 1 Turn-2

1コーナーになります。
スタート直後の順位の争いや、オーバーテイクシーンを見ることが出来ます。

1コーナーから2コーナーにかけてもマシンのバトル、サイドバイサイドのオーバーテイクを観ることが出来ます。1コーナーから2コーナーにかけては緩いS字になっているので、1コーナーで前車をオーバーテイクに成功しても追い抜いたマシンにサイドバイサイドで喰らいつかれ、2コーナーで抜き返されるということが度々起こります。コースレイアウトが意図的に、そういったシーンが演出されるように設計されているのですが、その際どいバトルシーンを目の前で観ることが出来るスタンドになります。位置的にはホームストレートが直線上になり、続く2コーナー、3コーナーへのマシンのライン取り、オーバーテイクシーンなどが観れます。このスタンドの観戦券は非常に高額で、鈴鹿サーキットのグランドスタンドよりも数万円割高です。せっかくシンガポールまでF1を観に行くのだから、観戦スタンドにはこだわりたい人にはおススメのスタンドです。

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ZONE 1 Turn-3

3コーナーになります。1-2の複合コーナーでの順位争いがこの3コーナーまでもつれることが多く、サイドバイサイドの争いでクラッシュにまで発展する時があります。1コーナーから2コーナーにかけて繰り広げられたサイドバイサイドのバトルがこの3コーナーで決着がつきます。その決着シーンを観ることが出来るスタンドになるのですが、基本的には、3コーナーのイン側のラインを確保したマシンがバトルに勝利するのですが、まれにこの3コーナーでも勝負がつかず、この3コーナーをサイドバイサイドで2台のマシンが駆け抜けて行き、4コーナーまでもつれるシーンがあります。4コーナーから5コーナーにかけては約800mのストレート区間になり、ここで順位争いに負けても、バックストレートで前車のスリップに入り、オーバーテイクをするシーンにまでバトルが延々と続いていくシーンがあります。このスタンドはそういったシーンを観ることが出来るので、観戦券の価格がシンガポールGPでは最も高額になります。余程、強いこだわりがなければなかなか手が出せない価格になっています。どうしてもこのTurn-3のスタンドで観たい!という人にはおススメ出来ますが、そこまで強いこだわりが無い人は他のスタンドでも十分に楽しめますので、他に選択肢を持たれたほうが良いでしょう。

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ZONE 1 Promenade

2022年に新設されたスタンドです。比較的にチケットの価格はリーズナブルでありますが、オーバーテイクが見られるスタンドではありません。スタンド前の通過速度は中速になります。マシンの写真を撮るには向いています。

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ZONE 1 Chicane @ Turn 1

ピットロードからコースに復帰する手前の1-2コーナーの内側に2023年に新設されたスタンドになります。コースに復帰する手前はレギュレーションで速度制限が掛けられているのでコックピットの中の様子が肉眼で確認が出来る距離になります。ステアリングを操作している動作も視認出来、撮影ポイントには絶好のスタンドと言えるでしょう。もちろん1-2コーナーでのバトルの様子も非常に近い距離で観る事が出来ます。

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ZONE 4 Stamford

抜きどころの少ないシンガポールですが、このスタンド手前の6コーナーでオーバーテイクが繰り広げられます。バックストレートから立ち上がってきた場所に設営されているスタンドになります。市街地コースという特性上、ホテルや商業施設等が立ち並んでいる為に、このスタンドからバックストレートの様子を見ることは出来ません。様々な建物が視界を遮っている為です。

90度コーナーから立ち上がってきたマシンが続くコーナーへ向けて加速していく時のエンジン音が楽しめます。このスタンドの価格は他のスタンドと比較して割安に設定されていますが、高速スピードで一瞬で目の前をマシンが通り過ぎるより、低速スピードで通過するマシンの姿をじっくり堪能したい人にはおススメのスタンドです。

バトルを観たい!
オーバーテイクシーンを観たい!
高速で走るマシンを観たい!

ということを望んでいる人は他のスタンドで観戦することをおススメします。

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ZONE 4 Padang

英国による19世紀の統治時代を彷彿させる建物が目の前にあるエリアになります。スタンド裏ではライブなどのイベントが催されています。

Padangにはスタンドが2つあります。
Padang-Aというスタンドと、
Padang-Bというスタンドです。

スタンドの目の前は圧倒的な歴史の重厚感を彷彿させる建物が建っているのが特徴で、外国の雰囲気を感じた人にはおススメのスタンドです。

このスタンド前ではまずオーバーテイクは見られません。オーバーテイクするにはあまりにも短すぎるストレートがその要因です。

このスタンド裏は大きな広場になっていて、毎年、この広場に特設ステージが設営されて、海外から有名なアーティストが数多く招待され、ライブステージが開催されています。

F1シンガポールGPの目玉のイベントで、このライブステージを楽しみにしている人が大勢います。シンガポールGPの公式サイトhttps://singaporegp.sg/enでも招待されるアーティスト情報が掲載されていますので、そちらは必ずチェックされたほうが良いでしょう。

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ZONE 4 Empress

シンガポール市街地コースで最もコース幅が狭いエリアになります。

シンガポールGPで最も小さなスタンドにります。目の前のコース幅が6m~7mと非常に狭く、そのコース幅の狭さからマシンをウォールにヒットさせてしまうドライバーがいままでにたくさんいました。初開催の2008年当時と比較してコースレイアウトは弱冠変えられています。改修理由はマシンのウォールへのヒットを減らすこと。マシンがこの狭いコース幅の箇所でリタイヤを喫してしまって、そこでマシンを止めてしまうような事態になっては、レースを赤旗中断をしなければならず、2時間ルールでレースを最後の周回数まで消化出来ないからです。

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ZONE 4 Connaught

意外とこのスタンド前でのオーバーテイクがあります。コースの向こう側にはマーライオンがいます。

13コーナーから立ち上がったマシンが14コーナーまでの約650mのストレート区間で前車のオーバーテイクを試みる様子が目の前で観ることが出来るスタンドです。

13コーナーを巧みなライン取りでクリアーして、立ち上がりを上手くトラクションをかけて、14コーナーまでのストレート区間を使って前車をオーバーテイクしていくというドライビング、作戦を執るドライバーが非常に多く、意外とこの箇所でバトルやオーバーテイが数多く展開されているということを知らないファンが多く、このConnaughtスタンドは穴場的なスタンドです。バトルが観れる他のスタンドと比較して、価格では半分ぐらいでかなりお得な価格設定のスタンドになります。

ホームストレートや、1コーナー、2コーナーのスタンドではオーバーテイクが観ることは出来ますが、値段がかなり割高なので、そのあたりを判断材料にされている人にとってはこのConnaughtスタンドをおススメします。

このスタンドの目の前のコースの向こう側にはマーライオンが鎮座しています。またさらにその向こう側にはマリーナベイサンズがあり絶好の眺めです。

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ZONE 4 Esplanade Watefront

海岸線エリアのうちのスタンドです。スタンドの目の前は16コーナー、17コーナーでいずれも市街地コースの特徴的な90度ターンになります。16コーナーから17コーナーまでの距離は非常に短く、低速でマシンは走るのでバトルは皆無です。パレードラップの如く、マシンは目の前を通り過ぎていくだけなので、このスタンドで観戦しても満足感はないでしょう。

観戦券の値段もこのスタンドの正面に位置するBayスタンドよりも高く、一番最後に売れ残るスタンドで他のスタンド席が全て完売していた時の最後の選択肢です。

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ZONE 4 Orange @ Empress

このスタンド前の縁石の形状が「蒲鉾」に良く似ており、2022年からのグランドエフェクトマシンにとって厄介な代物になっている。ドライバーが少しでも気を緩めてここの縁石を跨いでしまうとマシン底面がダメージを受けてしまい、ダウンフォースの大幅低下になり、決勝レースの順位に影響を与えてしまう事から、ドライバーからの評判は悪い。

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ZONE 3 Bay

シンガポールGPで一番大きなスタンドになります。
初開催の2008年ではこのスタンド前でクラッシュゲート事件がありました。目の前はシンガポールの高層ビル群とマリーナベイサンズで都会的な景色が広がるエリアのスタンドです。

シンガポールの都会的な雰囲気、夜景の美しさが一番感じられるスタンドです。野球場の内野席クラスの大規模なスタンドであります。スタンド席の値段はシンガポールGPでは一番安価で、もっともリーズナブルな価格設定になっています。他のスタンドは往々にして、他に開催されているグランプリよりも割高な価格のスタンドが多い中、唯一、このBayスタンドの価格がリーズナブルです。価格重視の方にはおススメのスタンドです。スタンドからの眺めも一番良いです。

 

F1シンガポールGP・シンガポール市街地

首都:シンガポール。
人口:561万人。
物価:日本よりやや割安感がある。
通貨:シンガポールドル。
時差:-1時間。
気温:F1開催時の平均気温24度~31度。
公用語:マレー語、英語、タミル語。(中国語を話す人も多い)
サーキット:シンガポール・市街地コース。
開催期間:2024年9月20日~2024年9月22日。
開始時刻:20時00分(日本時間21時00分)。
観戦時の服装:半袖シャツ。
シンガポール近郊の観光名所:サンズスカイパーク、シンガポールフライヤー、スーパーツリーグローブ、がおススメです。

2008年から開催されているナイトレースも第1回開催の際は視界性、安全面などが危惧された。2時間ルールが適用される確率が一番高いコースでもある。市街地コースであるがゆえに90度コーナーが多い。ランオフエリアも1・2コーナー以外にはなく、ガードレールへの接触事故になると、即セーフティーカ―が出動となり、それまでの順位が大きくシャッフルされることもしばしば発生。ネルソン・ピケJrによるクラッシュゲート事件は故意に接触しセーフティーカ―を出動させチームメイトのアロンソを優勝させるという事件に発展し、パット・シモンズ、フラビオ・ブリアトーレの重鎮を追放処分に。後年、パット・シモンズはF1界に復帰したが、フラビオ・ブリアトーレはダーティーなイメージも影響してか復帰には至っていない。

昼間はシンガポール観光、夜はレース観戦のスタイルが一般的。

F1シンガポールGP観戦ツアーを楽しむ方法

シンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットは、公
道コースとして2008年から使われているF1コースです。

シンガポール中心部と隣接するマリーナ湾岸地域にまたがって特設されています。公道の75%はシンガポール政府が管理しており、国全体でF1を盛り上げているのが特徴です。

シンガポールF1観戦ツアーの4つの見どころ

シンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットは2008年から使われているF1コースです。
ここでは、マリーナベイ・ストリート・サーキットを楽しむための見どころを5つ紹介します。

F1史上初のナイトレースが開催されたコース

シンガポールのF1と言えば、一番有名なのは「ナイトレース」です。マーライオンや巨大観覧車シンガポールフライヤーなどの観光名所の近くを、ライトアップされた街をF1レースが駆け抜ける。それがシンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットの一番の魅力です。
コアなF1ファンにも、世界初のナイトレース開催地として人気を博しています。日本からもシンガポールへは比較的簡単にアクセスできることから、人気のF1観戦ツアー先になっています。
アブダビやカタールでもナイトレースは開催されていますが、シンガポールは「聖地」としての地位を今でも保ち続けています。

市街地で300km/h以上の疾走感

F1と聞けば、専用のF1コースでF1マシンが疾走するイメージを持たれる方が多いかもしれません。しかし、シンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットでは市街地を本物のF1マシンが疾走する風景を楽しむことが出来ます。市街地で300km/hの車が疾走するのはF1だからこそ楽しめます。「走る」機能を突き詰めたF1マシンが、きれいに整備されたシンガポールの建築物や道路を、疾走する光景はあなたを非日常の世界に連れて行ってくれることでしょう。

幻のターン10「シンガポール・スリング」

マリーナベイ・ストリート・サーキットは3つの有名なコーナーが存在します。第2代大統領にちなんで名付けられたベンジャミン・シアーズ・ブリッジがコースの通過部分になっている「シアーズ」。第二次世界大戦の民間人犠牲者を追悼する記念碑近くのコーナー「メモリアル」。

そして、有名カクテルにちなんだ「シンガポール・スリング」です。シンガポールの有名なホテルラッフルズホテルで生まれた、シンガポールを代表するカクテルです。しかし、コース10「シンガポール・スリング」が有名なのは、名前の影響だけではありません。『ウォールバンガー(壁たたき)』と言われる急カーブがF1ドライバーに高度なテクニックを求めていました。しかし、現在ではその危険性やF1ドライバーからの批判によってコースは変更され、現在では使用されていません。

マリーナベイ・サウンズを拠点にF1を楽しむ

せっかくシンガポールに行くなら、F1以外にも観光は外せません。観光も楽しみたい方なら、シンガポール1有名なマリーナベイ・サンズに宿泊してはいかがでしょうか。マリーナベイ・サンズは、屋上プールが有名でInstagramやFacebookでもたくさんの写真が投稿されているフォトジェニックなスポットとしても有名です。レース観戦する際にも、レース会場の最寄り駅であるニコルハイウェイ駅からマリーナベイ・サンズの最寄り駅ベイフロント駅まではわずか2駅なので、移動も簡単です。
スカイパークのレストランや展望デッキまた、ホテルから移動しなくともマリーナベイ8ホテルから
F1観戦することも可能です。スカイパークのレストラン、展望デッキであれば食事やお酒をしみながら昼はゆっくりプールで街並みを楽しみ、夜はシンガポールの繁華街でアジアのエキゾチックな雰囲気を楽しみましょう。

2時間以上に及ぶレース

マリーナベイ・ストリート・サーキットでは、決勝ワンラップタイムが2分近くになるため、チェッカーフラグまで2時間近くかかります。シンガポールGPは、F1シリーズの中でも最長のレースであり、
ドライバーやマシン、チームに試練を与えます。

以上、F1観戦ツアーを現地で楽しむ方法(シンガポール編)でした。シンガポールは日本から直行便で約7時間と近いです。幻想的なF1レースを楽しめるシンガポールF1観戦ツアーに是非参加してくださいね。

マリーナベイ・市街地・サーキットは過酷なレース

市街地のF1ナイトレースは、幻想的でとても華やかですが、ドライバーやチーム関係者にとっては非常に過酷な開催地であり、特にエンジニアにとっては昼間のレースとは大きく条件が異なる為、マシンのセットアップの方向性などを確認することに大いに悩まされます。そういった裏事情までを頭に入れて
じっくりと観戦すればF1観戦ツアーをもっと楽しむことが出来るでしょう。

セーフティーカー出動率100%の過酷レース

過去12年の歴史で、F1シンガポールGP開催においてセーフティーカーの出動率が100%という驚異的な過酷さを物語っています。市街地の公道でレースを行うため、通常のサーキットと比較して全体的にコース幅がとても狭く、最も狭い箇所では約8mしかありません。シンガポールGPの過酷さはコース幅の狭さだけではありません。乾季に開催されるとはいえ、熱帯特有の高温多湿の気温と湿度が容赦なく集中力と体力を奪っていき、ドライバーを疲弊・消耗させていきます。極限にまで極められたドライバーの精神力とドライビングテクニックを間近で見ることが出来るのは、シンガポールまで足を運ぶ醍醐味だと言えるでしょう。

F1シンガポールGP過去の予選とレース結果は?

2007年5月、シンガポール政府が2008年からF1シンガポールグランプリを開催することを発表した。1年目の2008年のレースは、シンガポール・テレコムをタイトル・スポンサーシップに、「Singtel Sinpore Grand Prix」として9月26日に開幕し、決勝レースは9月28日に開催された。

アジアでのF1グランプリの開催は、日本(日本GP(1976年に富士スピードウェイで初開催されるが1977年の死亡事故でいったん開催が終了。1987年から開催地を鈴鹿に移して再開)、パシフィックGP(1994年と1995年にTIサーキット英田で開催))、マレーシア(1999年に初開催、2017年で終了)、バーレーン(2004年に初開催、現在も継続中)、中華人民共和国(2004年に初開催、現在も継続中)に次いで5ケ国目となる。乾季の9月に開催されているが、10年目の2017年にウェットコンディションでレースがスタートした。

モナコGPと同様に観光客の誘致と、シンガポールのブランドイメージを世界に発信することが目的とされている。経済効果は毎年1億5,000万シンガポールドル(約100億円)。開催費用の60%をシンガポール政府が負担している。当初は5年契約であったが、2012年には2017年までの契約更新が発表。2017年には開催契約が2021年まで延長され、2019年には2028年まで開催契約が延長された。

2023 F1シンガポールGPの予選とレース結果は?

F1シンガポールGP観戦ツアー_0301

レッドブルとレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンの連勝記録が遂に潰えた。フェラーリのカルロス・サインツがポール・トゥ・ウインを飾った。フェラーリのカルロス・サインツと同じく使い古したハードタイヤで終盤を迎えた僚友フェラーリのシャルル・ルクレールはコンマ3秒差でレッドブルホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンを振り切り4位。アルピーヌのエステバン・オコンの不運もあってチームメイトのアルピーヌのピエール・ガスリーが6位でチェッカーを受けた。マクラーレンのピアストリはマクラーレンのランド・ノリスとは異なり旧スペックながらも、堅実にレースを戦って7位を確保。ケビン・マグヌッセンが10位に滑り込んだ。

アルファタウリ勢はアルファタウリホンダRBPTの角田裕殻裕毅が1Lap目にレッドブルホンダRBPTのセルジオ・ペレスと接触。クルマのダメージにより1Lapも走り切れずにリタイヤした一方、リアム・ローソンはアルファタウリの今季最高成績を塗り替える9位でフィニッシュした。

2023 F1シンガポールGP 予選

2023 F1シンガポールGP 予選
PosNoドライバーチームQ1Q2Q3Grid
155サインツフェラーリ1:32.3391:31.4391:30.9841
263ラッセルメルセデス1:32.3311:31.7431:31.0562
316ルクレールフェラーリ1:32.4061:32.0121:31.0633
44ノリスマクラーレン・メルセデス1:32.4831:31.9511:31.2704
544ハミルトンメルセデス1:32.6511:32.0191:31.4855
620マグヌッセンハース・フェラーリ1:32.2421:31.8921:31.5756
714アロンソアストンマーチン・メルセデス1:32.5841:31.8351:31.6157
831オコンアルピーヌ・ルノー1:32.3691:32.0891:31.6738
927ヒュルケンベルグハース・フェラーリ1:32.1001:31.9941:31.8089
1040リアム・ローソンアルファタウリ・ホンダRBPT1:32.2151:32.1661:32.26810
111フェルスタッペンレッドブル・ホンダRBPT1:32.3981:32.173 11
1210ガスリーアルピーヌ・ルノー1:32.4521:32.274 12
1311ペレスレッドブル・ホンダRBPT1:32.0991:32.310 13
1423アルボンウィリアムズ・メルセデス1:32.6681:33.719 14
1522角田裕毅アルファタウリ・ホンダRBPT1:31.991 15
1677ボッタスアルファロメオ・フェラーリ1:32.809 16
1781ピアストリマクラーレン・メルセデス1:32.902 17
182サージェントウィリアムズ・メルセデス1:33.252 18
1924アルファロメオ・フェラーリ1:33.258 19
2018ストロールアストンマーチン・メルセデス1:33.397 20

2023 F1シンガポールGP 決勝

2023 F1シンガポールGP 決勝
PosNoドライバーチーム周回数タイム/リタイヤGridPoints
155サインツフェラーリ621:46:37.418125
24ノリスマクラーレン・メルセデス62+0.812s418
344ハミルトンメルセデス62+1.269s515
416ルクレールフェラーリ62+21.177s312
51フェルスタッペンレッドブル・ホンダRBPT62+21.441s1110
610ガスリーアルピーヌ・ルノー62+38.441s128
781ピアストリマクラーレン・メルセデス62+41.479s176
811ペレスレッドブル・ホンダRBPT62+54.534s134
940リアム・ローソンアルファタウリ・ホンダRBPT62+65.918s102
1020マグヌッセンハース・フェラーリ62+72.116s61
1123アルボンウィリアムズ・メルセデス62+73.417s14
1224Lapアルファロメオ・フェラーリ62+83.649s19
1327ヒュルケンベルグハース・フェラーリ62+86.201s9
142サージェントウィリアムズ・メルセデス62+86.889s18
1514アロンソアストンマーチン・メルセデス62+87.603s7
1663ラッセルメルセデス61DNF2
NC77ボッタスアルファロメオ・フェラーリ51DNF16
NC31オコンアルピーヌ・ルノー42DNF8
NC22角田裕毅アルファタウリ・ホンダRBPT0DNF15